【ヒロアカ】トゥワイスの声優は遠藤大智が担当！代表作など活躍を紹介

『ヒロアカ』のトゥワイスは、ヴィラン連合の幹部の1人です。本名は分倍河原仁で、5月10日生まれの31歳です。身長は178cmと比較的高いほうで、血液型はO型です。トゥワイスが初めてヒロアカに登場したのは、雄英高校の林間合宿でのことでした。1人でノリツッコミをしているかのような喋り方をしますが、これは二重人格のせいです。コスチュームは黒と灰色がメインの、全身を包むラバースーツです。顔全体を覆うマスクを着用して、左腕にはメジャーをつけています。

ヒロアカは週刊少年ジャンプで連載中の漫画で、ヒーローたちの活躍を描いた作品です。正式名称は『僕のヒーローアカデミア』で、アニメが放送されたことをきっかけに、公式の場ではヒロアカと略されるようになりました。コミックスは36巻まで発売済みで、スピンオフ作品となる関連作品も多く作られています。

コミックスだけでなくアニメも人気で、すでに第6期まで制作されています。作者は堀越耕平さんで、ヒロアカは『逢魔ヶ刻動物園』と『戦星のバルジ』に続く3作目の連載作品です。堀越耕平さんは以前赤マルジャンプで『僕のヒーロー』という読み切り作品を発表していますが、ヒロアカは僕のヒーローをもとにした作品になっています。

ヒロアカの主人公の緑谷出久は、何の能力も持たない「無個性」の少年でした。しかし、ヒーローのオールマイトに出会ったことで、緑谷の運命が変わります。緑谷は友達のピンチに危険を省みずに駆けつけたことで、オールマイトからヒーローの素質があるとみなされます。そして、彼の個性であるワン・フォー・オールを引き継ぎ、見事雄英高校ヒーロー科に合格することができました。緑谷は受け継いだ個性を使い、ヒーローとして成長していくのでした。

アニメのヒロアカでは、トゥワイスの声を声優の遠藤大智さんが担当しています。誕生日は1981年2月3日で、出身は東京都です。お酒とゲームが趣味で、特技は料理です。学生時代はバスケットボールや自主映画作りに熱中していましたが、大学卒業後は両親が経営する飲食店で働いていました。その店で声優の内海賢二さんと野村道子さん夫婦に出会い、それをきっかけに声優の道を志します。現在では、内海賢二さんが創設した賢プロダクションに所属しています。

声優の遠藤大智さんの実家は、横浜で創作串揚げ屋を営んでいます。遠藤大智さんは声優として活動し始めてからも、しばらくはこの店で働いていたようです。店の名前は「串の坊」で、旬の食材を惜しみなく使った串カツが人気です。

トゥワイスの声優の遠藤大地さんは、海外映画やドラマの吹き替えでも活躍しています。海外映画での出演作品と担当キャラは、『ハウス・オブ・グッチ』のマウリツィオ・グッチ、『僕という名の猫 幸せのハイタッチ』のジェームズ・ボーエンなどです。ドラマでは、『大草原の小さな家』のジョー、『GIRLS/ガールズ』のアダムなどを担当しています。

『新テニスの王子様』は、週刊少年ジャンプで人気があった『テニスの王子様』の続編です。遠藤大智さん演じる鬼十次郎は、U-17の日本代表候補合宿に参加している高校3年生です。名前の通り鬼のような形相をしたいかついキャラですが、心根は優しい青年です。トゥワイスのときはやや高めの声を出していた遠藤大智さんですが、鬼十次郎のときは迫力ある低い声で演じていました。

『バキ 大擂台賽編』は、さまざまな格闘家が戦いを繰り広げるバトルアニメです。トゥワイスの声優の遠藤大智さんが担当したのは、三合拳の使い手である陳海王です。他のキャラに比べるとスリムに見えますが、格闘家らしく筋肉隆々とした体つきをしています。遠藤大智さん演じる陳海王の声は、イケメンボイスだと評判でした。

従来のガンダムシリーズとは異なり、『ガンダムビルドファイターズ』はガンプラでのバトルを描いたアニメ作品です。ナイン・バルトはガンプラファイターであるアイラのマネージャーで、医者でもあります。トゥワイスの声優の遠藤大智さんは、このナイン・バルトをかなり低い声で演じています。そのため、思ったより低い声に驚いてしまったファンもいるようです。

