【ワンピース】ヤマトの声優は早見沙織!代表作や担当したキャラまで紹介
アニメ『ワンピース』でヤマトを演じたのは、女性声優の早見沙織さんです。数々の有名作品に出演している人気声優で、ファンからは「透明感のある声が魅力」といわれています。本記事ではアニメ『ワンピース』でヤマト役を務めた声優、早見沙織さんの経歴や代表作など紹介します。
ヤマトとは?
ヤマトは2本の赤い角と凛々しい顔つきが特徴の人物です。元四皇「百獣のカイドウ」の実子で、漫画『ワンピース』97巻983話「雷鳴」で初登場します。ここでは、ヤマトのプロフィールや『ワンピース』の概要など紹介します。
ヤマトのプロフィール
- 名前:ヤマト
- 性別:女性
- 年齢:28歳
- 身長:263cm
- 悪魔の実:動物系幻獣種イヌイヌの実(モデル大口真神)
- 覇気:覇王色、武装色、見聞色
- 武器:金棒「建(タケル)」
ヤマトは『ワンピース』ワノ国編から登場したキャラクターです。カイドウの娘で素直で明るく、正義感の強い性格をしています。また、8歳の時に元ワノ国九里大名、光月おでんの公開処刑で身を挺して家臣を守り、亡くなった彼の姿を見て感動し、おでんに強い憧れを抱きます。それ以降、自身を「光月おでん」と名乗り、男性として生きるようになりました。
ワンピースの概要
『ワンピース』は尾田栄一郎先生によって描かれた大人気少年漫画です。週刊少年ジャンプにて1997年から連載され、2022年には漫画の国内累計発行部数が4億1,000万部を突破しました。海賊王を夢見る少年、モンキー・D・ルフィが、仲間たちと「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」をめぐって冒険するストーリーです。また、テレビアニメは1999年から放送され、来年2024年で25周年を迎えます。
ワンピースのあらすじ
海賊王ゴールド・ロジャーが遺した「ひとつなぎの大秘宝」をめぐり、多くの海賊たちが覇権を争う大航海時代が到来しました。悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べてゴム人間になった少年、モンキー・D・ルフィはある日、海で溺れかけたところを赤髪の海賊、シャンクスに助けられます。別れ際、シャンクスから麦わら帽子を託されたルフィは、立派な海賊になって再会すると彼と約束しました。10年後、ルフィはシャンクスとの約束を果たすため、仲間たちと海へ繰り出します。
ヤマトのアニメ声優は早見沙織!経歴は?
『ワンピース』でヤマトを演じたアニメ声優は早見沙織さんです。多くの人気作品に出演しており、ファンからも演技力を高く評価されています。では、早見沙織さんはどのような人物で、どんな経歴を持つのでしょうか。ここでは、早見沙織さんのプロフィールや経歴などまとめました。
早見沙織のプロフィール
早見沙織さんは1991年5月29日生まれ、東京都出身の声優です。アイムエンタープライズに所属しており、歌手やナレーターとしても活動しています。幼い頃からアニメや映画をよく見ていた早見沙織さんは、小学4年生の時に声優の仕事を知り、興味を持つようになりました。2007年に声優活動を開始してからは、様々なアニメやゲーム作品などに出演し、活躍しています。
早見沙織の声の特徴
早見沙織さんは柔らかく透き通った声が特徴の声優です。アニメでは元気いっぱいな幼女や落ち着いた大人の女性、冷酷な悪女や神秘的なキャラクターなど、様々な役を演じています。また、SNSでは早見沙織さんの声を聞いたファンが「穏やかな気持ちになる」「美しく、気品のある声に癒される」といった意見を挙げていました。
早見沙織の経歴
早見沙織さんは2004年に、日本ナレーション演技研究所のジュニア声優クラスに入所します。日本ナレーション演技研究所に在籍中は、講師を務める声優のならはしみきさんから指導を受けていました。その後、2006年にアイムエンタープライズのオーディションを受けて採用され、2007年に『桃華月憚』の川壁桃花役でアニメデビューを果たします。アニメデビュー後は様々な作品で主要人物の役を務め、2016年には第10回声優アワードで助演女優賞を受賞しました。
