【ワンピース】ワノ国で登場するキャラを紹介!相関図から能力まで解説
『ワンピース』ワノ国編の登場キャラを紹介します。シリーズ中でも屈指の盛り上がりを見せた『ワンピース』ワノ国編の登場キャラについて、敵側・味方側の双方を一覧にまとめました。また各キャラの相関関係や、本章における強さ・能力ランキングトップ3も紹介します。
目次
ワノ国編とは?
着々とクライマックスに近づきつつある『ワンピース』ですが、そこに至る道筋で特に重要なパートとなったのが、「ワノ国編」です。この一編ではさまざまなキャラが敵味方入り乱れる形で登場しており、その全体図を把握するのは決して簡単とは言えない状況となっています。本記事では「ワノ国編」の各登場キャラについて関係性や能力、強さなどを解説しますが、まずは基礎的な情報から紹介しておきましょう。
ワノ国編は何巻から何巻?
シリーズ中でも特に壮大な展開を見せた「ワノ国編」ですが、『ワンピース』の単行本で言うと何巻から何巻までに相当するのでしょうか。これについては、ワノ国編に突入したのが90巻909話で、決着が付くのが105巻1057話となっています。しめて15巻、全149話のボリュームとなっています。
ワンピースの概要
ワノ国編で大勢のキャラが入り乱れる『ワンピース』は、1997年のスタートから25年以上にわたり人気を維持し続けている国民的冒険漫画です。原作と作画を手掛けるのは、尾田栄一郎になります。掲載誌は「週刊少年ジャンプ」で、単行本(106巻)の発行部数は国内で4億部を超えています。テレビアニメや劇場アニメも人気を博しているほか、舞台化や実写ドラマ化も果たすなど多ジャンルで大きな成功を収めています。
ワンピースのあらすじ
ワノ国編のキャラの関係性が気になる『ワンピース』は、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」と呼ばれる宝をめぐる各勢力の争いを描く物語です。“海賊王”ゴールド・ロジャーの死をきっかけに幕を開けた「大海賊時代」の中、主人公の少年ルフィは海賊に対する憧れを胸に抱いて成長します。そして故郷を出て海に乗り出した彼は、仲間と共にさまざまな冒険を繰り広げることとなります。
ワノ国編の麦わらの一味のキャラ一覧
『ワンピース』のワノ国編には、もちろん主要キャラである「麦わらの一味」も登場しました。彼らはワノ国潜入に伴い、それぞれの役割と名前を与えられています。まずはそうしたワノ国編における麦わらの一味について、1人ずつ紹介していきましょう。
キャラ①ルフィ太郎
『ワンピース』ワノ国編のキャラ紹介、まずは「ルフィ太郎」ですが、こちらは主人公ルフィがワノ国潜入に際して扮した人物になります。命名はゾロが行いました。出で立ちは侍のような着物姿で、頭にはまげを結っています。さらに天狗山飛徹の刀も身に帯びていますが、これは「二代鬼徹」という大業物になります。ちなみに、錦えもんから任務は与えられていません。
キャラ②ゾロ十郎
『ワンピース』ワノ国編における登場キャラ紹介、麦わらの一味の2人目は「ゾロ十郎」です。こちらはゾロが扮した人物で、「花の都の浪人」という設定になっています。彼が与えられたのは該当者に「反乱の図案」を渡すという任務でしたが、罪人として捕まった際建物ごと役人を斬ってしまい、指名手配を受けることとなりました。
キャラ③おナミ
ワノ国編における麦わらの一味のキャラ紹介、3人目は「おナミ」ことナミです。天候を操る能力の持ち主である彼女は、忍術使いっぽいということでくノ一に扮しました。ベテランくノ一のしのぶと共に、オロチ側の人物の家に潜入し情報収集にあたるという任務が与えられています。
