【ヒロアカ】ホークスのかっこいい魅力とは？個性や悲しい過去も紹介

大人気漫画『僕のヒーローアカデミア』（以降「ヒロアカ」）に登場する「ホークス」は、かっこいいビジュアルと個性に、悲しい過去や二重スパイなどの独特の魅力があり、アニメ版での声優の声もかっこいいと話題です。今回はそんな「ホークス」を掘り下げてヒロアカの世界を紹介していきます！

ヒロアカに登場するプロヒーロー「ホークス」は本名「鷹見啓悟（たかみ-けいご）」で劇中では22歳とまだ若い部類に入ります。その個性は「剛翼（ごうよく）」で、深紅の翼で縦横無尽に空を駆けながら接近戦を繰り広げることを得意としています。アニメ版では担当声優の「中村悠一」さんが勤めそのかっこいい演技にファンが大喝采を送りました。

そんな「ホークス」が観られるのは「堀越耕平」先生の代表作『僕のヒーローアカデミア』です。『僕のヒーローアカデミア』はファンの間から「ヒロアカ」の略称で愛されるヒーロー漫画で、集英社の『週刊少年ジャンプ』で2014年から2022年現在まで連載を続けているヒット作です。アメコミが好きという堀越耕平先生こだわりのかっこいい作画やアツいストーリーから国内だけでなく、多くの国でも愛されています。

『僕のヒーローアカデミア』の物語は、すべての人々の8割が何かしらの超常的な異能（個性）を持つ、世界観のなかでの現代日本に存在する「国立雄英高校」が舞台になっています。「国立雄英高校」には個性を悪用するヴィランから人々を護るプロヒーローを養成する「ヒーロー科」が存在しているのです。「無個性」と診断されてしまった少年「緑谷出久」はヒーローに憧れて「国立雄英高校」の狭き門に挑み、その先で様々な個性を持つ友人達と切磋琢磨しながら困難を共に解決していきます。

この章ではそんなヒロアカのかっこいいヒーロー「ホークス」について特徴的なムーヴや他のヒロアカキャラクターとの関係性などを確認していきましょう！

ホークスがかっこいいとファンから喝采を受ける理由のひとつは「スピード感」です。漫画の筆致から窺える迫力の飛翔シーンや、アニメ化された際のクリエイター殺しとも言えるアクロバットなホークスの戦闘シーンなど、縦横無尽に速度感を持って活動するホークスは、ファンにとってもとても魅力的なキャラクターとして映っているのです。

そんなかっこいい戦闘シーンを見せるホークスの魅力は見た目だけではありません。とても狡猾にそして慎重に場を見極める冷静さと頭の良さがあり、見ていてストレスが少ないと言う声も上がっています。

ホークスの魅力として多くのファンが挙げるのはホークスの性格で、スピーディな戦闘スタイルと怜悧な判断能力を発揮しているホークスが、その特徴に反して飄々としたともすればダウナーな性格に映る点にあります。

ホークスの魅力は「国立雄英高校」の生徒であり、主人公・緑谷出久の親友のひとりである「常闇踏陰」（とこやみ-ふみかげ）との師弟関係のアツさにもあります。同じ鳥類のような特徴を持つホークスと常闇は、お互いの胸の奥に持っている正義感と暗い過去からくるノスタルジックさが響き合い、多くの名シーンを生み出しています。

また常闇だけでなく、ホークスにとってなくてはならない関係性として、プロヒーロー「エンデヴァー」との関係があります。エンデヴァーは主人公・緑谷出久の親友でもある「轟焦凍」の父親でもありますが、実は過酷に鷹見啓悟少年を地獄のような状態から救い出し、ヒーローとしての背中を見せつけた存在でもあるのです。罪悪感や鬱屈とした念を抱えるエンデヴァーと二重スパイという苦しい立場にありながらも、エンデヴァーを信じ続けるホークスの関係はファンに多くの感動を届けています。

ホークスこと鷹見啓悟はなぜ、二重スパイという苦しい立場を歩むことになったのでしょうか？この章では、ホークスが歩んできた過去と切ない魅力を放つ思惑をご紹介していきましょう。

ホークスのかっこいい個性「剛翼」についてもう少し詳しく解説しましょう！「剛翼」は文字通り強靭で滑らかな翼を表出させることができる個性で、その翼に生えている羽の一本一本が武器にも感覚器にもなっています。これによって非常に多岐にわたる戦況に対応しているのです。その一方で、爆発力のある個性ではないので力押しには弱いという弱点があります。

