【ブルーロック】潔世一はかっこいい主人公！その魅力は？覚醒した能力も

ブルーロックは世界的ストライカーを生み出すために高校生ストライカーたちがエゴイストに覚醒していく物語が描かれており、その作品の主人公として潔世一が登場しています。本作には潔のかっこいい活躍や覚醒シーンが幾つも描かれており、キャラクターとして高い人気を集めています。まずは主人公である潔世一のプロフィールをまとめブルーロックの作品概要とあらすじについておさらいしていきます。

潔世一はブルーロック計画の強化指定選手に選ばれた高校生ストライカーです。黒い短髪と青い瞳が特徴的な容姿をしています。普段は温厚かつお人好しな性格をしていますが、ブルーロックで勝利への執着に目覚めてからエゴを貫く人柄を見せるようになり、最高のストライカーになるために成長を続けていきます。

ファンの間で潔のモデルとなった選手はシャビ・エルナンデスと噂されています。シャビは元スペイン代表として活躍した選手で史上最高の守備的ミッドフィルダーと評されました。サッカー歴代ベストイレブンであるバロンドール・ドリームチームに選ばれた最高峰の実力者であり、パスによる連携によって組み立てる戦術や技術に秀でていました。

ブルーロックは金城宗幸原作、ノ村優介作画によって週刊少年マガジンに連載されている漫画作品です。サッカー漫画でありながらチームワークや絆ではなく、個人の個性やエゴを求める作風が評判を呼び、史上最もイカれたサッカー漫画として話題になりました。2023年8月時点で累計発行部数2800万部を突破しており、アニメ化や劇場映画化といったメディアミックスが展開されています。

埼玉県高校サッカー選手権の決勝戦に出場した潔世一は、パスを出した味方がシュートを外したことで敗北してしまいます。最後にパスではなくシュートしていればと後悔する彼の元に日本フットボール連合から通達が届くと、潔は強化指定選手としてブルーロックへ招待されました。そこで絵心甚八から最強のストライカーに必要なのはエゴであるという言葉に感化されると、ブルーロックに課せられた試験に挑戦することを決意するのでした。

ブルーロックの主人公である潔はブルーロックの試験に挑戦する中でかっこいい一面を披露しています。試合に負けて泣いてしまうような弱気な少年が、ブルーロックを通じて成長・覚醒していく展開に多くの読者がかっこいいと感じていることでしょう。ここではブルーロックにおける潔世一のかっこいい・かわいい魅力についてまとめていきます。

物語序盤の頃の潔は真面目で純粋な性格で、悪く言えば個性がない素朴なキャラクターでした。しかし、物語を追うごとにストライカーとしての自覚に目覚めていき、空間把握能力などを覚醒させてかっこいい一面を見せるようになります。具体的に潔がかっこいいと言われている理由について6つの観点から解説していきます。

普段の潔は温厚で穏やかな性格をした真面目な人物ですが、試合が始まると勝利への執念から人柄が変わり狂暴で悪人のような人格を露わにします。普段の生活では言わないような悪口も言うようになり、チームのために動かない味方がいれば「どけ」と言ってボールを奪おうとします。普段は個性が強い選手たちの緩衝材になっている分、試合の中でしか見せない過激で主人公らしからぬ人柄がかっこいいと人気です。

潔は身体能力が平凡で他の選手に比べてフィジカルやテクニックが圧倒的に不足していました。物語序盤はBLランキングも最下位に近い順位でしたが、潔は周りの選手たちに勝利するために武器を模索し試行と努力の積み重ねでブルーロックを生き抜いていきました。過酷なトレーニングを重ねたことで最終選考のイタリア戦では他の選手に見劣りしない身体能力とテクニックを手に入れています。

ブルーロックの一次選考で自身に卓越した空間把握能力があることに気付くと、勝利の方程式を自らの手で生み出せるようになりその能力を軸に様々な技や戦術を編み出していきました。ブルーロック入寮時は圧倒的下位だったBLランキングも飛躍的に上昇していき、U-20日本代表戦では堂々の1位に輝きスタメン出場を果たすほどの選手に成長しました。

