【ブルーロック】イガグリは順位が低いのに脱落しない？理由は？能力も

イガグリはお調子者の性格で、ムードメーカー的な存在です。どんなに試合が不利な状況になっても、諦めないでチームメイトを励まし続けました。しかしブルーロック内での実力は最下位でした。それでもイガグリは脱落することなく、ブルーロックの試練を突破していきます。

『ブルーロック』は『週刊少年マガジン』にて2018年より連載が開始され、現在も続いています。原作を『神さまの言うとおり』などの金城宗幸、作画をノ村優介が担当しています。サッカー漫画ですが、チームワークよりも個人の個性やエゴを描いています。2022年10月からはアニメ第1期が放送され、2023年には舞台も上演されました。またアニメ第2期と凪を主役にした映画の制作も決定しています。

『ブルーロック』の主人公の潔世一は、高校サッカー選手権大会の決勝戦で敗れ、全国大会出場は叶いませんでした。そんな潔に日本フットボール連合から「ブルーロック」への招待状が届きます。ブルーロックの目的は優秀なストライカーを養成することです。潔はブルーロックのプロジェクトに参加することにしました。しかし脱落すれば、永久に日本代表入りになることはできません。潔は夢を叶えるために過酷なブルーロックの試練に挑みます。

イガグリは他の選手よりも実力が劣っていると判断され、順位は低いです。ブルーロックの厳しい試練をクリア出来ずに他の選手がどんどん脱落していく中、イガグリは脱落せずにまだブルーロックで生き残っています。イガグリが脱落しない理由、そして実力・能力、脱落できない理由を解説していきます。

イガグリはブルーロックの入寮テストの時は、300中300位と実力の順位は最下位でした。潔は299位だったので、この時点では二人とも同じくらいの実力です。潔は能力を開花させ、実力をつけてどんどん順位を上げていきますが、イガグリは順位は上がりませんでした。しかし弱音や愚痴を吐いても、諦めることはありませんでした。

 イガグリと同じくらいのスタートだった潔は、能力に目覚めどんどん順位を上げていきました。イガグリも他の選手のように能力を覚醒させることはあるのでしょうか。真っ先に脱落しそうなのに、そうならないのには理由がありました。イガグリには諦めない心があり、そしてとうとう自分の能力に気付くのです。

イガグリのチーム内の役割は、ムードメーカーです。休憩時間やミーティングの時にも場を盛り上げています。試合では大きな声を出して、自分のテンションも高めています。そしてメンバーにも試合を諦めないように励まし続け、仲間が得点を挙げた際には自分の事のように喜んでいます。

イガグリの実力が低いのは明らですが、それでも脱落しない理由は、「諦めない心」があるからです。イガグリは試合が不利な状況でも仲間を励まし、決して諦めませんでした。そして自分の実力が低いことも認めています。それでも諦めずにブルーロックで脱落しないように努力し続けます。

イガグリは潔や他の選手のように、能力を覚醒させたのでしょうか。イガグリは「マリーシア」の才能に目覚めました。マリーシアとは、ポルトガル語で「狡さ」、「滑稽さ」という意味です。審判にうまくアピールしたり、PKを取るためにペナルティエリア内で巧妙に倒れたりします。イガグリはこのマリーシアの才能を使い、相手からファウルをもらっています。

イガグリがブルーロックに参加したのは、実家の寺を継ぎたくなかったからです。そのことで父親と喧嘩になり、「日本代表になれば寺を継がなくてもよい」と言われ、ブルーロックに参加したのです。ただなぜイガグリがブルーロックに招待されたのは不明です。イガグリにはブルーロックで脱落せずに生き残り、日本代表にならなければならない理由があったのです。

イガグリはブルーロックで最下位からのスタートでした。真っ先に脱落しそうでしたが、諦めることなく順調に勝ち進み、U-20日本代表戦のサブメンバーにまで選ばれています。初登場は脱落を免れるために潔を盾にしたり、二次選考前には士道に頭を掴まれたりとあまりいいシーンはありませんでしたが、マリーシアを習得するなど確実に成長しています。

イガグリの初登場は、第1話からです。ブルーロックで明るく潔に自己紹介しています。入寮テストのオニごっこでは、一番最初の鬼でした。その後國神錬介にボールを当て、國神からのボールを潔を盾にして自分を守っています。そして足を痛めて潔に狙われます。この瞬間、誰もがイガグリが脱落だと思ったことでしょう。しかし潔は自分よりも強い相手を狙わなければ今までと同じと考えて、吉良涼一に狙いを変え、仕留めています。

