ゴールデンカムイの作者がやばい?クセの強いエピソードを紹介!
大人気漫画『ゴールデンカムイ』の作者である野田サトルは、ファンの間では「やばい」という噂が飛び交っています。作者のどういったところが「やばい」と言われているのでしょうか?作者のクセの強いエピソードと共に詳しく解説していきます。
目次
ゴールデンカムイの作者とは?
『ゴールデンカムイ』は日露戦争終結後の北海道・樺太を舞台に、金塊を巡るサバイバルバトルを描いた大人気漫画です。そんな『ゴールデンカムイ』の作者は一体どんな人物なのでしょうか?詳しく紹介していきます。
ゴールデンカムイの作者は野田サトル
『ゴールデンカムイ』の作者は野田サトルです。『ゴールデンカムイ』は野田の地元・北海道を舞台に描かれており、主人公の杉本佐一(すぎもとさいち)は、日露戦争に出兵した屯田兵であった野田の曽祖父をモデルにしています。当初は狩猟漫画を描く予定でしたが、狩猟だけではネタ切れをしてしまうと考え、「アイヌ」、「埋蔵金伝説」、「脱獄王」など様々な題材を盛り込み本作を作り上げました。
ゴールデンカムイの作者の経歴
- 2003年:『恭子さんの凶という今日』でデビュー
- 2006年:『ゴーリーは前しか向かない』で第54回ちばてつや賞ヤング部門大賞を受賞
- 2011〜2012年:『スピナマラダ!』を連載
- 2014〜2022年:『ゴールデンカムイ』を連載
- 2016年:『ゴールデンカムイ』でマンガ大賞を受賞
- 2018年:『ゴールデンカムイ』で第22回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞
- 2022年:『ゴールデンカムイ』で第51回日本漫画家協会賞コミック部門大賞を受賞
ゴールデンカムイの作者の学歴
作者の野田サトルは顔出しをしておらず、出身地以外の詳細も公表していません。学歴も不明ですが、作品と出身地から学校を推測すると、高校は野田の地元にある北広島高等学校か北広島西高校ではないかと言われています。もし大学を卒業しているとしたら、『スピナマラダ!』の舞台である北海道苫小牧市近郊の大学、または地元から比較的近距離にある北海道大学や北海道学園大学ではないか、と考えられています。
ゴールデンカムイの概要
『ゴールデンカムイ』は2014年から2022年まで『週刊ヤングジャンプ』で連載された漫画です。2018年からアニメシリーズの放送が開始しており、現在(2023年2月時点)では第4期まで放送されています。2022年には実写映画化決定が発表されました。
ゴールデンカムイのあらすじ
日露戦争終結後の1907年冬、元陸軍兵の杉本佐一は、幼馴染の病気を治療するため北海道で砂金を採っていましたが、アイヌが秘蔵していたという金塊の噂を聞きつけます。その直後に杉本はヒグマに襲われ、窮地に陥ったところをアイヌの少女、アシリパに助けられました。アシリパは父が奪ったとされる金塊を探しており、金塊を探し当てた暁には杉本に治療費を渡すという約束を交わし、共に旅に出ます。こうして金塊求める者たちの壮絶な戦いが幕を開けたのでした。
ゴールデンカムイの作者がやばい?おかしい?理由を解説
『ゴールデンカムイ』には変態・狂人なキャラクターが数多く登場します。そのため作者である野田サトルはファンの間で、やばい、おかしい、と言われています。なぜそういったことを言われてしまうのか、詳しく解説していきます。
理由①「もっと複雑な変態を描かせてくれ!」と発言
作者の野田サトルはWEBインタビューの中で、「もっと複雑な変態を描きたい!」という発言をしていました。こういった変人を描きたいという欲求が強いことから、やばい、おかしい、と言われています。実際作中に登場するキャラクターは変態キャラばかりですが、この個性的なキャラの多さと面白さが人気の理由の一つであるという意見がありました。
理由②毎週サザエさんを録画
作者はさらにWEBインタビューの中で、国民的アニメ『サザエさん』を2006年頃から毎週録画していると明かしていました。理由は登場キャラのカツオを研究するためで、カツオの性格をモチーフにして登場人物である白石由竹(しらいしよしたけ)のキャラクターを生み出したとされています。日曜日になんとなく見るようなアニメを真面目に録画していることが、やばい、おかしい、と言われる理由の一つとなっています。
理由③刺青人皮
作者がやばい、おかしいと言われる最大の理由は、「刺青人皮(いれずみにんぴ)」を設定としているところです。本作のキャラクターたちは金塊を巡る争いを繰り広げますが、その金塊の在り処を示す暗号は24人の囚人たちの背中に彫られています。金塊を探し当てるためには全員分の皮を剥ぎ、暗号を解かなくてはなりません。そういった常人では考えつかないような設定を思いつくところがやばい、おかしいと言われる理由となっています。
理由④戦闘シーンがグロい
『ゴールデンカムイ』にはグロい戦闘描写が多く、そういったことも作者がやばい、と言われる理由です。主人公の杉元は口の中をナイフで刺され、致命傷を避けたものの頬からナイフが貫通していました。またヒグマとの戦闘シーン描かれていますが、人間が熊の爪で引き裂かれたり食べられたりなど、かなりグロい描写となっています。
ゴールデンカムイの作者のクセが強いエピソード
『ゴールデンカムイ』に登場するキャラクターは変態だったり狂人だったりと、かなりクセの強いキャラばかりですが、やばいと噂される作者本人にもクセの強いエピソードが多々ありました。一体どんなクセの強いエピソードがあるのでしょうか?詳しく紹介していきます。
エピソード①Twitterのファン企画に自ら参加する