一次選考は二子と凪、二次選考では糸師など、潔が試合の中で覚醒を遂げていくと彼にライバル意識を持つ選手が増えていきました。上述した成長速度は他の選手も目を見張るもので、味方として戦っていた蜂楽や千切たちも潔の潜在能力を認めていました。また、U-20日本代表戦後のインタビューにて「俺が日本を優勝させます」と宣言したことで、より多くのキャラから注目を集めました。

物語序盤では特別な能力を持たない平凡な選手でしたが、空間把握能力が覚醒し様々な技を習得していくとついにBLランキング1位になりました。U-20日本代表戦では日本最高峰のストライカー・糸師冴からその実力を認められ、最終選考で超越視界を習得したことで年俸5000万の評価を得ました。この金額は最終選考を受けている選手の中で最高額であり1番の出世株に成り上がりました。

ブルーロックでは監督官の絵心の思想によってエゴイストになるよう教育されます。この教育によって選手たちはそれぞれ能力を覚醒させていきますが、その中で最も進化した選手は潔と言えるでしょう。U-20日本代表戦では敗北を悟った絵心に対して「勝たせろクソメガネ」とまで発言しており、どんな選手よりも勝ちにこだわるエゴイストに成長しました。

ブルーロック随一のエゴイストになりかっこいいストライカーに成長した潔ですが、かっこいいと言われる一方で物語の随所ではかわいいと評されることがあります。試合に出ている時とそうでない時のギャップに気付けば、潔のかわいい魅力を理解することができることでしょう。具体的にかわいいと言われる要素について2つ解説していきます。

試合中は過激なエゴイストな人格になる潔ですが、試合外の生活ではとても素直で優しくかわいい人柄をしています。チームメイトの洗濯物を畳んだり個性が強い選手たちの会話に入って緩衝材になったりと、物語の随所で人の良さを垣間見ることができます。プロフィールでは褒められることが好きと正直に答えており、純粋で穏やかな本性にかわいいギャップがあります。

アニメ版ブルーロックでは「あでぃしょなるたいむ」というミニコーナーが本編後に公開されており、その第1話では潔家による家族団らんの姿が描かれました。家にいる潔は家族に対して優しく素直に接しており、母親が用意してくれた夜ご飯を美味しそうに食べる姿がかわいいと評判です。プロフィールなどでも素直でかわいい回答が多く、ギャップを感じて好きになるファンが多くいるそうです。

ブルーロックの主人公である潔は何度も窮地に立たされては覚醒を遂げて新しい能力や技を生み出しています。最終的にブルーロック内最強の選手となった潔について、具体的にどのような能力や強さが身に着いたのか気になる人がいることでしょう。ここではブルーロックにおける潔世一の能力や強さについてまとめていきます。

ブルーロックに入寮したばかりの潔には突出した能力が何もなくBLランキングも300人中299位と低い順位にいました。ブルーロックに集められた選手には恵まれたフィジカルや卓越したテクニック、天性な才能を持つ人物が多くいましたが、その中で潔は基本性能が平凡で特別な武器を持たない選手でした。

武器がなかった潔でしたが、一次選考の中で空間把握能力が開花するとゴールに繋がるルートを匂いで感じ取れるようになります。それから潔はその能力を主軸に様々な技や新しい能力に覚醒することになります。

空間認識からゴールが生まれる地点を察知できるようになると、そこにダイレクトシュートを組み合わせることで点を取る方程式を編み出しました。この方程式によって一次選考はチームを勝利に導き、二次選考の1stステージの特訓によってシュートの精度と威力が増強しました。また、最終選考のイタリア戦では利き足の右脚だけでなく左脚でも撃てるようになりました。

二次選考の2ndステージにて成早の動きを参考にしてボールを持っていない状態の時に相手の視界から外れる技術・オフ・ザ・ボールを習得しました。オフ・ザ・ボールは決定打となるダイレクトシュートに繋げるための方程式として編み出され、成早の特技だったその技を試合中に習得したことから適応能力の天才と称されました。

FLOWはいわゆるゾーン状態のことで、思考したことを考えたと同時に反射的にプレーに反映させるアクションのことを呼びます。小説版では潔のサッカーIQはずば抜けて高いことが絵心から指摘されていました。それまで考えてから行動に移すまでの時差に悩んでいた潔でしたが、FLOWへの入り方を習得したことによってプレーの質が一段階上昇しました。また、最終選考ではFLOWを利用した技・超越視界を使用できるようになりました。

