【ブルーロック】U-20日本代表のメンバーまとめ!試合結果も紹介
当記事では、『ブルーロック』のU-20日本代表戦のメンバーを紹介します。ブルーロックはサッカー漫画としては斬新な切り口のストーリーで、注目を集めている作品です。日本代表メンバーの能力を中心に、試合結果も紹介していますので、ネタバレに注意してご覧下さい。
目次
【ブルーロック】U-20日本代表戦とは?
U-20日本代表との試合は、ブルーロックの中でも「見どころ」と名高く、おすすめエピソードとして語られる名勝負です。単行本では約4巻に渡って描かれ、その中ではメンバーの能力が遺憾無く発揮されています。当記事ではそのメンバーを紹介していますが、その前にブルーロックの基本情報をおさらいしておきましょう。
U-20日本代表戦とは?何巻何話で読める?
U-20日本代表との試合は、ブルーロックの単行本13巻・112話より始まります。ブルーロック一行は試合会場へ向かう途中でU-20日本代表のメンバーと遭遇し、火花を散らし合いました。そんな中会場に入ると、スタジアムは日本代表サイドの応援に溢れかえっています。そんなアウェーな雰囲気の中で試合は始まり、17巻・148話まで続きます。
ブルーロックの概要
漫画『ブルーロック』の原作者は金城宗幸氏(かねしろ・むねゆき)、作画担当はノ村優介氏(のむら・ゆうすけ)です。2018年から週刊少年マガジンにて現在も連載されており、2022年にはテレビアニメ化が実現しています。また、2023年には舞台化・映画化が発表されており、今後のメディア展開にも注目が集まっている話題の作品です。
ブルーロックのあらすじ
2018年、日本フットボール連盟はW杯優勝のために、優秀なストライカーを育成することを決め「ブルーロック」という施設を作ります。そこにはユース世代の期待のFWが300人集められました。主人公の潔世一も、このプロフェクトからの誘いを受け参加する運びとなります。しかし、この企画は「青い監獄プロジェクト」とされ、失格した者は永久に日本代表になる資格を剥奪されるというものでした。潔世一は、次々に課される理不尽な課題に挑んでいきます。
【ブルーロック】U-20日本代表戦のメンバー
ブルーロックはストライカー養成所です。したがって、登場するメンバーは全員がポジションFW(フォワード)ということになります。それがブルーロックの最大の特徴ですが、そんなメンバーでチームを組むとなれば、必ず他のポジションに就く選手も出てくるのです。つまり、「本来はFWでありながら、他のポジションに就くのは誰になるのか?」というのも、ブルーロックの注目すべきポイントとなっています。
U-20日本代表戦のスタメンの能力
さて、ここからが本題です。ブルーロックのU-20日本代表戦のメンバーを紹介していきます。11人のスタメンの能力や得意技を中心に、控えメンバーや監督についても解説していますので、併せてご覧ください。尚、今回紹介するのはサッカーに直接関係あるポイントに絞っていますが、ブルーロックのキャラには「好きな音楽」などの細かい設定もあるため、個々を細かくリサーチするのもおすすめです。
メンバー①我牙丸吟
我牙丸吟(ががまる・ぎん)は、U-20日本代表戦で正GK(ゴールキーパー)を務めました。191cmと言う巨体でありながら、身軽なのが彼の持ち味です。バネのある大きな肉体で、どんなイレギュラーなシュートにも器用に対応します。U-20日本代表との試合では3失点を許したものの、片手で逆立ちしつつシュートを防ぐという離れ技を披露しました。
メンバー②千切豹馬
中性的な魅力の持ち主・千切豹馬(ちぎり・ひょうま)は、トップスピード(最高速度)を武器としています。50M5.77秒と言う驚異的なタイムの持ち主で、ボールを奪って切込む能力はピカイチです。U-20日本代表戦ではスタミナ不足により途中交代を余儀なくされていますが、新英雄大戦では44°赤豹狙撃(フォーティーフォー・パンサースナイプ)と言う、自身の長所を活かした技を編み出しました。
メンバー③蟻生十兵衛
艶のある長い黒髪が特徴的な蟻生十兵衛(ありゅう・じゅうべえ)は、ナルシストな言動が目立つものの、実力は確かです。ジャンプ力が高く、「反則的」と言われるほど長いリーチを持っているため、相手のキープボールを奪い取ることに長けています。CB(センターバック)に任命され、U-20日本代表戦では糸師冴(いとし・さえ)のシュートを防いで勝利に貢献しました。
メンバー④二子一揮
二子一揮(にこ・いっき)は、身体能力や体格に恵まれているわけではありません。しかし、圧倒的な頭脳と空間認識能力を持っており、常にフィールドを俯瞰で眺めることができます。冷静な判断力を買われ、日本代表戦ではCBとしてピッチに立ち、パスカットからのカウンターを実現させました。ブロックの際に足首を負傷し交替となりましたが、この試合でディフェンスの面白さに味をしめたようです。
メンバー⑤蜂楽廻
