【転生したらスライムだった件】イフリートとは?復活後についても徹底考察
『転生したらスライムだった件』のイフリートとは、どのようなキャラでしょうか?本記事では、転生したらスライムだった件のイフリートが最後を迎えたシーンや、復活後について詳しく解説します。また、イフリートの強さや能力、イフリート役の声優も紹介します。
目次
【転生したらスライムだった件】イフリートとは?
イフリートのプロフィール
『転生したらスライムだった件(転スラ)』のイフリートは、炎の最上位精霊です。浅黒い肌と長い赤髪の男性で、耳はエルフのように尖っています。炎の支配者として君臨しており、炎系の精霊の中では王に次ぐ立場にいます。魔王レオンに召喚され、幼い頃のシズの体に宿りました。
イフリートとシズの関係
転生したらスライムだった件(転スラ)のシズは、戦時中の日本からやってきた召喚者です。レオンは重度の火傷を負っても動いているシズを見て、彼女に炎の適正を見出します。そして、イフリートを呼び出し、シズの肉体を与えました。シズは幼い頃はイフリートをコントロールできず、友達を焼き殺してしまうこともありました。しかし、成長とともに力を制御できるようになり、シズは「爆炎の支配者」と呼ばれるようになります。
転生したらスライムだった件(転スラ)の概要
転生したらスライムだった件(転スラ)は、主人公が異世界に転生して成り上がる物語です。もともとは小説投稿サイトの「小説家になろう」で連載されていた小説で、これを大幅に改訂したものが書籍版として売られています。さらに漫画やアニメにもなり、Web版以外の作品は現在でも物語が続いています。転生したらスライムだった件は英語版の作品もあり、「That Time I Got Reincarnated as a Slime」というタイトルで販売されています。
転生したらスライムだった件(転スラ)のあらすじ
通り魔に刺されたサラリーマンの三上悟は、死ぬと同時にスライムとして異世界に転生しました。新たに「リムル=テンペスト」という名前になり、次々に配下を増やしていきます。リムルは仲間たちと楽しく暮らすため、「テンペスト」という国を作りそこの盟主となります。そして、仲間たちとの暮らしを守るため、テンペストに攻め入る敵を討ち果たしていくのでした。
【転生したらスライムだった件】イフリートの最後や復活後
転生したらスライムだった件(転スラ)のイフリートが登場したのは、暴走してシズの体から出てきたときでした。攻撃してきたイフリートとリムルの戦いは、リムルの勝利で終わりました。では、イフリートの最後とはどういったものだったのでしょうか?ここでは、イフリートの最後のシーンや、復活後のネタバレを紹介します。
イフリートの最後をネタバレ
ネタバレ①リムルと激闘を繰り広げる
イフリートの力を抑えていたシズでしたが、老化とともにその抑制がきかなくなってきました。そして、ついにイフリートを抑えきれなくなり、リムルたちの前でイフリートが暴走を始めます。イフリートはサラマンダー3体を召喚し、村を焼き始めました。エレンの水氷大魔槍(アイシクルランス)がサラマンダーに効いているのを見たリムルは、水氷大魔槍(アイシクルランス)を獲得しようと考えます。
リムルは水氷大魔槍(アイシクルランス)を捕食してスキルを獲得し、それを応用した水氷大魔散弾(アイシクルショット)でサラマンダーを倒します。イフリートの分身も倒したリムルでしたが、イフリートの炎化爆獄陣(フレアサークル)による炎に包まれてしまいます。しかし、熱変動耐性を持っているリムルに、その攻撃は効きませんでした。
ネタバレ②リムルに捕食される
リムルを倒したと油断していたイフリートは、リムルにあっさりと捕らえられてしまいます。イフリートが動けなくなったところで、リムルはユニークスキルの捕食者(クラウモノ)を発動させました。そして、イフリートを捕食し、シズの体と分離させることに成功したのです。
ネタバレ③ヴェルドラと仲良くなる
リムルに捕食されたイフリートは、リムルの胃袋で暴風竜ヴェルドラと出会います。イフリートはヴェルドラと将棋をしたり外界の様子を覗き見たりして、2人で仲良く暮らすようになります。また、ヴェルドラに鍛えてもらったおかげで、捕食される前よりも強さを増しました。ヴェルドラによる鍛錬は、実は大賢者からの命令でした。大賢者は先を見越し、イフリートを強くしようと考えていたのです。
イフリート復活の経緯やその後
ネタバレ①ヴェルドラのお願い
リムルの胃袋で仲良く過ごしていた2人でしたが、ヴェルドラが復活を果たしたことでイフリートは1人胃袋に残されました。ヴェルドラは復活してからしばらくして、リムルにイフリートを復活させてくれるように頼みます。リムルはヴェルドラの願いをきき、アダマンタイト製の体を依り代にしてイフリートを復活させました。
ネタバレ②カリスという名前になる
イフリートが復活すると、ヴェルドラはイフリートに新たな名前を与えました。イフリートはヴェルドラに名付けをしてもらい、これ以降は「カリス」と名乗ることになります。ヴェルドラから名前をもらったことで、イフリートはヴェルドラの配下となりました。
ネタバレ③風の力も使えるようになる
転生したらスライムだった件(転スラ)のイフリートは、これまでは炎技しか使うことができませんでした。しかし、ヴェルドラからの名付けで炎の精魔霊王(フレイムロード)となったイフリートは、新たに風の力も使えるようになったのでした。風の力が使えるようになったことで、イフリートは攻撃の幅が広がりました。