サッカー漫画においてそのキャラクターが1番に輝く瞬間と言えばやはりシュートを決めた瞬間でしょう。ブルーロックはストライカーに焦点を当てた作品ということもあり、ゴールシーンはどれもかっこよく迫力に満ちたものばかりです。主人公である潔のゴールシーンに衝撃や感動を覚えた読者も多くいることでしょう。ここではブルーロックにおける潔世一のかっこいいゴールについてまとめていきます。

2巻13話では一次選考のチームYとの試合が描かれており、その中で潔は初めて空間把握能力に目覚めてシュートを決めました。このゴールによって潔たちチームZは勝利することができ、潔にとってもブルーロックで初めての得点となりました。また、この潔の活躍によって二子もストライカーとしての自覚を持つようになり潔をライバル視するようになります。

5巻38話では潔たちの棟の中で圧倒的な強さを誇っていたチームVとの試合が描かれ、潔は持ち前の空間認識能力にダイレクトシュートを組み合わせることでゴールへの最短ルートが築けることに気付き、見事ゴールを決めてみせました。これ以来ダイレクトシュートは潔の方程式の中で主軸となりました。

6巻45話では二次選考3rdステージにて糸師凛と対決する中でゴールを決めました。試合開始時にシュートを決めた糸師に気圧されていた潔たちでしたが、BLランキング1位の糸師に追いつくために勝利の方程式を模索し続け、1stステージで習得した新しいダイレクトシュートを繰り出してゴールをもぎ取りました。しかし、糸師の強さには敵わず敗北してしまいます。

7巻54話では潔と凪VS馬狼と成早の試合で決定打となるゴールを決めました。それまで凡才側と自覚していた潔はその試合で天才側になることを決意し、成早の技術・オフ・ザ・ボールを吸収してダイレクトシュートに繋げました。短い時間で成早の技術を盗んだことで彼から天才と呼ばれるようになり、馬狼を仲間にして3rdステージへ復帰しました。

8巻62話では國神、千切、玲王と試合をしていましたが、潔は仲間だった馬狼が連携を無視したプレーを続けることに頭を悩ませていました。思うような試合運びができないことに潔は憤りを感じると、ついに馬狼の存在を利用して自らドリブルでボールを運びゴールを決めました。

8巻64話では國神たちを相手に潔が2点目を決めました。このゴールによって周囲の選手たちはフィールドを支配している主役が潔であると認めるようになり、特に存在を利用された馬狼は自身の無力さを痛感しました。1度は膝をついてしまった馬狼でしたが、そこから彼は光を喰らう悪役になると決断し覚醒を果たそうとするのでした。

10巻81話では4thステージで糸師たちと再会し潔と凪にとってのリベンジマッチが行われました。4対4の試合で潔は糸師を相手することになり、そこで潔は糸師との1on1で彼を出し抜き背面からシュートを蹴るバックヒールショットでゴールを奪いました。このゴールから糸師は前回の試合から成長していた潔のことを認め全力で戦うようになります。

12巻103話ではU-20日本代表戦のスタメンをかけた適性試験が行われました。チームAを選んだ潔はチームBとの試合に出場し、烏に徹底的にマークされつつも隙をついて仲間である糸師と士道すらも出し抜いてゴールを決めました。このプレーによって士道は潔のエゴを気に入り、糸師も潔のことを最良のパートナーとして認めるようになりました。

17巻147話ではU-20日本代表戦の内容が描かれました。U-20日本代表戦のスタメンに選ばれた潔は後半にリードを奪われてしまった際に絵心に「勝たせろ」と発言して馬狼を投入する決断に至らしめ、試合の最終版で凛と冴のマッチアップで弾かれたボールにダイレクトシュートを撃って決勝点をもぎ取りました。このゴールによってブルーロックチームは勝利しインタビューを通じて潔の存在が日本中に轟くことになりました。

