【転スラ】ディアブロの正体がバレるのは何巻？強さやリムルとの関係も

ディアブロとは、『転スラ』に登場するリムルの最強の配下にして執事です。ディアブロはリムルのことを敬愛しており、リムルに忠誠を誓っています。しかし『転スラ』の読者の中には、ディアブロの正体が何巻でリムルにバレるのかや、ディアブロが何巻で裏切るのかと気になっていたという人も多いです。ここでは『転スラ』のディアブロについて紹介していきましょう。

『転スラ』のディアブロは、リムルに召喚され、名付けされた悪魔です。リムルに忠誠を誓い、執事として働いています。ディアブロは召喚された際にリムルに正体を明らかにしませんでしたが、名付けで消費した魔素量が膨大であったことから、ただものではないことがわかっています。また、一般的な悪魔は戦うことを好みますが、ディアブロは戦いに興味を示さず、リムルのために働くことを至上の喜びとしています。

『転スラ（転生したらスライムだった件）』とは、かつて『小説家になろう』で連載していた人気WEB小説です。プロットを変更する形で2014年に書籍化され、エイトビット制作でテレビアニメ化されました。現在第2期まで放送されており、第3期の放送も決定しています。

大手ゼネコンに勤めているサラリーマンの三上悟は、ある日通り魔に刺され、その37年の生涯を終えます。しかし気づいたときには、なぜか何も見えない、聞こえない状態で、異世界の洞窟でスライムとして転生していました。スライムライフを楽しむ三上悟は、封印されている「暴風竜ヴェルドラ」に出会い、「リムル」という新しい名前を得ます。そして視覚を手に入れ、ヴェルドラを封印している無限牢獄ごと吸収したリムルは、ヴェルドラの封印を解く旅に出るのでした。

『転スラ』のディアブロはリムルに自分の正体を明かさなかったため、その正体はわからない状態でした。しかしテンペストの開国祭の際に、その正体がバレることになります。ディアブロの正体がバレるのは何巻なのでしょうか。ここでは『転スラ』のディアブロの正体がバレるのは何巻なのかや、ディアブロとリムルの関係などを紹介していきましょう。

『転スラ』のディアブロの正体は、「原初の悪魔」です。原初の悪魔と呼ばれる最恐の悪魔7人の中でもディアブロは覚醒魔王級の強さを持っており、「原初の黒」という呼び名を持っています。原初の悪魔は悪魔の始祖であり、最恐の存在だと恐れられています。さらにその中でも、ディアブロはディと並び立つことができるレベルの強さを誇る悪魔です。

『転スラ』のディアブロの正体がバレるのは、原作の12巻です。ディアブロが登場したのが原作の5巻であるため、長い間ディアブロの正体はバレることはありませんでした。ディアブロは他の悪魔と違い、戦いや強さに対して興味を持っていません。そのため、強大な力を持つリムルを主人としたディアブロは自分の強さや正体を明かさず、執事として仕えていたようです。

『転スラ』のディアブロがリムルに忠誠を誓うのは、以前からリムルのことを知っており、配下になりたいと考えていたためです。かつてディアブロはシズと戦ったことがあり、シズの仮面の特異性に気付いて、彼女のことを見逃していました。リムルがシズに出会い、彼女の姿や意思を受け継いだときも、水晶を通して見ていました。さらにリムルが自分でも壊せなかった仮面を割り、成長していく様子を見て、ディアブロは魅入られてしまったのです。

『転スラ』でリムルに忠誠を使っているディアブロですが、なぜかディアブロには裏切り説があります。ディアブロに根強い裏切りの噂がある理由としては、ディアブロが非常に強い悪魔であることが挙げられます。悪魔とは、相手が自分よりも弱いと判断すれば簡単に裏切る存在です。そのため、魔王クラスの強さをディアブロがリムルの配下の座に収まっているという状況に、違和感を覚えるファンが多いです。

また、ディアブロは見た目自体はイケメンですが、白目部分が黒く不気味な様相になっており、常に浮かべている不敵な笑みが怪しげです。さらに性格も冷酷であることから、リムルを裏切る気でいるのではないかと噂されています。

