【ワンピース】ウソップに見聞色の覇気が覚醒？伏線や真相を考察

『ワンピース』のウソップは作中の2年後のストーリーが進む中で覇気を身に付けることになり、そこから更なる強化についても考察され初めています。そんなウソップの覇気について見ていく前に彼の基本的なプロフィールを見ていきましょう。

『ワンピース』のウソップは東の海（イーストブルー）ゲッコー諸島シロップ村出身で、4月1日生まれの17歳（2年後は19歳）、血液型S型の男性です。麦わらの一味の狙撃手であり、そげキングとして指名手配された時は狙撃の王様、ドレスローザからゴッド・ウソップの異名が付いています。長い鼻が特徴でお調子者なかつネガティブなところはありますが、危機的状況の際は勇気を見せる人物です。

『ONE PIECE（ワンピース）』の尾田栄一郎が原作の漫画作品であり、2022年現在も『週刊少年ジャンプ』に連載されています。海賊王を目指す主人公・麦わらのルフィとその一味たちの冒険と戦いが描かれており、日本のみならず世界で人気を集めています。

モンキー・D・ルフィは幼少期の経験から海賊に憧れており、17歳の時に村を旅立ち、シェルズタウンでロロノア・ゾロ、オレンジ町でナミ、シロップ村でウソップというように仲間を集めながら航海を続けていきます。しかし、シャボンディ諸島での戦闘でルフィ達麦わら海賊団は世界各地にバラバラに飛ばされてしまい、その間に世界が大きく動くマリンフォード頂上決戦が始まり……？

『ワンピース』のウソップは射撃を中心に戦っていますが、2年後には覇気を身に付けているシーンが出てきました。そんなウソップの覇気に関わる部分や強さ、固有の技を見ていきましょう。

ウソップが覇気を身に付けたシーンは単行本76巻・第785話のドレスローザ編であり、シュガーにホビホビの実の能力を受けそうになっていたルフィとローの様子を遠方から確認して、正確な狙撃を成功させています。これは見聞色に分類される覇気です。

ウソップは『ワンピース』の作中で様々なウソを付いていますが、その中でドレスローザ編の該当シーン前にトンタッタ族へ覇気が使えると言っていました。それが結果として見聞色の覇気を使えるようになっていることから、ウソップのウソは本当になる可能性やこの台詞自体が覇気の技ではないかという考察も出てきています。

ウソップが身に付けた覇王色の覇気には他のキャラの使い方から大きく分けて3つの特徴があります。その中でウソップの覇気と一致している部分を確認していきます。

見聞色の覇気の特徴として一番多く描かれているのは相手の気配を強く感じることで、ウソップの場合はこの気配を遠距離でも正確に判別できるものになっています。ただし、ウソップが身に付けたばかりであるためか、相手の強さを測ることや詳しい動きまではわかりません。

見聞色の覇気は生物の声や感情を聞き取れる場合もありますが、ウソップについては先の詳しい察知などと同様にそこまで感じ取れません。

見聞色の覇気は鍛えることで気配や動きを元にした未来予知が可能であり、作中ではシャーロット・カタクリやルフィ、カイドウが身に付けています。ウソップについては付いたウソが本当になるという部分がこの未来予知の影響であるという考察もあります。

ウソップが見聞色の覇気を身に付けたことで、それまで使っていた他の技も更に強さを発揮しています。そんなウソップの技についても確認していきましょう。

ウソップの主戦力となる技はパチンコによる攻撃で、飛ばす弾を加工することで様々な戦術を生み出しています。最初の銀河パチンコからダイヤルを使った「カブト」に発展し、2年後には更に強化した「黒カブト」を使っています。

ウソップが修行を経て2年後から使用しているのは黒カブトでポップグリーンを飛ばす「緑星」系の技です。ポップグリーンは急速に成長する植物の蓼あり、種類によって多種多様な性質を持っていることから状況に応じた弾を使い分けています。

ウソップが2年前に使っていたのはハンマーを使った技で、片手ハンマーやハリボテの5tハンマーなどで近接戦闘していきます。パチンコがカブトになってからは他の技と共に使われなくなりましたが、騙し討ちやかく乱させる戦い方はパチンコの弾にも応用されています。

『ワンピース』では様々な名言が出てきますが、ウソップも作中で心に残る名言を残しています。そんなウソップの名言についてよく挙げられているものを見ていきましょう。

『ワンピース』のウソップの名言1つ目は単行本4巻のシロップ村編において、クロネコ海賊団を村へ向かわせないようにしながら言った台詞で、ウソップの覚悟を窺える名言になっています。

