【ブルーロック】メタ・ビジョンは覚醒能力のひとつ!特徴や使える人は?
当記事で解説するのは、ブルーロックに登場する能力「メタ・ビジョン」についてです。メタ・ビジョンの特徴や使える人物、さらに今後覚醒する可能性があるキャラを紹介します。ブルーロックの物語の鍵を握るこの特殊能力について、理解を深めていきましょう。
目次
【ブルーロック】とは?
ブルーロックの作者
ブルーロックの原作者は金城宗幸(かねしろ・むねゆき)氏です。ブルーロックの他に手掛けた有名作品には、「神様の言うとおり」や「僕たちがやりました」などがあります。また、一時はお笑い芸人を目指していたという逸話の持ち主です。作画を担当するのはノ村優介(のむら・ゆうすけ)氏で、ノ村氏は「あひるの空」を手がける日向岳史氏や、「進撃の巨人」作者の諫山創氏のもとでアシスタントを経験したことがあるようです。
ブルーロックの概要
ブルーロックは週刊少年マガジンにて、2018年から現在にわたって連載されている漫画作品です。題材はサッカーですがキャッチーな内容が特徴的で、新しい切り口のスポーツ漫画として話題を集めています。一方、実在の選手やサッカー日本代表にする批判的な内容を含むため、議論を呼んだこともありました。2022年にはテレビアニメが放送され、今後は舞台化も予定されています。
ブルーロックのあらすじ
日本フットボール連盟は「ブルーロック」を設立し、ユース世代のFW(フォワード)を300人召集します。その目的は”W杯優勝のために、世界に通用するストライカーを育成する”というものでした。そしてブルーロックに集められた選手たちは、「脱落したら金輪際(こんりんざい)日本代表になる権利を失う」という条件付きのデスゲームによって、選別を受けることとなります。主人公の潔世一は、この不条理な環境下で己の能力を覚醒させていきます。
【ブルーロック】メタ・ビジョンは覚醒能力!他の種類も紹介
ブルーロックには、「覚醒能力」というものが存在します。今回取り上げるメタ・ビジョンは、その覚醒能力の一つです。ここでは現段階で明らかになっている3つの覚醒能力の特徴や発動条件、必要な素質などについて紹介していきます。
覚醒能力①メタ・ビジョン(超越視界)の特徴
メタ・ビジョンとはずばり、「周辺視野」を使ってフィールド全体を俯瞰で捉える能力です。周囲のプレイヤーだけでなく、フィールドにいる全ての選手の動きを掴み、先読みしてチャンスを作ったり、ピンチを防いだりすることが出来ます。そのため空間認識能力、洞察力、判断力等の素質が必要とされます。発動すれば非常に強力な武器になりますが、体力を激しく消耗するという難点があり、まさにハイリスク・ハイリターンな能力です。
覚醒能力②FROWの特徴
FLOW(フロー)は、集中力が極まった状態で覚醒する能力です。発動には「挑戦的集中」が必須であり、これは”自分の能力を正確に判断し、それに見合った目標を達成するために没頭する”こととされています。つまり集中力だけでなく、能力と目標のバランスが鍵となるのです。発動条件が難しい能力ですが、個々の条件が合致することが重要であるため、素質が鍵を握るメタ・ビジョンよりも多くの選手に覚醒のチャンスがあります。
覚醒能力③プレデターアイ(捕食者視界)の特徴
プレデターアイは、シュートに特化した能力です。GK(ゴールキーパー)の隙を常に狙い続けるというもので、現段階でプレデターアイを使えるのは、馬狼照英(ばろう・しょうえい)しかいません。馬狼を分析していた潔世一は、馬狼が常にGKの我牙丸を注視していたことを知り、この能力に気がつきました。
【ブルーロック】メタ・ビジョンが使える人は?
