【ブルーロック】絵心甚八は総指揮を担う人物!その正体は?活躍や過去も
本記事では『ブルーロック』に登場する絵心甚八についてまとめていきます。青い監獄プロジェクト・ブルーロックの総指揮を務める絵心甚八の正体や活躍はもちろん、彼の過去やサッカー選手としての能力、名言などについて解説していきます。
目次
【ブルーロック】絵心とは?
日本をW杯優勝へ導くストライカーを生み出すために潔世一たちが青い監獄プロジェクト・ブルーロックに招待されると、そのプロジェクトの発起人及び責任者として絵心甚八が登場しました。ブルーロックの内容からイカれた人物と思われがちな絵心ですが、その裏にはサッカー選手として活躍していた過去やノエル・ノアとの関係が隠されています。まずは絵心のプロフィールとブルーロックの作品概要、あらすじについておさらいしていきます。
絵心甚八のプロフィール
- 本名:絵心甚八(えごじんぱち)
- 誕生日:3月31日
- 年齢:30歳
- 身長:189cm
- 血液型:AB型
- 好きな食べ物:カップ焼きそば、カップ麺
絵心は帝襟アンリに招集された雇われコーチです。黒いマッシュルームヘアーと黒縁メガネが特徴的な容姿をしています。ブルーロックプロジェクトを立ち上げた張本人であり、選手に対して辛辣な言葉をかける容赦のない性格をしています。一方で生き残っている選手の中で可能性を感じた人物には発破をかけるなど、日本が世界と戦える選手を生み出すためには余念がありません。
ブルーロックの概要
ブルーロックは金城宗幸原作、ノ村優介作画によって週刊少年マガジンに連載されている漫画作品です。サッカー漫画では珍しくストライカーに焦点を置いて物語が展開されており、エゴをテーマにした斬新なシナリオ構成が史上最もイカれたサッカー漫画と評されています。連載開始時は批判も寄せられていましたが、アニメ化によって人気を博し2023年7月時点で累計発行部数2700万部を突破しています。
ブルーロックのあらすじ
埼玉県高校サッカー選手権の決勝戦にて潔世一はパスを出した味方がゴールを外したことで敗北を喫してしまいます。あの時味方にパスを出さず自分でシュートを打っていればと後悔する潔でしたが、そんな彼の元にストライカー養成の対象選手に選ばれた通達が届くと、青い監獄プロジェクト・ブルーロックに参加することになりました。敗北すれば代表資格を失うという過酷な条件の中で、潔のエゴイストとしての挑戦が始まるのでした。
【ブルーロック】絵心は総指揮を担う人物!正体や目的は?
ブルーロックに参加した潔たちにエゴイストになれと発破をかけ彼らの成長を促している絵心ですが、彼の正体や能力には謎が残されています。ここではブルーロックにおける絵心の正体や過去、目的などについてまとめていきます。
絵心の正体や過去
潔たちを養成している絵心ですが、彼自身も過去にサッカー選手として活躍していた人物でした。彼は好きな食べ物にカップラーメンを挙げていますが、現役時代は太ることを気にして全く食べられなかったと明かしています。また、ノエル・ノアと面識があったそうで彼から「人生最初のライバルで最悪のサッカー狂い」と称されていました。
絵心の目的
絵心の目的は日本をW杯で優勝させるほどの能力を持つストライカーを作ることです。絵心曰く日本サッカーに足りないものは1人で全てを決定づけようとするエゴイストで、ブルーロックにユース年代の高校生300人を集めたのは彼らの中から最強のストライカーの素質を持つ者を見つけるためでした。
絵心の能力
過去にサッカー選手と言われている絵心ですが、彼のサッカー技術は明確に描かれておらず不明です。しかし戦術や技術に関する知識は豊富で、ブルーロックでも才能の原石と呼ぶ選手たちに適格なアドバイスをかけることがあります。また、300人の高校生たちがブルーロックに参加するよう誘導した話術に秀でていると言えるでしょう。
絵心とアンリの関係
