【ヒロアカ】荼毘の能力や個性・強さを紹介！本名や正体についても調査

荼毘は『週刊少年ジャンプ』で連載されているマンガ作品『ヒロアカ』に登場するキャラです。荼毘は敵連合の幹部の1人であり、雄英高校の林間合宿時を襲撃した『開闢行動隊』から敵連合に加入しました。荼毘に関する情報は一切不明であり、敵連合の味方に対しても素性を明かしていないのです。

『ヒロアカ』は2014年から『週刊少年ジャンプ』で連載されている人気バトルマンガ作品です。ヒーローと悪人の手に汗握る死闘がとても面白いと評判が高いです。累計単行本発行部数は6500万部を突破し、かつ2016年からテレビアニメ作品が放送されるなど、あらゆるメディア媒体で人気を集めているのです。

『ヒロアカ』の世界では「個性」と呼ばれる超能力を活用して、世のため人のために活躍する「ヒーロー」として活動します。主人公キャラ・緑谷出久は落ちこぼれ生徒でありながら人々を助ける最強のヒーローになることを夢見て日々精進します。様々な苦難を経験して潜り抜ける中で、ヒーロー達は強くなっていきます。

ここからは『ヒロアカ』における荼毘の持つ戦闘能力の高さや個性の強さはどういったものなのかについて紹介します。以下の項目では荼毘の個性である「蒼炎」の具体的な効果や弱点だけでなく、荼毘の皮膚がツギハギになっている理由についてもまとめていきます。

『ヒロアカ』における荼毘の個性は「蒼炎」です。具体的な効果ですが、全身から強大な青白い炎を放出し、敵を攻撃することができます。蒼炎の火力は凄まじく人間を一瞬で消し炭にすることはもちろんのこと、森や町一帯を火の海に変えます。同じ炎系の個性を持ったキャラと比べると火力の差は歴然です。

荼毘の個性である蒼炎の弱点ですが、火力が高すぎるが故に自分自身も燃えてしまう可能性があることです。いくら高火力の炎攻撃ができるといっても荼毘は人間であるため、炎に対する耐性は皆無です。そのため個性を発揮できる代償として荼毘は火傷を負っているのです。故に迂闊に能力を発揮できない所が蒼炎の弱点となっています。

『ヒロアカ』における荼毘の強さですが、圧倒的な炎攻撃ができる個性を持っていることです。体術に関しては近接戦を得意としていないシーンが作中でも明らかとなっています。そそこで荼毘は身体能力の低さを補い、かつ敵を一瞬にして燃やし尽くす蒼炎で戦闘能力の高さを底上げしているのではと考えられます。

『ヒロアカ』における荼毘の皮膚がツギハギになっている理由ですが、荼毘の個性である蒼炎が深く関係しています。先ほども述べた通り、荼毘は炎耐性が皆無であるため長時間炎を扱うことで皮膚が爛れてしまうのです。そのため火傷し爛れてしまった皮膚を縫合した結果、荼毘の皮膚がツギハギだらけになってしまったと考えられます。

ここからは『ヒロアカ』における荼毘の本名や正体はどういったものなのかについて紹介します。以下の項目では荼毘の正体が轟燈矢である根拠やエンデヴァーの過去だけでなく、轟燈矢がヴィランになった理由についてもまとめていきます。

『ヒロアカ』における荼毘の本名ですが、轟燈矢であることが明らかとなっています。轟燈矢は轟家の長男であり、長年の間死亡していると思われていました。因みに轟燈矢の父・轟炎司も炎系の個性を持っているため、轟燈矢の個性は父親の特徴を色濃く受け継いでいることが分かります。

『ヒロアカ』における荼毘の正体が轟燈矢だと示す伏線ですが、林間合宿での戦闘が該当します。林間合宿で荼毘が轟家の第4子である轟焦凍と対峙した際に、あったことが無いはずの焦凍の名前をフルネームで呼ぶシーンが存在します。ここから荼毘は焦凍との間に深い関係があると考察され、そこから荼毘は死人扱いされていた轟燈矢ではないかと伏線が立ったのです。

