【ゴールデンカムイ】犬のリュウがかわいいと話題に!アイヌ犬の特徴も紹介
ゴールデンカムイに登場する二瓶が飼っている犬のリュウについて、詳しく解説していきましょう。ゴールデンカムイの二瓶の飼い犬のリュウの、かわいい魅力はどこにあるのかも説明。また、リュウの犬種であるアイヌ犬(北海道犬)についても紹介していきます。
目次
【ゴールデンカムイ】犬のリュウとは?
ゴールデンカムイは北海道を舞台にして、アイヌの文化に触れている作品の一つです。そのゴールデンカムイの三巻で登場したのが、刺青囚人の一人である二瓶鉄造の飼い犬のリュウです。見た目は柴犬を連想させますが、実は柴犬とは異なる犬種となっています。この記事では、ゴールデンカムイに登場する犬のリュウがかわいいといわれている理由や、犬種について詳しく紹介していきます。
犬のリュウのプロフィール
ゴールデンカムイに登場する犬のリュウは、コミック3巻で初登場しました。飼い主は刺青囚人の二瓶鉄造になり、出身は北海道小樽市付近であるという情報が出ています。誕生日は4月23日になり、好物は熊肉になっています。気になる犬種ですが、多くの人が犬種が分かるまで「柴犬ではないか?」と予想されていました。実際は、見た目は柴犬に似ていますが、アイヌ犬(北海道犬)という犬種にあたります。
ゴールデンカムイの概要
ゴールデンカムイは野田サトル(のださとる)さんの作品になり、2022年9月時点で累計発行部数が2300万部を突破するなど人気が止まりません。元々週刊ヤングジャンプにて連載をされていた漫画になり、明治末期の北海道を舞台にしたサバイバルバトル作品です。
歴史や冒険といったロマン描写が人気を呼び、作中では奇抜なギャグ要素も評価を得たポイントになります。漫画だけではなく、アニメとして放送もされており、実写映画化も決定しており、注目を浴びています。
ゴールデンカムイのあらすじ
ゴールデンカムイの主人公は杉元佐一(すぎもとさいち)になり、日露戦争で生き残った一人です。幼馴染が病気になったことで、北海道に渡って治療費を稼ぐことにしました。北海道に渡った際に、アイヌが残した金塊の噂を耳にします。金塊を探そうと杉元は動き出しましたが、ヒグマに襲われてしまいました。そこで助けてくれたのが、ヒロインともいわれりアシリパです。
アシリパも金塊を探すという目的を持っており、共通の目的を持った二人はともに行動することにしました。そこから、金塊を手に入れるためにバトルをしたりなどを繰り広げていきます。
【ゴールデンカムイ】犬のリュウがかわいい!魅力を爽快
かわいい魅力①ヒグマに怯まない強さ
ゴールデンカムイに登場する、二瓶の飼い犬のリュウは日本犬です。そのため、ヒグマにも怯むことなく立ち向かいます。元々猟犬としての能力が優れている犬であったため、日常的にヒグマとも戦ってきました。その勇敢な性格もあってか、ヒグマに出会っても恐れることのない度胸の強さが魅力となっています。
見た目がかわいらしいにも関わらず、ヒグマに出会っても怯まない姿はかっこいいとも評価されています。飼い主に忠実なリュウは、二瓶の相棒として優秀な姿を見せています。
かわいい魅力②狼は怖がる
二瓶に忠実に従い、ヒグマも恐れずに立ち向かう優秀な犬のリュウですが、唯一恐れている相手がいます。それが、同じイヌ科に属している狼です。度胸があり能力の高いリュウですが、作中で狼を怖がるシーンが出るやいなや、読者からは「ギャップがかわいい」という声があがりました。
ヒグマを相手にすると率先して戦うリュウですが、一歩狼の縄張りに入ると尻込みをしてしまい、二瓶に引きずられている姿も見られました。二瓶には「湯たんぽにしかならん」と言われる始末でしたが、いざ狼に二瓶が襲われそうになると、命を顧みずに戦う姿を見せたのです。
かわいい魅力③犬ぞりリーダー犬をライバル視
ゴールデンカムイの作中では、リュウが成長する姿を見ることができます。元々実力を持っている犬でしたが、さらに力を身に付けていき、犬ぞりのリーダー犬をもライバル視します。狩猟犬となっているアイヌ犬(北海道犬)は、そり犬としても活躍していました。そのため、犬ぞりのリーダー犬をライバル視したのではないかと考察できます。
かわいい魅力④肛門
リュウの最大のかわいい魅力は、見た目にあるとされています。中でも、引きしまった肛門は、作中でも二瓶が評価するほどです。アイヌ犬(北海道犬)はおしり部分に毛が少ないため、肛門が丸見えの状態で歩いています。そのため、リュウの後ろに立つと、肛門をしっかり見ることができるのでしょう。
また、肛門以外にも、リュウは表情がかわいいと評価されています。犬でありながら、表情から感情が分かりやすい点が評価されており、さまざまな表情を持っています。二瓶を守るときのかっこいい表情など、かわいいとかっこいいの両方から評価がされているのです。
【ゴールデンカムイ】犬のリュウの犬種はアイヌ犬?
