【ゴールデンカムイ】杉元の声優は小林親弘!これまでの出演作品まとめ!
アニメ版『ゴールデンカムイ』で主人公・杉元佐一の声優を務めたのは小林親弘です。本記事では、杉元以外に小林親弘がこれまで声優を担当してきた作品とキャラクターについても解説すると共に、『ゴールデンカムイ』作中で杉元が残した名言を紹介します。
目次
【ゴールデンカムイ】杉元とは?
杉元とは、野田サトルによる漫画『ゴールデンカムイ』に登場する主人公・杉元佐一のことです。常に軍帽とマフラーを身に付け、かなりの美形が特徴の人物です。戦闘能力が非常に高く、普通であれば死に至る傷を負っても立ち上がることから「不死身の杉元」という異名が付けられました。性格は義理堅く情に厚いところがあり、時折天然な一面も見せる好青年です。
杉元のプロフィール
杉本は年齢が20代前半と言われていて、神奈川県出身です。戦争によって顔に大きな傷がついています。結核によって家族が亡くなり、住む家も焼き払い故郷を捨てて出てきました。家族の病気による迫害の影響で、差別を嫌うようになります。その影響のためか、信念や己の生きる意志を重要視しているアイヌ民族の考え方に好意的です。
そんな杉元は、アイヌ民族の食文化に最初は馴染めず苦戦していましたが、アシㇼパと過ごすことで徐々に慣れてきました。好物は干し柿と言っていたましたが、コミックス6巻から「塩をかけた脳」も追加されています。普段は温厚で優しい性格の杉元ですが、敵の襲来や窮地に立たされる場面では躊躇いなく人を殺す一面もあり、感情が高ぶると殺戮マシーンのようになることもあります。
ゴールデンカムイの概要
『ゴールデンカムイ』とは、作者・野田サトルによる漫画作品です。2014年から2022年まで週刊少年ヤングジャンプにて連載されていて、コミックスは全31巻となっています。明治末期の北海道「樺太」を舞台にした作品で、隠された金塊を手に入れるために熾烈な戦いを繰り広げるサバイバルバトル漫画です。
ゴールデンカムイのあらすじ
主人公の杉元佐一は、元陸軍軍人です。戦死してしまった親友の妻・梅子の眼病を治すために北海道で砂金を集めていました。砂金集めの途中、杉元はアイヌの埋蔵金について聞かされ、その直後に運悪く冬眠明けのヒグマに襲われてしまいます。杉元を助けたのは、現地に住むアイヌの少女・アシㇼパでした。アシㇼパの父が金塊と関係があることがわかり、杉元はアシㇼパに協力を依頼して共に行動することになります。
【ゴールデンカムイ】杉元役のアニメ声優を紹介
アニメ版『ゴールデンカムイ』で杉元役を演じた声優について、プロフィールの詳細や主演キャラクターを務めた作品についてまとめました。結婚や彼女についてなど、プライベートにも迫ります。
小林親弘のプロフィール
アニメ版『ゴールデンカムイ』で杉元役の声優を務めたのは、小林親弘(こばやし ちかひろ)です。小林親弘は愛知県出身の声優・俳優で、現在は「演劇集団 円」に所属しています。幼少期はやんちゃだったようですが、中学時代か内にこもる性格になったようで、読書や映画鑑賞を好んでいたそうです。大学時代から劇団に所属し、卒業後に上京しました。その後、韓国ドラマの吹き替えで声優デビューを果たします。
小林親弘の演技は下手?
ネット上で小林親弘の演技が下手だと言う人が一部いるようでした。しかし、ファンの間ではそういう声もあまりなく、「イケボ」と言っている人が多いです。声質はハイバリトンで、落ち着いて耳馴染みの良い声をしています。演劇を中心に学ばれていたようですが、声優としても違和感なくキャラクターに合った声と演技だとファンからは評価が高いです。
小林親弘は鬼滅の刃に出演している?
メインキャラクターを多く演じてきた小林親弘ですが、大人気アニメ鬼滅の刃では端役として出演していました。有名な声優が端役を務めていたことで話題になったようです。鬼滅の刃で小林親弘が名前のある役を演じることはありませんでした。
小林親弘の経歴
高校を卒業後は地元の大学に進学し、歴史考古学を専攻していました。演劇サークルに入り、初めは役者ではなく大道具を担当していたそうです。その後演劇にのめり込み、東京の劇団で学びたいと思ったことから、「演劇集団 円」の養成所「円演劇研究所」の募集案内を見て上京を決意します。1年間上京資金を貯めるため働いたのち、2007年に円演劇研究所へ入所しました。
小林親弘の結婚や彼女は?
