【ヒロアカ】麗日お茶子が死亡しなかったのはトガのおかげ?デクとの関係も
『ヒロアカ』のヒロイン・麗日お茶子が死亡しなかった理由について調査しました。最終決戦で、トガヒミコと直接対決していた麗日お茶子は失血が原因で瀕死の状態となりますが一命を取り留めます。本記事では、麗日お茶子が死亡せずに済んだ理由やデクとの関係について解説します。
目次
【ヒロアカ】麗日お茶子とは?
『ヒロアカ』に登場する麗日お茶子は、雄英高校ヒーロー科に所属する女子生徒です。デクとはクラスメイトで、入試の際に助けられて以来仲が良く、よく一緒に行動しているメインヒロインです。麗日お茶子が死亡しなかった理由やデクとの関係について解説する前に、まずは麗日お茶子と『ヒロアカ』の基本情報についておさらいしましょう。
麗日お茶子のプロフィール
- ヒーロー名:ウラビティ
- 名前:麗日 お茶子(うららか おちゃこ)
- 所属:雄英高校ヒーロー科1年A組
- 個性:無重力(ゼログラビティ)
- 誕生日:12月27日
- 血液型:B型
- 身長:156cm
- 出身地:三重県
- 好きな物:星空、和食
- アニメ声優:佐倉綾音
『ヒロアカ』に登場する麗日お茶子は、災害救助ヒーローになることを夢見る1年A組の女子生徒です。大きな目と赤い頬が特長で、いつも明るく元気である為、クラスのムードメーカー的存在となっています。入試の際にデクにピンチを救われたことで仲良くなり、少しずつ好意を寄せていきました。普段は標準語で話しますが、素が出ると出身地である三重県の方言が出ることがあります。
麗日お茶子の個性や強さ
麗日お茶子の個性は、指先の肉球で触れたものを無重力化させることができる「無重力(ゼログラビティ)」です。無重力化できるものには許容範囲があり、規定量を越えて発動し続けると宇宙酔いの状態となって吐き気やめまいを起こしてしまいます。両手の肉球を合わせることで個性を解除することができます。入学当初は個性に頼る戦い方をしていましたが、職場体験で格闘術「ガンヘッド・マーシャル・アーツ」を習得してからは体術も駆使した戦い方ができるようになりました。
麗日お茶子の性格
麗日お茶子の性格は、一言で表すと天真爛漫です。明るく素直で、苗字の通り麗らかな性格である為、男女隔てなく友達が多いです。高校入学を機に一人暮らしをしていたこともあり、意外と倹約家で寮の部屋も質素なレイアウトとなっています。戦闘では誰が相手でも臆せず立ち向かっていく勇敢な一面もあります。
ヒロアカの概要
麗日お茶子が登場する『ヒロアカ』は、正式タイトルが『僕のヒーローアカデミア』で、『週刊少年ジャンプ』で連載されています。力のなかった主人公が憧れのヒーローから力を託され、仲間と共に強敵に立ち向かっていくという少年漫画の王道ストーリーで、年齢性別に関係なく人気があります。2016年にテレビアニメがスタートしたことやアメコミヒーローのようなキャラが大勢登場する作風であることから、海外ファンも非常に多い作品です。
ヒロアカのあらすじ
世界人口の約8割が何らかの特異体質である世界で、主人公のデクこと緑谷出久は、なんの能力もない無個性人間として生活していました。ある日、街に出現した敵(ヴィラン)に襲われてしまったデクは、憧れのヒーロー・オールマイトと出会い、彼の個性を託されます。幼い頃からの夢であるヒーローになる力を手に入れたデクは、オールマイト指導の下、ヒーローの名門・雄英高校に入学しプロのヒーローを目指していきます。
【ヒロアカ】麗日お茶子が死亡しなかった理由
最終章に突入した『ヒロアカ』では、超常解放戦線から最終決戦に向けて人気キャラが次々と瀕死状態や死亡していくという衝撃的な展開となります。メインヒロインである麗日お茶子も例外ではなく、トガヒミコとの直接対決で大量の出血を伴い瀕死の状態となって死亡しかけました。ここからは、麗日お茶子が瀕死の重傷から死亡せずに済んだ理由について解説していきます。