メタ・ビジョンが使える人
ブルーロックでは、「メタ・ビジョンの覚醒を示唆している」と言われるキャラクターが続々登場しています。また、メタ・ビジョンの適正を持ち、今後の覚醒が期待されている選手も少なくありません。その中から、まずは現段階で確実にメタ・ビジョンが使える選手を紹介していきます。以下、ネタバレを含みますので注意して見てください。
使える人①ミヒャエル・カイザー
1人目はバスタード・ミュンヘン(ドイツ)のストライカーである、ミヒャエル・カイザーです。カイザーは潔世一の上位互換にあたる存在で、強烈なシュート「カイザー・インパクト」を武器としています。そんな彼のもう一つの武器がメタ・ビジョンであり、潔はカイザーのメタ・ビジョンからヒントを得て自身の能力を覚醒させました。
使える人②潔世一
2人目は主人公・潔世一です。潔は自身の「才能の延長線」にいるカイザーを越えるべく、彼のプレイからヒントを得て、イングランド戦にてメタ・ビジョンを覚醒させます。元々潔は空間認識能力や分析力に長けた選手でした。物語の序盤で潔が「ゴールの匂い」と語っていたものは、のちにメタ・ビジョンの片鱗であったことがわかります。
メタ・ビジョンをおそらく使える人
さて、続いてはブルーロック作中の描写から、「おそらくメタ・ビジョンを使えるだろう」と言われているキャラを3人紹介します。先に紹介した2人に比べると、根拠が乏しい点もありますが、使えると考えてほぼ間違いないとされるキャラクターです。その理由も併せて解説します。
おそらく使える人①御影玲王
ブルーロック所属の御影玲王(みがげ・れお)はドイツ戦にてメタ・ビジョンに覚醒したことがうかがえる描写がありました。ところが、玲王自身はこの状態を自覚しておらず、理解もしていません。また、潔世一のように元々空間認識能力に優れていたわけではないので、規模も劣るというのが現状です。玲王がこの仕組みに気がつき、意識的に発動できるようになるかが今後の鍵となっています。
おそらく使える人②糸師冴
新世代世界11傑に選ばれている糸師冴(いとし・さえ)は、作中でメタ・ビジョンを使っている描写はありません。しかし、潔世一がメタ・ビジョンの仕組みに気がついた時に、それらしい発言をしていたことから、彼も使えるのではと言われています。また、冴は高いシュート技術を持ちながらMFとして活躍する選手です。決定機を作り出す力や、味方を活かすゲームメイクを得意とする点から、メタ・ビジョンの素質があると考えられています。
おそらく使える人③ノエル・ノア
バスタード・ミュンヘンのエースであるノエル・ノアもまた、メタ・ビジョンを使えるだろうと言われています。最大の理由は、彼がブルーロック界最高峰のストライカーであることです。その他に、潔のプレイを見た時に、匂わせるような発言したことなども理由として挙げられています。また、ノアはサッカーにおいて合理性を重んじており、彼の超合理的サッカーを実現するのにメタ・ビジョンは最適の能力なのです。
【ブルーロック】メタ・ビジョンが今後使える可能性のある人
今後使える可能性のある人①二子一揮
二子一揮(にこ・いっき)は、メタ・ビジョン覚醒者の最有力候補と言われています。彼はブルーロックきってのブレーンです。元々空間認識能力に優れ、視野も広くゲームを組み立てる頭脳も持ち合わせています。よって、最もメタ・ビジョンに近い存在と考えられているのです。そしてかねてよりその片鱗を見せてきた二子は、ドイツVSイタリア戦にてメタ・ビジョンの使い手となりました。
今後使える可能性のある人②オリヴァ・愛空
U-20日本代表主将のオリヴァ・愛空(あいく)もまた、優れた空間認識能力を持つキャラです。FLOWに入るとフィールド上全ての選手の配置を把握することができ、その能力をデータ化してインプットしてしまいます。DFの彼はフィールドを俯瞰視し、然るべく対処で敵チームの決定機を奪うことができ、そのディフェンス力の高さで潔を驚かせました。メタ・ビジョンの適性があるとされてきた愛空は、潔と二子の会話を聞いて見事覚醒させます。
