【ブルーロック】ひどいと評価されている？つまらないと言われる理由は？

『ブルーロック』とは、「史上最もイカれたサッカー漫画」とも言われている人気サッカー漫画です。「青い監獄（ブルーロック）」に集められたユース世代のFW300人が、自身の選手生命を掛けて競い合うサバイバルサッカー漫画です。原作は大ヒットしており、アニメ化もされた作品ですが、一方で『ブルーロック』はひどい、つまらないという評価もあります。ここでは『ブルーロック』の概要について紹介していきましょう。

『ブルーロック』は、原作と作画で制作されています。原作者は実写映画化した「神さまの言うとおり」でも原作を務めた金城宗幸さんです。作画担当は「ドリィ♡キルキル」で作画を担当したノ村優介さんとなっています。

『ブルーロック』は「史上最もイカれたサッカー漫画」と称される『少年マガジン』連載のサッカー漫画です。従来のサッカー漫画では、チームワークや仲間同士の絆がメインで描かれていましたが、『ブルーロック』はその真逆となる個人のエゴと勝利に視点を置いています。『ブルーロック』は第45回講談社漫画賞の少年部門を受賞しており、アニメ化や舞台化等のメディアミックスも展開しています。また、単行本の累計発行部数は2700万部を突破しました。

2018年、サッカー日本代表はW杯をベスト16で終えることになりました。この結果を受け、日本を悲願のW杯優勝へと導くストライカーを育てるため、日本フットボール連合は「ブルーロック（青い監獄）プロジェクト」という計画を立ち上げます。この計画は、300人のユース世代のFWを招集し、299人を犠牲にして、たった一人のストライカーを誕生させるという残酷なプロジェクトでした。主人公である潔世一（いさぎよいち）も、強化指定選手として選ばれることになります。

大ヒットしている人気作品『ブルーロック』ですが、一方で「ブルーロックはひどい・怖い」という評価も存在しています。インターネットで検索した際にサジェストとして「ひどい」というワードが出てくることもあるため、『ブルーロック』をまだ読んだことがない人の中には気になっているという人も多いです。ここでは『ブルーロック』がひどい・怖いと評価される理由について紹介していきましょう。

『ブルーロック』は個人のエゴと勝利に対する執着を描いており、これまでにないサッカー観で注目された作品ですが、その過激な内容故に反感を買っている面もあります。ここでは、まずは『ブルーロック』がひどい・つまらないと言われている理由について解説していきます。

『ブルーロック』がひどいと言われている理由として、原作15巻の内容がひどいという点が挙げられます。原作15巻では過激なセリフが登場しているため、小学生も購入している少年マガジンで連載するのにふさわしくないというものです。『ブルーロック』の読者の中にも、「ここまでのセリフを使うなら青年誌で描いてほしい」という感想を述べている人がいました。

『ブルーロック』がひどいと言われている理由として、設定や演出が雑だと捉えられるシーンがある点が挙げられます。たとえば140話では顔を蹴られるシーンがありますが、本来であれば一発退場であるにもかかわらず、そのまま続行しています。そのため、漫画としての見栄えしか考えていないと捉える読者もおり、「雑でいまいち盛り上がらない」という感想もありました。

『ブルーロック』がひどいと言われている理由として、実在するサッカー選手下げがひどいという点が挙げられます。『ブルーロック』の世界観は日本のサッカーがW杯ベスト16どまりだった2018年が舞台となっており、作中には本田選手や香川選手など実在の選手の名前も登場します。しかし実在の選手を貶めるようなセリフも多数登場するため、特にサッカーが好きな人の中には不快感を覚えている人も多いようです。

『ブルーロック』が怖いと言われている理由として、試験を脱落するとサッカー日本代表入りの資格は永久剥奪されるという過酷なルールが挙げられます。つまり、青い監獄のプロジェクトで脱落した多くの高校生ストライカーのサッカー人生がそこで終了するということです。このような過酷なサバイバルゲームで追い込まれていくキャラクターの描写がリアルであるため、読者の中には怖いという感想を抱く人もいます。

『ブルーロック』はひどい・つまらないという感想を抱かれることもありますが、一方で面白いと言われることも多いです。実際に『ブルーロック』がここまでヒットしている理由には、炎上商法だけでは片づけることができないストーリーの面白さやキャラの魅力などが挙げられます。ここでは『ブルーロック』が面白いと言われる理由や魅力について紹介していきましょう。

