【ヒロアカ】ホークスの個性や人物像まとめ！過去や死亡説も考察

ヒロアカのホークスは、人殺しの父・鷹見と逃走中に出会った女性・遠見絵（とみえ）との間に生まれました。悲惨な幼少期を過ごす中で、彼の心の支えとなったのがエンデヴァーの存在でした。その後、公安に「この子には、恵まれた才能があります、ヒーローになるべき人間です。」とスカウトされてさまざまな訓練を受けてプロヒーロー・ホークスとなりました。

『僕のヒーローアカデミア』とは、2014年より集英社の週刊少年ジャンプで連載中の漫画作品です。作者は堀越耕平（ほりこしこうへい）で、『ヒロアカ』という略称が公式に使用されています。2022年現在で全世界での累計発行部数は6500万部を突破している大ヒット作品です。人口の約8割が「個性」と呼ばれる特殊能力を持つ世界で、「無個性」だった主人公が活躍し成長していく学園ヒーロー漫画となっています。

ヒロアカの主人公の緑谷出久（みどりや いずく）は、平和の象徴と謳われるヒーロー・オールマイトに憧れていました。緑谷出久は無個性で何の能力も持っていませんでしたが、とある事件がきっかけで、オールマイトの後継者に指名されます。オールマイトの個性を受け継いだ緑谷出久は、雄英高校ヒーロー科に入学し、幾多の困難と試練に立ち向かうこととなるのです。

ヒロアカのホークスの個性「剛翼」は、背中に生えている翼を武器として使用したり、救助活動にとさまざまな場面で活躍します。スピードとパワーを兼ね備えた飛行能力で、幼少期に大きな事故が起こった際に死傷者を1人も出さずに当事者を救う活躍をしました。翼の羽1枚で1人の人間を持ち上げるパワーがあるのですが、消耗品で1度使うとなくなり、使いすぎると機動力が低下するリスクを伴うのでした。 しかし、約三日間あれば、失った羽も元通りに生え代わります。 

ヒロアカのホークスは、10代で史上最速のヒーローチャートトップ10入りを果たした天才です。しかし本音では、20~30位くらいで自由に活動したいと考えており、マイペースな性格をしています。その奔放な性格ゆえに、他のプロヒーロー達からは嫌な性格だと思われており、裏切り者だと疑われることもありました。そんなホークスが目指すのは、「ヒーローが暇を持て余す社会」です。パトロール中は、個性犯罪の防止や市民サポートと細やかに対応し、事件を素早く解決しています。

常闇にとってホークスは師匠であり、互いに影響し合い強い絆で結ばれた関係です。ヒロアカ作中で常闇は、ホークスに裏切りの疑いがあっても信用し、職場体験やインターンでは自らホークスの元へ赴いています。「地面に縛られる必要はない」「飛べる奴は飛ぶべきだよ」とホークスからアドバイスを受けたことで、常闇の個性であるダークシャドーの使い方に変化が生まれました。それから、ホークスを師匠と慕うようになりました。

ホークスの父親は、ヴィランで連続強盗殺人犯です。その父親を匿っていたのがホークスの母親となる遠見絵で、この二人の間に生まれたのがホークスでした。父親は指名手配で逃げ回る日々、母親は仕事も家事も一切しません。幼少期からホークスは、両親の愛情を受けずに育ちました。さらに、作中には父親がホークスを蹴ったり、「こいつが生まれなければ、俺はまだ自由だった」とくだを巻くシーンが描かれています。ホークスは、そんな両親にじっと耐えながら生きてきたのです。

ヒロアカ作中では、ホークスがヴィラン連合のメンバーである荼毘と密会するなど、ヒーローに対する裏切りとも取れる行為が描かれていました。しかし実際は、公安から「ヴィラン連合に取り入れ」と指令を受けての行為だったのです。それは、冷静に状況を判断できるホークスを見込んでの指令でした。ホークスはヴィラン連合にヒーロー達の情報を流し、裏切り者のフリをして連合の情報も得ていました。その裏で、公安にヴィラン連合の全体像を掴み一網打尽にするための情報を流していたのです。