イガグリは、一次選考では特に活躍をしていません。この試合では 潔、蜂楽廻、千切豹馬の活躍が目立ち、久遠渉がチームを裏切る行為もありました。イガグリが目立ったシーンは、凪誠士郎や御影玲王がいるチームVと戦った時です。チームVにあっという間に3点取られてしまいましたが、蜂楽が1点入れ、イガグリは守りに徹します。そして凪のシュートを顔面で防ぐファインプレーを見せました。しかしあまりの威力に鼻血を出し、意識を失いそうになります。イガグリが防いだボールは蜂楽に繋がり、攻撃のチャンスを作りました。

二次選考の前に、イガグリはチームメイトの士道龍聖に頭を掴まれていました。そして士道がイガグリの頭に踵落としをしようとしたところを、國神が助けました。そんな状態からスタートした二次選考ですが、ここでイガグリは武器となる能力を開花させるのです。それは「マリーシア」です。イガグリは士道と共に國神と御影と戦います。そこで御影からファウルをもらうことに成功します。このプレイは得点には繋がりませんでしたが、イガグリと士道はこの試合に勝利し、三次選考に進みます。

イガグリは、TOP6のうちのナンバー2に選ばれた士道がいるチームAを選びます。三次選考ではイガグリの活躍シーンはありません。イガグリは糸師凛からのパスを受けますが、どうしたらいいか分からず思考停止になり、士道に怒鳴られパスを出しますが、相手にボールを取られてしまいます。その後もチームに貢献するような活躍は見られませんでした。

三次選考では活躍しなかったイガグリですが、U-20日本代表戦のサブメンバーに選ばれています。ブルーロック監督の絵心甚八には、選んだ理由はあるのでしょうが、明らかにはなっていません。もしかしたら、マリーシアが評価されたのかもしれません。イガグリは試合に出場することはありませんでしたが、ベンチから大きな声を出して応援していました。そしてチームは見事に勝利しました。

ブルーロックのフェーズ2は、 選手がドイツ、スペイン、イタリア、イングランド、フランスの5つの国の中から1つを選びます。イガグリは「日本人向きな気がする」という理由から、ドイツを選びました。ドイツには潔もいました。イガグリはドイツを選択して良かったと思えるのか、世界一のストライカーでもあるノエルノアの指導についていけるのか、新たな能力を開花させることができるのか注目です。

イガグリの能力や活躍シーンなどを考察してきましたが、ここからはアニメ『ブルーロック』でイガグリを演じている声優のプロフィールや出演作品を紹介していきます。「イガグリ役が意外」、「ブルーロックには出てほしかったけど、イガグリ以外が良かった」、「イガグリ役だと気付かなかった」など様々な意見がありました。イガグリを演じた声優はどんな方なのでしょうか。

イガグリの声優は、市川蒼さんです。高校から大学は演劇部に所属していたそうです。市川さんの声優デビューは2016年で、テレビアニメ初主演は2017年に放送された『Just Because！』です。2022年に「第16回声優アワード」で新人男優賞を受賞しています。ネットでは「市川さんがイガグリ役だから好きになった」という声もありました。今後の活躍が期待される声優です。

イガグリは初対面のチームメイトにも気さくに話しかけるお調子者の性格です。イガグリが「好き」という意見もありましたが、「うざい」、「イガグリ以外は好き」という意見もありました。しかしまだ脱落していないので、「活躍が見たい」という声もありました。イガグリに対する意見をまとめたので、紹介していきます。

イガグリは最下位からなかなか順位が上がらず、多くの方が早めに退場すると思っていたのではないでしょうか。しかし諦めない心で粘り強く、まだ脱落していません。「マリーシア」という能力も開花させることができました。もしかしたらこれ以外にも能力を開花させるかもしれません。

イガグリは入寮テストのオニごっこで、真っ先に脱落すると思われました。しかし潔がターゲットを変えたことにより、脱落を免れています。もしかしたら最強の運の持ち主かもしれません。このまま脱落せずに生き残る可能性も高いです。

イガグリがなぜ脱落しないのか疑問に思っている方は多いですが、イガグリを応援する声もあります。イガグリは試合に出場しなくても、チームを一生懸命応援していました。そしてチームが勝てば心から喜びます。この先、イガグリが活躍するシーンも見られるかもしれません。

イガグリはブルーロックで最下位からのスタートでした。他の選手はどんどん能力を開花させて順位を上げていくのに、イガグリはなかなか順位を上げることができませんでした。自分の実力も十分理解していますが、イガグリは決して諦めませんでした。だからこそマリーシアを身に着けることができたのです。ベンチにいる時は誰よりも大きな声を出して応援していました。イガグリは試合に出るシーンは多くはありませんが、今後最も活躍が期待できるキャラでしょう。