キャラ④ウソ八
続いて紹介するワノ国編での麦わらの一味のキャラは、ウソップ扮する「ウソ八」です。彼は「ガマの油売り」という役回りで、ゾロ同様「反乱の図案」を左足に月の印を持つ者に渡す任務を負わされました。口が達者なウソップにとっては、商売人として人を探す仕事はぴったりと言えます。
キャラ⑤サン五郎
『ワンピース』ワノ国編の麦わらの一味のキャラ紹介、5人目は「サン五郎」です。こちらに扮しているのはサンジで、彼が身に着けているのは町人の衣装になります。サンジは料理人としての腕を見込まれ、人を集める役目を割り振られています。
キャラ⑥チョパえもん
ワノ国編の登場キャラ紹介、続いては「チョパえもん」です。チョッパーの潜入用の役柄で、本人の希望により忍者の衣装を身に着けることとなりました。キャロット、お菊と一緒に先行しているイヌアラシ公爵の元へと向かう任務を負っています。
キャラ⑦おロビ
ロビン扮する「おロビ」の役柄は、芸者となっています。彼女が与えられたのは、芸者として名を上げて将軍オロチに近づき、その軍勢の動向について詳細に把握するというものでした。その準備のために、ルフィらよりも先にワノ国に潜入して厳しい修行を積んでいます。
キャラ⑧フラの介
『ワンピース』ワノ国編の登場キャラを紹介していますが、続く麦わらの一味はフランキーの「フラの介」です。彼が扮するのは大工で、カイドウの屋敷の図面を入手するため、その設計を手掛けた棟梁に弟子入りするという役割を担当しました。決戦当日の備えとしてかなり重要な任務となっています。
キャラ⑨ホネ吉
ワノ国編の麦わらの一味のキャラ、最後は「ホネ吉」ことブルックです。彼が身にまとうのは落ち武者の衣装ですが、元の風貌からするとぴったりすぎる選択となりました。一方任務としては、「食料調達」を与えられています。「能力的に役立つから」というのが理由ですが、これはヨミヨミの実の能力を指しているのかもしれません。
ワノ国編のカイドウ関連のキャラ一覧
「ルフィ太郎」や「おナミ」など麦わらの一味に続いては、こちらもワノ国編で重要な立ち位置を占めたカイドウ陣営について紹介していきましょう。ワノ国編で登場したカイドウ関連のキャラは、以下の面々になります。
キャラ①カイドウ
最初に紹介するのは、四皇の1人にして百獣海賊団総督のカイドウです。「百獣のカイドウ」の異名を持つ彼は、世界最強生物と称されるほどの強さを誇るキャラとなっています。その首に懸けられた46億1110万ベリーという懸賞金は、存命する海賊の中では最高額にあたります。ワノ国編では、麦わらの一味の最大の敵として立ちはだかりました。
キャラ②オロチ
カイドウに続いては、こちらも麦わらの一味にとって敵対関係にある黒炭(くろずみ)オロチです。ワノ国の将軍の地位にあるオロチは、カイドウと手を組んで厳しい圧政を敷いています。「ヘビヘビの実 モデル“八岐大蛇”」の能力者として八頭の大蛇に変身することができ、首を8回切り落とされない限りは生き続けるという強さも持ちます。
キャラ③キング
麦わらの一味に敵対するカイドウ側のキャラ紹介、続いては「火災のキング」ことキングです。彼は百獣海賊団の最高幹部「大看板」の1人で、事実上のナンバー2の地位にあります。「リュウリュウの実 モデル“プテラノドン”」の能力者としてすさまじい強さを有しており、彼と対峙したゾロもかなりの苦戦を強いられました。
キャラ④クイーン
