【るろうに剣心】綾野剛が演じたのは外印!殺陣シーンが高評価!
『るろうに剣心』に登場する外印を演じたのは綾野剛さんでした。実写版『るろうに剣心』で高く評価された殺陣シーンや、外印を演じるにあたり綾野剛さんが行った役作りにも注目してみました。これまで出演した人気作品も紹介していきます。
目次
【るろうに剣心】外印とは?
『るろうに剣心』に登場する外印(げいん)は、仮面で素顔を隠した敵キャラの一人です。原作では仮面の下は醜い老人と言われていますが、実写版では俳優・綾野剛さんが演じており、原作とは異なるキャラ構成となっています。
外印のプロフィール
原作では身長164㎝、57歳の老人です。髑髏の仮面を付けており、死体をからくり人形のように操る傀儡師として登場しています。57歳ですが戦闘能力は高く、重量のある死体を操る腕力があります。
実写版では身長・年齢の設定は不明ですが、同じく仮面を付けているものの、原作と異なる容姿をしています。元士族であり、観柳に雇われている用心棒として登場します。顔に火傷の痕があり、実写版では死体人形は無く、使う武器も糸・小刀・二丁拳銃などを用いて戦っています。
るろうに剣心の概要
『るろうに剣心』は集英社による「週刊少年ジャンプ」に連載された日本の人気漫画です。1994年19号から1999年43号まで連載していました。一度完結していますが、2017年から『るろうに剣心‐明治剣客浪漫譚‐北海道編』の連載がスタートしました。アニメ化や映画化されており、2012年には映画実写版も公開されました。実写版は国内外から人気を得ており、これまで全5作上映されました。
るろうに剣心のあらすじ
幕末時代、かつて「人斬り抜刀斎」と言われていた主人公・緋村剣心は「不殺の誓い」を立て、日本各地を旅する流浪人として穏やかに過ごしていました。そこで出会った神谷活心流を受け継ぐ神谷薫や仲間達と共に、宿敵たちとの戦いを経て贖罪の答えを探していきます。
【るろうに剣心】綾野剛が演じたのは外印
映画『るろうに剣心』にて外印役を演じる綾野剛さんについてまとめてみました。外印の迫力のある殺陣シーンは、視聴者から高い評価を得ており、外印を演じるにあたり役作りを行っていた様子も語られていました。
綾野剛のプロフィール
- 生年月日:1982年1月26日
- 出身地:岐阜県岐阜市
- 血液型:A型
- 身長:180㎝
- 職業:俳優
綾野剛さんは、高校まで陸上競技に打ち込んでおり、中学、高校と岐阜県陸上競技大会800mで優勝していました。上京後はモデルやバンド活動もしており、幅広く活動しています。
外印役の綾野剛の殺陣シーンが高評価
『るろうに剣心』では綾野剛さん演じる外印がとても格好良いと評判で、殺陣シーンは『るろうに剣心』において名シーンとなりました。スピード感があり、早送りしているようにも見えますが、実際の速度で撮影されているようです。その速さにカメラが追いつけない事もあったようで、メイキングでは稽古やリハーサルで緋村剣心役・佐藤健さんと念入りに手合わせする様子が映っていました。
外印役の綾野剛の役作り
今回、綾野剛さんは役作りをする際に外印を“彼岸花のように悲しい男”だと分析していました。敵役としてただ剣心と戦うだけでは無く、表情や立ち姿に悲しさも感じられるように役作りをされていました。キャラの内面的な部分も考察し役作りする事で外印というキャラを完璧に演じています。
【るろうに剣心】外印役の綾野剛の主な出演作品
普段から穏やかで優しい綾野剛さんは、共演者や業界関係者からも高い評価を得ており、役に真摯に向き合う役者だと言われていました。これまでの作品も人気作品が多く、日本を代表する俳優の一人となりました。ドラマ・映画・舞台に分けて代表作を紹介していきます。
綾野剛の主な出演作品①ドラマ
2003年『仮面ライダー555』で俳優デビューし、その後『Mother』『下町ロケット』『勇者ヨシヒコと魔王の城』『カーネーション』『八重の桜』『最高の離婚』『コウノドリ』『MIU404』など、その他多くのドラマに出演しています。主演を務めたコウノドリは2017年にシリーズ化され、綾野剛さんの代表作となりました。『カーネーション』では三味線、『コウノトリ』ではピアノをマスターして現場入りしたそうで、俳優としての役作りへの姿勢も高く評価されています。
綾野剛の主な出演作品②映画
『クローズZEROⅡ』『GANTZ』『闇金ウシジマくんpart2・part3・ザファイナル』『新宿スワンⅠ・Ⅱ』『亜人』『閉鎖病棟‐それぞれの朝‐』『ドクター・デスの遺産‐BLACK FILE‐』『ヤクザと家族』『ホムンクルス』に出演しています。2016年に上映された映画『怒り』では、同性愛者役を演じるにあたり俳優・妻夫木聡さんと同棲生活を始めるなど、役作りに徹底していました。
綾野剛の主な出演作品③舞台
『恋の骨折り損?Lovers Labours Lost』『河童』『タクラマカン2005』『サイケデリック・ペイン』『太陽2068』に出演しています。『太陽2068』は劇作家・前川知大さんと芸術監督・蜷川幸雄さんとの初タッグによる作品であり、初舞台主演として綾野剛さんが抜擢され、より注目を浴びた作品となりました。
【るろうに剣心】外印のキャラ情報を解説
外印の強さや、名前の由来などキャラ情報を解説していきます。実在する人物が元ネタとなっており、細かいキャラ構成により外印というキャラが作られていました。よって最後となるシーンは原作と実写版では異なる展開となっています。まとめてご紹介していきます。
外印の強さ
死体を結ぶ銅の糸を指で操りますが、200㎏の重量を持ち上げる強い腕力を持っています。死体人形が無い場合でも、斬鋼線(ざんこうせん)という糸を使い戦闘する事が可能です。機敏な速さを兼ね揃え、刺客を一人で30人倒す強い戦闘力を持っています。
外印の名前の由来や元ネタ
外印のモチーフとなったのは実在した「エド・ゲイン」でした。ゲインはアメリカ北部にて大量猟奇殺人を犯しており“墓荒らし”として知られています。『るろうに剣心』に登場する外印というキャラも埋葬された死体を材料にして、死体人形を作り出しており、自身を機巧芸術家(からくりアーティスト)と称しています。実在した殺人鬼が外印の由来や元ネタとなっていました。
外印の最後はどうなった?
