【東京喰種】旧多二福はラスボス?その目的とは?悲しい最期についても解説

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本記事では『東京喰種』でラスボスと囁かれている旧多二福(ふるたにむら)を徹底調査しました。旧多二福の目的や真の強さ、悲しい最期について詳しく解説します。また、アニメ『東京喰種』で旧多二福役を務めた声優情報もまとめました。

【東京喰種】旧多二福はラスボス?その目的とは?悲しい最期についても解説

目次

  1. 【東京喰種】旧多二福とは?
  2. 【東京喰種】旧多二福はラスボス?目的を考察
  3. 【東京喰種】旧多二福の最期
  4. 【東京喰種】旧多二福の声優
  5. 【東京喰種】旧多二福に対する世間での評判や人気
  6. 【東京喰種】旧多二福は強いラスボスだった

【東京喰種】旧多二福とは?

旧多二福(ふるたにむら)とは『東京喰種』のキャラで、主に『東京喰種re:』から登場します。旧多二福は喰種対策局の一等捜査官であり、目の下のほくろが印象的な人物です。ここでは東京喰種での謎多きキャラ旧多二福について深堀していきます。

旧多二福のプロフィール

  • 誕生日:2月29日
  • 血液型:AB型
  • 身長:175㎝
  • 体重:66㎏
  • 所属:キジマ班所属 CCG一等捜査官
  • Quinque:ツナギ<custom>(尾赫Rate/C)
  • Honors:特になし
  • Hobby:特になし

東京喰種に登場する旧多二福は喰種対策局キジマ班所属一等捜査官で、目の下のほくろが特徴な中性的キャラクターです。CCG総議長の息子でありCCG本局局長の弟、そしてキジマのパートナーとなる旧多二福は、残虐な性格の上司キジマとは違い気弱で温厚な性格で、喰種との捜査ではおとり役にされたり、戦闘で怖気づいたりと戦闘自体に不慣れである模様が描かれています。

東京喰種の概要

『東京喰種』は、石田スイによる漫画作品で、2014年からテレビアニメ化、2015年から舞台化、2017年から実写映画化もされた作品です。石田スイのデビュー作として週刊ヤングジャンプにて連載され、アニメは第3期まで放映されています。2021年1月時点で全世界シリーズ累計発行部数は4700万部を突破している大人気作品です。

東京喰種のあらすじ

東京喰種は、人間社会に紛れ込み人を喰らう正体不明の喰種が蔓延する東京が舞台です。主人公カネキは事故による手術の際に喰種の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまいますが、元々人間として生きてきたカネキが行き当たる、「喰種が生きる方法」それはヒトを喰う以外存在しないという事です。カネキは喰種と人間の間で歪んだ世界に疑問と葛藤を抱きながら、負の連鎖に巻き込まれていきます。

【東京喰種】旧多二福はラスボス?目的を考察

東京喰種での旧多二福は喰種対策局キジマ班所属一等捜査官であり、穏やかな性格に中性的な見た目と登場時は重要人物として認識されていませんでした。しかし物語が進むにつれて様々な顔や正体、そして複数組織との関係が明るみになっていきます。ここでは旧多二福の真の目的とは何なのか、そしてラスボスは旧多二福なのかを考察していきます。

旧多二福の正体はピエロの一員の宗太?

多数の顔を持つ旧多二福が所属している組織のひとつにピエロがありますが、このピエロのメンバー「宗太」が旧多の正体です。ピエロとは構成人数や活動区域、目的も一切不明なピエロマスクの喰種組織です。この事からも分かるように旧多二福は人間ではなかったのです。

旧多二福はVに所属していた?

東京喰種での「V」とは和修家宗家のCCG上層部の喰種が所属する巨大組織となっており、かつてはリゼやあんていくの芳村店長も所属していました。和修家と関係の深い旧多二福はもちろん「V」にも所属しています。しかしVを取り仕切る和修家は旧多二福により壊滅状態となります。

旧多二福は鉄鋼事件にかかわっていた?