こちらも百獣海賊団の大看板の1人である、クイーンです。「疫災のクイーン」とも呼ばれる彼は「リュウリュウの実 モデル“ブラキオサウルス”」の能力者で、獣型ではかなりの巨体となるなど、強さも相当のものとなっています。また、サンジとは天才科学者集団「MADS」を通じた因縁を持つ関係にあります。
キャラ⑤ジャック
『ワンピース』ワノ国編のキャラ紹介を続けますが、5人目はやはり百獣海賊団大看板のジャックです。「旱害のジャック」の異名を持つ人物で、「ゾウゾウの実 モデル“マンモス”」の能力者になります。高い戦闘能力による強さに加え、魚人として海中でも呼吸ができるという特徴も持っています。
キャラ⑥ササキ
ワノ国編で麦わらの一味と敵対関係となったカイドウ側のキャラ紹介、6人目はササキです。彼は百獣海賊団で大看板に次ぐ強さを持つとされる「飛び六胞」の1人で、「リュウリュウの実 モデル“スピノサウルス”」の能力者になります。鬼ヶ島では、フランキーと対峙しました。
キャラ⑦フーズ・フー
続いても百獣海賊団飛び六胞の1人、フーズ・フーです。「飛沫のフー」を異名に持つ彼は「ネコネコの実 モデル“サーベルタイガー”」の能力者で、さらに六式と「武装色の覇気」を組み合わせた戦術による強さも持ちます。過去に投獄された際耳にしたという「太陽神ニカ」の話を作中初めて披露している点で、物語において重要な役割を果たしました。
キャラ⑧ブラックマリア
飛び六胞のキャラ紹介が続きますが、続いてはブラックマリアです。ワノ国出身の彼女はカイドウ以上の巨体で、遊女のような容姿と額から生えた2本の角が特徴となっています。能力は「クモクモの実 モデル“ロサミガレ・グラウボゲリィ”」で、人獣型では巨大蜘蛛の背から人が生えたような姿となります。鬼ヶ島の闘いではロビンの怒りを買って敗北しました。
キャラ⑨うるティ
4人目の飛び六胞は、うるティです。懸賞金4億ベリーを誇る彼女は「リュウリュウの実 モデル“パキケファロサウルス”」の能力者にあたります。頭突き攻撃を得意とし、獣型ではルフィに「ギア4」の使用を即決させるほどの強さを見せました。
キャラ⑩ページワン
続いての飛び六胞のキャラは、うるティの弟のページワンです。姉には頭が上がらないものの、姉弟中は悪くありません。「リュウリュウの実 モデル“スピノサウルス”」の能力者で、ルフィの「ギア3」の攻撃でもほとんどダメージがないほどの耐久力を誇ります。鬼ヶ島では、味方の関係にあるはずのビッグ・マムに倒されてしまいました。
キャラ⑪ディエス・ドレーク
X(ディエス)・ドレークは飛び六胞の1人であり、かつ「最悪の世代」に相当する人物として知られていました。しかし、ワノ国編において実は海軍本部機密部隊「SWORD」隊長であったことが判明します。そのため仲間からの襲撃に遭って逃走、ルフィの元へ駆け込んで共闘を申し入れることとなりました。
キャラ⑫バジル・ホーキンス
百獣海賊団には飛び六胞を含む「真打ち」と呼ばれる存在がおり、いずれも相当の強さを持つ曲者ぞろいとなっています。バジル・ホーキンスもそうしたキャラの1人で、ドレーク同様最悪の世代にも名を連ねています。「魔術師」を異名とする彼は「ワラワラの実」の能力者で、刀身を藁に変えられる「藁備手刀(ワラビデとう)」を武器とします。
キャラ⑬スクラッチメン・アプー
『ワンピース』ワノ国編の敵側キャラ紹介、続いてはスクラッチメン・アプーです。百獣海賊団情報屋で最悪の世代の1人である彼は、超人系悪魔の実「オトオトの実」の能力者であり、全身を楽器に変え音による攻撃を仕掛けることができます。また、「武装色の覇気」の使い手でもあります。
