【ブルーロック】ネオ・エゴイストリーグのメンバーまとめ！結果についても

アニメ第1期が大きな反響を呼んだ『ブルーロック』ですが、原作でも「ネオ・エゴイストリーグ（新英雄大戦）」が佳境に入ったことで、ますます盛り上がりが高まっています。その「ネオ・エゴイストリーグ」のチームやメンバー、試合結果について解説する前に、まずは基礎的な情報からお伝えしておきましょう。

『ブルーロック』の「ネオ・エゴイストリーグ（新英雄大戦）」とは、「青い監獄」参加者に課せられた最終選考です。ブルーロックメンバーはまず、世界5ヵ国を代表するチームに分かれ、そこで各自レギュラーを勝ち取らなくてはなりません。さらに総当たりのリーグ戦を通じ、他チームのメンバーとも競い合うことになります。選手には活躍に応じた年俸が決められますが、この額はランキングに反映されます。全試合を終了して上位23名に入った者は、U-20選手として登録されることになります。

『ブルーロック』で扱われる「ネオ・エゴイストリーグ（新英雄大戦）」の世界5ヵ国のチームには、それぞれモデルが存在します。まず「バスタード・ミュンヘン（ドイツ）」のモデルは、「バイエルン・ミュンヘン」です。「マンシャイン・シティ（イングランド）」は「マンチェスター・シティ」を、「FCバルチャ（スペイン）」は「バルセロナ」を元としています。そして「ユーヴァース（イタリア）」のモデルが「ユベントス」、「P・X・G（フランス）」のモデルが「PSG」となっています。

「ネオ・エゴイストリーグ（新英雄大戦）」が盛り上がりを見せる『ブルーロック』は、2018年から「週刊少年マガジン」で連載されているサッカー漫画です。原作は金城宗幸が、作画はノ村優介が手掛けています。アニメ化や舞台化もなされるなど大人気を博しており、現在（2023年9月）26巻まで刊行されている単行本の累計発行部数は、2800万部を超えています。

『ブルーロック』は、世界一のストライカーを育て上げるプロジェクトに集った選手たちのサバイバルを描く作品です。主人公・潔世一を始めとした高校生年代のFW300人が、ある日「青い監獄」と呼ばれる施設に招集されます。300人のうち選ばれるのはたった1人という苛酷な生き残り競争の中、潔は次第に能力を目覚めさせていくのでした。そして、物語はついに最終選考の「ネオ・エゴイストリーグ（新英雄大戦）」に突入していきます。

前述のように、「ネオ・エゴイストリーグ（新英雄大戦）」は世界5ヵ国のチームに分かれて実力を競い合う形式の選考です。ここでは、世界を舞台に鎬を削ることとなったブルーロックメンバーを、所属チームごとに紹介していきます。

「ネオ・エゴイストリーグ（新英雄大戦）」におけるチームのメンバー紹介、まずはイタリアのユーヴァースからです。こちらのチームは、「王冠配達士」の異名を持つ優勝請負人スナッフィーが指導者として所属しており、狡猾で戦術的なサッカーを持ち味とします。ブルーロック参加者では、以下のメンバーが名を連ねています。

続いてはイングランドのマンシャイン・シティですが、フィジカルを重視したこちらのチームの指導者は、ノエル・ノアと並ぶ世界的ストライカーのクリス・プリンスです。所属するブルーロックメンバーは、以下の面々になります。

「ネオ・エゴイストリーグ」の世界各国のチームのブルーロックメンバーを紹介していますが、続いてはスペインのFCバルチャです。想像力や華麗さを何より重んじるこちらのチームは、天才ドリブラーのラヴィーニョを指導者に戴いています。所属メンバーは以下の通りです。

「ネオ・エゴイストリーグ」のチームメンバー紹介、続いてはフランスのP・X・Gです。こちらのチームは近年資金の流入が激しく、急激に世界的なクラブへと成長を果たしました。指導者として快速ストライカーのロキが所属しているほか、ブルーロックメンバーでは以下の顔ぶれが集っています。

最後はドイツのバスタード・ミュンヘンです。徹底した合理主義と勝利至上主義を貫くこちらのチームには、指導者として世界一のストライカーであるノエル・ノアが所属しています。ブルーロックメンバーは、主人公の潔を始めとした以下の9人が顔をそろえました。