プリキュアシリーズの17作目である『ヒーリングっど♥プリキュア』は、地球をむしばむビョーゲンズとプリキュアが戦う物語です。トゥワイスの声優の遠藤大智さん演じる沢泉りゅうじは、キュアフォンテーヌである沢泉ちゆの父親です。登場シーンは少ないですが、優しそうな声が印象的でした。

ヒロアカのトゥワイスの個性は「二倍」で、その名の通りひとつのものを二倍に増やす能力です。ただし、対象物をしっかりとイメージする必要があり、イメージが足りないと複製に失敗します。メジャーを持っているのは、対象物のサイズを測って詳細なデータを増やすためです。人間を増やしたときは、対象相手の個性や人格までコピーすることが可能です。

ヒロアカのトゥワイスは個性で自分を増やすこともできますが、過去のトラウマによって自身を増やすことには抵抗を抱いています。過去のトゥワイスは両親がヴィランに殺され、身寄りもなかったため天涯孤独になります。トゥワイスは話し相手欲しさに自分の分身を作り、その分身がさらに自分の分身を作りました。多くの分身を持ったトゥワイスは、悪事や身の回りの世話などに分身を利用し続けます。

しかし、そんな生活を不満に思った分身たちは反乱を起こし、トゥワイスに襲いかかり「自分が本物だ」と主張し始めたのです。そしてついには殺し合いを始め、最終的に全滅してしまいました。目の前で自分の分身が殺し合う姿を見ていたトゥワイスは精神に異常をきたし、二重人格となってしまいます。マスクをしている間は精神的に落ち着きますが、マスクを取るととたんに精神が破綻してしまいます。

ヒロアカのトゥワイスは、自分の居場所を作ってくれたヴィラン連合に対し深い情を抱いています。特にトガちゃん（トガヒミコ）は、いつでもトゥワイスのことを優しく受け止めてくれました。そのため、トゥワイスは特にトガちゃんのことが好きでした。トガちゃんの命が危なくなったときは、彼女を助けたい一心でトラウマを克服したほどです。そのくらいトゥワイスにとって、トガちゃんは大事な存在でした。

トゥワイスは自分が死ぬときでさえ、トガちゃんや仲間の心配をしています。そして、自分が死に絶える瞬間まで仲間を守り、最後に作った分身はトガちゃんの胸の中で溶けてなくなります。トゥワイスにとってヴィラン連合のメンバーは皆大事な仲間でしたが、中でもトガちゃんは特別な存在であったことがわかります。

ヒロアカのアニメで最初にトゥワイスが活躍したのは、林間学校編でのことです。ここではトゥワイスは個性を使って荼毘を2倍に増やし、教師を足止めして爆豪の連れ去りに貢献していました。次にトゥワイスが活躍したのは、トガちゃんと一緒に八斎會に合流したときでした。トゥワイスは乱破の複製を作り、ヒーローたちの足止めとして活躍します。しかし、トゥワイスとトガちゃんは八斎會が気に入らなかったため、最終的にヒーロー側につきました。

ヒロアカのアニメでトゥワイスが最も活躍したのは、彼が個性を覚醒させたときでしょう。トゥワイスは仲間やトガちゃんのピンチに遭遇したことで、トラウマを克服して覚醒します。そして、自身の分身を大量に作り出したのでした。大量に増えたトゥワイスは、ヴィラン連合の仲間を助けるべく大活躍しました。現在放送中のアニメ第6期では、トゥワイスがホークスと戦うシーンも描かれました。

ヒロアカのトゥワイスはもともとよく喋るキャラですが、分身が増えるとセリフがさらに多くなります。トゥワイスの覚醒シーンがアニメで放送されたときは、声優の遠藤大智さんが大変そうだという感想が多く寄せられていました。実際にどのように収録が行われたのかはわかりませんが、きっと普段の何倍も労力が必要だったことでしょう。

声優の遠藤大智さんは、アニメのヒロアカでトゥワイスを演じる際、人格が変わるごとに声も変えています。この遠藤大智さんの演じ分けには感心する人も多く、声優のすごさを改めて認識させられるようです。

こちらのコメントでは、声優の遠藤大智さんの声を他にはない独特な声だと評価していました。遠藤大智さんはアニメ以外の作品でも多くの役をこなしていますが、吹き替え版の声も人気があります。中には、遠藤大智さんの声が聞きたくて、作品をもう一度観るという人もいました。

ヒロアカのアニメでは、トゥワイスを声優の遠藤大智さんが担当していました。トゥワイスは二重人格という難しいキャラですが、遠藤大智さんは声を使い分けて上手に演じていました。原作でもアニメでも死亡してしまったトゥワイスですが、ぜひ今までの活躍を振り返ってみてください。