キャラ⑭ヤマト
『ワンピース』ワノ国編におけるカイドウ側のキャラ、最後はヤマトです。彼女とカイドウは娘と父の関係ですが、カイドウやその周囲からは息子として扱われており、本人の一人称も「僕」となっています。父やオロチのことは嫌っており、おでんの生き様に触れてからは彼に心酔して、自らを「光月おでん」と名乗るようになりました。ワノ国編では、麦わらの一味に付いて戦うことを選んでいます。
ワノ国編のその他のキャラ一覧
『ワンピース』のワノ国編で登場したのは、麦わらの一味やカイドウらばかりではありません。その他にも「光月家」や「赤鞘九人男」など、さまざまな勢力やキャラが入り乱れてストーリーを盛り上げました。ここからは、そうしたその他キャラを一覧で紹介していきます。
キャラ①錦えもん
ワノ国編その他キャラ紹介、1人目は錦(きん)えもんです。光月家に仕える「赤鞘九人男」のリーダーで、「狐火の錦えもん」の異名を取ります。おでんの人柄に惚れこんで彼の家臣となり、以来光月家に忠誠を尽くしてきました。腕っぷしの強さも折り紙付きで、「狐火流剣術」の使い手となっています。
キャラ②カン十郎
カン十郎は錦えもん同様赤鞘九人男の1人ですが、その正体は黒炭家の関係者であり、光月家にはスパイとして送り込まれたという背景を持ちます。「フデフデの実」の能力者として筆で描いた絵を実体化させられる能力を持つ一方で、本人の画力の問題により今一つ本来の力を発揮できずにいます。
キャラ③雷ぞう
ワノ国編のその他登場キャラ紹介、4人目はこちらも赤鞘九人男の1人で元光月家御庭番衆の雷(らい)ぞうです。別名「霞の雷ぞう」とも呼ばれる彼は天才忍者で、超人系悪魔の実「マキマキの実」の能力者としてあらゆる物を巻物に封じ込め、放出することができます。鬼ヶ島の討ち入りでは、かつてのライバル福ロクジュと対決しました。
キャラ④菊之丞
菊の丞もまた光月家家臣で、赤鞘九人男の1人になります。性別は男ですが外見は美女で、本人も「心は女」と語っています。かつてワノ国一の美青年剣士と言われたほどの剣の腕前と強さを誇り、普段は温厚ながら、敵に対しては容赦のない戦いぶりを見せます。
キャラ⑤河松
続いても光月家家臣で赤鞘九人男の1人、河松です。彼は魚人島出身のトラフグの魚人ですが、母の遺言に従い河童を名乗って生きてきました。侍である同時に最強の力士でもあり、「河童流」という剣術や相撲技を得意としています。
キャラ⑥アシュラ童子
こちらも赤鞘九人男の1人で頭山盗賊団棟梁のアシュラ童子です。ジャックやイヌアラシと互角に渡り合えるほどの実力を持ち、カイドウからは部下に誘われるも、権力者を嫌う当人にその気はありません。現在は「酒吞丸」を名乗り、盗賊としてあちこちで略奪を行っています。帰還した錦えもんの協力要請は一度断るも、その後参戦の意を表明しました。
キャラ⑦イヌアラシ
ワノ国編のその他キャラを紹介していますが、続いてはイヌアラシです。モコモ公国公爵にして、赤鞘九人男の1人という人物になります。ミンク族(犬のミンク)である彼はモコモ公国一番の戦士と評される強さを誇り、ワノ国編では左の義足に剣を付けた二刀流を披露しました。
キャラ⑧ネコマムシ
続くその他キャラ8人目は、やはり赤鞘九人男の1人でミンク族(ネコのミンク)のネコマムシです。モコモ公国の夜の王を務める彼は、かつてイヌアラシとは親友の間柄でしたが、おでんの死をめぐる口論がきっかけで20年にわたり絶交状態となってしまいました。しかし、ゾウ編で和解したのちは関係が修復されています。
キャラ⑨傳ジロー
