【転スラ】最終回がひどいといわれているのはなぜ?理由や結末を紹介
小説作品の『転生したらスライムだった件(転スラ)』は最終回に対して内容がひどいという評価が存在しています。『転生したらスライムだった件(転スラ)』のあらすじや結末、そして原作とアニメ版の最終回がひどいといわれる理由について紹介をしていきます。
目次
【転スラ】とは?
内容や結末について様々な評価が存在している『転生したらスライムだった件(転スラ)』は、異世界ファンタジージャンルの小説作品として高い人気を集めています。ここからは『転生したらスライムだった件(転スラ)』の作者について、また『転生したらスライムだった件(転スラ)』の原作やアニメ版の概要についてそれぞれ紹介をしていきます。
転生したらスライムだった件の作者
『転生したらスライムだった件(転スラ)』の作者は日本のライトノベル作家である"伏瀬"となっています。伏瀬は"小説家になろう"という小説投稿サイトに『転スラ』の投稿を行っており、SNSアカウントを使用せずに小説家になろうの活動報告欄で読者に対するお知らせを行っています。
転生したらスライムだった件の原作の概要
最終回がひどいと言われている『転スラ』の原作は、上記で紹介をしたライトノベル作家の伏瀬が著者となっている小説作品です。『転スラ』の原作は"小説家になろう"に2013年から2015年まで連載が行われており、前述のwebサイトによる連載に加えて書籍化も行われた作品となっています。『転スラ』は原作を基にアニメ化や漫画化等も行われる程の人気を誇る小説作品となっています。
転生したらスライムだった件のアニメや漫画版の概要
原作が人気となった『転スラ』は漫画化が行われており、原作と漫画版を基にしてアニメ化も行われました。アニメ版の『転スラ』は2018年の10月から配信が行われており、第二期が2021年の1月から開始される等と人気のアニメ作品となっています。アニメ版の『転スラ』は小説版の著者である伏瀬も高く評価しており、アニメ版特有の魅力が含まれた作品として多くの視聴者から愛されています。
【転スラ】原作最終回がひどいといわれている理由
『転スラ』の原作は多くの読者を魅了する物語によって高い人気を獲得していますが、最終回に関しては内容がひどいという否定的な意見も存在しています。『転スラ』の原作の最終回では様々な理由から否定的な意見が生まれている為、読者によって評価が大きく分かれる内容となっています。ここからは『転スラ』の原作のあらすじと結末、また原作の最終回に対して否定的な意見が存在している理由について紹介をしていきます。
転スラの原作の最終回のあらすじと結末
『転スラ』の原作の最終回は主人公の"リムル=テンペスト"がラスボスに勝利して、現代日本にて異世界に転生する前の"三上悟"に戻る内容となっています。現代日本で通り魔に刺されていた三上悟でしたが、原作の最終回では生き返る事に成功して自身の後輩である"田村"に異世界転生について話すという結末を迎えています。
転スラの原作の最終回がひどいといわれている理由
異世界転生をしてスライムから魔王へと成長しながらリムル=テンペストとして活躍をしていた主人公が転生前の一般的な人間である三上悟に戻るという結末を迎えた『転スラ』の原作の最終回でしたが、最終回の内容に対して読者達から多数の意見が挙げられています。ここからは『転スラ』の原作の最終回がひどいといわれる二つの大きな理由について紹介をしていきます。
理由①夢オチのような展開
『転スラ』の原作の最終回がひどいといわれている理由の一つ目は夢オチのような展開となっている事です。最終回では上記で紹介をした通りリムル=テンペストが三上悟に戻るまでの内容となっていますが、異世界での出来事が夢であったかのような結末となっています。これまでの異世界での物語がただの夢だったという結末に対して読者は夢オチという展開がありきたりでひどいという声を上げています。
理由②生き返りがチート能力すぎる
『転スラ』の原作の最終回がひどいといわれている理由の二つ目は生き返りがチート能力である事です。三上悟は通り魔による事件に巻き込まれた事によって重傷を負っていました。リムル=テンペストは自身の能力によって三上悟の傷を治すだけでなく分身の意識を移して生き返らせており、前述の能力が三上悟を生き返らせる為とはいえ都合の良すぎる能力であった事から読者達からひどいと評価されています。
【転スラ】アニメがひどいといわれている理由
原作の最終回について読者から多くの意見が挙げられている『転スラ』ですが、上記で紹介をした原作の最終回に関する評価以外にもアニメ版の内容についてひどいとの評価が存在しています。ここからはアニメ1期の『転スラ』の最終回がひどいといわれている理由について、また『転スラ』のアニメ2期や配信予定のアニメ3期に対する視聴者達の評価と考察について紹介をしていきます。
