【ワンピース】バーソロミュー・くまの死亡説の真相とは?復活はあるのか調査
バーソロミュー・くまの死亡説について検証します。最近過去が明らかにされつつある『ワンピース』のバーソロミュー・くまの死亡説の真相や、復活の可能性について調査しました。また、世界会議編のその後のくまの姿や彼の正体、ボニーとの関係についても解説します。
目次
バーソロミュー・くまとは?
これまであまり死亡するキャラがいなかった『ワンピース』ですが、クライマックスに向けそうした例も増えつつあります。作品内で大きな存在感を放ってきたバーソロミュー・くまも、死亡説が取りざたされるようになりました。くまの死亡の真偽や復活の有無、また彼の正体と過去、ボニーとの関係についても気になるところですが、まずは基本情報からお伝えしておきましょう。
バーソロミュー・くまのプロフィール
『ワンピース』のバーソロミュー・くまは、登場時は王下七武海に名を連ねていましたが、元々の正体は革命軍の幹部だったという人物です。年齢は45歳(その後47歳)、懸賞金は元2億9600万ベリーになります。7mに迫る巨体の持ち主であり、常に熊の耳がついた帽子をかぶり、両手に手袋をはめています。非常に無口な性格で、必要最低限のことしか話さない点も特徴となっています。
バーソロミュー・くまの強さや能力
『ワンピース』で死亡が噂されるバーソロミュー・くまは、「ニキュニキュの実」という悪魔の実の能力者です。能力は「掌の肉球であらゆるものを飛ばす」というもので、斬撃や火炎もはね返すことができるだけでなく、自らに用いて高速で移動するといったことも可能です。また、物体を任意のはるか遠くの場所へ弾き飛ばす能力も持ちます。その上、人体から「疲労」などのダメージをはじきだして当人を回復させ、そのダメージを別の者に与えることすら可能です。
さらにくまは、体をサイボーグ化していて鋼以上の肉体強度を誇り、口からは黄猿のピカピカの実の能力を模したレーザーを放つこともできます。
ワンピースの概要
バーソロミュー・くまの死亡が疑われている『ワンピース』は、漫画家の尾田栄一郎の手による長編冒険ロマンです。1997年以来現在まで「週刊少年ジャンプ」で連載中で、単行本は既刊106巻(2023年10月現在)、累計発行部数(国内)は4億部突破という前代未聞の作品となっています。
ワンピースのあらすじ
バーソロミュー・くまの死亡説が出ている『ワンピース』の物語は、“海賊王”ゴールド・ロジャーの死をきっかけに巻き起こった「大海賊時代」を背景として語られます。主人公を務めるのはルフィという名の少年で、彼は故郷の村で海賊“赤髪のシャンクス”に出会ったことから、海賊へのあこがれを募らすようになりました。その後成長し、冒険へ旅立ったルフィは、数々の仲間や敵との出会いを果たすこととなります。
バーソロミュー・くまの死亡説の真相や復活
前述のように死亡説がささやかれている『ワンピース』のバーソロミュー・くまですが、果たしてその真偽はどうなのでしょうか。ここでは、くまの死亡説の真相と復活の可能性について解説します。
バーソロミュー・くまは死亡していない
バーソロミュー・くまはボロボロの状態であることが語られてから長らく登場しなかったため、死亡説が流れることとなりました。しかし、『ワンピース』作中においてバーソロミュー・くまは死亡していません。いまだ存在していることが確認されていますが、ただ「生きている」と言えるかというと、それも微妙な状態となっています。人としてのくまは、もはや死んでいるということもできます。
バーソロミュー・くまの現在やその後
バーソロミュー・くまは世界会議編でも死亡説が流れましたが、その後革命軍に救出され生存していたことが確認されました。カマバッカ王国でリンドバーグの手により治療を受け、体はかなりの程度修復されています。しかし、この時点ですでにくまの自我は失われており、死亡はしていないものの、限りなくそれに近い状態となっていたのです。
その後、くまは革命軍の元から姿を消します。ニキュニキュの実の能力で飛び去ったのですが、1071話で飛んでいたくまがレッドラインの港レッドポートに激突した様子が描かれました。続く1072話で、レッドラインを登ろうとするくまに対し海軍が銃撃や砲撃を加えています。さらに現在の『ワンピース』では、くまの過去が明かされつつあります。
バーソロミュー・くまの復活はある?
死亡説が流れるもその後生存が確認されたバーソロミュー・くまですが、上記のように生きているとも言えない微妙な状態にあります。バーソロミュー・くまはファンからの人気も高い上に、過去への同情もあって復活を望む声は少なくありません。果たしてバーソロミュー・くまは、今後本当の意味で復活できるのでしょうか。現在のところは何とも言えませんが、エッグヘッド編でベガパンクが登場したことなどもあって、復活の可能性は高まっているという見方もあります。
バーソロミュー・くまは今後ルフィたちの仲間になる?
『ワンピース』ファンの間には、「バーソロミュー・くまが今後麦わらの一味に加わるのでは」との考察もあります。くまが一味にとって恩人であることなどがその理由ですが、実際のところその可能性は低いでしょう。くまには革命軍がありますし、現在はジンベエが麦わらの一味に加入していることから見ても、これ以上元王下七武海が参加する流れはないとみられます。ただ、革命軍の一員という形でルフィらと共闘する展開は、十分あり得ると思われます。
バーソロミュー・くまの正体や過去
死亡はしていないが復活が望まれるバーソロミュー・くまですが、これまで彼の正体や過去には謎の部分が多くなっていました。しかし、最近ではそこへ光が当てられつつあります。ここでは、次第に判明してきたバーソロミュー・くまの正体と過去、ボニーとの関係について解説します。
バーソロミュー・くまはソルベ王国の国王だった?