上では『ブルーロック』における「ネオ・エゴイストリーグ（新英雄大戦）」の各チームメンバーについて紹介しましたが、実際の試合の方はどのような結果が出ているのでしょうか。ここではすでに消化済みの第1・第2試合の結果と共に、現時点でのランキングについても紹介します。

「ネオ・エゴイストリーグ」は、上記のように今までのところ第2試合まで消化されています。それぞれの試合結果と簡単な内容について、以下の項目で振り返ってみました。

第1試合の組み合わせは「バスタード・ミュンヘン対FCバルチャ」「ユーヴァース対P・X・G」で、マンシャイン・シティは休みとなっています。まずバスタード・ミュンヘンとFCバルチャの試合は、3-2でバスタード・ミュンヘンの勝利という結果でした。この試合では蜂楽が先制点を挙げた後、カイザーが同点弾を決めます。

ラヴィーニョの得点で一旦FCバルチャが勝ち越しますが、その後ノエル・ノアと國神がそれぞれ1点ずつ挙げて逆転勝利を飾りました。一方ユーヴァースとP・X・Gの試合の結果は、3-2でP・X・Gの勝利となっています。こちらの試合では、P・X・Gの凛が2ゴールを、士道が1ゴールを挙げる活躍を見せています。ユーヴァースは愛空と蟻生が出場しましたが、共にゴールは0でした。

続く第2試合の組み合わせは、「バスタード・ミュンヘン対マンシャイン・シティ」「ユーヴァース対FCバルチャ」となりました。このうち前者の試合結果は、3-2でバスタード・ミュンヘンの勝利となっています。得点者は、マンシャイン・シティが千切と凪で、バスタード・ミュンヘンがカイザー、國神、雪宮でした。

 バスタード・ミュンヘンは先制されるも、第1試合に引き続き逆転勝利を飾っています。 一方、ユーヴァースとFCバルチャの試合の結果は、3-1でユーヴァースが勝ちをおさめています。この試合では、ユーヴァースの得点のすべてを馬狼照英が挙げるという暴れっぷりを見せました。これに対し、FCバルチャの1ゴールは蜂楽が挙げています。

このように、ネオ・エゴイストリーグは第2試合まで結果が判明しており、現在は第3試合に突入しています。今のところ最新刊である26巻では、バスタード・ミュンヘンとユーヴァースの試合が描かれていますが、スコアは現在2-2でどちらかがあと1点を決めれば勝利をもぎ取れるという状況になっています。

この試合バスタード・ミュンヘンでは潔とカイザーが1点ずつを挙げた一方、ユーヴァースでは馬狼が2点を挙げる活躍を見せており、決勝点もこの3人のうちの誰かが挙げる可能性が高いと思われます。もう1試合についてはまだ描かれていませんが、「マンシャイン・シティ対P・X・G」の組み合わせで確実と見られています。

『ブルーロック』の「ネオ・エゴイストリーグ編」では、選手に対する評価は各クラブチームオーナーの入札額によって決まる仕組みとなっており、試合を経るごとに「年俸ランキング」という形で順位付けがなされます。現在のところこのランキングで1位につけているブルーロックメンバーは馬狼照英で、年俸額は1億円です。

2位には年俸8,800万円の凪誠士郎が入り、3位は蜂楽廻（年俸6,600万円）となっています。一方4位には、主人公の潔世一が年俸5,000万円でランクインしました。その後の順位は、5位國神錬介、6位御影玲王、7位糸師凛などとなっています。もちろんこの順位は最終結果ではなく、今後のなりゆき次第で大幅に変動することもあり得ます。同ランキングで上位23位以内であれば、U-20W杯選手として認められることになります。

「ネオ・エゴイストリーグ（新英雄大戦）」の世界5ヵ国の各チームメンバーや試合結果、年俸ランキングについて見てきました。ところでこの「ネオ・エゴイストリーグ」には、いろいろと特殊なルールが設定されており、それらのルールを踏まえておくことで本章をより深く楽しめるようになっています。「3点先取制」や「交代無制限」など個々のルールについて、以下で詳しく紹介しましょう。

