【ヒロアカ】ミルコの死亡理由を考察！復活はある？強さや個性も紹介

ミルコは「僕のヒーローアカデミア」に登場するキャラクターで、作中のヒーロービルボードチャートではNo.5にランクインしています。これは女性ヒーローに限定した場合は1位の数字であり、ヒーローとして高いスキルと強さを持っていることが証明されていました。本名は「兎山ルミ」であり年齢は26歳です。その個性は「兎」であり、兎の能力を使って戦うヒーローとして描写されています。胸元に三日月のあるボディスーツを着用し、事務所を構えずに活動していました。

「僕のヒーローアカデミア」は週刊少年ジャンプで2014年から連載されている漫画です。通称は「ヒロアカ」で作者は堀越耕平さんです。「個性」と呼ばれる超能力が人々に目覚めた社会を舞台に、それを悪用するヴィランと正義のために使うヒーローたちの戦いが描かれアニメ化もされました。主人公の緑谷出久をはじめ、彼が通う雄英高校ヒーロー科のクラスメイトをはじめ多数のキャラクターが登場し、敵味方含めそれぞれ戦う理由を持った彼らのドラマが人気を集めています。

個性と呼ばれる超能力が人々に目覚めた時代、主人公の緑谷出久はヒーローになることを夢見る少年でした。しかし出久は個性を持たず生まれた「無個性」と呼ばれる存在であり、それ故に悩みを抱えて生きていました。ある日出久は憧れのヒーローであるオールマイトと出会います。過去の傷により衰えの秘密を知られたオールマイトは、出久の正義感を信じ自分の個性を託します。努力の末に雄英高校に入学した出久は、最高のヒーローになるための一歩を踏み出しました。

ヒロアカでミルコが死亡したといわれる理由は、彼女が超常開放戦線との戦いで瀕死の重傷を負ったことにあります。ハイエンド脳無と呼ばれる強敵と4対1で戦ったミルコは、彼らが守る死柄木弔の打倒を優先しました。ハイエンドの妨害によりその目的は果たせずミルコは吹き飛ばされます。最終的に両腹と両脇を抉りとられただけでなく左腕も失いました。死亡してもおかしくない重症を負ったシーンの存在が、ミルコが死亡したと言われた理由です。

死亡したとも言われたミルコですが、重傷を負いながらも生存していることが判明します。死柄木弔たちとの決戦に参加したミルコが、義手と義足を付けた姿で復活し再登場しました。それまでにも登場人物の台詞からミルコが戦線復帰の準備をしていることが語られるシーンがあり、満を持しての復活でした。巨大な義手や髪型の変化がミルコの受けた傷を物語ると同時に、彼女の飽くなき闘志が描かれています。死柄木と戦い、出久が来るまでの時間を稼ぐために奮戦し活躍を見せました。

先述したように重傷を負ったミルコは義手と義足を付けることで復活しています。死柄木の攻撃により破損させられても、それをスペアに取り換えることで戦闘を継続する強さを見せました。そのスペアが破損してもなお死柄木に立ち向かっていく姿は、まさにヒーロービルボードチャート上位者に相応しい姿でありミルコの人柄を表しています。またこの時チームを組んだ爆豪とは言い争いをする場面があり、ミルコが見せたそれまでにない一面は復活を喜んだヒロアカファンから好評を得ました。

ミルコの個性である「兎」は、兎の能力を自らの体で発揮させる能力です。兎の能力だけあってミルコは強靭な脚力を有しており、それを活かしてかなりの速度で移動することができます。戦闘時には脚力によるキック技を得意としており、自分より大柄な相手とも渡り合えるほどの威力を持っています。また兎の能力として聴覚にも優れており、戦闘時の索敵にもスキルを発揮しています。自らの身体能力を極限まで活かした戦法とメンタルの強さで、数多くの実績をあげてきました。

ここからはミルコが使用した技を紹介します。ミルコの技は持ち前の脚力を活かした蹴り技が中心で、作中では弱い相手程度であれば頭部を一撃で粉砕し死亡させる威力を見せていました。スピードと合わさって多人数との戦いでも強さを発揮し、復活した後も衰えぬ活躍を見せています。

踵月輪（ルナリング）は空中で回転してから前方回転蹴りを繰り出す技です。この技の特徴は、回転蹴りであるため前後左右どの方向にも攻撃することができることです。ハイエンド脳無との戦いで使用した際は、かすっただけで相手の肉体を抉りとる威力を見せておりミルコの脚力の強さをファンに知らしめていました。