転スラのアニメ1期の最終回がひどいといわれている理由
原作の人気からアニメ化が行われている『転スラ』ですが、アニメ版の1期の最終回についてひどいという評価が存在しています。アニメ1期の『転スラ』の評価は原作とは異なりストーリーの内容ではなく主にアニメオリジナルの要素についての意見となっています。ここからは『転スラ』のアニメ1期の最終回がひどいとされている理由について紹介をしていきます。
理由①総集編がいらない
アニメ1期の『転スラ』にはストーリー本編とは別に"閑話:ヴェルドラ日記"というアニメ1期の総集編が存在しています。閑話:ヴェルドラ日記ではリムル=テンペストの体内にいる"ヴェルドラ"と"イフリート"がこれまでの物語を振り返る会話をするという内容となっており、『転スラ』の視聴者達からは前述の会話シーンが殆どである総集編がいらないという声が上がっています。
理由②終わり方のキリが悪い
アニメ1期の『転スラ』の視聴者からは終わり方のキリが悪いとの評価が存在しています。アニメ1期の『転スラ』の最終回は"坂口日向"に関係する意味深な描写が存在しており、『転スラ』の物語の続きが気になる最終回となっていました。しかし『転スラ』のアニメ1期が最終回を迎えた時点ではアニメ2期の開始が確定していなかった為、アニメ版の続きが見れない可能性によってひどい終わり方という評価を受けていました。
転スラのアニメ2期はひどい?
アニメ版の『転スラ』ではアニメ1期に続いてアニメ2期が配信されていますが、アニメ2期の内容についても視聴者達から否定的な意見が上がっています。アニメ2期の『転スラ』に対して視聴者からは作画についての言及が多く存在しており、キャラクターデザインの変化や戦闘シーンの迫力についてアニメ1期と比較して残念な描写となっているとの声が多く存在しています。
転スラのアニメ3期はひどい?
アニメ版の『転スラ』では2024年の春からアニメ3期の配信が予定されています。『転スラ』のアニメ3期の発表について視聴者達からは続編が公開される事に対する喜びの声が上がっていますが、これまでの『転スラ』のアニメ版の内容や結末から1期2期と同様に作画や最終回の内容に否定的な声が多くなるのではないかという考察も存在しています。
【転スラ】あらすじ内容を解説
アニメ3期の配信が予定されている程の人気作品となっている『転スラ』は長編作品である事から物語の中に複数の節目が存在しています。『転スラ』は小説版や漫画版等によって詳細な部分に変化が存在するものの原作の物語に沿った内容となっています。ここからは『転スラ』の原作となっているwebサイトにて連載が行われた内容である物語の中の〇〇編毎のあらすじについて紹介をしていきます。
あらすじ①地位向上編
『転スラ』の"地位向上編"では主人公の三上悟がスライムに転生してから人間へと変身できるようになるまでの物語となっています。スライムに転生した三上悟は"リムル"という名をドラゴンの"ヴェルドラ"から与えられ、異世界にて"リムル=テンペスト"として活動する事になります。ヴェルドラと出会った洞窟を出たリムル=テンペストはゴブリンやドワーフ等の様々な種族との交流を経て街づくりを行いました。
あらすじ②森の騒乱編
『転スラ』の"森の騒乱編"ではリムル=テンペストによって多くの種族が協力関係になっていきます。ゴブリンと共に街づくりを行っていたリムル=テンペストはオーガ達から攻撃を受けます。オーガ達からの誤解を解いて仲間となったリムル=テンペストはオークの攻撃からリザードマン達を守る為に行動します。オーク軍のボスに勝利したリムル=テンペストは"ジュラの森大同盟"によって複数の種族が協力関係となった森を治めます。
あらすじ③王都生活編
『転スラ』の"王都生活編"ではジュラの大森林で多くの魔物を治めるようになったリムル=テンペストが、人間や魔王達との交流を始めていく内容となっています。リムル=テンペストはジュラの大森林の勢力が目立ってきた事で人間や魔王達から注目されるようになります。ドワーフ王国の国王ガゼルから信用されたリムル=テンペストは"テンペスト"という国家として外交を行うようになりました。
あらすじ④魔王誕生編
『転スラ』の"魔王誕生編"ではリムル=テンペストが魔王になるまでの経緯が描かれています。"ファルムス王国"からの攻撃を受けたテンペストでは大鬼族の"シオン"を含む多くの魔物が死亡していました。敵対勢力との戦闘を決意したリムル=テンペストは、魔王に覚醒をしたら死亡した魔物達を生き返らせる事が可能となるという情報を入手します。リムル=テンペストは敵を倒す事によって手に入れた多くの魂によって魔王となりました。
