【転スラ】トレイニーは魔王クラスの強さ？森の管理者の魅力を徹底紹介

『転生したらスライムだった件（転スラ）』に登場するトレイニーは、森の管理者をしており、ラミリスに仕えている人物です。トレイニーの強さや性格、種族などのプロフィールや、『転スラ』とはどんな作品なのか概要やあらすじを紹介します。

『転スラ』に登場するトレイニーは、ジュラの森の管理者です。樹妖精（ドライアド）で、以前は妖精女王であるラミリスに仕えていました。魔王になったラミリスと再会し、再度従者としてラミリスのお世話をしています。能力は魔王級の強さを持ち、管理者として冷静で落ち着きがあり、しっかり者の性格をしていますが、ラミリスには甘く、ポテチが大好きです。緑色の長い髪が特徴で、見た目は20歳くらいです。

『転スラ』は、伏瀬さんが著者の「なろう系」小説です。小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載され、小説版や漫画版も出版されています。テレビアニメの放送や舞台化もされている、人気の異世界転生ファンタジーです。

大手ゼネコンで働いている三上悟は、通り魔に刺されて死んでしまいます。死んだはずの三上悟は、目が覚めると異世界の洞窟にスライムとして転生していました。洞窟では暴風竜ヴェルドラと出会い、魔物の森ではゴブリンなどのさまざまな魔物を配下にします。そして魔王や人間の国とのトラブルもありながら、魔物の街を作っていきます。

『転スラ』に登場するトレイニーは魔王級の強さを持っています。トレイニーは、精霊の召喚や森で起きているすべての事を察知出来る能力があり、森の管理者としてふさわしい人物です。トレイニーの強さや能力を4つ紹介します。

トレイニーは、森の管理者としてふさわしい程の強い力があります。精霊の召喚が得意で、風の上位精霊である「風の乙女（シルフィード）」の召喚が可能です。エキストラスキル「同一化」を発動すると、ラプラスの片腕を切断するほどの力を持っています。

トレイニーは、「霊樹人形妖精（ドリュアスドール・ドライアド）」に進化しました。「魔王達の宴（ワルプルギス）」に、ラミリスの配下として参加出来るようにするためです。本体である「大霊樹（ドリュアス）」から離れられない、「魔王たちの宴（ワルプルギス）」の特殊な空間に入れない可能性があるという理由から、リムルの力で進化させてもらいました。

トレイニ―は、リムルの力で「霊樹人形妖精（ドリュアスドール・ドライアド）」に進化しました。魔素量が2倍以上に増えたトレイニーは、風の妖精王を召喚出来るようになり、「同一化」によって、魔王クラスの力を発揮します。

トレイニーは、樹木を通して森で起きている情報を把握できます。リムルが森で魔物たちと共に村を作り上げたことやリムルの実力、オークロードが森を攻めてきたことなど、すぐに気付きます。また、トレイニーは精神体のため、瞬間移動も可能です。リムル達の会議中やテンペストで楽しそうな行事を行っていると、テンペストに突然現れます。

『転スラ』に登場する森の管理者であるトレイニーの魅力や人物像を徹底解説します。トレイニーの魅力を3つと、リムルとの関係やトレイニーが守護する「トレント」、2人の妹たちについても紹介します。

トレイニーは、さまざまな魅力を持っています。森の管理者としてふさわしく、しっかりしている性格やテンペストのお菓子、特にポテチが大好物です。また、トレイニーが仕えているラミリスに甘いという一面もあります。

トレイニーは、どの上位種族からも頼りにされ、信頼されています。森で起きていることは常に把握できます。また、侵入者が来た際には、自分で戦闘したり、リムルに討伐の依頼をしたりしました。さまざまなシーンでしっかり者な性格だと分かります。

ラミリスとは主従の関係にあるトレイニーは、魔王ラミリスにとても甘く、どんなわがままでも叶えてあげようとします。テンペストでラミリスと再会をしたトレイニーは、いつも冷静な性格からは想像できないほど、喜びを表していました。ラミリスの体を洗ったり、食事の手伝いをしたり、さまざまなお世話をしているトレイニーの姿は、とても幸せそうに描写されています。

トレイニーは、ポテチが大好きで、特に「うすしお」が大のお気に入りです。「森の動乱編」では、大真面目な対策会議中に、一人でポテチを一皿完食します。作中では、リムルが「うすしお」さんと呼びそうになっていました。「うすしお」が大好きなイメージが付いたため、『転スラ』のファンの間では「うすしお」さんと呼ばれています。

トレイニーとリムルの関係は仲間です。ジュラの森に侵入したオークロードの討伐を依頼したり、食料を提供したり、さまざまな手助けをします。トレイニーは、ラミリスと再会した後、ラミリスの配下となりました。ラミリスはテンペストに住んでいるため、リムルとは仲間という関係になるでしょう。

トレイニーは、「トレント」を守護しています。「トレント」は、水や光、空気、魔素だけで生きていける種族です。魔素の余った力で果実を作ります。「トレント」の果実は乾燥させて「乾魔実（ドライトレント）」という、腐らない果物として希少です。魔素量が高く、一粒食べると7日間は活動できるという特徴があります。

森の守護者であるトレイニーには、2人の妹がいます。トライアとドリスという名前で、トレイニーと似ている雰囲気を持ち、2人ともラミリスとポテチが大好きです。

トレイニ―の妹である次女のトライアは、緑色のショートヘアーで、風属性の魔法が特徴です。姉のトレイニーよりもしっかり者で、ラミリスの配下としてテンペストに住んでいます。トライアも、リムルの力で肉体が与えられました。

