【ナルト】うちはマダラは圧倒的強さを持つ忍!能力や過去についても紹介
『ナルト』のうちはマダラは作中で伝説の忍と呼ばれる存在で、第四次忍界大戦での復活から圧倒的な強さを見せつけたキャラでした。この記事では『ナルト』のうちはマダラについて、使用した技や能力、作中で描かれた過去や最後などをまとめました。
目次
【ナルト】うちはマダラとは?
『ナルト』のうちはマダラは、作中の序盤から存在を示唆されていた伝説の忍であり、第四次忍界大戦中は中心となって活躍を見せたキャラです。そんな『ナルト』のうちはマダラについて、プロフィールを紹介します。
うちはマダラのプロフィール
『ナルト』のうちはマダラは12月24日生まれ、身長179.0cm、体重71.3kgの男性です。木の葉隠れの創設者の1人であり、その時点でうちは一族の長を務めていました。作中では、終末の谷で初代火影の千手柱間と死闘を繰り広げた伝説の忍として語られています。木の葉隠れの創設後に抜け忍となり、九尾を引き連れて木の葉を襲撃した後、終末の谷で死亡したものと思われていました。
ナルトの概要
『NARUTO -ナルト-』は岸本斉史の漫画作品で、『週刊少年ジャンプ』では2014年に連載が完結し、ジャンプコミックスから全72巻が刊行されています。忍者を題材にしたバトル漫画であり、様々な迫力ある忍術とストーリー性が人気を集めました。2002年から放送されたアニメや小説などの外伝作品を合わせて、国内外で人気を集めています。
ナルトのあらすじ
木の葉隠れのうずまきナルトは火影を目指す忍者で、幼少期は体に封じ込めた九尾が原因で里の者から疎まれてきましたが、徐々に成長して任務の成功や里の危機を救っていくことで認められるようになりました。そんな中、ナルトを含めた人柱力を狙っていた暁の計画が進み、忍の国全体を巻き込む第四次忍界大戦が勃発します。
【ナルト】うちはマダラの強さや能力・技を解説
『ナルト』のうちはマダラは伝説の忍と言われるほどの強さを持っており、実際に第四次忍界大戦で参戦した際には、圧倒的な強さと様々な技を披露していました。そんな『ナルト』のうちはマダラの強さや能力・技について紹介します。
うちはマダラの強さ
『ナルト』のうちはマダラの強さについては、最強の忍と謳われた千手柱間と並ぶ忍として伝説となっており、うちは一族の中でも強大な力を持っていたと言われています。作中では、第四次忍界大戦時点の五影を相手に一人で圧倒するなど、現役の忍とは別格の強さを見せています。
うちはマダラの能力や技①写輪眼
『ナルト』のうちはマダラの能力や技その1は写輪眼です。うちは一族特有の血継限界ですが、作中では専ら次の万華鏡写輪眼を使用しているため、通常の写輪眼については具体的な強さは判明していません。
うちはマダラの能力や技②万華鏡写輪眼
『ナルト』のうちはマダラの能力や技その2は万華鏡写輪眼です。うちはマダラは、うちは一族の中で最初に万華鏡写輪眼に開眼した人物であり、時間を少しだけ戻す固有瞳術を有しています。しかし、作中では固有能力では使用しておらず、万華鏡写輪眼に開眼した者が共通して開眼する可能性がある技のみ使用しています。
須佐能乎
須佐能乎(すさのお)は、両目に万華鏡写輪眼を開眼させた者が稀に得るという写輪眼の中で最強の術です。巨大な骸骨の像をチャクラで具現化させて、攻撃や防御に用います。須佐能乎には段階があり、第ニ段階から使用者ごとに見た目が変わります。うちはマダラの場合は青紫色のチャクラで、第二段階では両面宿儺のような二面と四つの腕を持つ人型へと変化していました。
八坂ノ勾玉
八坂ノ勾玉は須佐能乎が使用できる技の1つで、勾玉のような形をしたチャクラを飛ばす遠距離攻撃です。使用者によって使い方が変わっていて、うちはマダラの場合は数珠のように連なった勾玉を飛ばしています。
威装・須佐能乎
威装・須佐能乎はうちはマダラが過去に使用した技であり、作中では須佐能乎を鎧のように九尾に纏わせることで、制御しています。鎧となったことで防御力が増して、須佐能乎の武器を使用させることも可能です。普通の忍術では制御できない尾獣も操れる能力ですが、同時に膨大なチャクラを必要とします。
うちはマダラの能力や技③木遁
