【東京喰種】隻眼の梟は最強クラスの喰種!正体や金木研との絡みも
本記事では『東京喰種』に登場する隻眼の梟(せきがんのふくろう)というSSSレートの最強喰種について紹介します。『東京喰種』の隻眼の梟の正体や強さ、主人公の金木研や喫茶店あんていくの店長である芳村、小説家の高槻泉、CCGの有馬貴将との関係性をまとめました。
目次
【東京喰種】隻眼の梟は最強クラスの喰種
東京喰種には隻眼の梟(せきがんのふくろう)という最強の喰種(ぐーる)がいます。CCG(喰種対策局)で喰種の脅威度を『レート』で認定しており隻眼の梟はSSSレートと最強のクラスとして認定されていました。この記事では東京喰種の隻眼の梟について、主人公の金木研(かねきけん)との関係などをまとめました。
隻眼の梟とは?
隻眼の梟とは東京喰種に登場する喰種の中でも最強クラスの喰種です。隻眼は金木研と同じ片眼のみ赫眼を持つ梟のためそう呼ばれています。CCGの特殊捜査官を何人も戦闘不能にした経緯からSSSレートに認定されました。羽赫(うかく)という羽根のような赫子(かぐね)を持ており羽毛のように見えることから『梟』と呼ばれています。
隻眼の梟の強さや能力
隻眼の梟は東京喰種の中ではSSSレートの最強クラスと言われています。梟自体が通常の攻撃くらいでは倒せない強さを持っておりSSレートと言われていますが、『隻眼の喰種』となると通常の梟よりもさらに高い戦闘能力を持っていました。隻眼自体が人間と喰種のハーフということがわかっており体質的に強い喰種であることが多いのです。SSSレートの喰種はCCGで認定した3体と言われていました。
東京喰種の概要
『東京喰種トーキョーグールー』は週刊ヤングジャンプで2011年から2014年まで連載されていたダークファンタジー漫画です。著者は石田スイでデビュー作品でした。新編は『東京喰種トーキョーグールー:re』で2014年から2018年まで連載されていました。2014年にはアニメ化もされその後も小説化、舞台化、実写映画化など様々なメディア展開がされています。
東京喰種のあらすじ
東京喰種の世界では人間社会に喰種という人喰いの怪人が蔓延していました。平凡でおとなしく読書好きの青年・金木研は、ある日気になっていた女性・神代利世(かみしろりぜ)とデートをしますが、帰り際喰種であったリゼに襲われ瀕死となってしまいます。しかしリゼも鉄骨の下敷きとなり死亡、病院に搬送された金木研は無断で喰種であるリゼの臓器を移植をされてしまい半喰種となってしまうのでした。
【東京喰種】隻眼の梟の正体はエト?梟との関係は?
東京喰種で最強種と言われている『隻眼の梟』の正体は金木研にとっても重要で意外な人物でした。ここからはSSSレートと識別されている最強クラスの喰種である隻眼の梟の正体についてまとめます。
隻眼の梟の正体はエト
東京喰種の隻眼の梟の正体はエトと呼ばれているアオギリの樹の幹部である人物です。全身を包帯で巻いているため顔が判らず正体不明でしたが、後に喫茶店『あんていく』店長の芳村の娘、芳村エトであることが判明します。また、そのエトは金木研が好きな小説家としてあげている『高槻泉(たかつきせん)』でもあったのです。エトは喰種である芳村と人間の母をもつ半喰種で隻眼の持ち主でした。
エトが小説家の高槻泉として活動していた理由
隻眼の梟であるエトが人間の世界で小説家として活動していた理由は、自分の小説が読まれることで人間、喰種ともに社会的影響を与えたいという目的がありました。喰種である自分が小説家として人間社会で暮らすこと、小説の内容を読んでもらうことで喰種と人間との相互理解のきっかけとなり、和解につながるのではないかと考えていたようです。
梟の正体は芳村!エトの父親?
東京喰種では梟と呼ばれる存在は2体います。隻眼の梟であるエトと、もう1体の梟はエトの父親である喫茶店『あんていく』店長の芳村です。芳村はSSSレートに匹敵するの強さを持つ梟で過去には多くの人間を殺害している喰種でしたが、人間の女性に惹かれ子供であるエトが生まれています。隻眼の梟である娘・エトがCCGに狙われている事を知り自分が隻眼の梟だと偽っていました。
【東京喰種】隻眼の梟と金木研や有馬との関係
東京喰種では『隻眼の梟』と主人公の金木研は大きく関わりを持っていきます。また、CCGの最高戦力である有馬貴将(ありまきしょう)という人物とも関係がありました。ここからは『隻眼の梟』と金木研、有馬貴将との関係をまとめます。
隻眼の梟と金木研の関係
東京喰種の隻眼の梟である芳村エト(小説家の高槻泉)と金木研は最初は作家と読者という遠い関係でした。しかし金木研が半喰種となり芳村エトの所属するアオギリの樹に加入することで仲間として共闘する関係となっています。金木研が出会う人物は小説家の高槻泉の作品を通していることが多く、複雑な関係性を2人は持っていました。
隻眼の梟と有馬の関係
隻眼の梟であるエトとその喰種を討伐する側のCCGに所属する有馬貴将の関係も実は複雑です。有馬は『CCGの死神』と呼ばれ喰種が恐れる最高戦力でした。有馬は喰種の一族である和修家の分家の出身で、人間との混血の半人間で構成されている分家の出身だったのです。半人間は短命という欠点がありますが人間よりも優れた力があり隻眼の梟を追い詰める程の戦力を持っています。
CCGで喰種を殲滅する人生自体に疑問を持っていた有馬は、隻眼の梟であるエトの「世界を壊して直したい」という言葉に強く共感し仲間となっています。そして隻眼の王の座につきエトとアオギリの樹を創設し、CCGの情報をアオギリの樹に提供するなど陰で重要な活躍をしています。
隻眼の梟と有馬の本当の目的
有馬が隻眼の梟と手を組んだ本当の目的は喰種と人間が手を取り合える未来を実現させることでした。和修家の分家という複雑な出生、自分の短命な体や能力など有馬にとって喰種を駆逐していくことが自分のやりたいことではないとエトと出会い分かったのです。方法は違えどエトが小説家・高槻泉として人間の世界でなそうとしていた目的と同じでした。仮ではありますが、喰種の希望となりえるため『隻眼の王』の座にもつき喰種の未来を見据えた活動を行っています。
隻眼の梟の最後は死亡?
