【フェアリーテイル】ドラゴン(竜)を一覧にして紹介！強さや謎についても解説

『フェアリーテイル』に登場するドラゴン(竜)は、人間と比較して攻撃力防御力共に圧倒的な強さを持った存在です。ドラゴンは人前に姿を現さない事から正体が謎となっており、『フェアリーテイル』の物語序盤ではドラゴンが存在するかどうかが謎となっていた為絶滅したと考えられていました。『フェアリーテイル』のドラゴンには複数の種類が存在しており、それぞれ異なる特徴を持っています。

多くの種類のドラゴンが登場する『FAIRY TAIL(フェアリーテイル)』は"真島ヒロ"が作者となっている大人気漫画作品です。『フェアリーテイル』は2006年から2017年まで"週刊少年マガジン"で連載が行われており、2009年からはアニメ化も行われている程の高い人気を誇っています。『フェアリーテイル』は海外からの人気が高い作品となっており、フランスでは単行本が770万部の売り上げとなっています。

立派な魔導士を目標としていた"ルーシィ・ハートフィリア"は『フェアリーテイル』の主人公である"ナツ・ドラグニル"と出会いました。ルーシィ・ハートフィリアはナツ・ドラグニルの仲介によってナツ・ドラグニルが所属するギルドである"妖精の尻尾(フェアリーテイル)"に加入しました。ルーシィ・ハートフィリアはナツ・ドラグニルを始めとして問題児の多いギルドのメンバーと共に成長していきます。

『フェアリーテイル』には様々なドラゴンが登場しており、ドラゴンによって差はあるもののそれぞれ人間よりも高い強さを持った存在となっています。ここからは『フェアリーテイル』に登場するドラゴン達の正体や強さ等の特徴を一覧で紹介していきます。

"アクノロギア"は『フェアリーテイル』に登場するドラゴンの中でも非常に強力な強さを持ったドラゴンです。アクノロギアは聖十大魔道の四天王の一人である"ゴッドセレナ"を倒していたり妖精の尻尾の最強魔導士と言われている"ギルダーツ・クライヴ"に重傷を負わせている等と、作中でもトップクラスの強さを持ったキャラクターでも敵わない程の圧倒的な強さを持っています。

前述の通りドラゴンの中でも特に秀でた強さを持っているアクノロギアですが、その正体は滅竜魔導士の人間となっています。アクノロギアは滅竜魔導士として多くの竜を殺し返り血を浴びる事によって身体が竜へと変化しました。アクノロギアはドラゴンの姿から滅竜魔導士の人間の姿に戻る事が可能となっており、正体である人間の状態でも戦闘が可能なキャラクターとなっています。

"セレーネ"は"黒月山"に住んでいるドラゴンです。セレーネは月神竜という異名を持っており、星の力を使用する竜として知られています。セレーネは人間体に変化する事が可能なドラゴンとなっており、人間の時は妖艶な雰囲気を持った金髪の女性の姿をしています。セレーネはドラゴンを全滅させる事を目的としており、ドラゴンの存在しない世界で自身が最強の人間となろうと考えています。

"イグニア"は下記で紹介する"イグニール"の息子です。イグニアは炎神竜という異名を持っており、強力な炎を操る事が可能なドラゴンとなっています。イグニアは好戦的な性格をしており過去に複数の国を破壊してきた他に、『フェアリーテイル』の主人公であるナツ・ドラグニルと戦いたいと考えています。イグニアは人間体に変化する事が可能で、人間の時は筋肉質の男性の姿となっています。

"メルクフォビア"は水神竜という異名を持つ水を操る事が可能なドラゴンです。メルクフォビアは人間体への変化が可能なドラゴンとなっており、人間の時は角の生えた青髪の男性の姿をしています。メルクフォビアはエルミナの住人から信仰される存在となっており、自分の力を抑えられないという悩みを持っているものの五神竜の中では優しい心を持った常識人となっています。

"アルドロン"は木神竜という異名を持ったドラゴンです。アルドロンは『フェアリーテイル』の世界で一番の巨体という特徴を持っており、アルドロンの体の上には五つの町が存在しています。またアルドロンは人の心を読む能力や自然の力を操る能力を持っており、アルドロンは人々に町の制作を行わせて町の住人から吸い取った養分によって成長をしています。

"ビエルネス"は金神竜という異名を持ったドラゴンです。ビエルネスは人間の姿になる事が可能な"五神竜"に含まれているドラゴンです。ビエルネスは他の五神竜と比べて情報が少ない為、正体不明のドラゴンとして知られています。ビエルネスの能力は不明となっていますが、他の五神竜と同様に強力な能力を持ったドラゴンであると考えられています。