あらすじ⑤聖魔対立編
『転スラ』の"聖魔対立編"ではリムル=テンペストと坂口日向との戦闘が描かれています。ファルムス王国によるテンペストに対する攻撃が失敗した事を受けて、ファルムス王国所属の聖騎士である坂口日向はリムル=テンペストとの戦闘を行います。坂口日向以外の聖騎士もテンペストに対する攻撃に参加しており、坂口日向に勝利したリムル=テンペストは激しい戦いを経て和解する事に成功します。
あらすじ⑥魔都開国編
『転スラ』の"魔都開国編"ではリムル=テンペストが様々な種族と協力して作ったテンペストの開国式が行われています。魔王達の宴である"ワルプルギス"に参加して他の魔王達から魔王として認められたリムル=テンペストは、テンペストの正式な開国式を行おうとします。リムル=テンペストはダンジョンの作成や武闘会の開催を考え付いており、リムル=テンペストがダンジョンの運営を開始していきます。
あらすじ⑦魔人暗躍編
『転スラ』の"魔人暗躍編"では"神楽坂優樹"の生い立ちや目的が判明する内容となっています。神楽坂優樹はリムル=テンペストと同じく日本から異世界にやって来た等の接点から和解していましたが、実際にはリムル=テンペストと敵対する勢力に関係する物語の黒幕となっていました。神楽坂優樹はこの世の支配者になる事を目的としており、様々な勢力と関係を利用して世界征服を目指しています。
あらすじ⑧帝国侵攻編
『転スラ』の"帝国侵攻編"ではテンペストと"東の帝国"の戦闘が発生しています。東の帝国はテンペストに存在するダンジョンに注目しており、東の帝国の軍団長である"カリギュリオ"はテンペストが持つ貴重なアイテムを独占する為に大量の兵を用いて戦闘を仕掛けます。しかし東の帝国はテンペストに勝利する事が出来ず、死亡した兵士の魂によってテンペストの幹部達が覚醒する事となりました。
あらすじ⑨竜魔激突編
『転スラ』の"竜魔激突編"では東の帝国との戦闘を行うリムル=テンペストの活躍が描かれています。帝国侵攻編でテンペストへの攻撃に失敗した東の帝国は、魂の錬成装置を奪う為に"ルミナス・バレンタイン"の領地に攻撃を開始しました。リムル=テンペストの参戦によって不利となった東の帝国はリムル=テンペストの提案によって皇帝の"ルドラ"を孤立させますが、隙を付いた神楽坂優樹がルドラの能力である"正義之王"を奪いました。
あらすじ⑩天魔大戦編
『転スラ』の"天魔大戦編"ではリムル=テンペストと神楽坂優樹の戦闘が描かれています。神楽坂優樹は召喚した天使軍によって魔王達に攻撃を仕掛けますが、魔王達が優勢になった事で撤退しテンペストに攻撃を集中させます。神楽坂優樹はリムル=テンペストに敵わない事を理解しており未来に飛ばすという方法を取りますが、リムル=テンペストの過去に戻る能力によって対策をされてしまい"虚数空間"によって閉じ込められました。
【転スラ】最終回に対する世間での評判や人気
『転スラ』のアニメ1期には上記で紹介をした通り総集編の存在について等の否定的な意見が存在していましたが、視聴者の心に残る魅力的な要素も多く含まれています。『転スラ』のアニメ1期の感想の中には泣いてしまったという投稿が存在しており、感動的なシーンに魅力を感じている視聴者が多く存在しています。
作画や激しい動きのシーンでの描写について様々な意見が存在していた『転スラ』のアニメ2期ですが、視聴者達からは最終回を迎えてアニメ2期が終了した事に対する悲しみの声が多く上がっていました。アニメ2期の終了に悲しむと同時に映画版の発表に喜ぶ声も上がっており、『転スラ』は様々な評価を受けながらも多くの視聴者に愛されている作品である事が伺えます。
アニメ版の『転スラ』では声優の活躍によってキャラクターの魅力が引き立てられており、会話シーンでの話し方に魅力を感じる視聴者が存在しています。アニメ2期の最終回では"ラプラス"の活躍が注目されており、視聴者達からは『転スラ』のアニメ3期の内容に期待する声が多く上がっています。
【転スラ】最終回はひどいという声があった
『転スラ』の最終回に対する評価について紹介をしました。『転スラ』は原作やアニメ版等の内容について最終回を中心にSNS上で多くの意見が投稿されており、これまでの内容から配信が予定されているアニメ3期の内容もひどくなるのではないかと気にする声も存在していました。しかし『転スラ』の視聴者からは作品に対する肯定的な声も多く上がっており、様々な意見が存在する中でも愛され続けている作品である事が分かりました。
この記事のライター
サカモト
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