月堕蹴（ルナフォール）は蹴りにより相手の頭を地面に叩きつける技です。ハイエンド脳無との戦いで使用した際は、この技により相手の頭部を粉砕し死亡させる威力を見せました。ヒロアカに登場する個性はさまざまなものがありますが、その中でもこの技が使用されたシーンは豪快なものになっています。たった一人で戦う状況と相成って、No.5としてのミルコの強さをヒロアカファンに強く印象付けました。

両足で挟み込んだ相手の頭部を、捻じりこみながら後方に叩きつける技が月頭鋏（ルナティヘラ）です。現実に存在する技としては、プロレス技のフランケンシュタイナーに近い技です。起動直後の脳無を撃破するシーンで使用されました。この時のハイエンド脳無は地面に叩きつけらる前に首が千切れており、破壊力の大きさとミルコの強さが強調された衝撃的なシーンとなっています。

踵半月輪（ルナアーク）はかかと落としを相手に決める技です。死柄木弔が眠っている装置を破壊するシーンで使用されました。単なるかかと落としではなく渾身の威力で繰り出される技であり、巨大な装置にヒビを入れるだけではなくその余波で周囲の装置も破壊する強さを見せています。一撃で装置を破壊することこそできませんでしたが、兎の個性からくる脚力を最大限に活かしたミルコならではの技です。

満月乱蹴（ルナラッシュ）は高速の蹴りを連続して繰り出す技です。不規則な動きから繰り出すことが特徴で、兎のスピードが加わることで相手に見切らせる隙を与えません。この技を披露した時のミルコは、それまでの戦いにより満身創痍の状態でした。しかしその状態でも尽きぬ闘志によりこの技を繰り出す姿に心打たれたヒロアカファンも存在します。

超常開放戦線との戦いの時にミルコが発した台詞です。勝ち気で男勝りな性格が個性のミルコを象徴する台詞となっています。どんな状況であってもまずは蹴って確かめてみるという信念が伝わるシーンとなっていました。同時に、この一言によりヒロアカファンにミルコがどういうキャラクターであるのかが一目でわかるシーンにもなっています。そして結果的にミルコは死亡するかもしれないというファンの心配も蹴とばすキャラクターとなりました。

ハイエンド脳無との戦いの際にミルコが口にした台詞です。この時の戦いでは、脳無はさほど距離が離れていないにも関わらずミルコに遠距離攻撃を行なおうとしました。それに対してこれまでの経験からミルコは冷静に状況を読み解いています。ミルコの強さの理由が個性やメンタルの強さだけでなく、ヒーローとして積み重ねてきた経験値の多さによることが伝わってくるシーンです。

戦いの中で片腕を失ってしまったシーンでミルコが発した台詞です。不利な状況になりながらも、ミルコの戦意は衰えるどころかますます高くなっていきました。ヒーローになった時点で、ミルコは常に死を覚悟して戦いに臨んでいたことが伝わってきます。それは決して後ろ向きな意味ではなく、その信念がミルコの強さの理由となっていました。

ヒロアカのミルコについてはかっこいいというファンの声が多く見られました。作中での活躍をはじめ、数々の名言や名シーンなどが支持を集めています。ミルコのイラストやコスプレをSNSに投稿しているファンも多く、男女問わず魅了されている人が存在しています。

ミルコについて、死亡して欲しくないというファンの声が数多く見られました。結果的にミルコが生存していたことは作中で明らかになりました。ミルコのかっこよさに魅了された故に、死亡していなかったことに安心したファンも多いようです。腕の欠損をはじめとする死亡フラグさえはのけたミルコの強さは、ヒロアカの中でも強い個性を放っています。

ミルコについてはかっこいいだけでなく、可愛いというヒロアカファンの声も多くあがっていました。兎をモチーフにしたデザインには可愛らしさもあり、それが圧倒的な強さとのギャップとなって大きな魅力となっています。グッズも多く生産されており、それも他のキャラに負けず劣らずのミルコの人気を表しています。

重傷を負ったことで死亡したかに思われたミルコでしたが、実際は死亡することなく戦線に復帰しています。かっこよさと可愛らしさを合わせ持ち、不屈の闘志を持ったミルコは個性派揃いのヒロアカの中でも大きな存在感を放っています。また、数々のダイナミックな技の演出もミルコの魅力となりファンの支持を集めています。死亡の憶測さえ蹴り飛ばしたミルコの活躍に興味を持たれたら、ぜひヒロアカの原作やアニメに触れてみてください。