【ナルト】我愛羅は一度死亡した?復活した理由や人物像を紹介
『ナルト』に登場する我愛羅は、物語の中で死亡説が話題になっている人物です。我愛羅はなぜ死亡したのでしょうか?この記事では、我愛羅の死亡についてと復活した理由、そして『ナルト』の登場人物の中でも人気が高い我愛羅の人物像などをお伝えしていきます。
目次
我愛羅とは
我愛羅は、『ナルト』の世界で風の国・砂隠れに所属する人物で、四代目風影の息子です。生まれる時に父親によって一尾である守鶴を憑依させられた人柱力です。我愛羅の死亡説に迫っていく前に、我愛羅についてプロフィールや性格をご紹介していきます。
我愛羅のプロフィール
- 名前:我愛羅(があら)
- 誕生日:1月19日
- 年齢:初登場時13歳→BORUTOでは32歳
- 身長:166.1cm
- 体重:50.9㎏
- 血液型:AB型
- 好きな食べ物:砂肝、タン塩
- 嫌いな食べ物:羊羹、マロングラッセ
元々は好戦的な我愛羅でしたが、現在の趣味はサボテン栽培です。一尾の力を制御できなかったことから、我愛羅は里の人々に恐れられ、父親にも何度も刺客を送られてきました。唯一心を開いていた母親の弟である夜叉丸にも、姉の仇として恨まれていました。父親からの指示もあり、夜叉丸にも命を狙われた我愛羅は、真実を知り絶望してすべての人間を恨むようになっていきました。こうして自分だけを愛するという意味を込めて、砂で額に「愛」という文字を刻みました。
我愛羅の性格
我愛羅の性格は、初登場時はとても冷徹で自分本位な性格でした。そして我愛羅の他の人とのつながりは憎しみと殺意でしかありませんでした。我愛羅の性格がこのようになってしまったのには、一尾を憑依させられたことが大きく関わっています。幼少期から疎まれ続け、ずっと孤独と共に生きてきたわけですから仕方のないことかもしれません。
そんな我愛羅でしたが、ナルトと戦ったことで少しづつ変わり始めました。ナルトも同じように体の中に九尾を封印されて、幼少期から里の皆には忌み嫌われながら生きてきたのです。我愛羅は、似たような境遇であるナルトとの関りで心を開いていきました。
ナルトの概要
『ナルト』は、1999年から2014年まで全700話が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された大人気漫画で、忍者の世界が描かれた岸本斉史先生の作品です。単行本は全72巻と外伝が1巻発売されています。2002年からはテレビアニメの放送も始まり、第1部「NARUTO-ナルト-」、第2部「NARUTO-ナルト-疾風伝」としてアニメが放送されました。
ナルトのあらすじ
主人公のうずまきナルトは、木の葉隠れの里に暮らす少年です。幼い頃に体の中に里を襲った九尾が封印されたことから、里の皆には忌み嫌われてきました。そんなナルトでしたが、火影になることを目標に忍者学校のアカデミーで日々学んでいました。落ちこぼれだったナルトでしたが、何とかアカデミーを卒業して、下忍として仲間達と共に任務をこなすようになります。こうして仲間達との関りや敵との戦闘を通して、ナルトは苦難を乗り越えて成長していきます。
物語を通して、『ナルト』では友情や絆、裏切りや復讐などが描かれていきます。
我愛羅の死亡説の真相
我愛羅についてプロフィールや性格などをお伝えしました。ここからは我愛羅の死亡説について詳しく見ていきましょう。
我愛羅は一度死亡した?
我愛羅は体の中に一尾が憑依しています。『ナルト』には我愛羅と同じように尾獣を憑依させた人柱力が9人いて、その尾獣を集めて十尾を作り出そうとしている人物達がいました。その人物達に我愛羅は拉致され、ナルト達が救出に向かいましたが間に合わず、我愛羅は一尾を抜かれて死亡してしまいました。
我愛羅は誰に殺された?