傳ジローもまたワノ国の侍で赤鞘九人男の1人ですが、表向きの身分は黒炭家御用達両替屋、そしてヤクザ「狂死郎一家」の親分「狂死郎」となっています。狂死郎としては、任侠心に富み将軍に忠誠を誓う顔を見せていましたが、のちに正体を明かしました。剣術ではゾロと互角に渡り合うほどの強さを持ちます。
キャラ⑩イゾウ
ワノ国編その他キャラ紹介を続けましょう。10人目はイゾウで、彼は白ひげ海賊団16番隊隊長になります。元光月家家臣であり、菊の丞とは兄弟(イゾウが兄)の関係にあります。ネコマムシと共に鬼ヶ島への討ち入り当日ワノ国に入り、弟と再会を果たしました。
キャラ⑪光月モモの助
光月(こうづき)モモの助は、光月おでんの息子にあたるキャラです。父の処刑後錦えもんらと共に20年の時を超え、仇討のための同志を募ろうとワノ国を離れました。その途中で「人造悪魔の実」の失敗作を口にしたことで、龍の姿に変身できる能力を得ます。同じタイミングでルフィと出会って麦わらの一味に同行するようになり、ワノ国編でも彼らと協力して敵と闘いました。
キャラ⑫光月日和
光月日和(ひより)はやはり光月おでんの娘で、モモの助とは兄妹の関係にあります。女の完全体とも評されるほどの絶世の美女で、ワノ国唯一の花魁「小紫」として狂死郎一家の遊郭に属しています。表向き冷酷で腹黒な性格を演じてはいるものの、素顔は武士の娘としての節を曲げない気高さを持つ女性になります。
キャラ⑬光月おでん
光月おでんはワノ国九里先代大名で、先代将軍スキヤキの息子にあたる人物です。前述のように、モモの助・日和にとっては父親という関係になります。豪快かつ型破りな性格を持つ一方で、情に厚く周囲からは絶大な信頼を寄せられていました。留守中にワノ国を牛耳ったオロチらに挑むも、罠にかかり敗北、釜茹での処刑で1時間耐え抜いてから殺されるという壮絶な最後を遂げています。
キャラ⑭光月トキ
光月トキはおでんの妻で、モモの助・日和にとっては母にあたる人物です。容姿は日和によく似た美女で、九里の人々からも愛されていました。「トキトキの実」の能力者であり、自身や他人を未来へ飛ばすことができます(過去へ戻ることはできません)。おでんの処刑時に子供らを未来へ送り、辞世の句を詠んだ後銃殺されてしまいました。
キャラ⑮光月スキヤキ
光月スキヤキはおでんの父で、元ワノ国将軍です。28年ほど前にオロチの策略で幽閉を受け、対外的には死亡したことにされます。数年後に脱出を果たすも、その間に息子おでんは処刑されていました。その後はモモの助らの帰還を待ちつつ、刀鍛冶「天狗山飛徹(てんぐやまひてつ)」として現在まで世を送ることとなります。
キャラ⑯しのぶ
しのぶはワノ国のベテランくノ一で、元御庭番衆の一員です。超人系悪魔の実「ジュクジュクの実」の能力者であり、触れたものを腐敗させることができます。前述のようにワノ国編では、ナミと共に諜報活動にあたりました。
キャラ⑰ヒョウじい
ヒョウじい(ヒョウ五郎)は兎丼の囚人採掘場の古参囚人で、かつては伝説的な強さを誇る剣術使いでした。現在は弱り切った状態となっていましたが、ルフィとの出会いを経て昔の姿を取り戻し、決戦に備えた稽古をつけるなど麦わらの一味に協力しています。
キャラ⑱霜月康イエ
霜月康イエ(しもつきやすいえ)は元ワノ国大名で、現在の表向きの身分は太鼓持ちの「トの康(トのやす)」になります。おでんの処刑後オロチに立ち向かうも敗れ、えびす町に隠れ住むこととなりました。
キャラ⑲おトコ