原作では神谷薫の死体人形が登場しており、読者に強い衝撃を与えました。外印自身「最高傑作」と豪語しており、薫の人形を回収しに墓場へ行った際に待ち伏せしていた四乃蒼紫に討ち取られます。実写版では、斎藤一と戦闘しており、鋼線で齋藤を拘束するものの最後は齋藤の片手一本突きで敗れます。その後、警察に拘束されたのが最後でした。
【るろうに剣心】外印以外の実写キャスト
外印役以外の実写キャストを紹介していきます。『るろうに剣心』において物語の主要キャラとなる緋村剣心・神谷薫・相楽左之助・斎藤一は原作でも高い人気を得ており、実写版でのキャスティングも注目されていました。ここでは、主要キャラ4人の実写キャストを見ていきましょう。
実写キャスト①緋村剣心役/佐藤健
主人公・緋村剣心は佐藤健さんが演じています。剣心は、普段は穏やかで優しい流浪人ですが、戦闘シーンになるとスピードとキレのある剣術で圧倒されます。『るろうに剣心』は、これまで“緋村剣心を演じられる役者がいない”という理由から実写化されずにいましたが、佐藤健さんによって難しい緋村剣心役が完璧に演じられました。
実写キャスト②神谷薫役/武井咲
『るろうに剣心』シリーズのヒロインである神谷薫は武井咲さんが演じています。端正な容姿と、神谷活心流の師範として優れた剣術を持っており、ヒロイン役として視聴者からも高い人気を得ています。
実写キャスト③相楽左之助役/青木崇高
相楽左之助役を演じたのは青木崇高さんです。裏社会で生きていた左之助ですが、剣心と出会ってからは仲間として剣心達を支えています。左之助の漢気ある性格や、豪快さを見事に演じており、原作ファンからも高い支持を得ていました。
実写キャスト④斎藤一役/江口洋介
新選組三番隊組長・斎藤一役を演じたのは江口洋介さんでした。幕末時代から剣心のライバル関係であり、正義感が強く、冷徹で不愛想なキャラです。時には剣心の協力者として共に敵を征伐しています。新選組組長として正義感溢れるキャラを見事に好演していました。
【るろうに剣心】外印役の綾野剛に対する世間での評判や人気
迫力のある殺陣シーンも見所ですが、外印の容姿も高い評価を得ていました。髪色は、綾野剛さん自ら考案されたようです。容姿も美形となり、殺陣シーンは『るろうに剣心』を代表する名シーンとなりました。
綾野剛さん演じる外印と、佐藤健さん演じる緋村剣心、二人が繰り広げる殺陣シーンで注目されていたのはその速さでした。目に見えない速さで激しいバトルを繰り広げており、映像加工されたものだと誤認識してしまう程です。
一部では、原作と異なるキャラ設定について評価が分かれていました。原作では、外印が仮面を外したシーンでは醜い容姿に批判の声も多かったようですが、実写版では美男子として綾野剛さんが配役されます。この違いに、原作ファンの一部の間では、またもや意見が分かれる結果となっていました。
【るろうに剣心】外印役の実写キャストは綾野剛だった
実写版『るろうに剣心』にて外印を演じたのは綾野剛さんでした。綾野剛さんが演じる外印は、佐藤健さん演じる緋村剣心に匹敵するほど高い人気を得ています。役に真摯に向き合う綾野剛さんだからこそ、完璧な外印を演じる事が出来たのではないでしょうか。外印の登場は、剣心が贖罪の答えを導き出すのに必要な存在だったという意見もありますが、今後どのような展開が描かれるのか注目です。
この記事のライター
omame
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