東京喰種の隻眼の梟は最後に死亡したのかは実は不明のままとなっています。エトは有馬と同じ半人間の旧多(ふるた)と戦い死期を悟る程の致命傷を負わされます。しかしそのま死亡せず喰種集団の『ピエロ』に回収され『フクロウ』として操られていました。戦闘中自我を取り戻すことは出来ますが、頭部を失い力尽てしまうのです。その後は再登場はなく最終的な死亡シーンは描かれていないため生死不明のままとなっています。
金木研は隻眼の王を受け継いだ?
隻眼の王である有馬は金木研を保護し再生させています。精神崩壊を起こし記憶をなくした金木は『佐々木排泄(ささきはいせ)』と名付けられ有馬の元で父子のような関係で過ごしています。最終的に記憶のもどった金木に有馬は敗北してしまい死亡することになります。息を引き取る前に有馬は金木の腕の中で、自身の喰種と隻眼の王についての想いを金木に託します。金木は有馬の意思を次いで隻眼の王になるのでした。
【東京喰種】隻眼の梟の声優
東京喰種は2014年にアニメ化されており、隻眼の梟であるエトの担当声優は誰なのか注目されました。ここからは東京喰種のなかで重要な人物である隻眼の梟ことエトの声優を紹介します。
隻眼の梟の声優は「坂本真綾」
東京喰種の隻眼の梟を演じた声優は坂本真綾さんです。坂本真綾さんは少年少女をはじめ美男美女を担当されることが多くアニメや映画、ラジオのパーソナリティ、音楽活動など様々な活躍をしている声優です。中性的な雰囲気のある声がミステリアスなキャラクターに合っていて今回の隻眼の梟であるエトも坂本真綾さんが演じることで謎の多い重要な役どころが際立ちました。
坂本真綾のプロフィール
- 名前:坂本真綾(さかもとまあや)
- あだ名:マーヤ
- 誕生日:1980年3月31日
- 血液型:A型
- 配偶者:鈴村健一
- 出身地:東京都板橋区
- 所属事務所:フォーチュレスト
坂本真綾の主な出演作品
- 天空のエスカフローネ:神崎ひとみ
- 桜蘭高校ホスト部:藤岡ハルヒ
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY:ルナマリア・ホーク
- 黒執事:シエル・ファントムハイヴ
- 七つの大罪:マーリン
- フルーツバスケット:草摩慊人
- エヴァンゲリオン新劇場版:真希波・マリ・イラスリアス
【東京喰種】隻眼の梟に対する世間での評判や人気
隻眼の梟というSSSレートに分類される最強クラスの喰種は東京喰種の物語の中でも重要な役割を持っているキャラクターです。この隻眼の梟について世間ではどのような声があがっているのでしょうか。怪物の姿だけでなく少女のような女性の姿のエト、高槻泉と様々な容姿を見せる隻眼の梟についての評判や人気の声を拾ってみました。
隻眼の梟の強さについて言及している方が多くみられました。喰種は殺傷能力のある赫子をRc細胞から作りますがそのRc細胞を貯蔵しているのが赫包です。隻眼の袋にはその赫包(かくほう)が8つもあることで殺傷能力の高さがよくわかります。隻眼の梟が最強である理由といえます。
隻眼の梟は最強でただの恐ろしい怪人というだけではありません。喰種と人間が共生できる未来を願っている1人の女性でもありました。この隻眼の梟という存在について好意的な方も多くみられています。
東京喰種の隻眼の梟は最終的に頭部を失い戦闘不能状態となります。その後に再登場がないことから死亡したと考えている方も多くいますが、最強クラスのSSSレートに認定され何度も再生していたため、死亡せずに生きているのではと考察されている方もいました。
【東京喰種】隻眼の梟はSSSレートの喰種だった
この記事では東京喰種の最強喰種である『隻眼の梟』についてまとめました。隻眼の梟はSSSレートに認定された最強種でCCGの強者捜査官も何人も戦闘不能にするほどの戦闘能力を持っています。隻眼の梟の正体は芳村店長の娘・エトで、エトは人間世界の中で小説家の高槻泉でもありました。高槻泉のファンであった金木研が半喰種となり最終的に有馬貴将の後を継いで隻眼の王となります。隻眼の梟は金木に未来を託して消息不明となりました。
この記事のライター
coconut
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。