【ヒロアカ】轟焦凍の天然発言まとめ！かわいいエピソードから魅力まで紹介

轟焦凍は、『ヒロアカ』の主人公のデクのクラスメイトです。父親の個性の炎と母親の氷の個性を受け継いでいます。そのため髪の毛の色が、右が白で左が赤となっています。しかし過去の出来事により、炎の個性は封印しています。轟焦凍はイケメンで実力もトップクラスですが、たまに天然発言をして周囲を困惑させます。

『僕のヒーローアカデミア』は『ヒロアカ』と呼ばれており、『週刊少年ジャンプ』にて2014年より連載が開始されました。原作者は堀越耕平（ほりこし こうへい）です。ヒーローに憧れる主人公が、仲間と協力して最高のヒーローを目指すストーリーです。2017年1月からテレビアニメ1期が始まり、6期まで放送されました。6期の最後には、7期の制作決定が発表されました。『ヒロアカ』は魅力的なキャラが多く、日本だけではなく海外でも人気がある作品です。

『ヒロアカ』の世界では、ほとんどの人間が「個性」を持って生まれてきますが、『ヒロアカ』の主人公の緑谷出久（みどりやいずく・通称デク）は、無個性でした。無個性でありながら、デクはヒーローに憧れていました。ある日憧れのオールマイトからデクは個性を受け継ぎます。そして努力の末に雄英高校に進学し、仲間と共に敵と戦い、ヒーローになるために成長していきます。

轟焦凍は雄英高校に推薦入学しています。イケメンでトップクラスの実力者でありながら、所々天然発言をして、周囲を困惑させます。強くてかっこいい轟焦凍ですが、そんな可愛い一面もあるのです。轟焦凍の天然発言をしたエピソードを紹介します。

轟焦凍の天然発言のエピソード、一つ目はデクに対して言った言葉です。体育祭の時に轟焦凍はデクを呼び出します。轟焦凍はオールマイトがデクを気遣うことと、個性が似ていることに疑問を持ち、真剣な顔でデクに問いかけます。何を言われるかデクはドキドキしていましたが、予想外の言葉に戸惑っていました。

轟焦凍の天然発言エピソード、二つ目はデクと飯田天哉（いいだてんや）に対して言った言葉です。デクは体育祭で轟焦凍と戦い、腕に怪我を負っています。飯田天哉はステインからの攻撃で、腕を負傷しました。腕を怪我したデクと飯田天哉に対して、轟焦凍は真剣な顔で「呪いか？」と発言しますが、デクと飯田天哉は大爆笑します。デクは「冗談も言うんだね」と返しますが、轟焦凍はもちろんそのつもりはありません。

轟焦凍の天然発言エピソード、三つ目はインタビューの練習をしている時に言った言葉です。過去に轟焦凍と爆豪勝己（ばくごうかつき）はインタビューを受けましたが、爆豪勝己が暴言を吐いたため、爆豪勝己のシーンはカットされてしまいました。そこで雄英高校ではインタビューの練習を行います。講師のMt.レディが轟焦凍に笑顔を作ることをアドバイスし、轟焦凍が微笑むと女性はイチコロという言葉に対して返したセリフです。

轟焦凍の天然発言エピソード、四つ目は八百万百（やおよろずもも）に対して言った言葉です。期末試験で轟焦凍と八百万百はペアを組み、教師と戦います。八百万百は自信をなくしていましたが、轟焦凍の言葉で勇気づけられます。八百万百は感極まって、口を押さえて涙を堪えます。轟焦凍はそんな八百万百の姿を見て、気持ちが悪いと勘違いします。感動的なシーンも、轟焦凍の天然発言により、かわいいほのぼのとしたシーンになりました。

轟焦凍の天然発言エピソード、四つ目は林間合宿でデクに対して言った言葉です。出水洸汰（いずみこうた）は両親を亡くし、ヒーローと個性を憎んでいました。そんな洸汰に対してデクは、言葉を掛けることができませんでした。デクは轟焦凍ならどう答えるかと問いかけた時の返事がこの発言です。その後轟焦凍は、「大事なのは、何をしている人間に言われるか」と続けています。何かをした人間に言われるのならば、説得力があるということです。轟焦凍の天然発言からの名言でした。

