【ナルト】穢土転生を徹底考察!復活したメンバー一覧や術の解除も解説
『ナルト』の穢土転生は作中では禁術として登場しており、特に第四次忍界大戦時にはストーリーを大きくかき乱す要素になっています。そんな『ナルト』の穢土転生について漫画やアニメの何話に登場したか、術の解除方法や欠点、作中で復活したメンバーなどをまとめました。
目次
【ナルト】穢土転生とは?
『ナルト』には様々な忍術が登場していますが、その中でも「穢土転生」は死者を甦らせる能力としてインパクトがあることから多くのファンに知られています。そんな穢土転生について詳細な能力や欠点、原作漫画やアニメの何話で使用されたかを見ていきましょう。
穢土転生とは?
「穢土転生」は「ナルト」で登場した忍術であり、死者を甦らせて操る能力があります。二代目火影が考案した術ですが、その時点では完成しておらず、非人道的な用途で使われたことから禁術になっています。しかし、大蛇丸が理想的な形で蘇生できるようにしたことから術として完成しました。分類としては黄泉から死者を呼び寄せる意味で口寄せの術になっています。
穢土転生とは原作・アニメの何話で登場した?
原作漫画『ナルト』で穢土転生が初登場したのは何話かというと、単行本14巻118話「足止め…!!」です。木ノ葉崩しを目論む大蛇丸が三代目火影・猿飛との戦いに初代・二代目火影を蘇生させました。一方、アニメ『ナルト』で穢土転生が初登場したのは何話かというと、71話「古今無双!『火影』というレベルの戦い」です。同じく大蛇丸と猿飛の戦いがアニメとして描かれています。
また、穢土転生が再度登場するのは第四次忍界大戦編であり、単行本55巻から、アニメでは第476話(疾風伝256話)「集結!忍連合軍!」からスタートしています。こちらでは薬師カブトが多くの死者を甦らせた他、大蛇丸の2回目の使用や術の考案者である二代目火影が登場しました。
ナルトの概要
『NARUTO -ナルト-』はジャンプコミックスとして刊行されている岸本斉史の少年漫画です。忍者が存在する世界で国の長である火影を目指す少年を主人公にバトルや友情が描かれています。アニメやゲーム化など漫画以外にも展開しており、世界的に愛される作品です。
ナルトのあらすじ
うずまきナルトは生まれた時、強大な力を持つ九尾を体に宿していたことから住んでいる木ノ葉の里の者から疎まれていました。そのことから彼らを見返そうと火影を目指すことを目標としますが、忍術学校では問題児として扱われていました。しかし、下忍になったところから徐々にナルトのことをきちんと評価してくれる大人や同年代の忍と出会い、それに伴ってナルトも大きく成長し始めます。
【ナルト】穢土転生を徹底考察!術の解除は?
『ナルト』の穢土転生は能力だけ見れば蘇生した者を操る強力なものですが、能力発動の条件や欠点など複雑な部分があります。そんな穢土転生の詳しい能力面について見ていきましょう。
穢土転生の蘇生に必要な条件
穢土転生の蘇生に必要なのは対象となる者の一定量のDNAと魂の器とするために生きた人が必須になります。また、魂があの世にない者は呼び寄せられないことから術などで魂が封印されていると蘇生できません。
穢土転生で蘇生した死者の能力
穢土転生によって蘇生された死者の能力は生前と同じものが使用できます。そのため、血継限界のような特異な能力についてもそのまま使用可能です。ただし、基本的に全盛期より出力は劣ってしまいます。
穢土転生で蘇生した死者を従わせる方法
穢土転生により蘇生した死者は頭に札を埋め込むことで、術者が操作できるようになっています。この札にはいくつか種類があり、札による拘束力が高くなると、蘇生した者の自我は失われて操りやすくなります。一方で、能力を発揮させることも考えると自我をある程度保たせなければいけません。
穢土転生の術を解除する方法
穢土転生を解除するには、基本的に発動した術者自身が印を結ばなければいけません。ただし、蘇生された者が解除の印を知っていると、契約を解除されてしまうため、そのまま敵対される欠点があります。
穢土転生の欠点やリスク
穢土転生の欠点やリスクは先の死者側からの解除の他にも札のよる制御の強さや成仏する可能性があります。札による制御は術者よりも強い者には通用せず、制御が弱い状態だと離反されてしまう欠点が出てきます。また、死者に自我がある場合は未練などを解決すると魂が器の縛りから解かれて、成仏してしまう点も欠点です。
【ナルト】穢土転生による復活メンバー一覧
『ナルト』の穢土転生は何話の初登場かで紹介した時以降だと第四次忍界大戦で多くのキャラが蘇生されました。それを含めて『ナルト』のストーリー上で穢土転生によって蘇生されたキャラを紹介していきます。
復活メンバー一覧①五影
初登場が何話かでも書いたように最初に蘇生されたのは初代火影・千手柱間と二代目火影・千手扉間でしたが、第四次忍界大戦時にはその二人に加えて三代目火影・猿飛ヒルゼンと四代目火影・波風ミナトも蘇生されました。また、他の国の長としては二代目土影・無、二代目水影・鬼灯幻月、三代目雷影・先代のエー、四代目風影・羅砂が蘇生しています。