"ドグラマグ"は土神竜という異名を持ったドラゴンで、六体目の五神竜と言われる程の強さを持ったドラゴンとなっています。ドグラマグは"エレフセリア"によって討伐された為、既に死亡したドラゴンとなっています。ドグラマグは五神竜と比較すると戦闘能力は低いもののエレフセリアの心臓を奪っており、死亡後も亡骸が"ドグラ大迷宮"という地下迷宮として残り重要な存在となっています。

"イグニール"は『フェアリーテイル』の主人公のナツ・ドラグニルを育てた存在であり、ナツ・ドラグニルに滅竜魔法を教えたドラゴンです。イグニールはドラゴンの中でも珍しく人間に敵対心を持たないという特徴を持っており、ナツ・ドラグニルに対して深い愛情を持って育てていました。イグニールはアクノロギアを倒す事を目的としており、アクノロギアとの戦闘では左腕を食い破る活躍をしています。

"メタリカーナ"は"ガジル・レッドフォックス"が滅竜魔法を扱えるようにしたドラゴンです。メタリカーナは鋼鉄を感じさせる銀色の体色をしたドラゴンです。メタリカーナはイグニール達と共に自身を弱体化させたアクノロギアを倒す事を目的としており、メタリカーナとガジル・レッドフォックスはイグニールとナツ・ドラグニルと同じ様な関係となっています。

"スキアドラム"は"ローグ・チェーニ"に対して滅竜魔法を扱えるように教えたドラゴンです。スキアドラムはローグ・チェーニにドラゴンを殺したという実績を与える為に、病を患った事に対する介錯でローグ・チェーニに殺されました。しかしスキアドラムはローグ・チェーニの体内に存在し続けており、その後の登場シーンではフェイスを破壊する活躍をしています。

"グランディーネ"は"ウェンディ・マーベル"に滅竜魔法を教えたドラゴンです。グランディーネはウェンディ・マーベルの育ての親となっており、ウェンディ・マーベルの中に存在しメタリカーナ達と共にフェイスの破壊を行いました。グランディーネは白い羽が特徴的な天竜となっており、ウェンディ・マーベルからは人間の事が好きなドラゴンと言われています。

"バイスロギア"は"スティング・ユークリフ"に対して滅竜魔法を扱えるように教えたドラゴンです。バイスロギアはスティング・ユークリフが滅竜魔法を使用可能である事を証明する為に、スティング・ユークリフによって倒されました。実際にはスキアドラムと同様にスティング・ユークリフの記憶を改竄しており、スティング・ユークリフの中に存在していたバイスロギアはフェイスの破壊を行う際に登場しています。

"ジルコニス"は翡翠の竜と呼ばれているドラゴンです。ジルコニスはアクノロギアに殺されて残留思念として竜の墓場をさまよっていた際に、ウェンディ・マーベルの"ミルキーウェイ"によって具現化されました。ジルコニスは人間を嫌っており、竜王祭には人間との共存に対する反対派として参加していました。ジルコニスは人の尊厳を奪う魔法として服だけを消すブレスを使用する事が出来ます。

"アトラスフレイム"は全身が炎で出来ているドラゴンです。アトラスフレイムはイグニールと仲が良い関係であった為、ナツ・ドラグニルと出会った当初は敵対していたもののナツ・ドラグニルからイグニールの雰囲気を感じ取った後は味方として協力しています。アトラスフレイムはエクリプスの破壊に協力しており、未来のローグ・チェーニと戦闘を行ったナツ・ドラグニルのサポートをしました。

"マザーグレア"は自身の卵から小型の竜を生成するという能力を持ったドラゴンです。マザーグレアは未来のローグ・チェーニの操竜魔法によって操られ、魔導士ギルドを壊滅させる為に行動していました。マザーグレアは未来のローグ・チェーニと共にナツ・ドラグニルに協力するアトラスフレイムとの戦闘を行いました。

"リヴァイア"はエクリプスによって400年前の時代から現代に登場したドラゴンです。リヴァイアは体中に付いているヒレが特徴のドラゴンとなっています。リヴァイアは未来から来たローグ・チェーニの計画に協力をしており、未来のローグ・チェーニの指示を受けて現在のローグ・チェーニを捕まえる為に行動をしています。

"シザーランナー"は鋏の様な形をしている角が特徴的なドラゴンとなっており好戦的な性格をしています。シザーランナーは未来のローグ・チェーニの計画によって400年前の時代からエクリプスを通って現在の世界に現れたドラゴンです。シザーランナーは現在の世界でスティング・ユークリフとの戦闘を行ったドラゴンとなっています。

『フェアリーテイル』には"ドラゴンスレイヤー(滅竜魔導士)"と呼ばれる存在が登場しています。ドラゴンスレイヤーは竜と同じ特性を持った魔法である"滅竜魔法"を使用する事が可能な珍しい魔導士となっています。ここからはドラゴンスレイヤーの強さや使用する魔法について、また能力の使用に対する副作用や世代間の違いについて紹介をしていきます。