末っ子のドリスは、緑色のウェーブがかかった長い髪が特徴です。トレイニー同様に、ラミリスを溺愛しており、リムルによって肉体を与えられました。ドリスもラミリスに仕えており、テンペストに住んでいます。

『転スラ』に登場するトレイニーは、作中でさまざまな活躍をしています。トレイニーの活躍シーンを8つ紹介します。リムルとの出会いや関係、戦闘シーンなどトレイニーの活躍シーンをまとめました。

森の動乱編では、オークロードが森に侵入していると、リムル達に伝え、討伐依頼をします。リムルがジュラの森大同盟を提案すると、トレイニーは賛成し、森の管理者としてリムルを盟主に任命しました。また、リムルが助けたオークたちの飢餓問題をトレイニ―が守護している「トレント」の貴重な実である「乾魔実（ドライトレント）」を提供するという活躍をしています。

魔王襲来編での活躍は、ガゼル王とリムルの立会人を努めました。ガゼル王は、リムルが「邪悪な魔物ではない」という、森の管理者であるトレイニ―の言葉を信じます。しかしガゼル王は、直接手合わせをすると言い、トレイニーが立会人を行いました。カリュブディス復活の際は、リムル達が到着するまで足止めをするという活躍をします。

王都生活編では、トレイニ―の瞬間移動と情報収集の能力を使用し、森にユーラザニアの使節団が入ったことをリムルに報告します。テンペストと魔王カリオンが統治するユーラザニアが国交を結びました。お互い使節団を派遣し、テンペストにユーラザニアの使節団が到着した際に、報告するという活躍をします。

魔王誕生編での活躍は、ラミリスの従者として「魔王達の宴（ワルプルギス）」に参加したことです。テンペストで、ヴェルドラの復活を祝っていた際に、魔王ラミリスと再会します。トレイニ―は、ラミリスとの再会を喜び、ラミリスの身の回りの世話をします。リムルの許可を得て、トレイニ―はラミリスの従者となり、「魔王達の宴（ワルプルギス）」に参加しました。

領土掌握編では、ラミリスのテンペスト移住を手助けします。テンペストが居心地が良かったため、テンペストに移住しようと本気で考えました。トレイニ―は大喜びをして、ラミリスの手助けを行います。

勇者覚醒編では、リムルの力でトレイニ―の2人の妹たちも「霊樹人形妖精（ドリュアスドール・ドライアド）」に進化させてもらいました。また、地下迷宮のワンフロアをトレントたちのために与えてもらいます。トレイニ―は、妹たちの進化やトレントたちの棲家を提供してもらい、リムルに深い感謝を表しました。

帝国侵攻編では、ラプラスと対峙するという活躍シーンがあります。怪しい気配を感じたトレイニ―は、ブルムンド方面へ向かい、ラプラスと出くわしました。ラプラスは、ユウキの使者としてテンペストに向かっている最中でした。しかしトレイニ―は、ラプラスの話を聞かずに戦闘体制に入り何日間も戦います。リムルからトレイニ―を助けるように指示を受けたソウエイが到着するまで、戦い続けました。

遊戯終了編では、天使たちが地下迷宮を襲撃した際に、トレイニ―は三妖師のザラリオと戦闘する活躍をしています。始原の七大天使のザラリオは、強大な力を持っており、2人の妹たちとベレッタと共に戦います。トレイニ―は、「風の妖精王」を召喚し「同一化」すると、必殺奥儀「不可視化断裂刃（インビジブルブレード）」を放ちました。

『転スラ』に登場するトレイニーの声優を紹介します。プロフィールや声優としての活動、どんな役を演じたのかを解説します。

トレイニ―の声優は田中理恵さんです。田中理恵さんは、アニメの声や吹き替え、ラジオなどにも出演しており、歌手としての活動もしています。

田中理恵さんは、高校の頃から声優を目指しており、劇場版アニメ『るろうに剣心』の無名の少女役で声優デビューしました。オフィスアネモネに所属し、自身が出演したアニメキャラのコスプレをしてイベントに参加したり、歌手として活動したり、さまざまな活躍をしています。

田中理恵さんの主な出演作品は、『ちょびっツ』のちぃ役、『ハヤテのごとく！』のマリア役、『Dr.STONE』のダリヤ・ニキーチナ役、『ぐらぶるっ！』のロゼッタ役、『無職転生～異世界行ったら本気だす～』のエリナリーゼ・ドラゴンロード役などです。主に女性の声を担当し、可愛らしい役からしっかり者の役まで演じています。

トレイニーが美味しそうにポテチを食べているシーンは、多くのファンに「ポテチが食べたい」と思わせているようです。トレイニーは、作中でポテチのさまざまな味を作っています。また、『転スラ日記』では、楽しそうにじゃがいも堀りをしているシーンもありました。

トレイニーがかわいいと言う『転スラ』ファンもいました。ポテチを食べたり、ラミリスを甘やかしたりしているトレイニーは、しっかり者で冷静な姿とギャップがあり、とても魅力的に見えるのでしょう。

トレイニーさんは、『転スラ日記』という番外編で大好きな「うすしお」を食べているシーンが多くあります。リムルも「うすしお」さんと呼びそうになっていたこともあり、ファンの方も「うすしお」さんと脳内変換されてしまうのでしょう。

『転生したらスライムだった件（転スラ）』に登場するトレイニーは、 樹妖精（ドライアド） で森の管理者の役割を任されています。リムルにオークロード討伐を依頼してから、リムルとの関係は仲間としてテンペストのために情報提供をするなどの手助けをしていました。ラミリスとは主従の関係で、トレイニーはラミリスの身の回りのお世話をしています。ポテチが大好きなトレイニーは、『転スラ』で陰ながら活躍をしているようです。