【ナルト】はたけカカシの素顔がかっこいい？普段は見せない理由とは？

はたけカカシは、『NARUTO-ナルト-』に登場するキャラです。主人公ナルト達第七班の引率を務めている上忍で、ナルト達にはカカシ先生と親しまれている人物です。ふだんは左目を額当てで隠し、口元もマスクで覆っているためその素顔がよくわからないキャラでしたが、かっこいいと人気の高いキャラでした。そんなはたけカカシの素顔が公表されて話題となっています。まずは、はたけカカシのプロフィールからご紹介します。

はたけカカシの愛読書は「イチャイチャシリーズ」です。書店に新刊が並んでいると、そちらを優先してしまう程気に入っている本のようです。はたけカカシはとてもマイペースで飄々としていますが、冷静沈着で頭の回転も速く、とても優秀な上忍でもあります。

『NARUTO-ナルト-』は岸本斉史先生が描く忍の物語です。1999年から2014年まで『週刊少年ジャンプ』（集英社）に全700話が連載されたとても人気の高い少年漫画です。国内外でとても評価されている作品で、単行本の累計発行部数は国内外合わせて2億5000万部を超えています。また、2002年10月から放送が開始されたテレビアニメは、2005年9月からアメリカのカートゥーンネットワークでも放送が開始され、こちらも世界中で人気アニメとなりました。

主人公のナルトは、九尾という尾獣を体内に封印された少年です。忍者学校であるアカデミーでは落ちこぼれだったナルトでしたが、なんとか卒業して下忍として第七班に配属となりました。里の皆に忌み嫌われながら育ってきたナルトは、里で一番強い忍である火影を目指し、仲間達とたくさんの試練へと立ち向かっていきます。『NARUTO-ナルト-』は、そんな仲間達との友情や成長、裏切りや復讐、さまざまな絆などが描かれたバトル少年漫画です。

『NARUTO-ナルト-』の登場人物の中ではその素顔がわからず常に話題とされてきたはたけカカシでしたが、遂にその素顔が公表されました。素顔がわからなかった間も人気の高いキャラだったはたけカカシですが、素顔が公表されると「かっこいい」と世の中のファンを湧き上がらせて、さらに人気を高めました。そんなはたけカカシの素顔に迫っていきましょう。

『NARUTO-ナルト-』本編では最後まではたけカカシの素顔は公表されませんでした。はたけカカシの素顔が公表されたのは、2015年に開催された「NARUTO-ナルト-展」で配布された来場者特典『新伝・風の書』です。「NARUTO--ナルト展」は、連載完結記念として開催されました。テレビアニメでは『NARUTO疾風伝』（テレビ東京系）第689話「特別任務」の放送で公表となりました。

公表されたはたけカカシの素顔では、口元にホクロが描かれていました。素顔がかっこいいと評判のはたけカカシですが、このホクロに関しては賛否両論あるようでした。口元のホクロがセクシーだと感じるファンもいれば、イメージと違うと感じるファンもいます。この口元のホクロをかっこいいと感じるかどうかは、人それぞれのようです。

ナルト達がはたけカカシの素顔を見ようと奮闘するのは、アニメ『NARUTO』101話「見たい、知りたい、確かめたい カカシ先生の素顔」と、アニメ『NARUTO疾風伝』689話「特別任務」です。はたけカカシの素顔を暴こうとする物語は、ナルトの原作では描かれていませんが「臨の書」「者の書」「風の書」に短編の物語として掲載されているようです。

カカシ外伝で、リンがはたけカカシに包帯を巻くシーンが描かれています。このシーンから、リンははたけカカシの素顔を見ていると考えられます。

『NARUTO-ナルト-』の原作では素顔を隠し続けたはたけカカシですが、なぜその素顔を隠していたのでしょうか？ここからははたけカカシが素顔を隠していた理由や、物語が完結したあとに公表された理由、はたけカカシの素顔に対する批判などについて触れていこうと思います。

はたけカカシが素顔を隠す理由は原作では描かれていません。カカシ自身ナルト達が素顔を暴こうとしているのは知っていて、それを楽しんでいる様子でもあります。アニメで描かれるナルト達がカカシの素顔を暴こうとする物語からは、面白いからあえて隠すといったカカシの心情が伝わってくるような気がします。

また、カカシがマスクをしているキャラになったのには、忍者は仕事上顔を隠すべきだと考えた原作者の岸本斉史先生が、はじめに登場したカカシにマスクをつけたという経緯がありました。ただ、全員がマスクをしてしまうと表情が描けなくなってしまうため、カカシだけがマスクをしているキャラとして残ったそうです。