ここまで紹介したとおり、『転スラ』のディアブロの正体は原初の悪魔であり、最恐と恐れられている存在です。原初の悪魔の中でも最強であるギィとツートップを張ることができるレベルの実力を持っています。そんなディアブロは、リムルからの名付けによって更なる強さを手に入れたのでした。ここでは『転スラ』のディアブロの強さや能力などを紹介していきましょう。

『転スラ』のディアブロの正体は原初の悪魔ですが、原初の悪魔の中でもギィと双璧だと言われているレベルの強さを誇ります。リムルの部下の中では、最強であるベニマル、ゼキオンと並ぶレベルです。リムルもディアブロのことを配下の中で最強と言っていることから、ディアブロの強さは最上位クラスとされています。

ディアブロのユニークスキルには、「誘惑者（オトスモノ）」、「大賢人（モトムモノ）」があります。「誘惑者」は自分に屈服した者の生殺与奪権を握り、相手を恐怖によって支配するというものです。「大賢人」は思考系のスキルとなっており、思考加速、森羅万象、詠唱破棄、法則支配などの能力を持っています。「誘惑者」はリムルの「心無者」の上位互換、「大賢人」は「大賢者」と似たスキルとなっています。

『転スラ』のでディアブロの究極能力は「誘惑之王（アザゼル）」です。「誘惑之王」は先に紹介した「誘惑者」と「大賢人」と統合したスキルとなっており、思考加速、時空間操作、森羅万象、多次元結界、誘惑世界、懲罰支配などの能力を持っています。この究極能力は、リムルからも「自分とほとんど同じことができそう」と言われるほどの強さです。

『転スラ』のディアブロは、リムルから戦争で刈り取った魂を授けられ、覚醒進化することになります。ディアブロは覚醒進化したことによって魔神へと進化を遂げることになり、究極能力である「誘惑之王」を獲得しました。また、進化によってディアブロの魔素量はリムルと並ぶレベルになりました。

『転スラ（転生したらスライムだった件）』は原作の人気によってアニメ化しています。原作の5巻で登場するディアブロは、アニメ第1期では名前が不明な状態で登場し、第2期からは名前付きで登場しています。ここでは『転スラ』のディアブロの声優を紹介していきましょう。

テレビアニメ『転スラ』でディアブロを演じているのは、声優の「櫻井孝宏（さくらいたかひろ）」さんです。多くのアニメ作品の人気キャラクターを演じてきた男性声優で、『鬼滅の刃』の「冨岡義勇」役や『呪術廻戦』の「夏油傑」役などが有名です。ここでは櫻井孝宏さんのプロフィールなどを紹介していきましょう。

櫻井孝宏さんの主な出演作品としては、『コードギアス 反逆のルルーシュ（枢木スザク）』、『おそ松さん（松野おそ松）』、『ダイヤのA（御幸一也）』、『PSYCHO-PASS サイコパス（槙島聖護）』、『呪術廻戦（夏油傑）』、『今日からマ王！（渋谷有利）』、『金色のガッシュベル！！（高嶺清麿）』、『モノノ怪（薬売り）』、『〈物語〉シリーズ（忍野メメ）』、『鬼滅の刃（冨岡義勇）』などがあります。

『転スラ』を読んでいる人の中には、「『転スラ』読み直してるけどマジでディアブロの正体がわかった時のみんなの反応が好きすぎる」とコメントしている人がいました。ディアブロの正体がバレた瞬間、みんな同じお決まりのリアクションをするため、好きという人も多いです。

ディアブロの正体を調べてみたという人は、「ディアブロは昔のギィに匹敵するってあったけど、これがリアルならリムルがえぐ強い」とコメントしていました。ディアブロが桁違いな強さを持っているため、そんなディアブロが仕えているリムルの強さは圧倒的です。

『転スラ』を読んでいる人の中には、「7巻終わりのディアブロさんの言葉で正体に気づいた恐怖する悪魔討伐者あたりの話も好き」とコメントしている人がいました。やはりディアブロの正体が誰かに知られる話は人気があるようです。

『転スラ』のディアブロは、リムルに召喚され、名付けをされた悪魔です。その正体は原初の悪魔であり、原初の黒と呼ばれる存在でした。しかし本人は自分の強さに興味がなく、リムルのことを崇拝する忠実な執事です。ディアブロに興味が湧いた人は、ぜひ『転スラ』をチェックしてみてはいかがでしょうか。