ドラゴンスレイヤーは自分の属性と同じ種類の物を喰らう事で自身の力にするという特徴を持っています。ドラゴンスレイヤーは自身の肉体を竜と似た属性にする事で常人離れした嗅覚や聴覚を使用出来ます。ドラゴンスレイヤーの使用する滅竜魔法は人間がドラゴンに対抗する為に考案された能力となっており、人間が本来敵わない竜との戦闘に勝利する事があった程に強力な魔法となっています。

ドラゴンスレイヤーは身体に竜の特性を持たせる事で強力な能力を使用しますが、竜の特性が原因となる副作用が存在しています。ドラゴンスレイヤーが滅竜魔法を使う為に人間の身体に竜の特性を維持するには限度があり、滅竜魔法を過度に使用し続けると人間に戻れなくなるという副作用が存在します。また竜の感覚と人間の感覚にはズレが存在する為、ドラゴンスレイヤーは乗り物酔いしやすい体質となっています。

ドラゴンスレイヤーには全部で5種類の世代が存在しています。ドラゴンスレイヤーはドラゴンから滅竜魔法を直接教えてもらった第1世代、魔水晶を体内に埋め込む事で滅竜魔法を使用する第2世代、第1世代と第2世代の両方の特徴を持っている第3世代、魔水晶によって人工的に作られた魔法兵器である第4世代、竜を喰う事によって滅竜魔法を扱えるようになった第5世代と、種類によって異なる特徴のドラゴンスレイヤーが存在しています。

『フェアリーテイル』には上記で紹介をした世代という種類の違いを持った希少な存在であるドラゴンスレイヤーが活躍をしています。ドラゴンスレイヤーは人間の中でも特に高い戦闘能力を持っており、物語での活躍の機会が多い重要な存在となっています。ここからは『フェアリーテイル』の登場キャラクターの中でもドラゴンスレイヤーとして活躍をしているキャラクター達について紹介をしていきます。

"ナツ・ドラグニル"は『フェアリーテイル』の主人公で、イグニールから滅竜魔法を教わった第1世代という種類のドラゴンスレイヤーです。ナツ・ドラグニルは炎を利用した滅竜魔法を使用しており、高い身体能力を活かした肉弾戦を得意としています。ナツ・ドラグニルは炎を喰らう事によって自身の強化や回復を可能な為、熱を発生させる火等を好みとしており逆に熱を奪う冷たいものを苦手としています。

"ガジル・レッドフォックス"はメタリカーナの教えによって滅竜魔法を扱えるようになった第1世代という種類のドラゴンスレイヤーです。ガジル・レッドフォックスは鉄の滅竜魔法を使用しており、全身を鉄の硬さにする事によって攻撃力と防御力を上昇させて戦闘に役立てています。ガジル・レッドフォックスは元々妖精の尻尾と仲の悪いギルドである"幽鬼の支配者"で活動をしており、ナツ・ドラグニルとは仲の悪い関係が続いています。

"ウェンディ・マーベル"はグランディーネから滅竜魔法を教わった第1世代という種類のドラゴンスレイヤーです。ウェンディ・マーベルは天空の滅竜魔法を使用しており、空気を魔力の源としている事から殆どの状況で能力を扱えます。ウェンディ・マーベルは主に治癒魔法を使用する事から仲間のサポートを得意としており、回復以外にも対象の能力を上昇させる魔法や攻撃魔法も扱える等、戦闘中に様々な活躍が可能なキャラクターとなっています。

"スティング・ユークリフ"は体内に魔水晶が埋め込まれており、バイスロギアから滅竜魔法を教わった第3世代という種類のドラゴンスレイヤーです。スティング・ユークリフは光の滅竜魔法を扱う事が可能となっており、聖なる光による高い攻撃力を持った魔法を使用しています。スティング・ユークリフは元々仲間意識の低い非情な性格でしたが、物語が進むにつれて明るい一面を見せるキャラクターとなっています。

"ローグ・チェーニ"は体内に魔水晶が埋め込まれており、スキアドラムから滅竜魔法を教わった第3世代という種類のドラゴンスレイヤーです。ローグ・チェーニは影の滅竜魔法によって高い攻撃力を発揮しています。ローグ・チェーニは"剣咬の虎"という魔導士ギルドに所属しており、ギルドの中でもトップクラスの強さを持ったキャラクターとなっています。

"ラクサス・ドレアー"は体内に魔水晶が埋め込まれている第2世代という種類のドラゴンスレイヤーです。ラクサス・ドレアーは雷の滅竜魔法を扱っており、雷によって自身の戦闘能力を上昇させたり広範囲に対して攻撃を行う事が可能となっています。ラクサス・ドレアーは普段の周囲に対する酷い振る舞いから嫌われる事が多いですが、前述の態度とは反対に仲間想いな一面も持ったキャラクターとなっています。