我愛羅を狙っていたのは暁という組織です。砂隠れの里では暁が一尾を狙っているという情報を入手していたため、厳戒態勢を取っていました。ですが、幹部の中に潜入していたサソリの部下の手引きによって、暁のサソリとデイダラが砂隠れの里へと侵入してしまいました。デイダラが粘土で作った鳥に乗って上空を旋回したことで、我愛羅がすぐに敵の侵入に気がついて戦いました。そしてデイダラを追い詰めた我愛羅でしたが、里が爆撃されそうになりそれを防いだ際に起爆粘土を仕掛けられてしまい、デイダラに拘束されて拉致されてしまいました。
こうして拉致された我愛羅は一尾を封印されて死亡してしまいます。誰かが直接我愛羅を殺したわけではありませんが、我愛羅を拘束して連れてきたのはデイダラであるため、デイダラによって我愛羅が死亡したと言っても良いでしょう。
我愛羅が復活した理由とは
ナルト達が我愛羅を救出しに来ましたが間に合わず、我愛羅に憑依していた一尾は封印され、我愛羅は死亡してしまいました。ナルトは我愛羅をサクラのところに連れて行きましたが、医療忍術ではどうすることもできない状態でした。そんな我愛羅が生き返ることができたのは、チヨバアの術のおかげです。チヨバアが我愛羅にかけた術は、自身の命と引き換えに我愛羅を復活させる術だったのです。こうして一度は死亡した我愛羅でしたが、チヨバアの命と引き換えに復活を遂げたのでした。
我愛羅の強さや技とは
我愛羅は一尾を宿していたという強さもありましたが、それを除いても身体能力・忍術ともに下忍時代からその強さは際立っていました。砂を使った攻撃がとても強かった我愛羅ですが、精神状態が不安定だったこともあり力押しでの戦闘が中心でした。一尾が封印されて風影となってからは、防御や広範囲の攻撃に重点を置いていて、操ることができる砂の量も遥かに膨大な量となりました。そんな我愛羅が使う技や強さを見ていきましょう。
我愛羅の技①砂縛柩
我愛羅の技①砂縛柩(さばくきゅう)は、砂を使って相手を捕縛する技です。この技は他の技と組み合わせて使うサポート的な技です。攻撃系の技と組み合わせることでその強さが発揮できます。また、この技の応用として「砂瀑牢(さばくろう)」があり、敵を囲い込むことで閉じ込めることができます。その中から砂縛柩で捕まえたりもできます。また、我愛羅自身を砂縛柩に閉じ込めることで、防御しながら攻撃を行うこともできます。
我愛羅の技②空砂防壁
我愛羅の技②空砂防壁(くうさぼうへき)は、大量の砂を操って作る防壁で、砂隠れの里全体を防御することができます。デイダラのC3による爆撃もこの技で防ぎました。
我愛羅の技③砂瀑送葬
我愛羅の技③砂瀑送葬(さばくそうそう)は、我愛羅の必殺技でもある攻撃技です。砂縛柩で捕まえた相手を、砂瀑送葬で握りつぶして木っ端微塵にするとても強さを誇る攻撃技です。砂縛柩で捕まえたまま、我愛羅が手をギュッと握ることで発動される技です。砂瀑牢で閉じ込めた敵の殲滅もできる技ですので、我愛羅の必殺技としてふさわしい強さです。
我愛羅の技④砂の鎧
我愛羅の技④砂の鎧(すなのよろい)は、チャクラを練り込んだ砂で体の表面を覆う防御系の技です。砂の盾(すなのたて)よりも使用するチャクラ量が少ないですがそのぶん強度も弱いため、砂の盾で防げなかった攻撃を防ぐ際の非常手段となっています。
我愛羅の技⑤砂の盾
我愛羅の技⑤砂の盾は、我愛羅の母親の想いが練り込まれた砂による自動防御です。我愛羅に攻撃が加わると自動で防御する盾となり、その強度もかなりのものです。我愛羅が砂をコントロールすることは可能ですが、自動防御に関してはどうすることもできないため、体術の修行の際には少し厄介です。砂の量はある程度調整することができ、量が増えると母親の姿を作り出します。
我愛羅の技⑥獄砂埋葬
我愛羅の技⑥獄砂埋葬(ごくさまいそう)は、砂地獄を発生させて敵を砂の中へと引きずり込み、地中200mの深さで砂による圧力をかけて殺す技です。敵は身動きが取れないため脱出は困難な技ですが、音の五人衆・君麻呂には早蕨の舞という技で脱出されています。
我愛羅の名言や名シーン
『ナルト』の登場人物の中でも人気の高い我愛羅は、そのセリフでもファンを魅了しています。そんな我愛羅の名言の中から、ここでは3つの名言をご紹介します。
名言①「オレもいつか・・・」
「俺もいつか、誰からも必要とされる存在になりたい。 恐るべき兵器としてではなく、砂隠れの風影として」
出典: bibi-star.jp
我愛羅の名言①は、我愛羅が木ノ葉崩しでナルトとの戦いを通して、自分も周囲に認められるよう努力することを決意した際のセリフです。ここから我愛羅は風影を目指すことになり、その決意を兄のカンクロウに伝えた際の我愛羅の表情は、とても穏やかなものとなっていました。とても感動を与えた名シーンであり我愛羅の名言です。
名言②「確かに母様はすごいな・・・」
「…………
確かに母様はすごいな…。
初めて父様からの薬を渡してくれた。」
我愛羅の名言②は、忍界大戦での父親との会話でのセリフです。我愛羅の父親である羅砂は、過去に行ってきた我愛羅に対する行いが全て間違っていたことを悟りました。羅砂は父親として我愛羅と向き合います。こうして我愛羅が受けた心の傷が愛情という薬によって癒されました。
名言③「オレは友を守りたい・・・」
オレは友を守りたいそしてこの世界を守りたい!!