東京喰種の鉄鋼事件とは、カネキが半喰種となるきっかけとなった大きな事件です。それはカネキとリゼのデート時に起きました。デートの別れ際に喰種としての本性を現したリゼがカネキを襲っている際、突然リゼの上に鉄鋼が落下し、この事故でリゼは死亡したという事になっています。この時に鉄鋼を落とした犯人の正体が、以前よりリゼと関係のあった旧多二福だったのです。

旧多二福が嘉納の手術を受けたのはいつ?

東京喰種に登場する医師・嘉納は、以前CCGで解剖医として働いていました。この嘉納こそが鉄鋼事件でカネキへリゼの臓器を移植し半喰種へと変えてしまった張本人なのです。後に旧多二福本人が自らも嘉納との繋がりを感じる発言をしている為、手術を受けている事が発覚します。明確な時期は分かっていませんが、嘉納の手によりリゼの赫子(カグネ)が移植された事は明白で、その正体はカネキ同様半喰種となります。

旧多二福がエトにとどめを刺さなかった理由

アオギリの樹に所属していた全身包帯の女性、これがエトです。本名は芳村愛支(えと)、芳村店長の娘、そして小説家・高槻泉という複数の顔を持つ彼女ですが、SSSレート認定の最強喰種と言われていました。そんなエトと旧多二福の一戦、エトが勝つと思われていたその矢先、旧多二福が赫子を発動し敗北してしまいます。そのことからも旧多のラスボス感は強くなります。

しかし旧多二福は瀕死のエトに対して、とどめを刺さずその場を去ってしまい、旧多二福がこの場でとどめを刺さなかった理由は、この後も不明のままとなっています。

旧多二福の真の強さ

ここでは東京喰種での旧多二福の真の強さとは何かを考えていきます。旧多は半人間の為、身体的能力は常人よりも優れています。ただ、彼の本当の強さの正体は、リゼの赫子を移植されたからではないかと考えられています。最強喰種と言われたエトを瞬時に倒してしまう事からもその強さがうかがえ、またラスボスとしての存在感も発揮しています。

旧多二福の過去や生い立ち

CCG総議長・和修吉時と人間の母から生まれた旧多二福は、半人間として生きてきました。半人間とは片親が喰種となりますが、赫包を持たず通常の食事で生きていく事が可能な存在です。しかし旧多は和修吉時の実子でありながら、半人間の為に本家ではなく分家としての立場を強いられており、かなりのコンプレックスを持っています。

旧多二福とリゼの関係

旧多二福とリゼの関係性ですが、お互いVに所属していた為、幼い頃からの知り合いでした。その頃から旧多はリゼに好意を抱いており、リゼのVでの役割りが和修の血を絶やさない為に存在する「子産み」だと知り、組織からの逃亡を手伝います。その後リゼへの歪んだ愛情が増していき、鉄鋼事件へと繋がるのです。

旧多二福がCCGの局長になった経緯

コクリア戦後、旧多二福はピエロと共に和修一族を攻撃します。もちろんその中には実の父や兄も含まれており、和修家は壊滅状態、CCG局長の座も空席となりました。そこへ自らがCCG新局長として就任し、名前も「和修吉福」へと改名しています。

旧多二福の目的

謎多き旧多二福の目的とは「超平和」です。これはエト戦で旧多本人が発言したものとなります。しかし超平和とは一体なんなのか、ファンの間でも様々な憶測が飛び交っています。旧多が目指す目的の真相は明確には分かっていません。

【東京喰種】旧多二福の最期

ここでは東京喰種における旧多二福の最期についてまとめていきます。謎多き男・旧多二福ですが、かなりの強さを持ったキャラです。その彼が死亡した経緯とは何なのでしょうか。また最期に残した言葉とは何なのかも紹介していきます。

旧多二福の死亡の経緯

旧多二福はカネキとの戦いの末に命を落とします。人も喰種も守りたいというカネキの想いに反し激しい攻撃を繰り返しますが、最終的に敗れてしまいます。その際には今まで口にする事のなかった本当の想いを語り、悲しい最期を迎えます。

旧多二福の最期の言葉を考察

東京喰種:reのアニメ最終話でカネキに最期の一撃を受けた旧多二福は、本当の想いをカネキに語り始めます。旧多二福が本当に求めた物とは何なのか、それをこの最期の言葉から考察していきます。