『ヒロアカ』における轟燈矢とエンデヴァーの過去ですが、親子関係にありながらお互いを憎む関係になったのです。エンデヴァーは轟燈矢のことをほったらかしにして、ナンバーワンの称号を追い求めたり、轟焦凍のことを可愛がっていたのです。それ故に長年の間で恨みが蓄積し、敵対関係としてお互いを意識するようになったのです。

轟家で死人扱いされていた轟燈矢が生きていた理由ですが、２つの可能性が考えられます。1つ目は義爛（ギラン）に拾われたことです。ヴィラン連合に対して荼毘を紹介したのは義爛であるため、瀕死の状態の燈矢を救ったと予想できます。2つ目はドクター（だるま）に拾われたことです。だるまは蘇生治療に長けているため、死にかけの轟燈矢を蘇らせたといっても過言ではありません。

轟燈矢がヴィランになった理由ですが、親子関係にありながら敵対関係にあるナンバーワンヒーローのエンデヴァーを倒すためという説が一番有力です。エンデヴァーはナンバーワンヒーローになるために何人も人を殺したり、自分より強い個性を持った子供を作るために無理やり妻を作ったりなど傍若無人の数々を尽くしてきました。今までさんざん利用されてきた恨みを晴らしたいが故に、ヴィランになったと考えるに難くないです。

轟燈矢にとってAFOの存在は、命を助けられた関係にあります。瀬古杜（セコト）岳で2000度の炎を浴びて死んだとされていた轟燈矢ですが、実はヴィランの1人であるAFOによって助けだされていました。その後適切な処置を受けた轟燈矢は一命を取り留めたのです。故に轟燈矢はAFOの庇護下に置かれる関係にあったと言えます。

ここからはアニメ版『ヒロアカ』にて荼毘役を担当された声優さん情報について紹介します。以下の項目では、荼毘役声優さんの基本プロフィール情報だけでなく、過去に出演された代表アニメ作品と担当キャラ情報についてもまとめていきます。

アニメ版『ヒロアカ』で荼毘役を担当した声優さんは、下野紘さんです。下野紘さんは2001年から声優活動を開始されており、爽やかな青年ボイスが多くの声優ファンから支持されています。下野紘さんの代表出演作品として『バカとテストと召喚獣』、『鬼滅の刃』が存在します。

ここからは『ヒロアカ』における荼毘の能力に対する世間での評判や、どういった人気の理由が存在しているのかについてインターネット上のヒロアカファンの意見を参考にしながら紹介します。以下の項目を通じて、荼毘の能力が持つ魅力に迫りましょう。

荼毘の能力に対する世間での評判は「能力使用時の体への負担が大きい」ことです。荼毘は圧倒的な火力を持つ炎攻撃ができることで有名ですが、肉体が炎に耐え切れず皮膚が爛れてしまいます。それ故に荼毘の能力は高火力と副作用のバランスが取れていると考えるヒロアカファンが多いです。

荼毘の能力に人気が集める理由は「能力使用時のビジュアルがかっこいい」からです。荼毘の能力である蒼炎は青い炎を自在に操って、対象の相手を焼き尽くす技となっています。また蒼炎を扱う荼毘の性格もクールであり、能力のイメージと合っています。それ故に荼毘と蒼炎の相性が抜群であると考えるヒロアカファンが多いです。

今回の記事では『ヒロアカ』に登場する荼毘に関する情報についてまとめてきました。荼毘はヴィランの一員となった敵キャラであり、蒼炎と呼ばれる辺り一帯を火の海に変える程の強さがある炎攻撃を行える能力を持っています。ですが蒼炎を使う度に自身の体が爛れてしまうという弱点も存在します。

また荼毘の正体は轟家長男の轟燈矢でした。ナンバーワンヒーローとしての立場を維持するために悪事に手を染める父親のエンデヴァーとの決着をつけるためにヴィランとなり、一進一退の攻防を繰り広げることとなったのです。今後荼毘はどういった行動をとるのか、続報を待ちましょう。