轟焦凍の天然発言エピソード、六つ目は飯田天哉に対して言った言葉です。爆豪勝己は林間合宿でヴィラン連合軍に連れ去られてしまいました。切島鋭児郎（きりしまえいじろう）達は、救出に向かおうとします。飯田天哉は止めようとしましたが、クラスメイト達が暴走しないように同行することにします。そんな飯田天哉に対して、轟焦凍がつぶやいた言葉です。

轟焦凍の天然発言エピソード、七つ目はデクに対して言った言葉です。デクは壊理（えり）の救出の事と、 サー・ナイトアイによるオールマイトの死亡宣言について、思い悩んでいました。食堂で食べ物を目の前にして、なかなか食べないデクに轟焦凍と飯田天哉は、「食べないのか？」と声を掛けます。思いつめた顔をしているデクに飯田天哉は、「どうしようもなくなったら言ってくれ、友達だろ」と言い、その言葉にデクは泣いてしまいます。その後に轟が自分が食べていたソバ、ネギ、わさびをデクに勧めます。飯田天哉もビーフシチューを分けてくれました。

轟焦凍はイケメンで実力もありながら、天然発言をしてしまうかわいい一面もあります。次はかわいい一面ではなく、轟焦凍のかっこいい魅力を紹介します。炎と氷の個性を持つ轟焦凍ですが、父親との関係は最悪でした。そのため父親から受け継いだ個性を封印してしまいます。また轟焦凍とデクとの関係、コスチュームや寮部屋についても解説していきます。

轟焦凍のかっこいい魅力一つ目は、個性が強いことです。轟焦凍の個性は、「半冷半燃」です。父の個性である炎を身に纏ったり、爆炎を放つ「ヘルフレイム」と、母の個性である氷を操る能力を持っています。轟焦凍は右手で物を凍らせ、左手で炎を扱います。熱への耐性も持っているため、高温の場所でも行動することができます。炎と氷、片方だけ長時間使うと身体の動きが鈍くなるという欠点がありますが、炎と氷を同じくらい使えば問題ありません。

轟焦凍のかっこいい魅力二つ目は、コスチュームです。コスチュームは、体育祭の前後で変わっています。変わる前のコスチュームは、白のシャツ・ズボン・ブーツでした。背中にはヒーターを背負っており、左半身は氷で覆われていました。変更後は白から紺色となっています。上着は耐熱素材で作られていて、襟元は冷却と暖房機能が付いており、轟焦凍の体温を感じ取り、自動で冷却・暖房を行います。背中のベストにも冷却と暖房機能があり、ブーツには滑り止めが付いています。コスチュームは更にリニューアルし、手首に装着する炎と氷の力を圧縮するプロテクターが追加されました。

轟焦凍のかっこいい魅力三つ目は 、辛い過去があることです。轟焦凍の両親は個性婚でした。個性婚とは自分の個性を子供に継がせるために、個性で結婚相手を選ぶことです。轟焦凍の父親はエンデヴァーです。轟焦凍はオール以上のヒーローになるように、小さい頃からエンデヴァーに特訓させられていました。特訓には暴力も振るわれ、轟焦凍の味方は母親だけでした。しかし母親はエンデヴァーから暴力を受け、精神が崩壊してしまいました。母親は轟焦凍に熱湯を浴びせ、病院送りとなりました。轟焦凍は父親を恨み、母親の個性のみしか使いませんでした。

轟焦凍のかっこいい魅力四つ目は、デクとの関係です。轟焦凍とデクは、体育祭で戦いました。轟焦凍は炎の個性を使わず、氷の個性のみで戦います。そんな轟焦凍にデクは全力で戦うように叫びます。父親を憎むあまり炎の個性を使わなかった轟焦凍ですが、デクに炎の個性は父親のものではなく、轟焦凍の個性であると言われ、轟焦凍は炎の個性を使います。デクの言葉に、轟焦凍も母親に言われた「血に囚われず、なりたい自分になっていい」という言葉を思い出していました。二人の対決は轟焦凍が勝利し、ここから関係も良くなっていきます。

轟焦凍のかっこいい魅力五つ目は、寮部屋です。雄英学園の生徒は、それぞれの寮部屋を見に行くことにしました。寮部屋は洋室ですが、なぜか轟焦凍は畳や襖がある和室でした。それを見て生徒は驚きました。轟焦凍は「落ち着かないから」という理由で、寮に入った日に勝手にリフォームしています。しかしたった一日でどうやって洋室を和室にしたのかは謎です。