アンリとは日本を優勝させるために協力するビジネスパートナーです。絵心がコーチに選ばれたのはアンリの推薦があったからでした。時に絵心の身の回りの世話をアンリがする様子が描かれていますが、男女の関係に発展する様子は薄いかもしれません。
絵心のモデル
絵心のモデルは公表されていませんが、ネット上では『ジェラール・ピケ』ではないかと噂されています。ジェラール・ピケはスペインで活躍していた元サッカー選手で、現在は実業家として活動しています。彼はメディアや世論などに怯える強気な発言をする人物として知られており、その部分が絵心の人柄に似ていると言われています。
【ブルーロック】絵心の活躍と名言
絵心には最強のストライカーを生み出すという目的があり、ブルーロックの選手たちに課した試験にはそれぞれ彼なりの狙いが隠されていました。また、彼の狂人のようで勝つことに固執した思想からはかっこいい名言が飛び出ることもあり人気があります。ここではブルーロックにおける絵心の活躍と名言についてまとめていきます。
絵心の活躍
絵心が直接選手となって活躍することはありませんが、ブルーロック計画に仕組まれた試験は全て彼が考案したもので試験の中で潔たちの能力を引き出した瞬間が絵心の活躍と言えます。具体的に試験に込められていた狙いや結果を1つずつ解説していきます。
絵心の活躍①初登場~一次選考
初登場から巧みな話術で300人の高校生全員をブルーロックへ引き込むと、一次選考で5チームの総当たり戦を行い勝ち点上位2チームが勝ちあがるという試験を課しました。このルールには脱落してしまってもそのチームで最多得点を記録した選手1名のみ勝ち上がれるという救済措置もあり、潔たちにゴールへの貪欲さを植え付けました。
絵心の活躍②二次選考
二次選考は1st~4thステージに分けられており、1stステージはブルーロックマンからゴールを奪う試験、2nd~4thステージは2~4人によるミニゲームで勝ったチームが勝ちあがるというルールでした。二次選考での大きな狙いは選手同士の化学反応の強さに気付いてもらうことで、2nd~4thステージで勝ったチームは化学反応を考慮して新しいメンバーを選ぶ必要性がありました。
絵心の活躍③三次選考
三次選考は5人1組のチームを結成させて試合を実施し、その中で活躍できた選手はU-20日本代表戦のスタメンに選ばれると宣言していました。この宣言によって潔は覚醒状態・FLOW状態に入ることができるようになり、玲王も模写変化(カメレオン)を新たに会得しました。
絵心の活躍④U-20日本代表戦
本来U-20日本代表戦はブルーロック計画に入っていませんでしたが、結果を急ぐ日本フットボール連合に証明するために絵心が開催することを決定しました。試合の途中、点差を縮められずにいたブルーロックチームに敗北しても問題ないという話をしますが、それに対して潔が反抗したことで絵心の勝利への執念が呼び起こされることになりました。
絵心の活躍⑤最終選考「新英雄大戦」
最終選考・新英雄大戦はブルーロックを生き抜いた選手を欧州5大リーグに参加させるというものでした。この試験ではリーグで活躍する選手やコーチから直接トレーニングを受けて成長させるという狙いはもちろん、ブルーロックを更にレベルアップさせる目的も含まれていました。
絵心の名言
絵心には卓越した人心掌握能力があるそうで彼の名言には読者でさえも心を揺さぶられてしまう魅力が秘められています。普段はブルーロックの総指揮として狂人染みた言動が多い絵心ですが、名言を受け止めると彼の中にサッカーや勝負事に対する信念が隠されていることに気付けることでしょう。
絵心の名言①「世界一のエゴイストでなければ…」
世界一のエゴイストでなければ世界一のストライカーにはなれない
300人の高校生を集めて最初の演説をした時、絵心は自身が思う最高のストライカーについて上記のように語りました。サッカーにおいて最も偉い人物はゴールを決めた人物であり、その役割を担うストライカーは誰よりもエゴイストにならなければならないという演説は、潔たち高校生全員をブルーロックへ誘いました。