考察①いつか全て無駄になる

いつか全て無駄になる

出典: teletomo.info

この言葉は最後の一撃をくらった旧多二福がカネキに言った言葉です。その時旧多は、幼い頃に見た和修家の家系図を思い浮かべていました。家系図を見て自分の寿命が短いと悟った旧多、また分家として扱われた生い立ち等も関係し、幼い頃からすべて無駄になると考えていたようです。この一言からも旧多の悲しい想いが伝わってきます。

考察②普通に生きたかった

普通に生きたかった

出典: teletomo.info

この言葉は旧多二福が残した言葉の中でも特に有名なセリフです。旧多の悲しい生い立ちや寿命の短さ、そしてリゼへの想いや関係性から出た言葉ではないでしょうか。リゼとその子供を思い描いていた旧多、死の間際には幼い頃のリゼと自分も思い出しており、結局旧多が望んだのはリゼとの平穏な日々だったのではないかと考えられています。

考察③うん、きっとそうさ

うん、きっとそうさ

出典: teletomo.info

死の間際に旧多二福が思い浮かべるのは幼い頃の旧多とリゼです。ずっとこのまま一緒にいたいという想いを伝える旧多に対して、あまり肯定的ではないリゼを見ると旧多の一方通行な想いが感じられます。そのシーンを思い浮かべながら、最期にもやはり想いは変わらない旧多から出たこの言葉と自然な笑顔には、リゼへの深い想いが表現され、悲しい最期となっています。

【東京喰種】旧多二福の声優

東京喰種の中でも特に謎の多い旧多二福ですが、穏やかな場面とは一転、徐々に本性を現していくにつれその豹変ぶりにはファンを驚かせました。そんな旧多二福の声優とは一体誰なのでしょうか。ここでは担当した声優や代表作についても紹介していきます。

旧多二福の声優は「岸尾だいすけ」

東京喰種で旧多二福の声優を担当したのは「岸尾だいすけ」さんでした。東京喰種以外でも多くの声優を務め、音楽活動やユニット活動など幅広く活躍している声優です。原作者の石田スイさんが岸尾さんの熱いキャラ愛を実感しておりますと呟く程、旧多二福への想いは強かったようです。

岸尾だいすけのプロフィール

  • 本名:岸尾大輔(旧芸名)
  • 愛称:だいさく、大ちゃん、キッシー
  • 出生地:三重県松阪市
  • 出身地:愛知県小牧市
  • 生年月日:1974年3月28日
  • 血液型:B型
  • 身長:166㎝
  • 事務所:青二プロダクション

岸尾だいすけの主な出演作品

  • 潔癖男子!青山くん(多田光)
  • テイルズオブゼスティリアザクロス(ロクロウ・ランゲツ)
  • 怪盗ジョーカー(プレジデントD)
  • 金色のコルダBlueSky(水嶋新)
  • 弱虫ペダル(手嶋純太)
  • 神様はじめました(鞍馬)
  • デュラララ!!(平和島幽)
  • 金色のコルダ(柚木梓馬)

【東京喰種】旧多二福に対する世間での評判や人気

東京喰種の旧多二福と言えば登場時とは別人のような豹変ぶりが話題ですが、そこが好きというファンも少なくありません。ふざけているような態度の時もあれば感情むき出しの時もあり、色々な顔を見せてくれるのも魅力のひとつです。

東京喰種の旧多二福はラスボスとして君臨しており、クレイジーなキャラのイメージも強いですが、そのイメージとは裏腹に中世的な見た目や最期に明かされる悲しい想いに涙するファンも多いです。そのギャップが旧多二福のファンを多く増やしています。

アニメ版旧多二福の魅力のひとつ、それが声優の岸尾だいすけさんです。穏やかな旧多から本性を現した旧多まで、演じる振り幅が広く驚きます。イメージにぴったりという声も多く、人気に拍車がかかっています。

【東京喰種】旧多二福は強いラスボスだった

東京喰種においての旧多二福についてまとめてきましたが、最後まで謎の多い人物でした。複数所属していた組織との関係性やその正体、そしてラスボスとしての悲しい最期まで旧多を知れば知る程、興味が出てくるキャラクターです。旧多二福の事を知った上で、再度東京喰種を見てみるのもおススメです。

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