【ヒロアカ】切島鋭児郎の髪下ろしの姿とは？過去は黒髪だった？

漫画『ヒロアカ』に登場し、イメージカラーが赤である赤髪が特徴的な切島鋭児郎のプロフィールやヒーロー名を紹介していきます。あわせて、漫画『ヒロアカ』の概要やあらすじも軽くまとめます。

切島鋭児郎（きりしまえいじろう）は、剛健ヒーロー・烈怒頼雄斗（レッドライオット）として活動しているヒーローです。同じ雄英高校に通い、プロヒーローを目指している主人公・緑谷出久（みどりやいずく）クラスメイトです。男気を大事にしていることから、前向きな言動が多くクラスのムードメーカー的な存在です。やると決めたらやりきる真っ直ぐな姿勢が、とてもかっこいいヒーローです。

漫画『僕のヒーローアカデミア』は、略称『ヒロアカ』でおなじみの堀越耕平作のヒーロー漫画です。週刊少年ジャンプに2014年3月から現在まで連載しており、コミックスは2022年10月時点で36巻発売されています。週刊少年ジャンプでは、『ハイキュー!!』と並ぶ人気作で、2022年1月には全世界でのコミックスの累計発行部数は6500万部を突破しました。日本だけでなく、アメリカやフランスでの人気が特に高い作品です。

個性を持って生まれてくる人が8割を占めた世界が舞台となる作品です。無個性として生まれた主人公・緑谷出久（みどりやいずく）が、憧れのヒーロー・オールマイトに出会うことから物語は始まります。緑谷は、オールマイトの個性であるワン・フォー・オールを引き継ぐことで、無個性から個性持ちへとなり、ヒーローを育成する雄英高校に入学するのでした。雄英高校での高校生活を楽しみつつ、仲間と共にプロヒーローを目指す物語です。

今では、赤髪でアップスタイルの切島鋭児郎ですが、実は中学時代は黒髪で髪下ろしのヘアスタイルでした。アップスタイルのやんちゃな印象とは打って変わって、髪下ろしはだいぶ大人しい印象です。切島鋭児郎はどんな中学時代を送っていたのか、ここでは解説していきます。

中学時代の切島は長めの黒髪で、髪下ろしのヘアスタイルでした。明るさや男気は変わらず持っていましたが、自分に自信がもてない内気な中学生でした。そんな切島の過去を、エピソードを交えながら紹介していきます。

切島は、中学時代には友達にヒーローになりたいとは言えない内気な性格でした。硬化の個性も今ほど強くはなく、周りからも「弱い、地味」と言われていたこともあり、自信が持てない日々でした。そんな切島が変わりたいと思うきっかけが訪れるのでした。

ある日、切島と同じ中学の女子中学生が、大柄な怪しい男に道を聞かれている現場を目撃します。その男の異常な雰囲気と同級生が怯えていることから、切島は危険を察知し助けに入ろうとしますが、足がすくんで動けません。

足がすくんで動けない切島に変わって同級生を助けたのは、芦戸三奈（あしどみな）でした。芦戸は切島と同じ中学で、いじめ現場を目撃しても率先して止めに入るような、勇気のある女の子でした。芦戸はその派手なルックスと特徴ある個性から、一目置かれる存在です。切島は、自信があり人を助けることができる芦戸と自分を比べ、自分のことを悲観してしまっていました。

男気溢れるの性格は、紅頼雄斗（クリムゾンライオット）の影響が大きいです。紅頼雄斗は、切島の憧れているヒーローで、その男気溢れるインタビューが切島の劣等感がいっぱいの心に勇気を与えます。自信が無かった自分をやめ、切島は雄英高校にいきヒーローを目指すことを公言し、努力し見事に雄英高校に合格するのでした。

雄英高校の入学式に現れた切島は、黒髪で髪下ろしのヘアスタイルから一変、赤髪、アップスタイルでした。高校デビューした切島を茶化していた芦戸に対し、「情けねー自分との決別だ！！」と答えた切島に「あんま背負いすぎんなよ」と芦戸は声をかけます。切島の優しさや辛さを知っている芦戸の励ましの一言でした。

雄英高校の寮生活の中で、切島の髪下ろしが描かれています。髪下ろしすると一気に優しい雰囲気になりますが、中学時代のころの黒髪で不安そうな感じはありません。同じヘアスタイルでも、雄英高校で頑張っている切島は自信もあり心強い存在に成長しています。

切島鋭児郎の個性や必殺技について、ここでは詳しく紹介していきます。男気あふれる剛健ヒーロー・レッドライオットの名にふさわしい、身を持って戦う熱くて強い必殺技ばかりです。

