【転スラ】魔王を強さ順に一覧で紹介!八星魔王と十大魔王の違いとは?
『転スラ』の魔王一覧を紹介します。魔王とはどのような存在を指すのかや、魔王を名乗るための条件などを解説し、登場する魔王を強さや能力順に一覧で紹介しています。また、八星魔王や十大魔王など作中に登場する魔王の名称の違いや、元魔王についても解説します。
目次
【転スラ】魔王とは?
『転スラ(転生したらスライムだった件)』には、魔王と呼ばれる存在が登場します。魔王には十大魔王や八星魔王などの種類があり、作中ではワルプルギスですべての魔王が揃うことになりました。『転スラ』の世界においては、強力な能力を持った上位魔人の一部が魔王と呼ばれています。ここでは『転スラ』に登場する魔王や、『転スラ』のあらすじなどを紹介していきましょう。
魔王とは?
『転スラ』の世界に存在する魔王は、強力な力や影響力を持った存在です。強大な力を得た魔物や魔人が魔王となり、他の魔物たちを束ねて一つの国を治めているようなイメージになります。『転スラ』の世界は魔物側と人間側で勢力がわかれていますが、魔王は魔物勢力側の頂点に君臨している存在です。そのため、魔王が積極的に人類に危害を加えようとしているわけではありません。
また、魔王は「十大魔王」などと呼ばれるように、何人もいるのが普通です。また、脱退や補充などもときおり行われているため、人数が変われば魔王たちの呼び方も変化します。
魔王になる条件
魔王になるためには、「魔王種」を得る必要があります。魔王種とは魔王になる資質をもつ存在のことを指します。魔王種となった場合、ワルプルギスによって魔王3人以上の承認を得ることができれば、正式に魔王を名乗ることができるのです。つまり、魔王であっても実際に王として君臨しているとは限りません。
ワルプルギスとは?
『転スラ』のワルプルギスとは、3人以上の魔王によって執り行われる魔王の集会です。主に近況報告や戦力の体勢などの話し合いを行う集会となっており、もともとはギィ、ミリム、ラミリスの3人が開催していたお茶会でした。しかし魔王の人数も増え、現在では新しい魔王就任の認定や、重要事項を話し合うための場となっています。3人以上の同意によって承認されるというシステムは、魔王が7人だった時代の名残のようです。なお、魔王が連れてくることができる従者は最大で2人です。
転スラの概要
『転スラ(転生したらスライムだった件)』とは、伏瀬によるライトノベルです。2013年2月から2014年7月まで小説投稿サイト『小説家になろう』で連載されていたWEB小説となっており、大幅にプロットを改変する形で2014年3月に書籍化されました。既刊20巻が発売されており、累計発行部数は関連書籍を含めて4000万部を突破しています。また、テレビアニメ化や舞台化などのメディアミックスも展開されている人気作です。
転スラのあらすじ
平凡の人生を送っていたサラリーマンの三上悟は、後輩を庇ったことで通り魔に刺され、37歳でその人生の幕を閉じました。しかし死の間際に謎の声が聞こえ、目を覚ますと何も見えない、聞こえない状態になっており、三上悟は自分が異世界のスライムに転生していることに気付きます。最初はスライムライフを楽しむ三上悟でしたが、暴風竜ヴェルドラという強力なモンスターに出会い、「リムル」という新しい名前を得たことで、その運命は大きく変化していくことになります。
【転スラ】魔王を強さや能力順に一覧で紹介
『転スラ』にはさまざまな個性を持った魔王が登場します。先に紹介した通り、魔王は複数人がいるのが普通です。作中に存在する現魔王は八名となっているため、「八星魔王」と呼ばれています。ここでは、『転スラ』に登場する魔王を強さや能力順に一覧で紹介していきましょう。
魔王の強さ一覧①リムル=テンペスト
『転スラ』の魔王の強さ一覧の一人目は、本作の主人公であるスライムの覚醒魔王、リムル=テンペストです。「新星」という二つ名を持っています。リムルはサラリーマンの三上悟がスライムとして転生した姿で、2つのユニークスキルを前世の記憶を持ったまま転生したことにより、強さや仲間を獲得していきます。リムルは魔物と人間が共存して幸せに暮らせる国造りを目指しています。
リムルは大賢者というスキルの最終形である神智核(シエル)により、あらゆる状況下で最適な行動をすることが可能です。また、ほぼすべての攻撃を無効化したり、吸収したりすることができる最強のスライムとなっています。
魔王の強さ一覧②ギィ・クリムゾン
『転スラ』の魔王の強さ一覧の二人目は、古来から存在する悪魔族の覚醒魔王、ギィ・クリムゾンです。原初の悪魔の一人となっており、「暗黒皇帝」という二つ名を持っています。ギィは世界を見守る調停者であり、長い年月を生きてきたことから面白いことが大好きです。もともとは戦争のために召喚された「原初の赤」という悪魔でしたが、紹介した国と敵国両方を滅ぼしたことで名前を得て、世界で初めての魔王となりました。
