【転生したらスライムだった件】カザリームの正体を考察!カガリとして復活した?
「転生したらスライムだった件」(略して「転スラ」)に登場する「カザリーム」というキャラの正体や能力が話題になっています。この記事では、「転生したらスライムだった件(転スラ)」の「カザリーム」について詳しく紹介し、その正体を考察します。
目次
【転生したらスライムだった件】カザリームとは?
ガザリームは、「転生したらスライムだった件(転スラ)」で、ユウキの仲間の1人として登場するキャラクターです。カザリームの正体や、復活の謎について詳しく見ていく前に、まずは簡単なプロフィールや転スラという作品について紹介します。
カザリームのプロフィール
「転生したらスライムだった件(転スラ)」に登場する「カザリーム」とは、「呪術王(カースロード)カザリーム」と呼ばれていた魔王です。1500年以上魔王として君臨していた、とても強い魔王でしたが、200年ほど前に魔王・レオンに肉体を滅ぼされてしまいます。その際、消滅の危機に陥ってしまいましたが、ユウキの協力もあり、その後無事に「カガリ」として復活を果たしました。
転生したらスライムだった件(転スラ)の概要
「転生したらスライムだった件(転スラ)」は、小説家・伏瀬さんがWEB小説として2013年から公開していた小説です。この小説を大幅に加筆修正したものを2014年に商業小説として出版し、その後漫画化やアニメ化などのメディアミックスが行われています。スピンオフ作品や外伝作品も多く出版されており、幅広い世代から人気を集めています。
転生したらスライムだった件(転スラ)のあらすじ
会社員として働いていた主人公は、ある日通り魔から部下を庇い死んでしまいます。そして目が覚めた時には異世界に「捕食者」というスキルを持ったスライムとして転生していたのです。このスキルを活かして、様々な能力を獲得し成長していく中で、囚われていたドラゴンを助けるために捕食したことで更なる能力に目覚めていきます。強大な力を手に入れた主人公が、「リムル」という名前を手にいれ、次々現れる敵を倒しながら旅を続ける物語です。
【転生したらスライムだった件】カザリームの正体や復活
ここからは、「転生したらスライムだった件(転スラ)」に登場するカザリームの正体について考察します。魔王として長い間君臨し続けたカザリームが、どうして倒されることになってしまったのか、その後どうやって復活を遂げたのか詳しく紹介していきます。
カザリームの正体は元魔王
「転生したらスライムだった件(転スラ)」に登場する「カザリーム」は1500年以上魔王として君臨していた人物です。しかし、「カザリーム」自身も実は転生者で、元々はエルフ国の王女でした。王女として暮らしていたカザリームですが、国王である父により殺されてしまい、妖死族として転生し「カザリーム」となりました。その際、女性から男性となり、美しかった容姿も失われてしまったのでした。
カザリームの正体は中庸道化連の会長
「転生したらスライムだった件(転スラ)」で「カザリーム」は、中庸道化連という組織の会長としても活動しています。「中庸道化連」は、カザリームが禁忌呪法でもある「妖死冥産」(バースデイ)を使って生み出した「ティア」、「フットマン」、「クレイマン」の3人と、元勇者で、カザリームによって妖死族となった「ラプラス」によって作られた組織です。
カザリームは死亡した?
「転生したらスライムだった件(転スラ)」でカザリームは魔王として恐れられる存在でした。しかし、実際はかつて自身が過ごしていた幸せに暮らせる国を作るために尽力していただけだったのです。夢の実現のため、更なる力を手に入れようとしたカザリームは、魔王「レオン」に目をつけます。しかし、レオンの美しい見た目に嫉妬したカザリームは、戦いに敗れ、肉体を無くしてしまったのでした。
カザリームはカガリとして復活した?
