【ナルト】火影(ほかげ)の意味とは?初代から7代目まで人物像まとめ

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『ナルト』の火影(ほかげ)の意味を紹介します。『ナルト』に登場する火影とはどのようなものなのかや、歴代火影の人物像や強さ・忍術、臨時の火影となった志村ダンゾウについて徹底解説しました。また、火影を復活させる禁術「穢土転生」についても解説しています。

【ナルト】火影(ほかげ)の意味とは?初代から7代目まで人物像まとめ

目次

  1. 【ナルト】火影の意味とは?
  2. 【ナルト】歴代火影の人物像や強さ・忍術
  3. 【ナルト】志村ダンゾウは臨時の火影になった?
  4. 【ナルト】火影を復活させる術「穢土転生」を解説
  5. 【ナルト】火影に対する世間での評判や人気
  6. 【ナルト】火影は木ノ葉隠れの里の里長だった

【ナルト】火影の意味とは?

『NARUTO(ナルト)』には「火影(ほかげ)」という存在が登場します。主人公のうずまきナルトも火影を目指しているため、火影という言葉は物語の最初から登場します。ここでは『NARUTO(ナルト)』の火影の意味や、『NARUTO(ナルト)』の概要について紹介していきましょう。

火影(ほかげ)の意味

『NARUTO(ナルト)』に登場する「火影(ほかげ)」とは、火の国である木ノ葉隠れの里の里長の称号を意味しています。つまり、火影は「里一番の忍」という意味です。初代火影である千手柱間(せんじゅはしらま)が木ノ葉隠れの里を創立し、その後も千手一族やその弟子による歴代の火影が里を守ってきました。

NARUTO(ナルト)の概要

『NARUTO(ナルト)』は、岸本斉史による忍者を主人公にした少年漫画です。1999年から2014年号まで『週刊少年ジャンプ』で連載され、テレビアニメ化やゲーム化などメディアミックスが展開されました。単行本は全72巻で完結しており、アニメは世界80か国以上で放送される世界的なヒット作です。単行本の全世界での累計発行部数は2億5000万部を突破しています。

NARUTO(ナルト)のあらすじ

木ノ葉隠れの里に暮らす一人ぼっちの少年・うずまきナルトは、忍者を目指してアカデミーに通っています。ナルトは生まれた時に身体の中に九尾の妖狐が封印されたため、里の人間から嫌われていました。しかし身を挺して守ってくれた恩師、うみのイルカの助けもあり、ナルトは無事にアカデミー卒業します。下忍になったナルトは、うちはサスケや春野サクラなと共に、さまざまな任務を通して才能を開花させていくのでした。

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【ナルト】歴代火影の人物像や強さ・忍術

『NARUTO(ナルト)』の火影とは、里一番の忍であり里の長といういう意味を持つ言葉です。木ノ葉隠れの里を作った初代火影から作中で最後に登場する火影に至るまで、歴代の火影には7人の人物が登場します。ここでは『NARUTO(ナルト)』の歴代火影の人物像や強さ・忍術などを紹介していきましょう。

火影①千手柱間

歴代の火影の中でも初代火影である「千手柱間」は、木ノ葉隠れの里を創立した人物です。千手柱間は弟の扉間やうちはマダラと共に木ノ葉隠れの里を作りましたが、うちはマダラとは後に意見が対立し、衝突することになります。千手柱間は人情に厚く明るい性格をしており、非常に人柄が良い温厚な人物だったことから、木ノ葉隠れの里の民からも慕われていました。

千手柱間の強さとして、血継限界の忍術である木遁忍術を得意としていることが挙げられます。忍の世界では純粋な木遁の使い手は柱間だけです。また、千手柱間は千手一族のリーダーであり、その強さから「忍の神」とたたえられるほどでした。

火影②千手扉間

歴代の火影の中でも2代目火影である「千手扉間」は、木ノ葉隠れの里では兄であり初代火影だった千手柱間と並ぶほどの強さを持つ忍びでした。千手扉間は水遁の使い手であり、さまざまな術の開発も行いました。禁術である穢土転生を考案したのも千手扉間です。初代火影が温厚な人物だったの対して、弟である千手扉間は徹底した合理主義と冷徹さが目立つ人物です。特にうちは一族に対する扱いが厳しく、里の中心には入れないようにしていました。

千手扉間の強さとして、周囲の広い範囲のチャクラを感知できる点が挙げられます。また、前述のとおり、千手扉間は多数の術の開発を行いました。中でも「互乗起爆札」という術は千手扉間の考え方を象徴しています。この術は起爆札が起爆札を口寄せすることで、攻撃を半永久的に続けられるというものです。この術と穢土転生を組み合わせることで、爆発で死者の身体が損傷しても再生するため、無限に攻撃ができるようになります。

火影③猿飛ヒルゼン

歴代の火影の中でも3代目火影である「猿飛ヒルゼン」は、木ノ葉隠れの里を想う心とその強さから、2代目火影から指名されて火影に就任することになりました。木ノ葉隠れの里の平和を長期的に保ち、「木ノ葉崩し」から里を救った功労者です。また、幼い頃から一人暮らしをしているナルトを心配したり、うちはのクーデターの際にはうちはを滅ぼそうとする上層部に最後まで反対したりするなど、人情に厚い人物でした。