切島の個性は「硬化」です。硬化は、自分の体を硬化させることで、目に見えてなにか派手なアクションができることはなく、一見地味に見えます。中距離戦にも向かないことを切島は悩んでいますが、爆豪の爆発にも耐えられるほどの強度を持ち、最強の盾にも矛にもなる強力な個性です。

漫画『ヒロアカ』では、同じ雄英高校の生徒やヴィランとの戦うシーンが多く登場します。ここからは、作中で登場した切島鋭児郎の必殺技について紹介します。イメージカラーの赤を取り入れた熱い名前は、初見では読めないことも特徴的です。

レッドカウンターは、カウンターのようにパンチを放つ技です。相手の攻撃を受けながらなので常人では考えつかない攻撃ですが、硬化の個性をもつ切島ならではの攻撃スタイルです。

レッドガントレットは、ボディブローのことです。硬化した腕に渾身の力を込めボディブローを放つこの攻撃は、とても単純ですが圧倒的な威力を放つ攻撃です。インターン中にヴィランと戦ったときに、周りの市民を守るため必殺技として生み出しました。

必殺技の中でも、切島の代名詞と言われているのがこのアンブレイカブルです。アンブレイカブルは、最高難易度の硬度を保ち攻撃をします。何層にも重なった皮膚が硬さを増し、切島を覆うことでどんな攻撃でも耐えられる強度を作り出しています。

切島鋭児郎は漫画『ヒロアカ』の中でも熱血キャラとして人気が高く、コスプレする人も多く存在します。そんな切島鋭児郎の魅力を、エピソードや他のキャラクターとの関係性に触れながら、解説していきます。

切島は、素直な性格であまりマイナスなことは言いません。どんなときも全力で楽しみ、全力で戦う、素直な性格で、とても明るく、周りのクラスメイトたちもその明るさに助けられています。

切島と言えば、とても仲間思いです。クラスのムードメーカーとして、クラスメイトに気を遣う場面も多いですが、印象に残っているのは爆豪がヴィランに攫われたとき救出のため1番に動く場面です。切島は、友達である爆豪がヴィランに狙われていることを知っていたのに何もできなかった自分を悔しがり、危険を承知で救出に向かいます。

切島は「男気」があり、自分を犠牲にしても人を守ったり心配する言動が多いです。やはり中学時代の人を助けることができなかったことへの後悔が大きく、守れるヒーローとなるための折れない強い心を持っています。

切島は、実は入学試験は爆豪勝己（ばくごうかつき）に続いて2位の成績でした。何かと威圧感があり、人を見下す発言が多い爆豪に切島は対等に接します。切島が中距離攻撃がない自分の個性について悩んでいるときに「倒れねーってのはクソつええだろ」と爆豪なりのアドバイスをします。そのときにはあまり発想が出ていなかったですが、後に必殺技を生み出すきっかけとなるのでした。

切島の戦闘シーンで1番心に残っているシーンと言えば、やはり乱波肩動（らっぱけんどう）と戦うシーンです。指定敵団体『死穢八斎會』（しえはっさいかい）の戦いに、インターン先のファットガム事務所の一員として、切島も参加します。ファットガムと共に戦うも、乱波の強さは異次元で、ファットガムに守られる形になってしまいました。しかし、今はもう何もできない自分ではないと言い聞かせ、男気溢れる気合で最強の盾となり、乱波を抑えることに成功します。

高校デビューした切島鋭児郎ですが、実は黒髪、赤髪とわず、髪下ろしのヘアスタイルも人気です。世間の評判やコメントはどんなものがあるか、実際のコメントを見ながらその人気ぶりを確認していきます。

高校デビューしたアップスタイルも髪下ろしスタイルも両方かわいい、というコメントです。中学時代に見せていた自信のなさが無くなってきたことで、髪下ろしスタイルもギャップがあり、ファンは多いです。

アニメでお披露目された、切島の髪下ろしスタイルがめっちゃかっこいい、と言うコメントです。切島は髪が長いので、アップや髪を下ろしたスタイルも変化が見え、ギャップとしてファンの心を掴んでいます。

学校の寮生活の中で、髪下ろしのシーンは何回かあります。いつもは男気溢れるかっこいい切島ですが、髪下ろしのときはかわいいというコメントが多いです。かっこいいとかわいい、両方を持っている守れるヒーロー切島です。

漫画『ヒロアカ』に登場する切島鋭児郎は、かっこいい赤髪のアップスタイルが特徴的ですが、髪下ろしの姿はとてもかわいいヒーローです。個性の「硬化」と共に、どんどん男気溢れる強い男に成長していくことが描かれており、その真っ直ぐな姿勢にファンも釘付けです。切島鋭児郎の内気な時の黒髪時代や強さ溢れるいまの赤髪を見たい人は、漫画『ヒロアカ』をぜひ、チェックしてください。