【ワンピース】オハラはニコ・ロビンの故郷！消された理由も徹底調査

オハラとは麦わらの一味であるニコ・ロビンの故郷でありワンピース作中では既に消滅した国として描かれています。オハラが地図から消えてしまった理由には政府が絡んでおり物語において重要な要素にもなっています。まずはオハラと関係するニコ・ロビンについてまとめ、ワンピースの作品概要とあらすじをおさらいしていきます。

ニコ・ロビンは麦わらの一味として活動する女海賊です。艶のある黒髪に青い瞳、長身かつ高い鼻を持った美少女で、指定した場所に体の部位を咲かせるハナハナの実の能力が使えます。考古学について深い知識を持っておりポーネグリフを解読できる数少ない人物の内の1人ですが、それゆえに四皇や海軍から狙われる存在となっています。

ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。海賊王を夢見る少年・ルフィが仲間と冒険するファンタジーバトルな物語が描かれており、絆をテーマにした王道なストーリーや迫力あるバトル描写、壮大で果てしない世界観などが人気を博しています。全世界累計発行部数は5億1000万部を突破しており、ギネス記録など様々な分野において最高記録を保持しています。

かつてこの世の全てを手に入れた男ゴールド・ロジャーがひとつなぎの大秘宝（ワンピース）をどこかに置いてきたと言い放つと、海賊たちはそれを求めて覇権を争うようになりました。これを大海賊時代と呼ぶようになると、フーシャ村の少年モンキー・D・ルフィも海賊王を夢見て海へ漕ぎだしました。彼は恩師シャンクスとの約束を果たすためにも、出会った仲間と共に大海原を渡っていきます。

ニコ・ロビンは8歳の頃までオハラに暮らしていましたが、22年前に突如オハラは地図上から姿を消してしまいました。オハラが消された理由には考古学者たちの行動が影響しています。ここではワンピースにおけるオハラが消滅した理由についてまとめていきます。

オハラはニコ・ロビンの故郷であり世界中から考古学者が集まる島でした。島の中央にある全知の樹には世界中から集められた資料が保管されており、世界最大最古の知識を誇る図書館と称されていました。考古学者たちはクローバー博士を中心に日々歴史の謎を解き明かしていました。

考古学者にとって楽園のような場所だったオハラでしたが、当時海軍本部元帥だったセンゴクの指示によりバスターコールが発令されオハラの存在は抹殺されました。バスターコールとは海軍本部が持つ国家戦争クラスの武力で無差別攻撃を行うもので、殲滅対象外である市民を現場判断で抹消しても不問になります。

オハラにバスターコールが発令された理由は政府にとって考古学者の研究が危険なものと判断されたからです。オハラの考古学者は政府が禁止していたポーネグリフの解読、そして政府が隠そうとした空白の100年について研究していました。

ポーネグリフとは世界各地に散らばっているキューブ状の石碑で、オハラの考古学者以外に碑文を解読することはできないとされています。ポーネグリフに書かれている内容は明らかにされていませんが、『古代兵器の復活阻止』を名目とする歴史の本文解読の法を破ったと称しオハラの考古学者に刑を与えました。

バスターコールの襲撃から唯一生き延びたニコ・ロビンは、サウロの助けによってオハラを脱出した後政府から7900万ベリーの懸賞金がかけられました。当時8歳の少女に対してこの金額はとても高額なもので、それほど政府は知られたくない秘密を隠しておりポーネグリフを解読できる彼女を抹消しようとしました。

オハラの考古学者は空白の100年について研究を進めある仮設を立てました。それは世界政府には明確な敵が存在しており、その敵が滅びたことで政府が政権を握るようになったというものです。この敵についてクローバー博士は「ある巨大な王国」と表現していました。

太陽の神ニカとは百獣海賊団の飛び六胞・フーズフーの口から明かされた神で、解放のために戦った戦士と言われています。ニカの話についてフーズフーは牢獄にいる間看守から聞かされていましたが、数日後その看守は消されてしまいました。ニカの存在が世間に知られることは政府にとって不都合なことのようで、オハラの全知の樹にはニカに関する資料があった可能性があります。