魔王の強さ一覧③ミリム・ナーヴァ
『転スラ』の魔王の強さ一覧の三人目は、竜魔人の覚醒魔王、ミリム・ナーヴァです。ピンク色の髪をした美少女で、「破壊の暴君」という二つ名を持っています。ミリムは世界を創ったヴェルダナーヴァの娘で、ミリムも最古の魔王の一人となっており、ギィと並ぶ最強クラスの強さを誇っています。性格は無邪気で天真爛漫ですが、世界を滅ぼせるレベルの能力を持っており、リムルも本気のミリムの相手は難しいと考えているようです。リムルとはマブダチの関係です。
魔王の強さ一覧④ダグリュール
『転スラ』の魔王の強さ一覧の四人目は、巨人族の魔王ダグリュールです。「大地の怒り」という二つ名を持っています。第2世代の古い魔王の一人で、不毛の大地と呼ばれる土地と挟んでルベリオスと領地が接しており、不毛の大地を支配したいという野心を持っています。そのため、同じ魔王のルミナス・バレンタインとはたびたび勢力争いをしている関係で、仲は良くありません。
しかしお互いに認め合っている部分もあるため、険悪な関係というわけではありません。高い戦闘力と魔法攻撃を無効化できる最強クラスの物理耐久を持ちますが、武力で無理に解決するのではなく、冷静な判断ができる人格者です。
魔王の強さ一覧⑤レオン・クロムウェル
『転スラ』の魔王の強さ一覧の五人目は、元人間の新興勢力の魔王、レオン・クロムウェルです。「白金の剣士」という二つ名を持っています。レオンは他の魔王と違い、黄金卿エルドラドを統治する元勇者であり、シズを召喚した張本人です。レオンはカザリームを倒した際に魔王となっており、真なる勇者として進化しました。シズにイフリートを憑依させた人物であるためリムルに恨まれていましたが、実は瀕死のシズを救うために行ったという事実が明らかになります。ギィとは友人関係です。
魔王の強さ一覧⑥ルミナス・バレンタイン
『転スラ』の魔王の強さ一覧の六人目は、吸血鬼の覚醒魔王、ルミナス・バレンタインです。5番目に魔王となった第2世代の魔王で、「夜魔の女王」という二つ名を持っています。神聖法王国「ルベリオス」の信仰神ルミナス神として君臨しており、生と死を司る能力「色欲之王」を持っています。
「色欲之王」は非常に強い回復効果を持っており、ヒナタの命を救ったこともありますが、ルミナスは攻撃面では他の究極能力に打ち消されてしまうことが多いです。ルミナスは基本的に部下の好きにさせており、リムルとは違った方法で魔物と人が共存する国造りを行っています。
魔王の強さ一覧⑦ディーノ
『転スラ』の魔王の強さ一覧の七人目は、堕天使の覚醒魔王であるディーノです。「眠る支配者」という二つ名を持っています。6番目に誕生した第2世代の魔王で、もともとは始原の七天使の熾天使だったようです。双剣を使う二刀流であり、究極能力「怠惰之王」を使用することで剣に幻影効果を付与することができます。古い魔王であるため実力者であることは確かですが、基本的にやる気がないため、その強さは不明です。
魔王の強さ一覧⑧ラミリス
『転スラ』の魔王の強さ一覧の八人目は、元妖精女王の魔王、ラミリスです。「迷宮妖精」という二つ名を持っています。ギィ、ミリムと並ぶ最古の魔王の一人ですが、可愛らしい妖精の姿をしています。他の魔王と違い、戦闘能力は低いですが、「迷宮創造」という能力によって、自分で作り出した迷宮の中で生死を自由に操ることが可能です。転生を繰り返している影響なのか、言動が子供っぽくよく大口を叩くため、リムルから口だけ番長と言われています。
【転スラ】八星魔王や十大魔王・覚醒魔王の違い
『転スラ』の世界では、存在している魔王たちを指す名称が存在しています。現魔王は8人であるため八星魔王ですが、リムルが魔王として就任する前は10人の魔王が存在したため十大魔王と呼ばれていました。また、通常の魔王と違い、力に覚醒した覚醒魔王と呼ばれる存在もいます。ここでは『転スラ』の八星魔王や十大魔王・覚醒魔王の違いについて紹介していきましょう。
八星魔王とは?
『転スラ』の「八星魔王(オクタグラム)」は、先に紹介した8人の現魔王です。十大魔王のうち、クレイマン、カリオン、フレイの3人が抜け、入れ替わりにリムルが加わったことで「八星魔王」と呼ばれるようになりました。なお、八星魔王と名付けたのはリムルです。また、八星魔王になってから魔王たちが真なる魔王へと覚醒したため、十大魔王のときよりも強力な能力を持つようになっています。十大魔王との違いとしては、人数の違いや強さの違いなどが挙げられます。
十大魔王とは?