ホークスの父親は、オールマイトに次ぐNo2ヒーローのエンデヴァーに捕らえられています。ホークスの抱いていた架空のヒーローは現実のものとなり、それ以来、ホークスはエンデヴァーに憧れるようになりました。ヒロアカ作中には、幼少期のホークスがエンデヴァーの人形を満面の笑みで抱きしめる姿が描かれおり、エンデヴァーがいなければ、今のホークスは存在しなかったと推測されています。

ヒロアカの中でも、ユーモラスな性格で仲間の為なら自分を犠牲にまでするのがトゥワイスでした。ヴィラン連合にスパイとして潜入しているホークスの事を、疑わずに同情して仲間として認めました。ホークスも自分を裏切り者と疑うヒーロー達より、自分を信用し仲間だと思うトゥワイスの事を「気のいいやつ」と称して、あなたとは戦いたくないと更生を促すこともありました。そんな、トゥワイスを裏切りホークスも複雑な心境でした。

ヴィラン連合に潜入していたホークスは、炎系の個性を持つの荼毘により全身を焼かれてしまい自慢であった翼も失ってしまいました。そのピンチに、常闇踏陰が現れて重症のホークスを救出し救護班へと運んでいきました。翼を失ったホークスのボロボロの姿を見て、死亡説が出てしまいましたが顔中包帯だらけの痛々しい姿で、戦いには復帰する事は出来ない状態ですが生きていた事が分かりました。

ヒロアカのホークスは予測出来ない行動をする魅力あるヒーローですが、一筋縄ではいかない頑固な一面もあります。そのホークスを演じたのが声優の中村悠一さんです。ここでは、中村悠一さんのプロフィールや経歴を紹介します。

中村悠一さんは、高校卒業後声優になるために上京しました。代々木アニメーション学院に入学した当時は映画の吹き替え志望でした。卒業後のデビュー当初はナレーターとして活躍し、アニメ・ゲームなどでは名前のある役柄を演じることは少なかったようです。しかし、2006年頃からアニメ作品にも多数出演するようになっています。2008年には『ノン子とのび太のアニメスクランブル』で第18回最優秀男性声優賞を受賞するなど、豊富な実績を持つ声優です。

2001年「電脳冒険記ウェブダイバー」で声優デビューしました。主に演じる役は10代から20代の大人っぽい男性が多く、出演作やヒロインの相手役では天邪鬼な性格のキャラクターを演じるのが多いと本人も発言しています。香川県の観光PRキャラクターである「うどん県観光課係長　うどん健」の声を担当。また、2022年4月から、漫画家の大川ぶくぶとYoutubeで「わしゃがなTV」を開設し、活躍の幅を広げています。 

ヒロアカのホークスに対する世間での評判は、「ホークスカッコイイ！」「ホークス好きだ！」などの意見が多くみられます。原作者の堀越耕平氏もホークスに関しては意図があり、人気のキャラクターにしようと思い作ったそうです。常に人気投票では上位にランクインしており、カッコよさだけではなく、キャラクターとしての魅力にも注目が集まっています。

ビジュアルから人気になったのもあるのですが、ヒロアカのホークスの過去や背景に興味を持ちハマる人も多いようです。裏切りなどの疑いもあったり、エンデヴァーや常闇踏陰との関係も人気の一つです。人気声優の中村悠一さんがホークスの声優だったとの事もあり、いろいろな魅力が凝縮されている人気キャラクターでした。

ヒロアカのホークスのデザインや見た目などから、硬派な印象を持つ方が多かったのですが、アニメやコミックなど回を追うごとにホークスの優しい一面や面白くユニークな考えをもつキャラクターの魅力に、引き込まれる方が多かったようです。イケメンで強いと評価されています。

ホークスの個性「剛翼」は、翼で飛行して翼から羽を分離させて自在に操ることのできる能力です。パトロール、戦闘、救助と汎用性の高い能力で、ホークスのスピーディーなヒーロー活動を支えています。自らの個性と判断力を活かし、史上最速でトップ10入りを果たしたホークスですが、本人はそういった実績には無頓着です。ホークスの強さやカッコよさはもちろん、その自由な性格にも、多くのヒロアカファンが魅了されています。