早見沙織の歌手活動
声優活動を開始した時から多くのアニメ主題歌やキャラクターソングを担当してきた早見沙織さんは、歌唱力の高さを買われて、2015年に歌手デビューを果たします。デビューシングル「やさしい希望」は、自身が主演を務めるアニメのオープニングテーマに使用され、オリコンランキングでは初登場11位を獲得しました。その後も早見沙織さんは個人ライブを開催したり、新曲を発表したりなど、積極的に歌手活動を行っています。
ヤマトの声優の代表作や担当キャラ
声優アワードで助演女優賞を受賞した経歴を持つ早見沙織さんは、ヤマト役以外にどんなキャラクターを担当してきたのでしょうか。ここでは、ヤマトを演じた声優、早見沙織さんの代表作や担当キャラクターを紹介します。
代表作①魔法科高校の劣等生(司波深雪)
早見沙織さんの代表作1つ目は『魔法科高校の劣等生』です。主人公、司波達也の妹で本作のメインヒロインである司波深雪を演じています。深雪は長い黒髪が特徴の美少女です。国立魔法大学付属第一高校に通う優秀な生徒で、兄である達也を「お兄さま」と呼び、敬愛しています。深雪の声を聞いたファンからは「早見沙織さんの透明感のある声が、完璧美少女である深雪のキャラにぴったり」といわれていました。
代表作②賭ケグルイ(蛇喰夢子)
早見沙織さんの代表作2つ目は『賭ケグルイ』で、主人公の蛇喰夢子を演じています。名門校、私立百花王学園に転校してきた夢子は、長い黒髪と巨乳が特徴の美少女です。普段はお淑やかに振る舞っていますが、その実態はリスクを心から楽しむギャンブル狂です。早見沙織さんは二面性のある夢子を丁寧に演じており、ファンからも演技力を高く評価されていました。
代表作③赤髪の白雪姫(白雪)
早見沙織さんの代表作3つ目は『赤髪の白雪姫』で、主人公の白雪を演じています。白雪は美しい赤髪と可愛い容姿が特徴の少女です。タンバルン王国で薬剤師として働いていましたが、王子から妾にと望まれ、彼から逃れるために国を出ました。その後、クラリネス王国のゼンと出会い、見習い期間を経て首都ウィスタル城の宮廷薬剤師になります。ファンからは「どんな困難にも立ち向かう、一生懸命な性格の白雪を早見沙織さんは見事に表現していた」といわれていました。
代表作④聲の形(西宮硝子)
早見沙織さんの代表作4つ目は『聲の形』で、ヒロインの西宮硝子を演じています。硝子は先天的な聴覚障害を持つ少女です。酷いことをされても相手を恨まない心優しい性格をしています。また、補聴器をつけていますが、会話はほとんど聞き取れません。発話も上手くできないため、手話や筆談でコミュニケーションを取っています。硝子の声を聞いたファンは「耳の不自由なキャラクターを的確に表現していた」と早見沙織さんの演技力を絶賛していました。
代表作⑤鬼滅の刃(胡蝶しのぶ)
早見沙織さんの代表作5つ目は『鬼滅の刃』で、鬼殺隊蟲柱の胡蝶しのぶを演じています。しのぶは綺麗な容姿と、薄紫色の髪に蝶の髪飾りをつけているのが特徴の人物です。戦闘では鬼に有効な毒を塗った日輪刀と、突き技を主にした「蟲の呼吸」を駆使して戦います。胡蝶しのぶは早見沙織さんが演じてきたキャラクターの中で人気が高く、ファンからは「早見沙織さんの気品のある声によって、しのぶの魅力が際立っていた」といわれていました。
代表作⑥SPY×FAMILY(ヨル・フォージャー)
早見沙織さんの代表作6つ目は『SPY×FAMILY』で、ヒロインのヨル・フォージャーを演じています。ヨルは赤い瞳と整った容姿が特徴の女性です。妻役を探していたスパイのロイド・フォージャーと偽装結婚し、彼が任務のために連れていたアーニャの義母になりました。また、表向きは市役所で働く公務員ですが、裏では凄腕の殺し屋として暗躍しています。ファンからは「早見沙織さんの透明感のある声が、おっとりした性格のヨルに合ってる」といわれていました。
ヤマトの名セリフ
カイドウの実子であるヤマトは、『ワンピース』ワノ国編で初登場してから作中でたくさんの名セリフを残してきました。ここでは、印象的なヤマトの名セリフを3つ紹介します。
ヤマトの名セリフ①「君を待ってた…」
“麦わらのルフィ”!!