バーソロミュー・くまは物語に最初王下七武海として登場しましたが、その元々の正体は革命軍幹部、そしてソルベ王国の国王というものになります。国王時代のくまは暴君で国民からの信用も低く、その後追放されたとのことですが、この評判に対してはサボらが「世界政府が事実を歪曲して伝えているのでは」などの異論を唱えています。
バーソロミュー・くまとジュエリー・ボニーは親子?
死亡説が払しょくされたバーソロミュー・くまと深い関係を持つとされるキャラに、ジュエリー・ボニーがいます。これまでもくまを見て涙を流すなどしていたボニーですが、エッグヘッド編においてその関係性が判明しました。実はくまはボニーにとっての父であり、2人は親子だったのです。
バーソロミュー・くまはベガパンクに改造されたサイボーグ?
今のところ死亡はしていないバーソロミュー・くまは、前にも触れたように身体をサイボーグ化しています。手術を手掛けたのはDr.ベガパンクで、徐々に改造が進められた結果、頂上戦争の直前には脳まで手を加えられ人格と記憶のすべてを失ってしまいました。こうして改造人間「PX-0」となったくまを元に作られたのが、「パシフィスタ」になります。
バーソロミュー・くまが改造を受け入れた理由
ボニーとの父娘関係が明らかになったバーソロミュー・くまですが、一体なぜ彼はサイボーグ化を受容したのでしょうか。くまは王国追放後に賞金首となって海軍に逮捕され、そこでベガパンクから改造を打診されています。表面上は限られた選択肢内での苦渋の決断と見えますが、実は他にも「ソルベ王国のため」などの意図があったのではという見方もあります。
バーソロミュー・くまの活躍シーン
ここまでバーソロミュー・くまの死亡説の真相や復活の可能性、ボニーとの関係などについて見てきました。ここからは、『ワンピース』作中でのくまの活躍ぶりに焦点を移して解説していきます。「空島編」や「スリラーバーク編」におけるくまの活躍は、以下のようになります。
活躍シーン①空島編
「空島編」におけるバーソロミュー・くまは、ほんの顔見せ程度の登場でした。悪行がばれて王下七武海を追放となったクロコダイルの後任を決める会議に姿を見せています。
活躍シーン②スリラーバーク編
続いてスリラーバーク編ですが、ここにおいて初めてバーソロミュー・くまの本格的登場がかないました。ゲッコー・モリアが麦わらの一味と闘いを繰り広げているさ中、突如姿を現したくまはモリアと対面します。彼の任務はクロコダイルの後任と自身の参戦の意思を伝えることでしたが、モリアはこれを拒否した結果敗れることとなりました。
活躍シーン③シャボンディ諸島編
シャボンディ諸島編でバーソロミュー・くまは、海軍大将の黄猿らに追い詰められた麦わらの一味の前に姿を現します。そして、ニキュニキュの実の能力で一味を世界の各地へバラバラに飛ばしてしまうのでした。この行動はくまが一味を助ける目的で自発的に行ったものであり、現時点において、作中で彼の自我が確認できた最後のものとなっています。
活躍シーン④マリンフォード頂上戦争編
マリンフォード頂上戦争編においてくまは、すでに自我を失った状態となって登場しました。リトルオーズJr.に重傷を負わせたほか、革命軍の元同志だったイワンコフに対しても容赦ない攻撃を加えています。そしてその後、本編内でのくま本人の登場は、ながらく途切れたままとなりました。
活躍シーン⑤世界会議編
こうして死亡説が流れることとなったくまですが、世界会議編においてその消息が判明します。頂上戦争後のくまは天竜人の奴隷となっており、どれだけひどく扱われても何も感じない「無敵奴隷」として無残に扱われているというのが、彼の現況でした。
バーソロミュー・くまに対する世間での評判や人気
ここまでバーソロミュー・くまについて、正体やボニーとの関係、復活の有無などを探ってきました。ここで少し角度を変えて、くまに対する世間の評判を議題として取り上げてみましょう。X上の意見から見えてきた一般的なくまの印象は、以下のようなものになります。
前述のように、謎につつまれていたくまの正体と過去について、最近の『ワンピース』では徐々に明らかにされつつあります。そこでわかったのは、彼の過去が予想以上にひどいものだということでした。そのことに打ちのめされているファンは、上の方のようにたくさんいるようです。
こちらの方も、上の方同様にくまの過去に大きなショックを受けているもようです。くまの経験は地獄そのもので、彼に好感を抱く人ほど打ちのめされ方はひどくなっています。復活を望む意見が相次ぐのも、無理からぬところでしょう。
最後もまた、くまの過去のあまりの悲惨さに、同情といたたまれなさが抑えられないという意見です。「もう勘弁してくれ」という言葉に、その精神的ショックの大きさがうかがえます。
バーソロミュー・くまは死亡していなかった
『ワンピース』のバーソロミュー・くまについて解説しました。このように、現時点でくまの死亡は明確に否定されています。しかしその状態は「生」からはほど遠く、しかも悲惨すぎる過去も明らかになったことで、世間では復活待望論が後を絶ちません。今後の展開は読みにくいものの、希望を込めつつ見守りたいところです。
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だいじろう
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