小林親弘に彼女や結婚しているといった情報はありませんでした。ファンからは奥手なのではないかと言われているようです。声、容姿ともにかっこいいと人気の声優なので、公表していない可能性もありますが、詳細は明らかにされていません。
【ゴールデンカムイ】杉元役の声優の代表作や担当キャラ
アニメ版『ゴールデンカムイ』で杉元役を務めた小林親弘ですが、他にはどのようなアニメでキャラクターを演じてきたのでしょうか。小林親弘の代表作を中心に、今まで担当してきたキャラクターをまとめました。
出演作品①BEASTARS(レゴシ)
『BEASTARS』とは板垣巴留(いたがき ぱる)による漫画作品です。擬人化された肉食動物と草食動物が共存する学校「チェリートン学園」が舞台の群像劇です。小林親弘の演じた主人公のハイイロオオカミ・レゴシは、自身の持つ高い戦闘能力に劣等感を持つ高校生です。優しく少し気弱な性格のレゴシと、小林親弘の穏やかで落ち着いた声質がとても合っていると高い評価を得ました。
出演作品②イエスタデイをうたって(魚住陸生)
『イエスタデイをうたって』は、冬目景による漫画作品です。小林親弘が演じたのはフリーターの主人公・リクオです。お人よしな性格のリクオが、恋愛と将来について悩みながらも進んでいく日常を描いた作品です。小林親弘の自然な演技がすごいと話題になりました。
出演作品③ムシブギョー(白榊夢久)
『ムシブギョー』とは、福田宏による作品で、「週刊少年サンデー超」にて掲載されていました。小林親弘が演じたのは、寺社見廻り組の白榊夢久です。小林親弘が初めてアニメの声優を務めたキャラクターでした。
出演作品④アオアシ(福田達也)
『アオアシ』とは、小林有吾によるサッカー漫画です。小林親弘が演じたのは、主人公・青井葦人の所属する東京シティ・エスペリオンユースの監督である福田達也です。常に飄々としていて掴みどころのない性格をしています。落ち着いた大人の男性という役柄が、小林親弘の声質と合っていてファンからは高い評価を得ました。
出演作品⑤転生したらスライムだった件(ランガ)
『転生したらスライムだった件』は、伏瀬のライトノベルが原作でアニメ化された作品です。小林親弘はランガというテンペストウルフを演じています。角の生えた大型犬のような見た目のランガは、可愛いと人気のキャラクターです。
【ゴールデンカムイ】杉元の名言
作中では、杉元の話すセリフに印象的なものが数多く残されています。今回は、杉元の発言の中でもファンの評価の高いものを厳選して3つまとめました。
杉元の名言①「俺は不死身の…」
俺は不死身の杉元だ!
出典: renote.net
杉元が戦闘中、窮地に陥った時に叫んだこの名言は、杉元が己を奮い立たせる決めセリフと言われています。斬撃や銃撃を受けても死なず、驚異的な回復力を見せることから自他共に「不死身」と認めているようです。
杉元の名言②「人間を殺せば…」
人間を殺せば地獄行きだと?それなら俺は特等席だ
出典: renote.net
アシㇼパから人を殺すと地獄に送られると聞いて、杉元が心の中でこのセリフを呟きました。軍人として沢山の人を殺してしまった杉元は、自分が既に地獄行きであることを覚悟しています。
杉元の名言③「ひとりでは行かせるかよ…」
一人では行かせるかよ!!相棒だろ
出典: renote.net
鶴見中尉との最後の決戦の時、傷だらけで満身創痍の杉元がアシㇼパにかけたセリフです。大切な人にこれ以上いなくなってほしくないと願い、1人で鶴見中尉の元へ行こうとするアシㇼパでしたが、杉元は最後まで共に戦うことを選びます。杉元とアシㇼパの強い絆が感じられるシーンです。
【ゴールデンカムイ】杉元役の声優に対する世間での評判や人気・評価
小林親弘が高評価を得ている理由のひとつは、自然な演技です。人間の悩みや迷いと言った揺れ動く感情を表現するのが上手く、ドラマを観ているかのような自然な演技がすごいとファンの間で言われています。
小林親弘は演技力に評価だけでなく、その爽やかなルックスにも高い人気を誇ります。落ち着いた声と雰囲気だけでなく、所作も丁寧な為ファンの中ではイケメンだという声が多数見られました。演じるキャラクターも杉元のように美形が多いので、イケメンに合う声質です。
2022年に声優を一新したことが話題になった名作『スラムダンク』に、小林親弘も登場しています。新しい声優は賛否ありましたが、小林親弘が担当する水戸洋平は声のイメージがピッタリだとファンには好評価でした。
小林親弘は、「声を変えて」演技をすることはほとんどありませんが、キャラクターの性格によって全く違う表現をする演技派です。特に『ゴールデンカムイ』の杉元のような感情的で荒々しいキャラクターと、『BEASTARS』のレゴシのような少し気弱で大人しい性格のキャラクターを演じたときは、同じ声でも受ける印象が全く異なりました。ファンからは演技に引き込まれると高い評価を得ています。
【ゴールデンカムイ】杉元役の声優は小林親弘だった
アニメ版『ゴールデンカムイ』で主人公・杉元佐一役を演じたのは、声優の小林親弘でした。演劇を通じて培った高い演技力と落ち着いた声質を活かし、数多くの作品に出演して高評価を得ている声優です。主役を演じることも多く、小林親弘の「自然な演技」に魅了されるファンが続出しています。人間だけでなく動物を演じる機会も多く、演技の幅の広い声優です。
この記事のライター
ふじちか
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