そんなホークスの過去は壮絶なものでした。父親が人を殺してしまったことから猜疑心に見舞われ家族にも手をあげてしまいます。母親はそんな父親を庇いながらも精神が壊れてしまったのです。そんな鷹見啓悟少年の父親を捕まえたのが、ヒーロー・エンデヴァーです。鷹見啓悟少年にとっては与えられなかった父親からの愛情を間接的にエンデヴァーの後ろ姿から受け取る形になり、ヒーロー公安委員会の保護と訓練によって、鷹見啓悟少年はヒーローホークスへと育っていったのでした。

そういった過去を持っているホークスは「雄英高校」のような同い年の集団で個性を磨き合うようなコミュニティに所属したことがなく、18歳でプロヒーローデビューを果たすなど、苦境においてどこか他人との距離感を掴み損ねるような一面を作り出してしまいました。

ホークスは幼少期からヒーロー公安委員会の元で育つことになり、自分の個性を十二分にコントロールできるようになったことで、やがてプロヒーローとして頭角を表します。しかしながらその動きはどこか怪しいものであり、読者も序盤は「敵なのか？」とハラハラすることになりました。その実はヒーロー公安委員会から能力や気質を買われて遣わされた二重スパイであり、危険な橋をホークスは渡っていくことになります。

そんな父親によって幼少期を壊され、憧れのエンデヴァーの背中を追うようにプロヒーローになった先でスパイ潜入を強いられるなど、多くの苦しみを背負うことになったホークスは、ヒーローが暇を持て余す世界を目指していました。平穏こそが望みというこの飄々とした台詞には、ホークスの過去からくる重さと魅力があるとファンは言います。

二重スパイという危うい立場を甘んじて受け、懸命に任務を全うしていたホークスはヴィラン連合の「荼毘」との激闘によって致命傷を負い、ファンも死亡したのではないかと手に汗を握ることになりました。しかしながら常闇の活躍もあり急死に一生を得ることになります。

この章ではアニメ版もかっこいいと話題のヒロアカに登場するヒーロー「ホークス」の担当声優さんについても紹介しましょう！

アニメ『僕のヒーローアカデミア』87話の「ヒーロービルボードチャートJP」で初登場したホークスの担当声優は同じく『週刊少年ジャンプ』の人気作『呪術廻戦』などでも大活躍中の「中村悠一」さんでした。

中村悠一さんは声優事務所「株式会社インテンション」所属の声優で、アニメ業界では2001年の『電脳冒険記ウェブダイバー』でデビューして以来、徐々に人気を集め、2006年には『無敵看板娘』の「太田明彦」、2007年には『おおきく振りかぶって』の「阿部隆也」など主役級に抜擢され『CLANNAD-クラナド-』や『マクロスF』と次々に大躍進を果たしていきます。

中村悠一さんの代表作としては、『CLANNAD-クラナド-』（2007）の「岡崎朋也」役、『マクロスF』（2008）の「早乙女アルト」役、『FAIRY TAIL』（2009〜2019）の「グレイ・フルバスター」役、『ガンダムビルドファイターズ』（2013）「リカルド・フェリーニ」役、『東京喰種トーキョーグール』（2014〜2018）「四方蓮示」役、『終わりのセラフ』（2015）「一瀬グレン」役、『ドリフターズ』（2016）の「島津豊久」役、『呪術廻戦』（2020〜）の「五条悟」役などがあります。

最後に『僕のヒーローアカデミア』に登場するプロヒーロー「ホークス」に対するTwitterでの評判を覗いてみましょう。

アニメ『僕のヒーローアカデミア』におけるホークスのかっこいい活躍を観てイラストによるファンアートを投稿しています。

ホークスのフィギュアを購入して表情のチョイスや羽の造形などに大満足したとのコメントを投稿しています。

アニメ『僕のヒーローアカデミア』を視聴し、二重スパイとして活躍するホークスをかっこいいと感じるとともに、サジェストされる辛辣なワードにしんどさを感じている声がありました。

『僕のヒーローアカデミア』に登場する剛翼のプロヒーロー「ホークス」こと
鷹見啓悟はかっこいいヒーローです。今後、ホークスはどのような活躍を見せるのでしょうか？まだまだ続く『僕のヒーローアカデミア』の魅力あるキャラクター達の群像劇をぜひ楽しみにしていきましょう！