『ナルト』のうちはマダラの能力や技その3は木遁です。終末の谷での戦いで、死にかけたうちはマダラが千手柱間の細胞を傷口に移植したことで使用できるようになっていました。作中では、樹木を発生させる樹界降誕や分身を作り出す木分身の術、巨大な龍を作る木龍の術などを使用していました。
うちはマダラの能力や技④火遁
『ナルト』のうちはマダラの能力や技その4は火遁です。数十人の水遁でなければかき消せない業火滅却や追尾する火龍を作り出す龍炎放歌の術、灰塵によって姿をくらませる灰塵隠れの術を使用しています。
うちはマダラの能力や技⑤輪墓・辺獄
『ナルト』のうちはマダラの能力や技その5は輪墓・辺獄(りんぼへんごく)です。輪廻眼に開眼したことで使用できるようになった固有の瞳術で、この世でもあの世でも輪墓という世界に自分を出現させてそこから攻撃や防御を行います。片目では1人しか出現できませんが、両目が揃うと4人まで出現させられ、通常であれば感知や干渉ができない能力となっています。
うちはマダラの能力や技⑥仙法
『ナルト』のうちはマダラの能力や技その6は仙法です。十尾の人柱力となった後から使用できるようになった仙術チャクラによる術で、相手を捕縛する無数の雷を放つ陰遁雷派や口から細い糸のような光線を出す嵐遁光牙を使用しています。
うちはマダラの能力や技⑦無限月読
『ナルト』のうちはマダラの能力や技その7は無限月読です。月の眼計画により月に輪廻写輪眼を投影させた幻術であり、発動すると使用者以外を全て幻術世界に陥れます。そこではかかった者の望みの世界を見せられて、時間が過ぎていくほど現実と認識して始めてしまいます。
【ナルト】うちはマダラの正体や過去・最後
『ナルト』のうちはマダラは、作中の途中まで暁の一員として正体を隠していましたが、実際の正体はマダラではないという複雑な展開を見せていました。そんな『ナルト』のうちはマダラの正体や過去、作中で描かれた最後について紹介します。
うちはマダラと柱間の関係
『ナルト』のうちはマダラと千手柱間の関係はライバルですが、それ以上に複雑な思いや関係性があります。うちは一族と千手一族は第一次忍界大戦から続く因縁がありましたが、出会った当初はお互いの素性を知らずに親交を深め、そこから戦いを経て一度は和解し、木の葉隠れを創設します。しかし、そこからマダラがうちは一族内で浮き始め、結果的に里を抜けて、終末の谷での戦いへと繋がってしまいます。
ただ、うちはマダラとしては自分が全力で戦っても引けを取らない千手柱間との戦いを楽しんでいる部分があり、純粋にぶつかり合っている時は一族や過去に縛られない感情を出しています。また、根本的には平和を求めている部分も共通していましたが、力でしか解決できないうちはマダラは道を違えてしまいました。
うちはマダラとオビトの関係
『ナルト』のうちはマダラとうちはオビトの関係は、暁の創設に大きく関わっています。千手柱間との戦いで死に体ながらも生き長らえたうちはマダラは、偶然隠れていた場所で負傷していたオビトを治療し、そこからオビトを計画に利用しようと目論みます。リンやカカシを利用して万華鏡写輪眼に開眼させた後、オビトを救世主として仕立て上げ、月の眼計画を教えた後にマダラ自身は死亡しています。
その後、オビトは暁のトビとして活動していましたが、作中では途中までトビの正体がうちはマダラではないかと疑われていました。しかし、本物のうちはマダラは薬師カブトの穢土転生によって復活して、オビトと共に月の眼計画を進めていきます。
うちはマダラの月の眼計画と目的
『ナルト』のうちはマダラの月の眼計画とは、輪廻天生の術によって自身と十尾を復活させて、マダラ自身が人柱力となって莫大なチャクラを得ることで、月に輪廻写輪眼を投影させる計画です。これによって無限月読を発動し、全ての人間に幻術をかけて理想の世界を創り出そうとしていました。その根底には戦争で誰も死なない世界を創る目的があります。
うちはマダラの第四次忍界大戦での活躍
『ナルト』のうちはマダラは、第四次忍界大戦で穢土転生により復活した後、五影を相手にしながら圧倒します。同じく、復活したうちはイタチに穢土転生を解除されかけますが、口寄せ契約を解除する術を知っていたことで、自由に動けるようになりました。それから正体を現したオビトと共に十尾を復活させ、千手柱間を始めとした歴代の火影が復活する中、十尾の人柱力となります。