潔のかっこいい魅力は人柄や活躍だけでなく、作中に描かれた名言から感じ取ることもできます。窮地の中で覚醒を遂げようとする場面で描かれた名言は特に人気が高く、本作の主人公として逞しい一面を垣間見ることができることでしょう。ここではブルーロックにおける潔世一のかっこいい名言についてまとめていきます。

二次選考のライバリーバトルで糸師率いるトップ3に敗北してしまった凪は、それまでの人生の中で経験がなかった敗北に対して初めての感情を抱き、これをどうすれば解消されるのか潔に尋ねました。それに対する潔の答えが上記のセリフでした。そこで2人は互いの拳を付き合て友情が芽生えました。

U-20日本代表戦の後半でブルーロックチームが劣勢に陥ってしまうと、監督の絵心はこの試合で敗北しても存続するよう連合に掛け合ってみると話しました。その提案に真っ先に反対したのは潔でした。潔は上記のように怒りを見せると、絵心もその言葉に感化されて最後まで戦うことを決意し、馬狼を投入した新しい戦術をチームに伝えました。

適性試験のチーム分けが行われると玲王が最後の残り物になってしまいます。そこで潔は冷徹にも上記のセリフを言い放ちました。玲王はそれまで凪に依存している傾向があり、二次選考のライバリーバトルでも彼を取り戻そうとしていましたが彼から「面倒くさいよ」と言われてしまいます。しかし、潔の言葉によって自立する意識を持つと試合の中で覚醒を果たしてみせました。

U-20日本代表戦にて決勝点を決めた潔は試合後のインタビューに招かれ今後の意気込みについて尋ねられました。その問いに対して潔は1度「俺たち」と言いかけますが、すぐに「俺が」と言い直し上記の名言をマイクに残しました。試合の活躍とインタビューのインパクトによって潔の存在は世間的に知られるようになり、街中で声をかけられるようになりました。

2022年にブルーロック待望のアニメ化が公開されると、エゴイストへ成長していく潔たちの活躍に声優の演技が付けられ作品の魅力を引き立たせました。特に主人公の潔世一役を務めた声優は本作が初主演となった新人で、声優ファンの間で大きな話題となりました。ここではアニメ版ブルーロックにて潔世一を演じた声優についてまとめていきます。

潔世一を演じた声優は浦和希（うらかずき）です。学生時代、落ち込んでいた頃にストライクウィッチーズに感動したことでアニメ声優を意識するようになり、ゲームクリエイターを目指しつつ親に土下座してまで養成所に通いデビューを果たした経緯を持ちます。趣味にはサッカーとトロンボーンを挙げており、同期との関係から最近はボルダリングにもハマっています。

これまでブルーロックの主人公・潔世一のかっこいい・かわいい魅力についてまとめていきましたが、ブルーロックを愛読しているファンからはどのようなキャラクターに思われているのでしょうか。ここでは潔世一への印象や感想をSNSから収集し、彼に対する世間での評判や人気をまとめていきます。

多くの読者は潔のことをかっこいいと評しており非常に人気がありました。窮地に陥った際に覚醒を遂げるシーンは特に主人公らしくてかっこいいと評判で、普段のギャップも相まって人気を集めています。諦めず勝利の方程式を生み出そうとする姿勢に尊敬している人もいることでしょう。

潔は高校サッカーの決勝戦で負けた時から誰にも負けたくないという気持ちが強く芽生え、ブルーロックの試験で数々の強敵に立ち向かっていく姿がかっこいいと言われていました。負けたくないという思いから様々な技や戦術を編み出せるところが潔の強さと言えるでしょう。

最終選考では欧州5大リーグに参加し世界のトッププレイヤーたちと特訓や試合をすることになりますが、そこで潔は超越視界を覚醒させ目覚ましい活躍をしてみせました。その活躍がかっこいいと評判で将来的に年俸が1億を超えるのではないかと予想されています。

ブルーロックの主人公・潔世一は内に秘めたエゴを覚醒させたかっこいいキャラクターでした。普段は温厚でかわいい一面を持っていながら、試合が始まるとエゴを露わにして覚醒を続けていく主人公らしくかっこいい人物に成り変わり、そのギャップによってファン人気を集めたことでしょう。今後の潔世一の活躍が気になる人はぜひ連載中のブルーロックをチェックしてみてください。