『ブルーロック』の「ネオ・エゴイストリーグ」において特徴的なルールの1つが、「3点先取制」です。文字通り、先に3点取ったチームがその時点で勝ちを得るというルールになります。そのため流れによってはあっという間に試合が終わってしまう可能性もあり、個々の選手は貪欲にアピールを狙うことが必要となります。

ただ重要なポイントとして、「必ずしも勝利が評価に結びつくわけではない」という点は注意しなければなりません。「ネオ・エゴイストリーグ」は個人の能力を評価する選考であり、負けたチームでもそこで十分な活躍が認められれば、年俸に反映される仕組みとなっています。この点においても、どれだけ自分を印象付けられるかが最も重要な課題となってきます。

『ブルーロック』の「ネオ・エゴイストリーグ」の特殊ルール、2つ目は「交代無制限制」です。各チームのレギュラーとなった選手であれば、1試合につき何人交代しても構わないというルールになります。通常のサッカーの試合では交代人数の枠が決まっており、現在は最大で5人の交代要員が使えますが、新型コロナ発生以前は3名のみでした（交代枠の増加は、コロナ感染拡大による過密スケジュール化で増した選手の負担を減らすためのものでしたが、その後定着しました）。

「ネオ・エゴイストリーグ」においてはこの交代枠の制限がなく、次々に新しい選手を送り出すことができます。本リーグ戦はあくまでブルーロックの選考の1つであるため、広くアピールのチャンスを与えられるようにとの狙いからこうしたルールとなりました。ただし、選手の起用にはマスターの意向が大きくかかわるので、評価次第では試合に出られないケースもありえます。

『ブルーロック』における「ネオ・エゴイストリーグ」のルールについて説明しています。3つ目に挙げるのは、「3分間だけ指導者も出場できる」というものです。「ネオ・エゴイストリーグ」の参加チームには、それぞれ指導者役を務めるマスターストライカーが1人ずつついています。いずれも世界的な名選手であり、ずば抜けた能力の持ち主となっています。

「ネオ・エゴイストリーグ」の試合では、これらの選手が3分間限定で出場可能なのです。このルールによって、より緊張感をはらんだ先の読めないゲーム展開を期待することができます。またブルーロックメンバーにとっても、世界的なトッププレーヤーと同じフィールドに立つことで、貴重な経験や刺激を得ることが可能となります。

「ネオ・エゴイストリーグ」の各チームのメンバー紹介や試合結果、ルール解説が済んだところで、やや違った角度からの考察を試みてみましょう。『ブルーロック』の「ネオ・エゴイストリーグ編」は、ファンからどういった感想を持たれているのでしょうか。その点について、X上でつぶやかれた内容から探ってみました。熱のこもった意見が多く見られましたが、以下で代表的なものを紹介していきます。

まずは「ネオ・エゴイストリーグ」は年俸によるランキングで競争が行われる点がプロサッカー選手のサバイバルらしく、その点で『ブルーロック』の面白さをあらためて感じたという意見です。「オニごっこ」をはじめとした数々の独創的な試練を経て、いよいよブルーロック参加者たちはプロのレベルへと駆け上がろうとしていますが、それに合わせてファンの視線もますます熱を帯びているようです。

続いては、「ネオ・エゴイストリーグ」はいろいろなキャラの見せ場や深掘りが見られて良いという意見です。本章では主人公の潔をはじめとして、各キャラの背景や心情がより深いところまで掘り下げられており、そうしたところが試合への興味を一層引き立てる要因となっています。最近の展開では氷織にスポットが多く当てられており、彼に対する共感や関心が高まっています。

最後の意見は、「ネオ・エゴイストリーグ」もアニメで観るのが楽しみだというものです。『ブルーロック』のアニメは現在第1期が放送済みですが、描かれたのは二次選考通過者の発表まででした。2期の制作はすでに発表されていますが、おそらく内容の範囲に「ネオ・エゴイストリーグ」は含まれないと思われます。こればかりは気長に待つしかなさそうです。

『ブルーロック』の「ネオ・エゴイストリーグ（新英雄大戦）」について解説してきました。このように最終選考となった本リーグにおいて、ブルーロックメンバーは世界各国のチームに散って闘いを繰り広げています。現在年俸ランキングでトップに立っているのは馬狼ですが、今後この順位がどう変動するのか、また上位23名に選ばれるのは誰なのか、といったことがますます気になるところです。