『転スラ』の「十大魔王」は、八星魔王となる前の魔王たちの名称です。その頃には10人の魔王が存在していたため、人間にそのように名づけられました。十大魔王の時には、「獅子王」という二つ名を持つカリオン、「天空女王」という二つ名を持つフレイ、「人形傀儡師」という二つ名を持つクレイマンという3人の魔王が存在していました。なお、十大魔王は人間が勝手に付けた名前であるため、魔王たち自身は不満に思っていたようです。
覚醒魔王とは?
『転スラ』の世界の「覚醒魔王」とは、真なる魔王のことです。『転スラ』の世界の魔王には魔王となる資質を持つ「魔王種」が存在していますが、覚醒魔王になるためには、魔王種を持った存在が1万人の魂の生贄によって種を発芽させ、魔王の進化を経て覚醒する必要があります。覚醒魔王になると能力が跳ね上がり、通常の魔王とはけた違いの強さを獲得することになります。
【転スラ】元魔王一覧
『転スラ』の世界には、現魔王の8人以外に元魔王も存在しています。先に紹介したカリオン、フレイ、クレイマンの3人の他に、カザリーム、ロイ・ヴァレンタインという元魔王がいます。ここでは『転スラ』の元魔王を一覧で紹介していきましょう。
元魔王一覧①カリオン
『転スラ』の元魔王一覧の一人目は、「獅子王」の二つ名を持つ獣人族の元魔王カリオンです。ユーラザニアの魔王で、実直な人柄であるため、部下からも慕われています。生まれつき強大な魔力を保有しており、自己進化で新参魔王となりました。ミリムとの勝負に敗北したことで自分自身の力不足を実感し、ミリムの配下になりました。
元魔王一覧②フレイ
『転スラ』の元魔王一覧の二人目は、「天空女王」の二つ名を持つ有翼族の元魔王フレイです。カリオンと同期の元魔王で、500年前に魔王となった新参の魔王でした。戦闘力は低めですが、他の魔王と違い非常に頭が良く、クレイマンの策略も協力する振りをしていました。クレイマンの一件で自分自身の力不足を理由に魔王の座を降り、ミリムの配下となっています。
元魔王一覧③クレイマン
『転スラ』の元魔王一覧の三人目は、「人形傀儡師」という二つ名を持つ妖死族の元魔王クレイマンです。カザリームの手助けによって誕生した新参の魔王でした。勢力を拡大するリムルを警戒して排除しようとします。テンペストで多くの死者を出し、覚醒魔王化することを目論みますが、リムルの暴食者によって魂ごと食べられて死亡しました。
元魔王一覧④カザリーム
『転スラ』の元魔王一覧の四人目は、「呪術王」の二つ名を持つ妖死族の元魔王カザリームです。200年前にレオンに倒されたことで魔王ではなくなりました。しかし妖死族であるため消滅せず、星幽体となって生き延び、エルフのホムンクルスの身体を使って「カガリ」という名前で復活しています。クレイマンに命じてテンペストで大量の死者を出させ、覚醒魔王化させようとします。
元魔王一覧⑤ロイ・ヴァレンタイン
『転スラ』の元魔王一覧の五人目は、「鮮血の覇王」の二つ名を持つ吸血鬼の元魔王、ロイ・ヴァレンタインです。ルミナス・バレンタインの代役として長い間魔王をしていましたが、ルミナスの正体が発覚したことをきっかけに、魔王の座をルミナスに譲りました。しかしその後、ラプラスに殺害されてしまいます。
【転スラ】魔王に対する世間での評判や人気
『転スラ』には個性的な魔王が登場するため、X(旧Twitter)でも魔王についてポストしている人が多くいました。ここではインターネット上での『転スラ』の魔王に対する評判や人気などを紹介していきましょう。
『転スラ』のアニメを視聴していた人の中には、「魔王達の落ち着きとクレイマンの噛ませ感」についてコメントしている人がいました。リムルを警戒して排除しようとするクレイマンに対する他の魔王達の様子について、見ていて面白かったということがコメントからわかります。
『転スラ』のアニメを振り返り視聴していたという人の中には、「ヴェルドラが復活してからの話が魔王達も活発になるから好き」とコメントしている人もいました。魔王達が活躍する姿が見たいという人も多いようです。
『転スラ』のアニメを視聴している人の中には、「42話は魔王達のあれやこれやが明かされて面白い」とコメントしている人がいました。『転スラ』の本編とはあまり関係がなくても、魔王達がピックアップされる話が見たいという人もいるようです。
【転スラ】魔王のキャラは強かった
『転スラ』には、一般的な魔物よりも強力な能力を身に付けた魔王と呼ばれる存在がいます。魔王種を持つ存在が儀式を執り行うことにより、覚醒魔王と呼ばれる存在になることができます。『転スラ』の魔王達には「十大魔王」や「八星魔王」という名前がありますが、人数が変わったため名称が変更になっただけで、違いは人数の違いだけです。魔王に興味が湧いた人は、ぜひ『転スラ』をチェックしてみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
azu
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