おトコは、花魁小紫の禿(かむろ)を務める少女です。小紫の正体が日和であることは知っており、日和にとっては数少ない親友にあたる人物になります。「SMILE」の失敗作を食べたことで、顔には常に笑顔を浮かべています。
キャラ⑳天狗山飛徹
天狗山飛徹(てんぐやまひてつ)は、ワノ国で刀鍛冶を生業としている人物です。お玉の師匠で美少女こけしコレクターでもありますが、その正体は前述のように光月スキヤキになります。
キャラ㉑お玉
お玉は、編笠村で師匠の飛徹と共に暮らす少女です。頬からきびだんごを出して動物を手なずけることができる、「キビキビの実」の能力者となっています。日々笠を売って生活していますが、ヒエを食べるのがやっとという困窮した毎日を送っています。
キャラ㉒お鶴
ワノ国編の登場キャラ紹介、続いては茶屋の店主のお鶴です。錦えもんとは夫婦の関係にある女性で、浮世絵風の容姿が特徴となっています。体調を崩したお玉を介抱するなど情に厚い性格の一方で、一度言いだしたことは引かない頑固な一面もあります。
キャラ㉓マルコ
ワノ国編の登場キャラ紹介、23人目は白ひげ海賊団1番隊隊長兼船医のマルコです。鬼ヶ島討ち入り当日にワノ国に入った彼は、ビッグ・マム海賊団の入国を阻みました。その後ビッグ・マムの拘束を受けるも、ワンダたちの助力で脱出しています。
キャラ㉔キッド
24人目のキャラは、キッド海賊団船長のユースタス・キッドです。彼はワノ国編では兎丼の囚人として登場し、そこでライバル関係にあるルフィと再会しました。その後脱走を果たすと、討ち入りでは鬼ヶ島に正面から乗り込み、敵のアプーに怒りをぶつけています。
キャラ㉕キラー
キラーはキッド海賊団の戦闘員で、「殺戮武人」の異名を持つキャラになります。ワノ国編に登場した際は「人斬り鎌ぞう」の名でオロチの部下となっていましたが、その後囚人採掘場でキッドと合流し脱出を果たしました。
キャラ㉖ロー
『ワンピース』ワノ国編の登場キャラ紹介、最後はハートの海賊団船長を務めるトラファルガー・ローです。やはりルフィにとってはライバルの関係にある彼もワノ国編に登場しており、鬼ヶ島ではキッドと共にビッグ・マムと対戦して、勝利を収めています。
ワノ国編の相関図やあらすじ
上では『ワンピース』ワノ国編の登場キャラをずらりと紹介しましたが、敵味方含めいろいろな背景を持つ人物が入り乱れるため、それぞれの関係については少々わかりづらいところです。ここではワノ国編の各登場キャラの相関関係や、簡単なあらすじを紹介しましょう。
ワノ国編のキャラの関係がわかる相関図
ワノ国編に登場する勢力を簡単に分けると、「ルフィ側」と「敵側」ということになります。前者の中心には光月家があり、そこと兄弟分の関係のミンク族、家臣にあたる赤鞘九人男、さらに各郷のヤクザや囚人なども加わるほか、麦わらの一味、ハートの海賊団、キッド海賊団も加勢しています。
一方敵側の中心にいるのが、ともに手を組む関係にある将軍黒炭オロチと四皇カイドウです。カイドウの配下として大看板や飛び六胞が控え、その傘下にはドレーク海賊団やホーキンス海賊団、オンエア海賊団がいます。また、カイドウと海賊同盟の関係にある四皇ビッグ・マムも参戦する構図となっています。
ワノ国編のあらすじ
ワノ国編の流れを簡単にまとめると、オロチとカイドウの圧政により差別と汚染がはびこるワノ国を、麦わらの一味と光月家らが解放し開国に導くというものになります。そのクライマックスが年に一度の「火祭り」で、その日カイドウの本拠地・鬼ヶ島で行われる宴に乗り込んで、敵に決戦を挑むというのが大筋の流れです。
ワノ国編の結末