猿飛ヒルゼンの強さとして、五大性質変化や木ノ葉隠れの里の忍術を全て解明しており、全ての性質変化を扱うことができるという点が挙げられます。そのため、ヒルゼンは「プロフェッサー」とも呼ばれています。また、分身してそれぞれが異なる性質変化を使用して戦うことも可能です。最期には中忍試験の際に大蛇丸と戦い、術の代償によって死亡しました。

火影④波風ミナト

歴代の火影の中でも4代目火影である「波風ミナト」は、第三次忍界大戦後に就任した火影です。木ノ葉隠れの里を襲った天災の象徴、九尾の妖狐から里を救ったため、木ノ葉の英雄と言われています。波風ミナトはナルトの実の父親ですが、命と引き換えに九尾の妖狐を封印したため、妻と共にナルトが生まれた日に亡くなりました。優しい人柄の人物で、忍としての実力も併せ持っていたことから、里での人望も厚い人物でした。

波風ミナトの強さとして、瞬身の術や飛雷神の術などを得意としていた点が挙げられます。時空間忍術を駆使し、一瞬で敵を倒すその様子から、「木ノ葉の黄色い閃光」との異名を持っていました。また、形態変化を極めた螺旋丸を開発しています。

火影⑤綱手

歴代の火影の中でも5代目火影である「綱手」は、医療忍術に優れた火影です。初代火影である柱間の孫にあたる人物で、「伝説の三忍」の一人に数えられている実力者です。暁ペインの襲来や、第四次忍界大戦から木ノ葉隠れの里を守りぬきました。綱手は優れた医療忍術の技術を活かして、若い姿を保っていますが、チャクラを消費しすぎると本来の姿に戻ってしまいます。また、実は怪力の持ち主であり、自来也にも恐れられています。

綱手の強さとして、長期間貯め続けたチャクラを開放することで、実力以上の強さを発揮できる点が挙げられます。綱手の額のひし形のマークは「白豪の術」を意味しており、長期的にチャクラを貯め続けることが可能です。四次忍界大戦の際には、チャクラを開放して致命傷を負わない限り戦い続けることができる「忍法・創造再生」という術を使用しました。

綱手は大戦時代には木ノ葉隠れの里に大きく貢献した医療忍であり、他の国からも「病払いの蛞蝓綱手姫」と呼ばれていました。しかし戦争で恋人や弟を亡くしたことで血液恐怖症になり、任務から外れてギャンブルをしながら各地を放蕩していたのでした。なお、ギャンブルでは多額の借金があり、「伝説のカモ」という不名誉な異名も持っています。

火影⑥はたけカカシ

歴代の火影の中でも6代目火影である「はたけカカシ」は、第四次忍界大戦後に就任した火影です。5代目火影の綱手が大戦の責任を取る形で辞任したため、就任依頼を受けることになり、戦後の復興に尽力しました。はたけカカシは12歳で上忍になった天才で、ナルトやサスケ、サクラ達第七班の担当上忍です。かつて親友だったオビトから写輪眼を貰ったため、額当てで写輪眼である左目を隠しています。

はたけカカシの強さとして、「コピー忍者のカカシ」と呼ばれる、見ただけで相手の術を完全にコピーできる能力が挙げられます。他にも写輪眼を活かした忍術や、自身の性質変化である雷遁をはじめとした五大性質変化すべてを扱うことが可能です。第四次忍界大戦の際にマダラに写輪眼を奪われましたが、その後、ナルトの陽遁によって本来の目を取り戻しています。そのため、戦後は左目を出した状態で暮らしています。

火影⑦うずまきナルト

歴代の火影の中でも7代目火影である「うずまきナルト」は、第四次忍界大戦から世界を救った英雄であり、はたけカカシからその座を引き継いで就任した火影です。うずまきナルトは幼い頃から火影を目指していましたが、アカデミーに通っていた頃のナルトは落ちこぼれでした。卒業試験である分身の術も上手くできませんでしたが、禁術である「多重影分身」の術を身に付け、その後は自身の得意技にしています。

うずまきナルトの強さとして、父であるミナトが開発した螺旋丸が挙げられます。螺旋丸はチャクラを圧縮させ、回転を発生させる技ですが、ナルトは自身の得意技である影分身を利用して別の角度からチャクラを加えることで、螺旋丸を作っています。また、ナルトは螺旋丸に性質変化を組み合わせた「風遁・螺旋手裏剣」を開発することに成功しました。さらに九尾の妖狐のチャクラも利用することができるようになったナルトは、カカシの後を継いで7代目火影になりました。

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【ナルト】志村ダンゾウは臨時の火影になった?