バスターコールによってオハラは島と共に全知の樹にあった資料も全て燃えてしまったと思われていました。しかし、ニコ・ロビンが生き延びることができたようにオハラの意志は今も幾つか残されています。ここではワンピースにおけるオハラの意志についてまとめていきます。

オハラにあった資料や書物はバスターコールの攻撃によって燃やされてしまいましたが、考古学者たちは島が消滅する寸前に貴重な書物を湖に投げ入れていました。これにより幾つかの書物は水に守られ後に巨人族たちが引き上げることになります。

湖に投げ入れられた書物は巨人族によって引き上げられ、その後巨人の国・エルバフに保管されました。書物を引き上げるシーンには麦わら大船団の一派・ハイルディンやゲルズの姿が描かれており、その2人に指示を出していたのは全身に包帯を巻いた奇妙な男だと言われています。

サウロは政府によって抹消されたと思われていましたが、全身に包帯を巻いた奇妙な男の存在を知ったロビンやベガパンクの反応から察するに、サウロは生きていた可能性が浮上しました。生き延びたサウロは「オハラが命懸けで残した財産を歴史から消させやしない」として書物を回収しているそうです。

オハラやロビンについて語る上でサウロは欠かせない存在となっています。ロビンと密接な関係を持つサウロはバスターコールと共に死亡したと思われていましたが、最新話のある描写によって生存している可能性が浮上しました。ここではワンピースにおけるオハラの意志を継いだサウロについてまとめていきます。

幼少期のロビンはハナハナの実の能力者になったことで周囲から妖怪と忌み嫌われていました。そんなある日偶然サウロと出会うと、2人は親睦を深め友達と呼び合える関係になりました。その後、オハラにバスターコールの発令が決定するとサウロはロビンにいち早くその事実を伝え、彼女を船に乗せて島から脱出させました。

全身に包帯を巻いた奇妙な男がサウロである可能性が浮上すると、サウロは火災の火傷、もしくは青キジの能力による凍傷を受けた可能性が考えられます。また、怪我を受けているという特徴からユースタス・キッドが言及した火ノ傷の男の正体であるかもしれません。

サウロの生存は確定したわけではありませんが、ロビンたちの反応から察するにその可能性がとても高いです。また、全身に包帯を巻いた奇妙な男がサウロでなかったとしても、その男がオハラの意志を継ごうと動いていることは事実であるため今後のロードポーネグリフ争奪戦において重要な存在になることが考えられます。

これまでオハラが消滅した理由や残された謎などについてまとめてきましたが、ワンピース読者の間でオハラという島はどのような印象を抱かれているのでしょうか。ここではオハラに対する世間での評判について、実際にSNSへ投稿されているコメントを参照しその内容をまとめていきます。

オハラが政府のバスターコールによって消滅したことを知った読者は、政府がそこまでして歴史を隠そうとしている事実に疑問を抱いていました。空白の100年やポーネグリフ解読を禁止にする理由は未だ明かされていませんが、物語が佳境に入ればいつか明かされることでしょう。

最近はサウロの生存がほのめかされたことでサウロの情報が話題になっていました。サウロは青キジの能力によって凍らされていましたが、その後死亡した描写までは描かれていませんでした。もしかしたらサウロはコールドスリープの要領で生き返ったのかもしれません。

サウロの生存やエルバフの正体など次々と謎だった情報が明かされていくと、いよいよ物語も後半であることを実感している読者が多くいました。ワンピースは物語初期に張られていた伏線が回収される瞬間が醍醐味とも言われており、今後オハラや政府の真実が明かされることに期待している人も多くいます。

ワンピースに描かれていたオハラはニコ・ロビンの故郷であり22年前にバスターコールによって地図から消されました。政府が隠そうとした歴史や考古学者が解き明かそうとした謎など、オハラには物語において重要な要素が幾つも隠されていると言えるでしょう。オハラにあった真実が気になる人はぜひ連載中のワンピース本編を追っていきましょう。