そうだよね!!
(中略)
君を待ってた!!ずっと待ってた!!
僕の名はヤマト!!
カイドウの息子だ!!!出典: yuyauver98.me
漫画『ワンピース』97巻983話「雷鳴」に登場したヤマトの名セリフです。鬼ヶ島で開催されている「火祭りの夜」の宴会場にて、ヤマトは飛び六胞、うるティの攻撃によって窮地に追い込まれたルフィを助けます。その後、ルフィを抱えて宴会場から逃走したヤマトは、困惑する彼に対して上記のセリフと共に自身の正体を明かしました。
ヤマトの名セリフ②「九里で拾った光月おでんの…」
九里で拾った光月おでんの「航海日誌」は僕の聖書だ。
出典: yuyauver98.me
漫画『ワンピース』97巻984話「僕の聖書」にて、ヤマトがルフィに自身が麦わらの一味の味方だと説明している時に出てきた名セリフです。ヤマトは8歳の頃、元ワノ国大名、光月おでんの公開処刑で彼の見事な最期を見て心を打たれ、おでんに憧れるようになります。その後、おでんの領地だった九里で彼の航海日誌を拾ったヤマトは、おでんの豪快な人生と大切なことが書かれた日誌を聖書(バイブル)と思うようになり、自らを光月おでんと名乗り続けることになりました。
ヤマトの名セリフ③「だから僕はこの国を…」
誰かがおでんの意志を継がなくちゃ!!
だから僕はこの国を開国するんだ!!
一緒に戦わせて欲しい!!!出典: yuyauver98.me
上記のヤマトの名セリフも漫画『ワンピース』97巻984話「僕の聖書」に登場します。光月おでんの最期や彼の航海日誌に触発されたヤマトは、おでんの意志を継ぐことを決意します。上記のセリフは、ヤマトが「鎖国国家であるワノ国を開国する」という野望をルフィに宣言した時に出てきました。また、上記のセリフと共にヤマトは初登場時からつけていた般若の面を外しており、ここで彼女の素顔が明らかになります。
ヤマトの声優に対する世間での評判や人気
ヤマトはアニメ『ワンピース』990話「雷鳴八卦!登場カイドウの息子」で初登場します。SNSでは、早見沙織さん演じるヤマトの声を聞いたファンが「早見沙織さんの声がヤマトのキャラにぴったり」といったコメントを数多く投稿していました。
綺麗な容姿や正義感が強く、真っすぐな性格をしているところなど、ヤマトは様々な魅力を持つキャラクターです。SNSでは「早見沙織さんの声によって、ヤマトの魅力がより引き立っていた」というコメントが多くみられました。
早見沙織さんは2007年に声優活動を始めてから、様々なアニメ作品でキャラクターの声を担当してきました。彼女が演じたキャラクターはどれもファンから人気がありますが、SNSでは「ヤマト役の時の早見沙織さんが1番好き」といったコメントがいくつかみられました。
ヤマトの声優は早見沙織だった
『ワンピース』でヤマト役を務めたアニメ声優、早見沙織さんの経歴や代表作など紹介してきました。早見沙織さんはたくさんのアニメ作品に出演し、声優アワードで助演女優賞に輝いた経歴を持つ人気声優です。『ワンピース』のアニメでヤマトの声を聞いたファンからは、早見沙織さんの演技力を絶賛する声が挙がっていました。これから早見沙織さんがどんなキャラクターを演じるのか、今後の活躍に期待しましょう。
この記事のライター
dokusyoko
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