瀕死になっていた麗日お茶子
最終決戦で、麗日お茶子はトガヒミコと直接対決することなり、激しい戦いが繰り広げられます。その中で、麗日お茶子はトガヒミコによって腹部を刺されて瀕死の重傷を負いました。しかし、過去のトラウマに囚われ敵となったトガヒミコを救いたいという一心で、麗日お茶子は死亡する覚悟で戦いを続けます。2人は戦いの中で互いの存在や気持ちを認め合いますが、麗日お茶子は腹部からの出血が多く、瀕死状態となり倒れてしまいました。
トガヒミコがお茶子に変身し血を分ける
麗日お茶子がトガヒミコの心を救い、2人はようやく心を許し合って笑い合うことができました。しかし、麗日お茶子の体は激しい戦いの中で瀕死の状態となり、死亡寸前となります。読者の誰もが麗日お茶子の死亡を予想していたようですが、そこにこれまで敵対していたトガヒミコが、麗日お茶子に輸血を始めます。自分を救ってくれた親友へ最初で最後のお礼としてトガヒミコは麗日お茶子に変身して、自分の血を差し出したのです。
これがきっかけで、トガヒミコは大量の血を失うこととなり、麗日お茶子を抱きしめながら死亡します。
トガヒミコがお茶子を助けようとした理由
敵だった麗日お茶子をトガヒミコが助けた理由は、自分の初めての理解者になってくれたことです。トガヒミコは、幼い頃から血に対して執着心を持っていて、一般的とはいえない趣向を持っていました。両親にそのことを拒絶され、普通に生きようと努力しますが、好きな物には抗えず他人を傷つけ血を吸うことに執着します。そんなトガヒミコを受け入れたのは敵だけであり、自分が幸せになる世界を作る為に麗日お茶子と戦っていました。
しかし、麗日お茶子はトガヒミコの本心と趣向を否定せず、理解しようと言葉を投げかけたことで、2人は互いを認め合いました。初めて自分を理解し受け入れようとしてくれた麗日お茶子を死亡させたくないという心がトガヒミコに芽生え、救おうと血を分け与えたのです。これにより、トガヒミコは死亡します。
【ヒロアカ】麗日お茶子とデクの関係
麗日お茶子は、『ヒロアカ』にメインヒロインで、主人公のデクと一緒に行動することが非常に多いです。そんな2人の関係とは、一体どのようなものなのでしょうか。ここからは、麗日お茶子とデクの関係について解説していきます。
麗日お茶子はデクのことが好き?
雄英高校の入試で出会って以来、麗日お茶子は授業やプライベートでデクと一緒に過ごす機会が増えました。どんな時でも、誰かの助けになりたいと一生懸命なデクの姿を見て、麗日お茶子は少しずつ好意を寄せていきます。そして、一学期の期末試験でペアを組んだ青山優雅にデクが好きなのかと聞かれ、この好意が恋愛感情であることに気が付きました。
デクは麗日お茶子の気持ちに気付いている?
『ヒロアカ』の作中で、デクが麗日お茶子に赤面するシーンが何度もあります。しかし、これはデクが麗日お茶子の好意に気づいている訳ではなく、異性に近付かれることに慣れていないデクが慌てていることが理由です。ヒーローになることに必死のデクは、麗日お茶子の恋愛感情には全く気付いていません。麗日お茶子も夢に向かってひたむきに努力を重ねるデクの邪魔にならないように、今の関係を続け、気持ちを打ち明けないようにしています。
麗日お茶子の演説シーン
ワン・フォー・オールに狙われているデクが雄英高校に戻ってきたことで、市民達は不安を抱え抗議にやってきます。そんな市民達を説得させたのは、誰よりもデクのことを想う麗日お茶子でした。麗日お茶子は、デクの人柄や個性の話をし、戦えるようになるまでの休息を与えてほしいと演説します。このシーンは『ヒロアカ』屈指の名シーンで、多くの読者を感動させました。
麗日お茶子とデクは今後付き合う?