絵心の名言②「“たまたま”勝つな…」
“たまたま”勝つな 勝つべくして勝ち奪れ
出典: ciatr.jp
一次選考を戦うチームZの選手らに対し、絵心は全員ストライカーとしてクソと評しました。その理由は彼らが得た勝利が偶然によるものだったからです。世界一になるためには勝利に再現性を持たせる必要があると説明し、潔たちにゴールへの方程式を組み立てられるよう促しました。
絵心の名言③「思考と経験の蓄積の…」
覚醒とは、思考と経験の蓄積の上に起こる学習(パズル)だ
絵心と共に潔たちの試合を見ていたアンリは、突然急成長を遂げた潔を見て覚醒とは何かと質問しました。それに対する絵心の答えが上記のものです。覚醒というものは何の前触れもなく起こるものではなく、その人物がそれまで積み重ねてきた思考と失敗のピースが噛み合うことでようやく成り立つものなのかもしれません。
【ブルーロック】絵心の声優
ブルーロックは2022年10月にテレビアニメ化が果たされ大きな注目を集めました。賛否両論集めたサッカー漫画がアニメ化されたことで話題を呼びましたが、それと同時に有名声優が起用されていることでも話題になっていました。ここではアニメ版ブルーロックにて絵心を担当した声優についてまとめていきます。
絵心の声優は「神谷浩史」
絵心甚八を演じた声優は神谷浩史(かみやひろし)です。茨城県出身の男性声優で青二プロダクションに所属しています。学生の頃に演劇部の大会で賞を受賞したことがある才能の持ち主で、声優アワードでは最多得票賞5年連続受賞によって殿堂入りを果たしています。
神谷浩史のプロフィール
- 性別:男性
- 出身地:千葉県松戸市
- 生年月日:1975年1月28日
- 血液型:A型
- 身長:167cm
- 事務所:青二プロダクション
- デビュー時期:1994年
神谷浩史の主な出演作品
- 赤司征十郎(黒子のバスケ)
- リヴァイ(進撃の巨人)
- 音無結弦(AngelBeats!)
- チョロ松(おそ松さん)
- 阿良々木暦(化物語)
【ブルーロック】絵心に対する世間での評判や人気
これまで絵心の正体や過去、能力などについてまとめてきましたが、ブルーロック総指揮として活躍している彼についてファンはどのような印象を抱いているのでしょうか。ここでは絵心に対する世間での評判や人気を明らかにするために、実際にSNSへ投稿されているコメントを参照し内容をまとめていきます。
絵心について調べてみると彼の発した名言に人気があるようで、絵心の名言がかっこいい、ためになるというコメントが多く投稿されていました。ブルーロックはサッカー漫画ですが、絵心の名言はサッカーとは違う分野に置き換えられるものが多く現代社会を生きる上でヒントになるようなセリフが多いと評判でした。
絵心が好きな人の中にはアンリとのコンビで好きになったという人がいました。絵心とアンリはブルーロック責任者コンビと言い換えることができ、成長する潔たちの裏でちょっとしたやり取りをしている描写が好きという人が多くいます。
ファンの中には選手として活躍する絵心を見てみたいと思っている人がいました。絵心は過去に選手として活躍していたそうですが、なぜ彼がサッカーからコーチになったのか、また現役時代にどんな活躍をしていたのかは明確にされていません。彼の正体や能力については今後のブルーロックやスピンオフなどで明かされることに期待しておきましょう。
【ブルーロック】絵心は総指揮を担う人物だった
ブルーロックに登場する絵心甚八は青い監獄プロジェクトの総指揮を任された雇われコーチでした。エゴイストを信条とする彼の思想が今後も潔たちに大きな影響を与えることでしょう。もしも絵心甚八の活躍をもっと見たいという人はぜひ連載中のブルーロックを追ってみてください。
この記事のライター
zeile
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