『ブルーロック』が面白いと言われる理由や魅力として、エゴイズムを追求するキャラクター達が挙げられます。従来のサッカー漫画では、チームプレイや友情を描いているものがほとんどでした。しかし『ブルーロック』の場合は、自分が勝利するためにエゴイズムを追求する姿が描かれており、斬新です。単なる綺麗ごとだけではないその物語に、「面白い」と感じる読者も多いです。

『ブルーロック』が面白いと言われる理由や魅力として、予想できないストーリー展開が挙げられます。『ブルーロック』にはデスゲーム的な要素があるため、強いキャラクターが脱落したり、勝てると思った相手に負けたりといった予想外のストーリーが展開されます。このように従来のサッカー漫画と違ってストーリーの先が読めない点も、『ブルーロック』の魅力です。

『ブルーロック』が面白いと言われる理由や魅力として、ヒロインとの恋愛描写がないという点が挙げられます。『ブルーロック』には1話から登場する「帝襟アンリ」という女子キャラクターが存在しますが、彼女は22歳の日本フットボール連合の職員であり、主人公達と絡むことはありません。また、基本的にメインキャラクターは青い監獄に集められた男子高校生のみであるため、作中に恋愛シーンは一切なく、サッカー一筋の内容になっています。

『ブルーロック』が面白いと言われる理由や魅力として、作画が非常に綺麗という点が挙げられます。『ブルーロック』は原作と作画で分かれていますが、作画担当のノ村優介さんの作画は美しく見やすく、迫力もあります。試合中にキャラクターが覚醒するシーンも大迫力で、インパクトがあります。スポーツ漫画にとって作画は非常に重要ですが、そういった点でも『ブルーロック』は魅力的となっています。

現在大ヒットしている『ブルーロック』ですが、その破天荒な内容によって読者から「ひどい」「つまらない」と評価されているのとは別に、「ブルーロックが打ち切りになる」という噂もありました。ここでは『ブルーロック』が打ち切りになるのかどうかや、炎上商法の噂について紹介していきましょう。

結論から述べると、『ブルーロック』は打ち切りになっていません。原作はヒットし、アニメ化され、累計発行部数は2700万部を突破しています。現在では『週刊少年マガジン』の看板作品となっていることもあり、今後も打ち切りになる可能性は極めて低いです。

『ブルーロック』に打ち切りのうわさが出た理由として、第1話での絵心のセリフなどが関係しています。『ブルーロック』の原作第1話では、実在するサッカー選手を貶めるようなセリフが登場しているため、読者から反感を買いました。そのため、問題作としてすぐに打ち切りになるのではないかと推測している人もおり、打ち切りの噂が出たものと考えられています。

『ブルーロック』は打ち切りにはならなかったものの、第1話での実在の選手を貶める過激なセリフが問題視され、読者からは「炎上商法ではないか」とも言われていました。このような実在の選手を貶すセリフは多方面で話題になり、初期の頃には「悪意を感じる」といったレビューも付けられています。

このように、味方によっては悪意のあるセリフで話題を集めたことから、『ブルーロック』は連載開始と当初は炎上騒ぎになりました。このようにネガティブな話題で注目を集める販売戦略のことを炎上商法というため、現在でも『ブルーロック』のことを「炎上商法作品」だと捉えている人も少なくはないようです。

ツイッター上には、「ブルーロックの15巻がひどい」という感想をツイートしている人がいました。小学生の子供も読んでいることを考慮した上で気にして描くか、青年誌で描くべきという意見です。

アニメの『ブルーロック』を見ている人の中には、褒め言葉として「こんなひどいサッカー初めて見た」という感想をコメントしている人もいました。このように、これまでのサッカーアニメと全く違った『ブルーロック』のサッカー観を「面白い」と感じる人も多いです。

ブルーロックを読んでいる人の中には、「ブルーロックで言われていること（実在の選手下げ）は普通に事実」だという感想をコメントしている人もいました。このように、読者によっても受け止め方は違うようです。

『ブルーロック』は絶対的なストライカーを生み出すために高校生がデスゲームを繰り広げるという、これまでにない斬新なサッカー漫画です。その面白さからヒットし、アニメ化もしましたが、中には「ひどい」「つまらない」という声もあります。気になった人は、ぜひ『ブルーロック』をチェックしてみてはいかがでしょうか。