リュウの犬種はアイヌ犬(北海道犬)?
二瓶の飼い犬であるリュウは、ここまで紹介してきたように、柴犬のような見た目をしていますが実際はアイヌ犬(北海道犬)です。柴犬よりも一回りほど大きく、1973年に天然記念物にも登録されている貴重な犬種です。元々はアイヌ犬と呼ばれていましたが、天然記念物として登録をされる際に北海道犬と名称を変更した経歴を持ちます。
アイヌ犬(北海道犬)と呼ばれているだけあって、寒い雪空の下も得意としています。ゴールデンカムイに登場するリュウも、北海道の寒空の下でも勇敢に活躍する姿が描かれています。
アイヌ犬(北海道犬)の色
アイヌ犬(北海道犬)は、見た目は柴犬とそこまで大きく変わりません。ゴールデンカムイに出てくるリュウは茶色をしていますが、アイヌ犬(北海道犬)と聞くと、白色の犬を想像する人も少なくないでしょう。リュウは茶色をしていますが、その他にも白はもちろんのこと黒や褐色系など、アイヌ犬(北海道犬)の毛色は多種多様です。
アイヌ犬(北海道犬)の性格
アイヌ犬(北海道犬)の性格は、生まれながら狩猟犬という本質を持っていることがほとんどです。ゴールデンカムイのリュウは表情も豊かでかわいらしい姿を見せますが、実際のアイヌ犬(北海道犬)は、警戒心が強く攻撃的な性格を持っている犬が多いとされています。
その一方で、飼い主や主人に対しては忠誠心が強い性格を持っているため、ゴールデンカムイのリュウと同じように主人を守る傾向にあります。狩猟犬としての本質を持っていることもあり、体力は他の犬に比べると多い方であるといえます。能力も高く頭もよい犬のため、飼い犬としては飼いやすい犬種といえるでしょう。
【ゴールデンカムイ】犬のリュウと杉元たちの関係や活躍
ネタバレ①リュウと杉元の関係
ゴールデンカムイの主人公である杉元とリュウは、どのような関係にあたるのでしょうか?主人公の杉元は、元々刺青囚人とは敵対する位置関係にありました。そのため、二瓶を主人に持つリュウから見ると、杉元は敵とみなされます。しかし、二瓶と離れてしまったリュウが二瓶を探している際に、杉元に再会します。
動物が好きな杉元はリュウに対して撫でようとしますが、リュウは敵とみなしていたため噛みつきました。その後、ともに行動をするようになり、リュウと杉元の間には信頼関係が生まれました。
ネタバレ②リュウと白石の関係
ゴールデンカムイに登場する白石は、二瓶と同様に刺青囚人の一人です。明治の脱獄王と呼ばれる白石でしたが、リュウに噛まれた過去を持っていました。しかし、その後は白石がアイヌ犬(北海道犬)について特徴などを学んだ結果、リュウとの相性はとてもよくなっていきます。
牛山の居場所が知りたかった白石は、リュウに突き止めてもらおうと考えます。犬の扱いに慣れている谷垣源次郎の指示のもと、主従関係を築いたことでリュウの中では二瓶に次ぐ主人として見ているとされています。
ネタバレ③リュウはアシㇼパ捜索で大活躍する
杉元たちとの仲間を意識しはじめたリュウは、アシリパの捜索にも大活躍しました。流氷原を渡る決断ができたのも、リュウが導いたおかげです。流氷原が素早く渡れなかった場合、アシリパのもとへ辿り着くのは難航していたでしょう。その後もクズリに立ち向かう姿も見せたことで、戦闘面でも頼りになる存在として杉元たちに愛されました。
【ゴールデンカムイ】犬のリュウに対する世間での評判や人気
ゴールデンカムイにはさまざまな動物が出てきますが、中でもリュウの人気はトップに立つほどです。表情が豊かな点はもちろんのこと、熊に対して怯むことなく立ち向かっていく姿が評価されています。「リュウがいれば熊は平気?」と考える人もいるようです。
ゴールデンカムイはシリアスな内容もあれば、ギャグ要素も多く詰まっています。漫画作品では、推しを見つける人も多いでしょう。ゴールデンカムイでは、リュウを推しにする人が多くいます。犬でありながら、人間よりも存在感があることが理由にあげられるでしょう。また、ただの犬ではなくて、強さを持っており能力が高い点が評価されるポイントになっているといえます。
中には、過去にアイヌ犬(北海道犬)を飼っていた人もいます。このツイートの人は過去に亡くした愛犬を思い出したという声でした。なかなかアイヌ犬(北海道犬)を飼っている人は少ないため、作品の中で見られるのも貴重であるといえるでしょう。
【ゴールデンカムイ】犬のリュウはかわいいキャラだった
ゴールデンカムイで二瓶の飼い犬のリュウは、表情が豊かで感情が分かりやすい犬です。犬種はアイヌ犬(北海道犬)になり、珍しい種類のため注目を集めました。作中では、意外にも活躍シーンが多いため、ぜひゴールデンカムイの中でリュウのシーンをチェックしてみてください。
この記事のライター
N.R
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