気になる2人の今後の関係ですが、麗日お茶子が告白をしないと決めていることから、作中で2人が付き合う可能性は低そうです。互いにプロヒーローになるという夢があり、敵連合との決着を最優先にしている為、目的を達成するまでは2人の関係は現状維持のままと推測されています。
【ヒロアカ】麗日お茶子の名言
素直で明るい性格の麗日お茶子は、作中で自分や仲間を励ますような前向きな名言をたくさん発しています。麗日お茶子は仲間想いで芯がしっかりしている為、大事な局面で発するセリフには説得力があり、読者からも人気が高いです。ここからは、麗日お茶子が『ヒロアカ』の本編で発した名言を3つ紹介します。
麗日お茶子の名言①「でも『デク』って…」
でも『デク』って…『頑張れ!!』って感じでなんか好きだ私
出典: news.mynavi.jp
緑谷出久を励ます際に麗日お茶子が発した名言です。緑谷出久の「デク」というあだ名は、幼馴染みの爆豪勝己が名前と何の役にも立たないという意味の「木偶の坊(でくのぼう)」をもじって付けたものです。蔑まれた印象を持つこのあだ名ですが、麗日お茶子はそれを前向きにとらえ気に入ります。麗日お茶子が別の意味を持たせてくれたことで、緑谷出久も彼女がデクと呼ぶのを許可しました。
麗日お茶子の名言②「だからって何もしやんのは…」
だからって何もしやんのはちゃうやろ!!? 未来なんて何かせなかわらんやろ!
出典: news.mynavi.jp
緑谷出久が死亡というナイトアイの予知に対して、麗日お茶子が発した名言です。死穢八斎會編で、予知の個性を持つナイトアイが緑谷出久が死亡すると発言します。ボロボロになりながらも、緑谷出久を助けたい一心で動こうとする麗日お茶子にナイトアイは無駄だと告げます。しかし、麗日お茶子は諦めないことを決意し、上記のセリフを発しました。
麗日お茶子の名言③「私は絶対ヒーローになって…」
私は絶対ヒーローになってお金稼いで 父ちゃん母ちゃんに楽させたげるんだ
出典: news.mynavi.jp
自分がヒーローになりたい理由を語った時の麗日お茶子の名言です。両親は建設会社を営んでいますが、経営状態は芳しくなかった為、苦労していました。そんな様子を幼いながらに心配していた麗日お茶子は、自分の個性で仕事を手伝おうとします。しかし、両親は「自分の夢を叶えてくれた方が何倍も嬉しい」と本音を伝え、娘の可能性を広げます。麗日お茶子は、両親の為にヒーローを目指していることが判る名言です。
【ヒロアカ】麗日お茶子に対する世間での評判や人気
両親の為にヒーローを目指していた麗日お茶子が、いつしかみんなを笑顔にする為のヒーローを目指すようになり、それが敵味方関係なく助けようとする行動理由になりました。トガヒミコの本心を知り、助けたいと努力する麗日お茶子の姿に多くの読者が感動しています。『ヒロアカ』の漫画39巻は、麗日お茶子が死亡しかけるところから、これまで敵だったトガヒミコが命をかけて救うはシーンが非常に印象的だと声を挙げるファンが続出したようです。
悲しい過去を持つトガヒミコは、麗日お茶子と出会ったことで死亡時には幸せな気持ちになりました。トガヒミコの心が救くわれたのは麗日お茶子のおかげであり、そこに至るまでの2人のやり取りには、多くの読者が感動しています。もし2人が幼い頃に出会っていれば、親友同士になれてトガヒミコも死亡しない未来があったかもしれないと悲しむ声が多く挙がっています。
麗日お茶子はヒロインとして物語の序盤から登場し、デク達と苦楽を共にしてきました。その中には、命がけの戦いやデクへの恋愛感情を封印するシーンもあり、読者の中には、麗日お茶子が作中で死亡するキャラだと考察している人もいます。これまでも死亡フラグと思われるシーンが度々登場し、ファンをハラハラさせてきましたが、トガヒミコとの戦いでは、本当に死んでしまうのではないかと心配する読者が大勢いました。
【ヒロアカ】麗日お茶子はトガのおかげで死亡しない可能性があった
『ヒロアカ』のヒロインである麗日お茶子は、最終決戦で大量出血して死亡しかけましたが、トガヒミコから血を分けてもらったことで一命を取り留めたことが判りました。これまで敵対していたトガヒミコが麗日お茶子を助ける為に自ら血を分けて、代わりに死亡するという展開は、読者に大きな衝撃と感動を与えました。今後、激化する最終決戦で麗日お茶子が瀕死の状態から復活してどのように活躍するのか、期待して読み進めていきましょう。
この記事のライター
ルキナ
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