Twitter上で告知されたお題に沿って、ファンアートを投稿する「ワンドロ」というイベントの中で、「#ゴールデンカムイ版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負」というゴールデンカムイのファン企画が開催されました。そこに作者である野田が、コミックス第2巻の発売記念として突如イラストを投稿し、ファンを驚かせました。その後も野田は何度か新刊発売と同時にイラストを投稿しており、原作者が一緒になってSNSを盛り上げてくれたことにファンからも喜びの声が上がっていました。
エピソード②単行本化の加筆修正の分量が多い
作者のクセが強いエピソードの一つは、単行本化に伴う加筆修正の分量が多いということです。単行本化にあたり作者が手を加えることは珍しいことではありませんが、野田の場合その分量が多すぎると言われています。中でも谷垣源次郎(たにがきげんじろう)の加筆修正が多く、単行本では筋肉量や体毛がかなりの増えていたり、首が太くなったりとたくさんの加筆がありました。
エピソード③独特の休載報告
『ゴールデンカムイ』の休載理由が独特であることも、クセの強いエピソードの一つです。通常「作者取材のため休載」といった休載のお知らせをしますが、「狩猟のため」、「試食のため」などなぜか「し」から始まる言葉で休載報告をしていました。また「出産のため」という休載報告があったため、ファンの間で作者は女性なのでは?という憶測が飛び交っていましたが、後に出産した妻を手伝うための休載だったということが判明します。この休載時にTwitterでは「野田先生」のワードがトレンド入りしていました。
ゴールデンカムイの作者が描いた変態キャラ
『ゴールデンカムイ』には人並み外れた変態・狂人キャラクターが登場します。そんな変態さも魅力的と言われていますが、一体どんなキャラクターが登場するのでしょうか?本作の代表的な変態キャラクターについて詳しく解説していきます。
変態キャラ①杉元佐一
変態キャラの一人目は、主人公の杉元佐一です。「不死身の杉元」と呼ばれ、何があっても死なないという強靭な肉体の持ち主です。医者からもう手の施しようがないと診断された瀕死の怪我を翌日には治癒してしまったり、体を銃で打ち抜かれても剣が貫通しても平気な顔をしているという奇人キャラです。
変態キャラ②辺見和雄
二人目の変態キャラは、辺見和雄です。辺見は一見優しそうな外見をしていますが、人を100人以上も殺してきた快楽殺人者です。弟が過去に無惨な殺され方をしてしまったことから、「自分も最期は残酷な殺され方をしたい」と考えるようになり、杉元に酷い殺され方をしたいと希望している変態です。
変態キャラ③江渡貝弥作
三人目の変態キャラは江渡貝弥作です。江渡貝は剥製を作る職人ですが、剥製の対象は動物ではなく人間で、人間の皮を使って衣服を制作しているという悪趣味の持ち主です。また、ひどい殺され方をした死体の収集癖まである変態キャラです。
ゴールデンカムイの人気の理由
作者がやばい、おかしいと言われたり、変態・狂人キャラが多数登場する『ゴールデンカムイ』ですが、人気の理由は一体どこにあるのでしょうか?本作の魅力について詳しく紹介していきます。
人気の理由①ギャグ要素
『ゴールデンカムイ』のメインストーリーはシリアス展開で、キャラクターたちが壮絶な争いを繰り広げています。そんな殺し合いが終わるとすぐさまギャグ展開が描かれるため、そのギャップに物語を考えている作者はやばいという声が上がっています。ギャグ展開の中で変態・狂人キャラの面白さが際立つことにより、シリアスとギャグの絶妙なバランスが人気の理由の一つと言われています。
人気の理由②おいしそうなアイヌグルメ
『ゴールデンカムイ』のメインキャラクターたちは、道中で狩りをし食料を確保しながら旅を続けています。作中ではヒロインのアシリパが見慣れないアイヌ料理の数々を披露し、他のキャラたちもアシリパの作った料理に舌鼓を打っています。アイヌ料理はとても美味しそうに描かれているため、本作の魅力の一つだと言われています。
人気の理由③北海道の動物たち
『ゴールデンカムイ』は北海道・樺太が舞台になっており、その地域に住んでいるたくさんの動物たちが登場します。また、ヒロインのアシリパは狩りが得意なため、狩りで得た動物を食料にしています。食料にするとはいえ、アイヌには動物は神様だという考えがあるため、不必要に命を奪わないようにするということを他のキャラに教えたりします。動物のリアルな生態を描いているところも人気の理由と言われています。
ゴールデンカムイの作者に対する世間での評判や人気
『ゴールデンカムイ』に登場するキャラクターは魅力的な変態キャラばかりですが、作者の性癖がキャラに滲み出ていると言われています。そんなキャラを生み出している作者が一番やばいし、変態だという意見がありました。
作者のギャグセンスがやばい、という意見も数多くありました。下らない下ネタギャグもたくさん出てきますが、シリアス展開とのギャップが面白いという意見もありました。
作者は谷垣源次郎が好きすぎる、とファンの間では言われています。単行本化の加筆修正も谷垣のシーンが多く、筋肉量や毛量を増やしています。ギャグ展開で登場することも多く、作者の谷垣への愛がやばいといった感想が見られました。
ゴールデンカムイの作者はやばいといわれていた
本記事では『ゴールデンカムイ』の作者である野田サトルがやばい、おかしいと言われていることについて詳しく解説してきました。斬新な設定や個性的なキャラだけでなく、作者自身にクセの強いエピソードがあることも、やばいと言われる理由となっていることがわかりました。しかし、他の人にはないやばい個性を持っているからこそ作品が面白くなっている、とも言われています。作者のやばい個性から生み出された魅力的な変態キャラたちに注目して、『ゴールデンカムイ』の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか?
この記事のライター
モノミ
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