「転生したらスライムだった件(転スラ)」で、魔王「レオン」に負け、肉体を失ったカザリームでしたが、別世界から転生してきたユウキを依代にして復活しようと企みます。しかし、ユウキにそのことを知られてしまいます。ユウキはカザリームの境遇を知り、復活するために協力することになり、人造人間を依代にして復活することができました。その際、魔王としての力は失ってしまったため、それ以降は「カガリ」という名前でユウキを支える道を選びました。
【転生したらスライムだった件】カザリームの過去
ここからは「転生したらスライムだった件(転スラ)」に登場するカザリームの過去に何があったのか紹介していきます。カザリームの過去には様々な出来事がありますが、その中でも特に大きな出来事を5つの項目に分けて解説しています。
過去①長耳族の超魔導大国の姫だった
まず最初に紹介するのは、転生したらスライムだった件のカザリームは「長耳族の超魔導大国の姫だった」という過去です。カザリーム自身は男性ですが、カザリームになる前はエルフの国の王女だったのです。ずっと幸せに暮らしていたのですが、父である魔道大国の王の乱心により多くの国民と共に殺されてしまいます。その後、父により禁忌呪法「妖死冥産」(バースデイ)を使って妖死族として転生させられましたが、転生前の美しさは失われ、性別も男へ変えられてしまったのです。
過去②ミリムの怒りを買う
続いて紹介するのは、「ミリムの怒りを買う」という過去です。これは、怒りを買ったのは転生したらスライムだった件のカザリーム本人ではなく、父の方です。カルザリームを誕生させ、禁忌呪法を成功させた父は、更なる力を求めて、竜皇女「ミリム」に近づきました。そうして、ミリムのペットの子竜を殺してしまった父は、ミリムの怒りを買ったのです。そして怒ったミリムにより、魔導大帝は廃墟となってしまいました。
過去③禁忌呪法を使用する
続いて紹介する過去は、転生したらスライムだった件でカザリームが「禁忌呪法を使用する」というものです。カザリーム自身も父が禁忌呪法を使用して転生しましたが、その代わり国民の多くが犠牲になってしまいました。その状況を悲しんだカザリームは自身もこの禁忌呪法を使って人々を転生させることにしました。その結果生み出されたのが、「ティア」「フットマン」「クレイマン」でした。
過去④魔王の一員として認められる
続いて紹介する過去は、転生したらスライムだった件で、カザリームが「魔王の一員として認められる」というものです。カザリームは、仲間になったティア、フットマン、クレイマンと協力し、「幸せな国をつくる」という夢を叶えるため、戦いに身を投じていきます。そのうちカザリームは呪術王として有名になり、魔王と認められるようになったのです。魔王となってからは、他の魔王と同盟関係を築くことで、着実に夢の実現へと近づいていきます。
過去⑤レオンに負ける
最後に紹介する過去は、転生したらスライムだった件でカザリームが「レオンに負ける」というものです。「レオン」とは、実力をつけ始めていた魔王の1人で、カザリームはその力を手に入れようとします。しかし、レオンのあまりに整った容姿に嫉妬を覚えたカザリームは判断を誤り、敗北してしまうのでした。そうして肉体を滅ぼされてしまったカザリームは、長い間星幽体として彷徨うことになるのでした。
【転生したらスライムだった件】カザリームの強さや能力
ここからは「転生したらスライムだった件(転スラ)」のカザリームが持つ3つの能力について紹介していきます。それぞれの能力の強さを活かして戦うカザリームは、魔王として1500年以上も活躍していました。その能力をどのように活かしていたのか、詳しい描写にも触れながら解説していきます。
強さや能力①ユニークスキル「人心掌握(プランナー)」
最初に紹介する能力は「ユニークスキル・人心掌握(プランナー)」です。このスキルは人の心を掴み、思いのままに動かすことができる能力となっています。大勢の人々を意のままに動かすことができるという強さを持ちますが、戦闘で使用する場面はあまり見られません。政治や協力が必要な場面などでは、自身に有利に進めることができるため、その点ではとても強い能力となっています。
強さや能力②ユニークスキル「企画者(クワダテルモノ)」
続いて紹介する能力は「ユニークスキル・企画者(クワダテルモノ)」です。この能力は、人心掌握と同じく、戦闘用というよりは策略で強さを発揮する能力となっています。自身が企画した通りに計画が進むスキルとなっていて、その結果失敗してしまったとしても、その後自身の利益になるような失敗になるという利点を持っています。
強さや能力③究極能力「支配之王(メルキゼデク)」
最後に紹介する能力は「究極能力・支配之王(メルキゼデク)」です。この能力はカザリームが持つ中で唯一戦闘向きの能力となっています。これは、カザリームの仲間として戦っていたミカエルから分け与えられた能力となっていて、「あらゆる能力を瞬時に分析し、自身の支配下に置くことができる」という、とても強いものとなっています。この能力を活かし、レオンと再び会った時は、攻撃を無効化させることができました。
【転生したらスライムだった件】カザリームに対する世間での評判や人気
こちらは、転生したらスライムだった件(転スラ)を読んでいるファンの意見です。カザリーム(カガリ)は巻数を重ねるごとに、悲しい過去やそれを乗り越えた現在の強さが描かれるようになってきているので、カザリームの魅力がどんどん増していると話題になっています。
こちらはカザリーム(カガリ)が多く登場する、小説版「転生したらスライムだった件」の18巻・19巻を読んでいる人の声です。18巻では、カザリームの過去が詳しく描かれ、なぜティア達が仮面を付けて生活しているのかも明らかになりました。自分たちを生み出してくれたカザリームをとても大切に思っていることが分かり、感動したという声が多く見られました。
こちらは、カザリーム(カガリ)とリムルの会話が心に残ったというファンの意見です。カザリームは元王女でありながら、一度は男性として転生し、さらに現在は女性の体を手に入れているという、とても複雑な過去を持っています。しかし、その考え方には、王女として生きた過去が反映されていることも多く、ヒロインらしい言葉が多く描かれていました。
【転生したらスライムだった件】カザリームは謎の多いキャラだった
ここまで「転生したらスライムだった件(転スラ)」に登場する「カザリーム」の過去やその正体、持っている能力の強さなどについて紹介してきました。エルフ国の王女として生まれながら、実の父に悪魔に転生させられてしまうなど、悲しい過去を持つ人物でしたが、ユウキと出会い「カガリ」として新たな人生を歩き出していました。転生したらスライムだった件で、カザリームは謎の残るキャラではありましたが、今後の活躍が期待されています。
この記事のライター
syys1720
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