『ヒロアカ』はたくさんの名言が存在します。天然発言が多く、どうしてもそれが目立ってしまう轟焦凍ですが、かっこいい名言もしっかりと言っているのです。また天然発言からの名言も多いです。轟焦凍の心に響くかっこいい名言・名セリフを紹介します。

轟焦凍のかっこいい名言一つ目は、 屋内対人戦闘訓練の授業の時に言った言葉です。轟焦凍は障子目蔵（しょうじめぞう）と組んで、葉隠透（はがくれとおる）・尾白猿夫（おじろましらお）と戦います。轟焦凍は氷の個性で建物を全て凍らせ、相手の動きを止めました。あっという間に勝負がつき、轟焦凍は一人で二人に勝利しました。

轟焦凍のかっこいい名言二つ目は、体育祭の時にデクに言った言葉です。轟焦凍は父親の個性である炎の個性を使わずにデクと戦っていました。しかし氷の個性だけで戦うことに欠点があることを、デクは見抜いていました。炎の個性は轟焦凍の個性だと言われ、轟焦凍はオールマイトに憧れていた事、ヒーローになりたかった事を思い出しました。とうとう、炎の個性を使う決意をします。デクと戦わなければ、炎の個性を使う事はなかったでしょう。ここから轟焦凍とデクの距離は近くなります。

轟焦凍のかっこいい名言三つ目は、ステインとの戦いで飯田天哉に言った言葉です。ステインは飯田天哉の兄を再起不能にさせた相手です。飯田天哉は一人でステインと戦います。しかしステインの攻撃により、身動きが取れなくなってしまいます。そこへデクと轟焦凍が現われます。デクと轟焦凍が攻撃されるのが辛くて飯田天哉は「やめてくれ」と叫びます。この飯田天哉の言葉に対して言った名言です。そして見事にステインに勝っています。

轟焦凍のかっこいい名言四つ目は、期末試験で八百万百に言った言葉です。八百万百は、自分に自信が持てずにいました。轟焦凍は八百万百が考えていた作戦を聞き、無事に試験を終えました。その時に轟焦凍は、八百万百に学級委員の票を入れたと打ち明けています。八百万百は轟焦凍の言葉により、自信を取り戻すことができました。八百万百は轟焦凍の言葉により感激するのですが、この後轟焦凍の天然発言が飛び出します。

轟焦凍のかっこいい名言五つ目は、林間合宿でデクに言った言葉です。デクは出水洸汰にかける言葉が見つからず、どう言えば良かったのかと轟焦凍に打ち明けます。その時の答えがこの名言です。実際に轟焦凍もデクに救われています。轟焦凍の言葉に、デクも納得するのでした。

轟焦凍は、シリアスな場面でもとんでもない天然発言が飛び出します。それにより緊迫した空気が和やかになります。そんなかわいい一面があるため、轟焦凍は人気があるのでしょう。轟焦凍の天然発言が好き、かわいいという意見はたくさんありました。

『ヒロアカ』の爆豪勝己と轟焦凍は人気キャラです。爆豪勝己は天才ですが、ネーミングセンスが今ひとつです。轟焦凍も実力はあるのに天然発言をしてしまい、周囲を困惑させます。二人とも残念なところがありますが、そんなところがかわいいと思える魅力的なキャラです。

轟焦凍はクールなイケメンで雄英高校に推薦入学した実力者です。そんな轟焦凍がまさか天然発言をするとは思えないでしょう。しかし天然発言により、場が和むこともあります。轟焦凍は決して和まそうと思っているわけではないのですが、そんな少々抜けているところが親しみやすく人気が高いのかもしれません。

轟焦凍はいつだって真面目です。決して周囲を笑わそうとは思っていません。轟焦凍の天然発言に周囲は大爆笑したり、戸惑ったり、呆れたりします。特に八百万百は轟焦凍の言葉に感激して涙を堪えているのに気持ちが悪いと勘違いされ、複雑な思いだったことでしょう。

轟焦凍は「半令半燃」の個性を持っており、父親のエンデヴァーを憎んでいました。そのため父親の個性である炎の個性を封印します。しかしデクとの戦いで、封印を破りました。それからは轟焦凍も柔らかくなり、デクとはいい関係になっています。しかしデクもクラスメイトも轟焦凍の口から天然発言が出るとは思ってもいなかったことでしょう。しかし天然発言をするからこそ、轟焦凍は愛される人気者なのでしょう。