『ワンピース』のウソップの名言2つ目は単行本20巻のアラバスタ編において、Mr.4＆Ms.メリークリスマスとの戦闘時に言った台詞になります。それまで逃げ腰だったウソップでしたが、二人がルフィの海賊王の夢を馬鹿にしたことで、この言葉を返してチョッパーと共に闘う意思を見せました。

『ワンピース』のウソップの名言3つ目は単行本61巻のマリンフォード編において、バーソロミュー・くまによってボーイン列島に飛ばされていたウソップがルフィからのメッセージを見て言った台詞になります。今までのルフィに対する考えを言いながら、ルフィを助けたいという思いを新たにしました。

『ワンピース』のウソップの名言4つ目は単行本76巻のドレスローザ編において言った台詞であり、このシーンの後に見聞色に覚醒しながら狙撃を成功させました。自身の役割を口にしながら覚悟を決めたかっこいい名言です。

アニメ『ワンピース』でもウソップの活躍はしっかりと描かれており、そのシーンに合わせて声優が熱演しています。そんなアニメ『ワンピース』におけるウソップの声優を見ていきましょう。

アニメ『ワンピース』でウソップを演じた声優は山口勝平さんです。お調子者ながらも決める時は男らしさを見せるウソップの声を状況に合わせて演じています。また、アニメではマツゲ、ミノタウロス、ドグラ、マンジャロウ（ニセゾロ）などのキャラの声優も粗忽屋東品川店名義で演じています。

山口勝平さんは1965年5月23日生まれで、福岡県の出身の声優・俳優です。現在は声優事務所の悟空の代表を務めています。声優としては23歳から活動を始め、アニメ『らんま1/2』の出演をきっかけに多数の作品に出演するようになりました。その後はアニメの声優に限らず、ゲームや洋画の吹き替えなど幅広く活躍しています。

山口勝平さんが声優を務めた主な出演作品は、『らんま1/2』の早乙女乱馬、『機動武闘伝Gガンダム』のサイ・サイシー、『名探偵コナン』の工藤新一・怪盗キッド/黒羽快斗、『犬夜叉』の犬夜叉、『アイシールド21』の雷門太郎、『うえきの法則』の宗屋ヒデヨシ、『DEATH NOTE』のL、『Persona4 the ANIMATION』のクマ、『境界のRINNE』の六道鯖人、『デュラララ!!×2』の赤林海月、『信長の忍び』の木下秀吉などがあります。

ここでは『ワンピース』のウソップの覇気について世間での評判や人気を紹介していきます。今までも大事な場面で強さを見せてきたウソップですが、覇気に関連した部分はどのように見られているのでしょうか。

『ワンピース』のウソップが覇気らしき能力を発揮した段階では、どのような覇気を身に付けるかの期待の声が多くありました。未だにウソか覇気か判断できないシーンもあり、この部分は考察される要素になっています。

『ワンピース』のウソップが実際に見聞色の覇気を身に付けた後は、ウソップの成長に興奮や感動を覚える人が多くいました。ルフィやゾロ、サンジが覇気や別の強さを見せる中で、ウソップもその中に入って行けたことは初期からいるクルーとしてファンの喜びにもなっていたようです。

『ワンピース』のウソップが覇気を習得したことで新たな魅力を発見する人もいました。ウソップのひょうきんさや明るさは魅力の1つでしたが、そこに覇気を得たことでかっこよさや強さを感じた人もいるようです。

ここではもしものシチュエーションとしてウソップが別の立場だったらという妄想を挙げていきます。海賊かつ狙撃手であると同時に武器の開発など手先の器用さもあるウソップなら色々な場面で実力を発揮できそうです。

もしもウソップが彼氏だったいつも明るく楽しい関係になると思います。相手を楽しませるためのウソや常に喋ってくれるところは付き合っていて飽きない性格であり、少しヘタレなところがあってもここぞという時のかっこよさは作中と同じように感じられることが想像できます。

もしもウソップが会社の上司だったら頼れる存在になると思います。作中では麦わらの一味のクルーという立場で、逃げ腰なところもありますが、仲間を大切にするところは上司としての面倒見の良さや指導面で発揮してくれそうです。

もしもウソップがYouTuberだったら様々な挑戦で話題になりそうです。性格や手先の器用さはYouTubeと相性が良く、作ってみた系やチャレンジ系の動画を多数出して人気を集めると思います。

『ワンピース』のウソップは2年後に見聞色の覇気を身に付けており、その他にも今までウソを付いていたシーンでも覇気が覚醒している可能性が考えられています。覇気によってウソップの強さや技は更に磨きがかかっているので、今後の『ワンピース』におけるウソップの活躍や覇気の覚醒にも注目です。