しかし、うずまきナルトとの対話を経て改心したオビトの寝返りや尾獣達の反撃、想定外の体術で自身を追い詰めるマイト・ガイなど、様々な妨害に遭います。ただ、最終的には無限月読の発動に成功し、難を逃れたナルトやサスケ達の前で計画の成功を宣言しました。
うちはマダラの最後や死亡シーン
『ナルト』のうちはマダラは月の眼計画を成功させたと思っていましたが、実はうちはマダラ自身も大筒木カグヤによって利用されていたに過ぎず、カグヤの復活と共に後ろから刺されてしまいます。そんなマダラの最後は穢土転生で復活した千手柱間に対して幼少期の夢を語り、見守られながら亡くなるというものでした。
【ナルト】うちはマダラの声優
アニメ『ナルト』でもうちはマダラ本人は登場しており、第四次忍界大戦での活躍や過去の描写が描かれました。そんなアニメにおけるうちはマダラの声優について紹介します。
うちはマダラの声優は「内田直哉」
アニメ『ナルト』でうちはマダラを演じた声優は内田直哉さんです。圧倒的な強さを見せながら戦闘を楽しむような一面を見せるうちはマダラを迫力と威厳のある声で演じています。
内田直哉のプロフィール
内田直哉さんは東京都出身で、1953年5月1日生まれの俳優・声優です。15歳から劇団に所属しており、1972年にテレビドラマの出演を果たしています。声優としては1986年にデビューし、1980年代ではドラマや映画、舞台での活躍が中心となっていましたが、1996年以降は声優としての活動が増えていきます。
内田直哉の主な出演作品
内田直哉さんの主な出演作品としては、『ONE PIECE』のドクQ、『DEATH NOTE』の夜神総一郎、『逆境無頼カイジ』の遠藤勇次、『COBRA THE ANIMATION』のコブラ、『HUNTER×HUNTER(第2作)』のノブナガ=ハザマ、『DRIFTERS』の織田信長、『どろろ』の醍醐景光、『ゲッターロボ アーク』の神隼人、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のデリング・レンブランなどがあります。
【ナルト】うちはマダラに対する世間での評判や人気
ここでは『ナルト』のうちはマダラに対する世間での評判や人気を紹介します。オビトが正体を偽っている時点から、どのように作中で絡んでくるか期待されていましたが、実際に穢土転生で登場した後は忍としての強さや言動から人気を集めるキャラとなっています。
『ナルト』のうちはマダラについて、作中最強クラスのキャラという認識の人が多くいました。過去に伝説として語られていた部分から強い忍とわかっていましたが、実際に第四次忍界大戦で蘇った際は1人で圧倒的な戦力となっており、後に出てきたカグヤ以上にラスボスらしかったと思う人もいました。
『ナルト』のうちはマダラと千手柱間の関係性が好きだという感想もありました。過去に一族の因縁はありながらも共通した思想を持ち、全力でぶつかり合える関係であり、間違えなければ共に国を引っ張っていけるような2人だったと思う人がいるようです。
『ナルト』のうちはマダラの最後について、本来のマダラらしさが出ていたという感想が出ていました。作中では忍界を揺るがす主犯でしたが、過去の経緯を見ると完全な悪人ではなく、歪んだ形で世界の平和を叶えようとしていたことがわかるようになっています。そんなうちはマダラの最後は、友として千手柱間と語らえたのは唯一の救いではないかと考える人もいます。
【ナルト】うちはマダラは圧倒的強さの忍だった
『ナルト』のうちはマダラは、第四次忍界大戦で穢土転生によって復活し、1人で複数の忍を圧倒する強さを見せつけています。そこから月の眼計画を成功させるために本格的に動き始めますが、最終的には自らも利用される立場だったと気付かされて、最後を迎えます。そんなうちはマダラの活躍は原作漫画はもちろんのこと、アニメでは声優のボイス付きで楽しめるので、どちらも確認してみてください。
この記事のライター
十文字猛
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。