世界を守るにはオレは若すぎる!だから・・・皆の力をかしてくれ!!
我愛羅の名言③は、仲間割れという危機を迎えていた忍連合軍に対する我愛羅の演説です。忍連合軍は、尾獣を宿す人柱力を狙う暁と戦うため、忍世界を守るために結成された組織です。ですが度々戦いを繰り広げてきた里同士のため、簡単には仲間意識は芽生えません。ですが我愛羅の演説によって忍連合軍は1つになりました。
我愛羅の声優を担当したのは
アニメ版『ナルト』で我愛羅の声を担当した声優をご紹介します。
我愛羅の声優は「石田彰」
アニメ版『ナルト』で我愛羅の声を演じたのは、声優の石田彰さんです。『ナルト』の登場人物の中でも人気の高い我愛羅ですが、石田彰さんが我愛羅の声を演じたことでより一層我愛羅のカッコ良さが際立ちました。
石田彰のプロフィール
- 名前:石田彰(いしだ・あきら)
- 生年月日:1967年11月2日
- 身長:163cm
- 血液型:O型
- 出身地:愛知県
- 趣味:切手収集
- 所属事務所:ピアレスガーベラ
石田彰さんは、『機動戦士ガンダム』を見て声優という仕事に憧れを抱き、中学の時に真似事でもいいから芝居をしてみようという意識で演劇部に入部しました。独特な声の持ち主で、アニメではミステリアスなキャラやクセの強いキャラを演じることが多い石田彰さんですが、ご自身もかなり独特な雰囲気を持った声優です。そんな石田彰さんに憧れて声優になった若手声優はたくさんいらっしゃいます。
石田彰の過去の担当アニメキャラ
- 『新世紀エヴァンゲリオン』渚カヲル
- 『機動戦士ガンダムSEED』アスラン・ザラ
- 『銀魂』桂小太郎
- 『FAIRY TAIL』ゼレフ・ドラグニル
- 『鬼滅の刃』猗窩座
石田彰さんは、多くの人気アニメ作品でキャラを演じてきたベテラン声優です。そして石田彰さんが演じるアニメキャラは、とても人気があります。
我愛羅の死亡に対する世間での評判や人気
我愛羅の死亡説や強さなどをお伝えしてきましたが、SNSでは我愛羅が一時的に死亡したことに対してどのようなコメントが寄せられているのでしょうか?Twitterでのコメントを見ていきたいと思います。
我愛羅の死亡では悲しんだファンがたくさんいました。結果的にチヨバアの命と引き換えに復活しましたが、原作者である岸本斉史先生の中では我愛羅が死亡する案もあったそうなので、我愛羅復活に安堵したファンは多かったのではないでしょうか。
様々なシーンで、我愛羅に死亡フラグが立っているのでは?と心配されているファンが多いようです。過去に一度死亡しているため、ファンとしては次こそは本当に死亡してしまうのではないかと心配になってしまうようです。
『ナルト』を見返して、我愛羅が復活するのはわかっていても、死亡シーンが迫ると涙が止まらないというファンも多いようでした。
我愛羅がもしも〇〇だったら
ここからは少し思考を変えて、「我愛羅がもしも○○だったら」を妄想していきたいと思います。みなさんはどのような我愛羅がお好みですか?
我愛羅「彼氏」篇
もしも我愛羅が彼氏だったら。我愛羅は基本的にはとても優しい人物です。我愛羅に注いだ愛情以上に、彼女のことを大切にしてくれるのではないでしょうか。そして、何があっても守ってくれる安心感があります。
我愛羅「会社の先輩」篇
もしも我愛羅が会社の上司だったら。とても真面目で部下想いの我愛羅は、上手に指導してくれそうです。社内で揉め事があっても、我愛羅はカリスマ的な言葉で上手くまとめてくれると思います。そんな我愛羅は、部下にとても親しまれる上司となるでしょう。
我愛羅「警察官」篇
もしも我愛羅が警察官だったら。器用に砂を操作して、どんな犯人でも逃がさずに取り押さえることができるでしょう。また、犯人が集団だったとしても一気に閉じ込めることが可能なので、警察官としての実績はかなりのものとなるのではないでしょうか。我愛羅のような警察官がいたら、この国は安全な国になると思います。
我愛羅はNARUTOの中でも特に人気の高いキャラだった
我愛羅は木ノ葉の里の敵として登場した頃から人気の高いキャラでした。ナルトとの戦いによって心を入れ替えてからの我愛羅は、より人気を高めています。一度は死亡して復活を果たしましたが、その後も死亡フラグを感じて心配するファンは多いようです。ナルト本編の物語は終了しましたが、我愛羅はこれからもたくさんのファンに親しまれていくキャラだと思います。
この記事のライター
*haru
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