はたけカカシの素顔が、『NARUTO-ナルト-』完結後に公表された理由については特に記載はされていませんでした。ファンの間でずっと話題となってきたカカシの素顔だったので、物語が完結した記念として公表されたのではないかとの考察や、物語の途中で公表してしまうとファンが離れてしまうと危惧したのではないかという考察が多いようです。

はたけカカシの素顔が公表されたことに対しては、かっこいいと評価されながらも批判も多かったようです。批判の内容としては、「素顔は隠されたままの方が良かった」「素顔が公表されたことでカカシのミステリアスなところがなくなってしまった」「素顔を隠しているのがカカシの魅力だった」「来場者特典だったのにアニメで放送された」などが多いようでした。

カカシの素顔が公表されたことで彼の魅力が減ってしまったことや、アニメで公表されたことによって来場者特典という特別感がなくなってしまったことが、ファンにとっては不満となってしまい批判される形となったようです。ネット上では様々な情報が飛び交う時代、もしもアニメで公表されていなくても来場者特典の画像がネット上で公表されることは予想できますので、この批判に対する意見も様々です。

物語が完結し、その素顔が公表されて話題となっているはたけカカシ。アニメ版『ナルト』でそんなカカシの声を担当した声優は誰だったのでしょうか？ここからは、はたけカカシの声を演じた声優をご紹介していきます。

アニメ版『ナルト』ではたけカカシの声を演じたのは、声優の井上和彦さんです。井上和彦さんはたくさんのかっこいいキャラを演じてきたベテラン声優です。井上和彦さんが演じることで、カカシがよりかっこよく描かれたと思います。そんな声優・井上和彦さんのプロフィールや代表的な出演作品をご紹介します。

渋いイケメンキャラなどを演じることが多い声優の井上和彦さんですが、『夏目友人帳』ではニャンコ先生のようなかわいいキャラを演じた声優として話題となりました。

はたけカカシの素顔が公表されると、SNSなどではとても話題になりました。その素顔が公開されたことに批判も集まっているようですが、『ナルト』ファンがカカシの素顔にどのような反応をしているのか、Twitterでのコメントを見ていきましょう。

はたけカカシの素顔は気になっていたものの、公表することは望んでいなかったというファンもいます。好きなキャラの謎の部分を想像するのも、ファンの楽しみの一つのようです。

『ナルト』のアニメ全話の中で一番興奮したのが689話ではたけカカシの素顔が公表された瞬間だったというファンも多いようでした。「NARUTO-ナルト-展」には足を運べなかったファンも多かったと思います。そんなファンにとってはアニメで公表されたことが心から嬉しく思ったのではないでしょうか。また、来場者特典で素顔を見たファンの中でも、声と動きが加えられたアニメでのカカシの素顔は良かったとコメントしている方が多いです。

はたけカカシの素顔が公表されたのが本編ではなかったことを評価しているファンもいるようでした。本編では素顔を隠し、番外編で公表することで、ファンがどのように楽しむかを選択できます。

ここからははたけカカシの「もしも○○だったら」という妄想をしてみようと思います。はたけカカシが「父」「会社の上司」「彼氏」だったらどんな感じになるのでしょうか。

はたけカカシがもしも父親だったら、飄々としていながらも上手に子育てをしていきそうです。そして、その子は仲間を大切にする人物に育っていくと思います。もしかしたらはたけカカシの親ばかな一面も見られるかもしれません。

はたけカカシがもしも会社の上司だったら、とてもできる上司だとは思いますが、上手く部下に仕事を回してくるのではないでしょうか？こうして手際よく仕事をこなしていきそうです。部下に仕事を回して自分の手が空くと、大好きな本を読んでいるかもしれません。ですが、大事な商談の際にはとても頼りになる上司だと思います。

はたけカカシがもしも彼氏だったら、身長も高くイケメンなのでとても自慢の彼氏になりそうです。飄々としていて遅刻癖はありますが、彼女のことはとても大切にしてくれます。ふだん隠している素顔を見ることができるのは、彼女の特権です。

『NARUTO-ナルト-』に登場するはたけカカシは素顔がなぞのキャラでしたが、公表されたその素顔はとてもかっこいいと評判でした。素顔を暴こうと頑張っていたナルト達はまだ素顔を見れておらず、この先もはたけカカシは面白がりながら隠していくのだと思います。いつかナルト達のその後が描かれた際には、その素顔を見せるのかが気になるところです。