蜂楽廻(ばちら・めぐる)は、左SB(サイドバック)として活躍しました。サッカーに関する感性は優れているものの、それが周囲になかなか理解されず不遇なサッカー人生を送ってきたキャラです。彼はプレーをする時「”かいぶつ”の声を聞いている」と語っています。そんな蜂楽の強みはなんと言ってもドリブル技術で、U-20日本代表戦の後半では相手チームのDFを置き去りにしていました。
メンバー⑥烏旅人
烏旅人(からす・たびと)は、MF(ミッドフィルダー)として起用されました。いわゆる「心臓」であるボランチの適正があると判断され、U-20日本代表戦では攻守ともに貢献し、その役割を果たしました。ハンドワーク(腕の使い方)に優れている他、相手の弱点を徹底的に突く強かさも彼の武器です。合理的に相手を潰しにかかるその特徴から、「殺し屋」という異名を与えられています。
メンバー⑦乙夜影汰
乙夜影汰(おとや・えいた)はMF(右ウィング)として起用されています。烏とは相性がよく、試合ではコンビネーションを発揮して勝利に貢献することが多いようです。「忍者の末裔」という独特の設定があり、乙夜自身にもその素質があるらしく、非常に高い瞬発力・走力を持っています。U-20日本代表戦ではあまりスポットが当たりませんでしたが、一部では「目立たないのも忍びらしい」と言われているようです。
メンバー⑧雪宮剣優
MF(左ウィング)の雪宮剣優(ゆきみや・けんゆう)は、柔らかい物腰と見た目からは想像し難いパワー・スピードの持ち主です。ドリブルを得意としており、蜂楽が「柔」なら雪宮は「剛」のドリブラーだとされています。また、高度のある「ジャイロシュート」という必殺技も持ち味です。U-20日本代表戦では隙をつきゴールに近づいたものの、オリヴァ・愛空によって阻まれ惜しくも得点にはなりませんでした。
メンバー⑨凪誠士郎
MFの凪誠士郎(なぎ・せいしろう)は、並外れたトラップ力を誇る選手です。サッカー歴はたった半年にも関わらず、持ち前のセンスと身体能力がそれを可能にしています。しかし初心者というだけあって弱点も多く、「チャンスをモノにする能力はあるが、チャンスを作る能力には欠ける」という点が課題とされているようです。U-20日本代表戦では1点目を入れ、チームに良い流れをもたらすことで勝利に一役買いました。
メンバー⑩潔世一
主人公の潔世一(いさぎ・よいち)は、高校の試合でシュートを臆したことについて強く後悔していました。しかし、ブルーロックに召集されたことで空間認識能力が目覚めます。選考が進むにつれ新たな能力を身につけ、最終選考では超越視界(メタ・ビジョン)の境地にまで達しました。U-20日本代表戦では決定打となるシュートを決め、チームに勝利をもたらしヒーローインタビューを受けています。
メンバー⑪糸師凛
FWメンバーで構成されたチームの中でCF(センターフォワード)を担当したのは、糸師凛(いとし・りん)です。選ばれしストライカーである彼は超のつくエゴイストですが、それは卓越した能力と努力に裏付けれています。バランスの取れたオールラウンダーであるものの、「FLOW」状態になると凶暴なプレースタイルに変貌します。U-20日本代表戦では前半で1ゴール決め、後半で兄・冴を超えるプレーを見せました。
U-20日本代表戦の控え選手
U-20日本代表戦には、上記のスタメンにベンチメンバーを加えた計23名が選出されました。ベンチメンバーの中で試合に途中出場したのは、CB二子と交代した御影玲央(みかげ・れお)、SB千切と交代した氷織羊(ひおり・よう)、MF乙夜と交代した馬狼照英(ばろう・しょうえい)です。3名とも試合では重役を果たしていますが、特に馬狼は結果を残しています。
U-20日本代表戦の監督
U-20日本代表戦でブルーロックの総監督を務めたのは、絵心甚八(えご・じんぱち)です。30歳という若さながら、物語序盤から冷酷なセリフの数々を吐いてきました。しかしU-20日本代表との試合後は、その結果に拳を握り静かに喜びを噛み締めています。そしてその後、結果を残したメンバーに対し「もう戻れない」と意味深な言葉を告げていました。
【ブルーロック】U-20日本代表戦のあらすじと内容
U-20日本代表戦は、単行本13巻から始まり、14巻〜17巻にかけて展開しました。ここでは各巻の見どころや試合展開を解説しています。「このシーンが見たい」「あの名シーンはどこ?」という人は、ぜひこの項目を参考にしてみてください。
U-20日本代表戦のあらすじ①14巻
キックオフとなったU-20日本代表戦、ブルーロックは序盤から攻め込まれてしまいます。GKの我牙丸がスーパーセーブを見せたものの、ゴールを奪われてしまいました。しかしブルーロックがその後2点のシュートを決め、逆転します。そして前半戦とともに、14巻は終了しました。この巻では、凪のガッツポーズや凛VS冴の兄弟対決を見ることできます。
U-20日本代表戦のあらすじ②15巻
15巻はハーフタイムから始まり、回想シーンで糸師兄弟の過去エピソードを見ることができます。そして、後半戦のスタートです。U-20・士道龍聖(しどう・りゅうせい)が投入されたことで、試合はブルーロックにとって厳しい展開となります。そこでブルーロックも二子・千切に変わって氷織・玲王を投入しました。この2人の活躍により活路を見出すブルーロックですが、士道のとある変化によって再びどん底に突き落とされてしまいます。