今後使える可能性のある人③雷市陣吾
「セクシーフットボール」を自称する雷市陣吾(らいち・じんご)はフィジカルが売りの選手ですが、意外にも洞察力は高く評価されています。ブルーロック内のチームV戦で、彼だけがルーズボールに素早く対応したシーンがありました。このプレイから、彼にもフィールドの全体像を捉える力があるのではないかと言われているのです。消耗が激しいメタ・ビジョンも、スタミナが豊富な雷市がモノにすれば相当な武器になると考えられています。
今後使える可能性のある人④氷織羊
氷織羊(ひおり・よう)は、パス技術の高さや視野の広さ、ボールキープ能力が評価されている選手です。潔世一からは「静のテクニシャン」と呼ばれています。彼の高精度のパスは、首を振ってよく周囲の選手を観察することで成り立っています。また、氷織のアドバイスが潔の覚醒に繋がった点などからも考えて、彼もメタ・ビジョンの素質を持っていると考えられているのです。
今後使える可能性のある人⑤馬狼照英
馬狼照英は、ブルーロック界でも指折りのエゴイストです。自分のゴールで勝たなければ納得できないたちで、そんなこだわりから生まれたのがプレデター・アイでした。「”眼”を駆使する」という特徴は、プレデター・アイとメタ・ビジョンの共通項であるため、彼にもメタ・ビジョンの素質が隠されていると考えられています。
今後使える可能性のある人⑥糸師凛
糸師凛(いとし・りん)も、メタ・ビジョンの覚醒が期待されています。凛は常に兄・冴を意識し、その背中を追い続けてきました。世界の厳しさを身をもって知り、変わってしまった冴に絶望したこともありましたが、それでも冴の存在は間違いなく凛のモチベーションに繋がっています。よって、冴がメタ・ビジョンを使える場合は、凛がその影響を受けメタ・ビジョンを習得する可能性が高いと考えられているのです。
【ブルーロック】メタ・ビジョンに対する世間での評判や人気
サッカー日本代表の三笘選手のプレイが、潔世一を思わせるという意見がありました。三笘選手のスーパープレイを見て、「本当にメタ・ビジョンを使っているようだ」と思ってしまう人も少なくないようです。ちなみに三笘選手は潔世一の他に、凪、千切、冴などに例えられることもあります。
「メタ・ビジョン」はブルーロック読者にこそ伝わる表現です。それというのも、この命名が潔世一によるものだからです。従って、他のキャラは「メタ・ビジョン」と言われても何のことやらサッパリなのですが、潔は当たり前のようにこれを口にします。潔の発言に「?」マークを浮かべるキャラの様子が、何とも面白くシュールだという意見が見受けられました。
メタ・ビジョンを駆使する者同士の戦いに対し、「今後は”眼の使い方”で差が出てくるのではないか」という意見がありました。当初は使えるキャラが限られていたメタ・ビジョンですが、覚醒者と同じ特徴を持つ人物や、今後覚醒すると考えられる選手が増えてきています。よって、この先はメタ・ビジョンの活用法や、メタ・ビジョンの使い手同士の駆け引きなどが注目ポイントとなるようです。
【ブルーロック】メタ・ビジョンは強い覚醒能力だった
ブルーロックは作品自体がキャッチーですが、「メタ・ビジョン」はその中でも特に大きなインパクトを持っています。メタ・ビジョンの使い手には特徴があるため、その特徴をおさえているキャラは「覚醒するのでは」と注目が高まっています。メタ・ビジョンが注目される理由は、なんと言ってもその能力の強さです。メタ・ビジョンを使う選手が増えれば、試合内容も更にハイレベルになると考えられています。
この記事のライター
HAYASHI*M
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