鬼ヶ島への討ち入りにより、ルフィらは見事敵のオロチとカイドウ、そしてビッグ・マムを倒すことに成功します。そして、以後はモモの助が将軍となってワノ国を統治することが宣言されました。開国こそまだ果たせないものの、襲撃してきた緑牛の撃退に成功したモモの助は、去り行くルフィに父・おでんを超えることを誓ってワノ国編は終了となります。
ワノ国編のキャラの強さや能力ランキングTOP3
ここまで『ワンピース』ワノ国編における敵味方含めた登場キャラや、その相関関係などについて紹介してきました。ただ本作を語る上では、やはり戦闘方面の話題は外せないでしょう。そこでここでは、ワノ国編のキャラの強さや能力で測ったランキングトップ3を紹介します。
3位:ビッグ・マム
ワノ国編のキャラの強さ・能力ランキングで3位となったのは、ビッグ・マムです。四皇の1人でビッグ・マム海賊団船長の彼女は、「ソルソルの実」の能力者として他人から魂を奪えるなど恐ろしい力を持ちます。しかし、ワノ国編ではキッドとローの共闘の前に屈し、マグマへ沈むという最後をたどりました。
2位:ルフィ
続いて強さ・能力ランキングで2位に入ったのは、ルフィです。「ゴムゴムの実」の能力者で「覇王色の覇気」の持ち主である彼は、闘いを経るごとに成長し強さを増してきました。鬼ヶ島の決戦ではカイドウに3度目の闘いを挑み、またもや敗北か…と思われたところで覚醒を果たしています。
1位:カイドウ
ワノ国編の強さ・能力ランキングで1位となったのは、カイドウです。四皇の1人で「百獣」の異名を持ち、この世における最強生物とまで謳われる彼は、間違いなくワノ国編開始時点で実力トップの座に君臨していました。クライマックスの闘いでは、その最強の存在が三たびルフィの挑戦を受けることとなります。
ワノ国編のキャラに対する世間での評判や人気
敵味方双方の関係者が大勢登場して話を盛り上げたワノ国編ですが、ファンの受け止め方も気になるところです。ここではワノ国編のキャラが世間からどういった印象を持たれているかについて、X上の意見を元に調べてみました。
こちらは、「ワンピースを1話から見始めてついに最新話に追いついたが、ワノ国のキャラもみんな好き」という意見になります。ワノ国編は『ワンピース』の他の章と比べてもかなり大勢の人物が登場しますが、それぞれ個性豊かでキャラが立っているのはさすがというところです。
こちらの方は、「ワノ国編は登場キャラは多いけど、ページワンだけは名前がかっこいいのですぐに覚えた」と語っています。確かに印象的な名前ですが、「ページワン」はトランプゲームの一種になります。「X(ディエス)」や「うるティ」など他の飛び六胞の名に関しても、同様にトランプ遊びに由来しています。
一方こちらは、「ワノ国編は話が複雑でキャラの過去編も多いので混乱している」という意見になります。本章は敵味方含めあまりに多くのキャラが登場しすぎて、勢力図や人物関係に戸惑いやすいのも確かで、この方もそうした感想を抱いたものとみられます。
ワノ国編の登場キャラは敵も味方も個性的だった
『ワンピース』ワノ国編の登場キャラについて紹介しました。このように、ワノ国編には敵側・味方側含め大勢の個性的なキャラが登場して物語を彩ります。その相関関係はややこしく見えますが、いったん呑み込んでしまえばストーリーもすんなり入ってくるでしょう。ワノ国編を見たけど少々混乱したという方は、ぜひ本記事の内容を参考に作品を楽しんでください。
この記事のライター
だいじろう
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。