"コブラ"は体内に魔水晶が埋め込まれた第2世代という種類のドラゴンスレイヤーです。コブラは毒の滅竜魔法を使用しており、様々な毒の精製や病原菌に対する耐性を可能としています。またコブラは毒の滅竜魔法の他に聴く魔法を使用しており、聴く魔法によって相手の思考を読んで戦闘を有利に進める事が可能となっています。

"ゴッドセレナ"は8種類の魔水晶が体内に埋め込まれている第2世代のドラゴンスレイヤーです。ゴッドセレナは炎、水、大地、風、雷、石、光、闇の8種類の滅竜魔法を使用する事が出来ます。ゴッドセレナは自身の力でアクノロギアを倒す事を目的としており、ゴッドセレナの使用する滅竜魔法は範囲と威力が非常に強力な魔法となっています。

『フェアリーテイル』に登場するドラゴン達には正体や能力等の様々な謎が存在しています。ここからはイグニールとナツ・ドラグニルの関係についての謎や、アクノロギアの正体についての謎等の『フェアリーテイル』の物語の中で重要な謎について紹介をしていきます。

ナツ・ドラグニルに様々な事を教えたドラゴンであるイグニールは、X777年7月7日にナツ・ドラグニルの前から姿を消しました。イグニールが突然姿を消した理由が謎となっていましたが、イグニールは消滅した訳ではなく自身の目的の為に魂竜の術を使用してナツ・ドラグニルの体内に存在していました。

イグニールはアクノロギアを倒すという目的の為にナツ・ドラグニルの体内に留まっていました。イグニールはアクノロギアとの戦闘が原因で弱体化してしまったので、アクノロギアに対抗する機会を得る為にイグニール自身の延命やドラゴンスレイヤーを成長させるという目的で魂竜の術を使用しました。またイグニール以外のドラゴン達の中にもイグニールと同様にアクノロギアを倒す為に姿を消したドラゴンが存在しています。

ナツ・ドラグニルはイグニールから言葉や滅竜魔法を学び育てられた過去を持っています。ナツ・ドラグニルは理由が謎のままに姿を消したイグニールとの再会を望んでおり、妖精の尻尾に加入してからもイグニールを探し続けていました。イグニールはアクノロギアの出現に合わせて登場しナツ・ドラグニルとの再会を果たしますが、アクノロギアの攻撃によって大きなダメージを受けてしまい昇天しました。

"ゼレフ"は複数の禁忌に触れる魔法を作り出し魔法界の歴史の中で最も凶悪な黒魔導士として知られるキャラクターです。ゼレフのフルネームは"ゼレフ・ドラグニル"となっており、ナツ・ドラグニルとは兄弟の関係となっています。ゼレフは呪いによって不老不死となった自身を倒してくれる存在を求めており、ナツ・ドラグニルが自身を倒してくれる可能性に希望を感じています。

アクノロギアは正体が人間でありながらも世界最強の竜として恐れられる実力を持ったキャラクターです。アクノロギアは正体の滅竜魔導士として能力が特殊となっており、他の滅竜魔導士が属性を持っているのに対してアクノロギアは属性を持たずに魔法自体を力に変える事が可能となっています。圧倒的な強さを持っているアクノロギアでしたが、最終的には力を合わせたナツ・ドラグニル達との戦闘に敗北しました。

『フェアリーテイル』に登場するアクノロギアは正体や能力等が注目される最強のドラゴンとなっています。アクノロギアは強い相手との戦闘を楽しみにしており、圧倒的な力によって戦闘を続けるアクノロギアの一貫した行動を魅力的に感じる読者が存在しています。

『フェアリーテイル』では人間を圧倒する力を持ったドラゴンと滅竜魔法を使用するドラゴンスレイヤーとの戦闘シーンが魅力の一つとなっています。中でも最強のドラゴンと言われるアクノロギアと滅竜魔法を生み出した魔導士である"アイリーン・ベルセリオン"の戦闘シーンは人気が有り面白いと話題になっています。

『フェアリーテイル』の物語ではドラゴンとドラゴンスレイヤーの関係が注目される要素となっています。イグニールと主人公であるナツ・ドラグニルは物語の中でも特に重要な関係となっており、イグニールとナツ・ドラグニルが共に活躍するシーンは感動するシーンとして読者から高い人気を獲得しています。

『フェアリーテイル』に登場するドラゴンの種類や謎について、またドラゴンの正体について紹介をしました。物語で活躍をしているドラゴン達には多種多様な特徴が存在しており、一般的な人間では相手にならない程の強さが備わっている事が分かりました。多くの謎を持っているドラゴンの中には正体が人間のドラゴンも存在しており、滅竜魔導士との関係が重要となっている事が分かりました。