復活メンバー一覧②人柱力の前任者
暁によって尾獣を抜かれた人柱力も蘇生されており、二尾の二位ユギト、三尾の四代目水影・やぐら、四尾の老紫、五尾のハン、六尾のウタカタ、七尾のフウがキャラとして該当します。また、八尾の元人柱力であったブルービーも出てきていました。
復活メンバー一覧③暁
『ナルト』の作中で第四次忍界大戦前に死亡していた暁のメンバーであるうちはイタチ、長門、デイダラ、サソリ、角都も蘇生されていました。なお、飛段については不死身の肉体であるため、作中では首だけ生きていることから穢土転生の対象になっていません。
復活メンバー一覧④血継限界
血継限界を持つ君麻呂、日向ヒザシ、パクラ、ガリ、トロイ、白、うちはマダラも穢土転生によって蘇生されました。この中でもうちはマダラは穢土転生の解除方法を知っており、実践して見せました。
復活メンバー一覧⑤忍刀七人衆
『ナルト』の作中で全員死亡済みだった忍刀七人衆も甦っています。メンバーはナルトが最初に戦った桃地再不斬を始め、林檎雨由利、栗霰串丸、西瓜山河豚鬼、通草野餌人、無梨甚八、鬼灯満月とここの蘇生で初めて明らかになるキャラもいました。
復活メンバー一覧⑥音の四人衆
ナルト達がサスケ奪還編で戦った音の四人衆である左近・右近、多由也、鬼童丸、次郎坊も穢土転生によって返ってきました。蘇生後はサスケ奪還編の際にそれぞれ対峙したメンバーと対峙することになります。
復活メンバー一覧⑦その他
その他のキャラとしては我愛羅を生き返らせるために死んでいったチヨ婆や角都・飛段との戦いで戦死した猿飛アスマを始め、加藤ダン、月光ハヤテ、油女トルネ、半蔵、金角・銀角などが蘇生されています。作中で過去回想のみの登場だったキャラも出てきて、初めて能力を見せる場面も多数ありました。
【ナルト】穢土転生を使ったキャラ一覧
ここでは『ナルト』の作中で穢土転生を使用したキャラを紹介していきます。有名な術ですが、発動回数と使用者はかなり限られています。
穢土転生を使ったキャラ①千手扉間
穢土転生を使ったキャラ1人目は千手扉間です。術の開発者ではありますが、生前では未完成のまま使用しています。ただ、その用途は兵士として使用するのではなく、蘇生させた忍から情報を抜き取り、互乗起爆札を体に仕込んで相手の陣地に帰還させることで、そのまま爆発させるというものでした。これによって当時の他の里に甚大な被害を及ぼしていたと言われています。
穢土転生を使ったキャラ②大蛇丸
穢土転生を使ったキャラ2人目は大蛇丸です。現在の穢土転生を完成させた張本人であり、木ノ葉崩しと第四次忍界大戦の両方でこの術を使用しています。ただ、2回目の使用は元火影の4人を自我のある状態で呼び出し、サスケと会話させることが目的でした。
穢土転生を使ったキャラ③薬師カブト
穢土転生を使ったキャラ3人目は薬師カブトです。大蛇丸の細胞を取り込んだ状態でうちはマダラと交渉する形で穢土転生を使用し、歴戦の忍達を大量に蘇生させて戦場を荒らしました。ある意味では最も穢土転生を有効活用したキャラです。
【ナルト】穢土転生に対する世間での評判や人気
ここでは『ナルト』の穢土転生について世間での評判や人気を紹介していきます。過去に登場したキャラや素性のわからなかったキャラを見せてくれることもあり、原作漫画やアニメを知らない人にも認知されているようです。
『ナルト』の穢土転生について、各世代や国の最強キャラが集合することについて熱い展開だと感じる人が多くいました。特に歴代火影が集結するシーンは木ノ葉崩しの時には見られなかった初代や二代目の真の実力が見られたり、ナルトの父親である波風ミナトの再会があったりと好きなシーンとして挙げている人も多くいました。
開発者の二代目火影が編み出した穢土転生の本来の使い方については、完成した時の用途よりたちが悪いという意見が見られました。作中では第四次忍界大戦時の大量蘇生が大きく取り上げられていますが、千手扉間の台詞や作中で蘇生された中で本来の用途を知っていた忍からの評価についても印象深い人は多いようです。
穢土転生が死者を蘇生させる能力であることから、様々な場面で出てくる蘇生で穢土転生を思い浮かべる人がいました。穢土転生は発動時に手のひらを合わせる印を結ぶことから似たような動作があると思い出したり、電池が復活したなど日常的に何かが戻ることについても穢土転生に例えることがあるようです。それ故に『ナルト』を知らなくても穢土転生という言葉を目や耳にしたことがある人もいます。
【ナルト】穢土転生は生贄を使い死者を甦らせる術
『ナルト』の穢土転生は生きた人間を魂の器として死者を甦らせて、札によって制御する禁術です。二代目火影が開発した時点では情報調達と敵陣爆破に使われる能力でしたが、大蛇丸が完成させたことで生前の能力を発揮する兵士を作り出す能力になりました。そんな穢土転生の活躍が『ナルト』の何話にあるかを紹介したので、ぜひ該当する話数を漫画やアニメで確認してみてください。
この記事のライター
十文字猛
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