『NARUTO(ナルト)』に登場する志村ダンゾウは、木ノ葉隠れの里の忍です。三代目火影である猿飛ヒルゼンとは幼馴染で、ライバルでもありました。志村ダンゾウは5代目火影である綱手が意識不明になった際に、強引に自身を6代目の火影に襲名させています。ここでは『NARUTO(ナルト)』の志村ダンゾウが実際に臨時の火影になったのかどうか解説していきましょう。

志村ダンゾウのプロフィール

  • 名前:志村ダンゾウ
  • 誕生日:1月6日
  • 血液型:AB型
  • 身長:170.0cm
  • 体重:52.7kg
  • 年齢:72歳

志村ダンゾウは、木ノ葉の暗部養成部門「根」のリーダーです。「根」とは木ノ葉を目に見えない地中から支えるという意味、目的で設立された組織で、リーダーであるダンゾウは木ノ葉を守るためであれば非情な作戦も厭わない人物です。里での権力や発言力も強く、顔には包帯を巻いており、普段は杖をついて歩いています。しかしその隠れた右目にはうちはシスイから奪った万華鏡写輪眼を持ち、右腕には無数の写輪眼と柱間細胞が移植されています。

志村ダンゾウの能力

志村ダンゾウは3代目火影であるヒルゼンのライバルだったため、若い頃は相当な実力者だったことがわかります。現在のダンゾウは、戦闘の際には風遁系の忍術を使用することが多いです。また、身体に移植している柱間細胞により、木遁も使用します。右腕には無数の写輪眼を移植しているため、うちは一族の術であるイザナギも使用可能です。

志村ダンゾウは臨時の火影になった?

『NARUTO(ナルト)』の作中では、6代目火影が決まる前にペイン襲撃によって綱手が危篤状態になってしまいます。そのため、臨時の火影を置くことになり、志村ダンゾウが臨時の火影に就任することになりました。正式な6代目の就任には上忍達による信任投票が必要だったため、後は投票を待つだけの状態でしたが、その前にダンゾウはサスケに殺害されます。

そのため、志村ダンゾウが正式に6代目の火影になることはありませんでした。なお、この後はたけカカシが6代目として指名を受けることになりますが、綱手が復帰したことで、カカシの6代目就任も一旦立ち消えとなります。

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【ナルト】火影を復活させる術「穢土転生」を解説

『NARUTO(ナルト)』に登場する忍術の一つに、「穢土転生(えどてんせい)」というものがあります。これは生贄を使って死者を蘇らせる禁術で、作中では大蛇丸が火影を復活させて意のままに操るシーンがあります。ここでは『NARUTO(ナルト)』に登場する「穢土転生」について紹介していきましょう。

穢土転生とは?

『NARUTO(ナルト)』に登場する「穢土転生」は、降霊術の一種です。2代目火影が作った口寄せの術の一つで、生きた人間を生贄にすることで、死んだ人間を蘇らせることができます。穢土転生の転生者は術者の思い通りに操ることが可能で、コストに対して汎用性の高い技となっています。

穢土転生の欠点

穢土転生は使用するために血統は関係なく、蘇生させる対象の人間のDNAと、生贄にする人間を用意できれば使用することが可能です。そのためリスクやコストが最小限、かつ汎用性の高い術として、作中でも第四次忍界大戦において戦局を左右する重要な術として利用されました。しかし実は欠点として、復活した死者が術者を裏切る可能性があります。

穢土転生によって蘇った死者が造反した場合、すでに死者であるため殺すことが出来ず、傷はほぼ回復し、チャクラも尽きないなど、本来であれば穢土転生のメリットだったものがすべて引き継がれ、最悪の事態を招く可能性があります。このような穢土転生の欠点による造反は、作中でも発生しました。また、造反が発生するのは、死者に反逆の意思がある上で「解除の印」を知っていた場合や、死者の力が術者を上回っていた場合が多いです。

穢土転生を解除する方法

穢土転生を解除するには、術者本人が「子・丑・申・寅・辰・亥」の印によって「解」を行い、穢土転生を解除するしか方法はありません。術者が解除する以外に穢土転生への対抗策として考えられているのは、魂や身体に対する封印術、もしくは死者の精神面に働きかけ、成仏させる方法などが挙げられます。ただし、忍宗の祖である六道仙人に限り、術者ではなくても穢土転生を解除することができます。

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【ナルト】火影に対する世間での評判や人気

ツイッター上には「ボルトの映画を見に行ったときにナルトが火影になっている姿を見てまず泣いた」とツイートしている人がいました。ナルトを昔から知っている人がナルトが実際に火影になった姿を見ると、こみあげてくるものがあるようです。

『NARUTO(ナルト)』を子供の頃にリアルタイムで読んでいたという人の中には、「大人になってから改めて読むと印象が全然違う」とツイートしている人がいました。また、「子供時代に肩入れしていたダンゾウが火影の器じゃなさ過ぎた」ともコメントしていました。

ツイッター上には、明言はしていませんが、6代目火影として戦後の木ノ葉隠れの里を立て直したはたけカカシについてツイートしている人もいました。はたけカカシが戦後の一番大変な時期に火影として里を建て直し、一番良いタイミングでナルトに火影を譲っているということを考えると、カカシが大変な功労者であり、ナルトに対して愛情を持っているということがわかります。

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