U-20日本代表戦のあらすじ③16巻
16巻はブルーロックの切り札として、馬狼がピッチに入るとこから始まります。馬狼がチームにもたらしたのは、ズバリ「混乱」でした。ピッチ上では奇想天外なプレーを繰り返し、チームメイトからボールを奪うという暴挙に出ます。そして彼の割り込みプレーによって、ブルーロックは同点に追いつくのです。同点に追いつかれたU-20日本代表は今までにない集中力を発揮し始め、再びブルーロックを追い詰めます。
U-20日本代表戦のあらすじ④17巻
チーム一丸となるブルーロックですが、そんな仲間意識に違和感を覚えた凛は「FLOW」状態に入り、冴に真っ向から一人で立ち向かいます。冴とのマッチアップでわずかに上回った凛が、ボールを弾きました。それはブルーロックにとって最高のチャンスボールであり、このチャンスをモノにしたブルーロックが逆転勝利という結果で試合は幕を閉じます。17巻では醜くも強い凛のプレーや、最後のシュートの瞬間の神演出が見どころとして挙げられています。
【ブルーロック】U-20日本代表戦の試合の結果やゴール
U-20日本代表戦は、まさに呼吸をするのも忘れてしまうような、怒涛の展開の連続です。また、全員がFWで構成されたチームだけあって、「ゴールを決めて結果を出したい」という思いはメンバーの誰もが持っています。さて、それではこの試合でシュートを決め、勝利に貢献したメンバーは誰だったのでしょうか。
U-20日本代表戦の試合の結果
ブルーロックVS U-20日本代表の試合は、大興奮の名勝負となりました。そしてこの試合を制したのは、ブルーロックです。厳しい試合展開の末、終盤でブルーロックが見事に逆転し、4−3で勝利を収めます。非常に見応えのある接戦で、この試合の連載当時は「どちらが勝っても不思議ではない」と読者もざわついていました。
U-20日本代表戦でゴールを決めたのは誰?
ブルーロックが決めたのは4点です。1ゴール目を決めたのは凪で、先制点を取っていた日本代表に追いつきます。続いて凛が2ゴール目を決め、2−1とリードしました。その後相手チームの士堂に2ゴール連続の追加点を許し2−3と逆転されたものの、途中出場の馬狼が3ゴール目を、そしてとどめの4ゴール目を潔が決めます。試合結果は4−3で、ブルーロックが逆転勝利を収めました。
U-20日本代表戦の勝利の決め手
試合の決定打となったのは、主人公・潔の4ゴール目でした。端的に言うと、これは潔の「LUCK」=運です。凛の弾いたボールが頭上に飛んできた瞬間、「運を呼び込んだ」潔は、ダイレクトシュートを決めました。ゴールに臆した過去、運の差で負けた二次選考など、これまでのストーリーを思い起こすと非常に「エモい」シーンであり、パズルのピースがハマった演出が見事な名場面となっています。
【ブルーロック】U-20日本代表戦に対する世間での評判や人気
U-20日本代表選は、メンバー全員にしっかりと見せ場が用意されていたことが高く評価されています。その中でも、ブルーロックサイドでは特に烏と我牙丸、次いで二子や千切を「MVP」と推す意見が多いようです。しかし「MVPは選べない」と言う声が大半を占めています。11人のメンバーをバランスよく活かすことができる物語のクオリティの高さには、感心の声が集まっていました。
ブルーロックの映画化が決まり、作者のお気に入りかつ大人気キャラの凪にスポットが当たることが判明したことで、ファンからは期待の声が寄せられています。しかし「U-20日本代表戦を劇場で見たい!」と言う声も少なくありません。それほどにU-20日本代表選は人気が高く、ブルーロックの山場だと考えている人も多いようです。試合結果が分かっていても、劇場でその臨場感を味わいたいという意見がたくさん寄せられていました。
ブルーロックの物語の中でも、U-20日本代表戦の興奮は格別だったようで、これには多くの読者が共感できるようです。名場面が多くかなり意見が分かれましたが、特に多くの読者に刺さったのは決め手となった「LUCK」でした。二次選考編でも描かれたLUCKは、当時も強いインパクトを残していましたが、再びここで活きてきたことに鳥肌が立ったという意見が出ています。
【ブルーロック】U-20日本代表戦のメンバーは強かった
ブルーロックには、個性豊かな能力を持ったキャラが揃っています。そして、そんな強いメンバーが集結して戦うU-20日本代表戦は見応えがあると評判です。どのスポーツ漫画でも、大抵は主人公サイドが勝つと予想されがちですが、この試合に関しては「本当に結果が予測できない」と言われていました。ブルーロックは斬新な切り口で描かれたサッカー漫画であり、今後の展開にも期待が集まっています。皆さんもぜひ、ブルーロックを読んで興奮を味わってみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
HAYASHI*M
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