ネタバレ④レオンとの共闘
転生したらスライムだった件(転スラ)のレオンは、イフリートを召喚した張本人です。イフリートにとってはかつての主で、イフリートはレオンのことを崇拝していました。作中ではクロノアが暴走したとき、レオンとイフリートが共闘するシーンがあります。このときイフリートは、シズと分かりあえなかったことをレオンに謝罪していました。
【転生したらスライムだった件】イフリートの強さや能力
強さや能力①サラマンダーを召喚
転生したらスライムだった件(転スラ)のイフリートは、炎の下位精霊であるサラマンダーを召喚して使役できます。リムルとの戦闘でもサラマンダーを召喚し、リムルやエレンたちを苦しめました。イフリートはサラマンダーを1体だけでなく、同時に何体も召喚することができます。テンペストで魔導列車が開発された際は、列車の運用に大量のサラマンダーを使っていました。
強さや能力②魔王級の魔素量
転生したらスライムだった件(転スラ)のイフリートはそのままでも強いですが、名前をもらったことでさらに強くなります。カリスの名を与えられたイフリートは、体内の魔素量も格段に増えました。イフリートの魔素量はもと魔王だったカリオンやフレイよりも上で、まさに魔王級だといえます。
強さや能力③フレアサークル
転生したらスライムだった件(転スラ)のイフリートは、炎化爆獄陣(フレアサークル)という技が使えます。これは炎系でも最上位に入る範囲攻撃魔法で、結界内に激しい炎が吹き荒れます。数千度という高熱の炎が吹き上がるため、結界内で生き残ることは難しいでしょう。リムルも炎に耐性がなければ、一瞬で消し炭になっていたはずです。
強さや能力④身体を炎化する
転生したらスライムだった件(転スラ)のイフリートは、自分の体を炎と化すことができます。炎化したときの温度は1,200度にも達し、すべてを焼き尽くします。炎化はマテリアルボディ(物質生命体)では不可能ですが、精神生命体であるイフリートはこの能力を使うことができます。消耗が激しいため、短時間しか使用できないというデメリットもあります。
【転生したらスライムだった件】イフリートの声優
転生したらスライムだった件(転スラ)のアニメでイフリート役を担当したのは、声優の八代拓さんです。イフリートは自我が薄い存在で、シズに憑依していたときはセリフらしいセリフがありませんでした。イフリートはアニメ24.5話の「ヴェルドラ日記」で、初めて人間らしい言葉を喋ります。
それまでは唸り声や叫び声のようなものばかりだったため、意外とかっこいい声に驚いた人もいるでしょう。では、イフリートを演じた八代拓さんとは、どのような声優でしょうか?八代拓さんの詳しいプロフィールや、これまでに出演した主な作品を見ていきましょう。
イフリートの声優は「八代拓」
八代拓のプロフィール
転生したらスライムだった件(転スラ)のイフリート役の八代拓さんは、1993年1月6日生まれの声優です。出身地は岩手県盛岡市で、所属事務所はヴィムスです。『新世紀エヴァンゲリオン』でアニメに興味を持ち、それからさまざまなアニメを観るうちに声優業を意識し出したそうです。大学に通うと同時に日本ナレーション演技研究所にも通い、所内オーディションに合格しました。2018年には、第12回声優アワードの新人男優賞を受賞しています。
八代拓の主な出演作品
八代拓さんは、『アイカツスターズ!』の結城すばるや『迷家-マヨイガ-』の颯人、『この男子、魔法がお仕事です。』の内海十四日などを担当しています。初めて主演を務めた作品は『タイガーマスクW』で、主人公の東ナオト(タイガーマスク)を演じています。その他にも『アイドルマスターSideM』の柏木翼、『あひるの空』の安原真一、『アオアシ』の冨樫慶司など、多くの人気キャラの声優として活躍しています。
【転生したらスライムだった件】イフリートに対する世間での評判や人気
転生したらスライムだった件(転スラ)のイフリートは、シズに憑依している頃はあまり出番がありません。イフリートが活躍し出すのは、リムルに捕食されてからです。リムルの胃袋に入ったイフリートは、徐々にヴェルドラと仲良くなっていきます。仲の良い友達になった2人の会話は面白く、ヴェルドラとイフリートの絡みが好きだという人は大勢いました。
転生したらスライムだった件(転スラ)のイフリートがリムルと戦うのは、まだ物語序盤の頃です。後に魔王となり無敵の強さを誇るリムルも、この頃はまだピンチに陥ることもありました。そのため、他の敵との戦いよりも、ドキドキして楽しいという感想が多く見られました。
転生したらスライムだった件(転スラ)のイフリートは、初めは悪役のような描かれ方をしていました。しかし、物語が進むに連れて、実は真面目で常識的な存在であることがわかってきます。物語の前半と後半でイメージが大きく変わったキャラであるため、人物像がつかめず戸惑ってしまう人もいたようです。
【転生したらスライムだった件】イフリートは復活していた
転生したらスライムだった件(転スラ)のイフリートは、リムルとの戦いに敗れて捕食されてしまいます。しかし、ヴェルドラと同じく復活を果たし、それからはテンペストの一員として活躍することになります。小説ではようやく11巻で復活しましたが、漫画やアニメではまだ復活していません。イフリートの復活を待ちながら、転生したらスライムだった件の続きを楽しみましょう。
この記事のライター
NR4712
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