【東京リベンジャーズ】ひなの生存ルートはある？死亡原因や何度も死ぬ理由も

東京リベンジャーズに登場しているひなは作中で何度も死亡してしまう運命にあり、彼女を中心に物語が動いていきます。ここでは橘日向ことひなのプロフィールをまとめ、東京リベンジャーズの作品概要とあらすじについておさらいしていきます。

ひなは東京リベンジャーズのメインヒロインです。主人公であるタケミチと中学時代の恋仲でしたが、犯罪集団・東京卍會の抗争に巻き込まれてしまい死亡してしまいます。献身的な優しさと不良相手でも気圧されない強気な性格をしており、大切な人のためなら脅威に立ち向かえる強さを持っています。

東京リベンジャーズは和久井健によって週刊少年マガジンに連載されていた漫画作品です。タイムリープ能力を交えたヤンキー漫画として多くの読者の目を惹き、2023年1月時点で累計発行部数7000万部を突破するほどの人気を博しました。その人気に伴いテレビアニメ化や舞台化といったメディアミックスも展開されています。

26歳で底辺な生活を送っていた花垣武道は、中学時代の恋人だった橘日向と弟の直人が東京卍會によって死亡したニュースを目撃しました。その翌日、電車のホームに突き落とされてしまった武道でしたが、そこでタイムリープ能力が発動すると中学時代の世界に戻されていました。そこで生存している橘日向と出会った武道は、未来で起こる死を回避させるため東京卍會で成り上がることを決意します。

ここからは東京リベンジャーズにおけるひなの生存ルートの有無についてまとめ、死亡ルートそれぞれの原因を解説していきます。ひなの死亡描写は3パターン描かれており、それぞれ死亡した原因が異なります。

タケミチが何度タイムリープしても現代に戻ってきたらひなは死んでいましたが、8.3抗争後の未来では初めて生存している姿を見せました。生存した未来に辿り着けたと思ったタケミチでしたが、彼女を駐車場の車に乗せて待たせている間に他の車に衝突されて焼死してしまいました。

東卍のトップになることを覚悟したタケミチは、血のハロウィンを経て東卍の大幹部まで上り詰めました。しかし、現代に戻るとナオトに逮捕されてしまいあっくんから見せられた映像で、自分が間接的にひなを殺害してしまった事実に気付かされました。

聖夜決戦後の未来では黒幕だった稀咲が死亡していましたが、それでもひなは死亡していました。その原因は闇落ちしてしまったマイキーで、聖夜決戦の時にマイキーの心に黒い衝動が宿っていたのでした。

ひなが何度も死亡してしまう本当の原因は裏で全てを操っていた存在・稀咲鉄太が大きく関わっています。稀咲は幼い頃に同じ塾に通っていたひなに好意を抱いていましたが、ひながタケミチを選んだことに嫉妬しいつしか強烈な殺意を抱くようになりました。

合計9回のタイムリープを経てタケミチはひなが生存している未来に辿り着くことができました。しばらくして東京リベンジャーズ最終回を迎えると、タケミチとひなの結婚式の様子が描かれ、他のメンバーが式場で2人を祝う大団円なエンディングを迎えました。現在のひなはタケミチと幸せな暮らしを送っているのでしょう。

ここからは東京リベンジャーズにおけるひなのかわいい魅力やシーンについてまとめていきます。東京リベンジャーズでは仲間思いな不良キャラたちが注目を集めていますが、数少ない女性キャラであるひなも高い人気を誇っています。

ひなの魅力は理想的な彼女を体現しているような人柄にあるでしょう。東京リベンジャーズ作中での登場場面が限られているものの、1つ1つの登場シーンにて彼女の献身的で明るい性格が遺憾なく発揮されています。具体的な魅力を3つに分けて紹介していきます。

過去と現在を行き来するタケミチは時折辛くなって逃げたくなってしまう気持ちが芽生えてしまいますが、そんな彼の支えとなった人物が他でもないひなでした。ひなは献身的な性格でタケミチに底知れない愛情を注いでおり、彼女の言葉によってタケミチは最後までやり遂げることができたと言えるでしょう。

守られる系ヒロインの立ち位置にいるひなですが、一方で男も顔負けするほど強気な一面を見せることがあります。マイキーとドラケンがタケミチを誘いにやってきた時は、タケミチが不良に絡まれていると勘違いしマイキーの顔をビンタしました。マイキーは不良界の中でも名の知れた強者ですが、一切怖気づかないひなの様子にタケミチですら目が飛び出そうになっていました。

可愛さと強さを兼ね備えたひなですが、彼女は完璧超人というわけではなく弱点があります。中でもボーリングはどうしようもないほど下手で、タケミチと一緒にやった時はガーターを連発していました。懸命にやって上手くいかない様子からは思わず愛おしさを感じてしまい、タケミチもデレデレしていました。

ひなのかわいい言動にはタケミチだけでなく読者も魅了されており、とても人気があります。タケミチが苦しくなった時に見せる包容力は特に魅力的なものでしょう。ここではひなの名言や名シーンを紹介し、彼女が本作のメインヒロインたる理由に迫っていきます。

第1話にて東卍の隊員にボコボコにやられてしまったタケミチは、ひなの顔を思い出すことができなくなり彼女の自宅に向かいました。会いに来た理由を訊かれますが、それに対して答えることができずにいるとすかさずひなは上記のように言って彼に寄り添いました。

第6話にてタケミチとひなが電車に乗っていると、座席を占領している中学生とその前に立つお婆ちゃんを見つけます。周りの人が見て見ぬフリをしている中で、ひなは中学生の前に立ってお婆ちゃんを座らせるよう説得しました。

ひなの父親はタケミチが不良であることを知ると、彼とひなが結婚することを認めないと言い張りました。それに対してひなは上記のように反論しました。父が相手であってもひなの強気な人柄は変わりません。

第20話にて武蔵神社の祭りの夜にひなと共に来たタケミチは、キヨマサにやられてしまい自分がマイキーやドラケンみたいに強くないと嘆きます。そんな彼にひなはファーストキスをして、上記のセリフで彼のことが大好きであることを伝えました。

第31話にて4回目のタイムリープから現在に戻ったタケミチは、生きているひなと会おうと彼女がいるマンションまで行きましたが、情けない姿は見せられないと思い引き返そうとしました。その瞬間に偶然ひなと遭遇し、まさかの再会の場面にてひなは上記のように話しました。

ここからは東京リベンジャーズにてひなの声優と実写キャストについてまとめていきます。東京リベンジャーズはアニメ、実写映画共に大盛況しており、マイキーのセリフは一時期大ブームを起こすほどの人気を博しました。

アニメ版東京リベンジャーズにてひなの声優を担当しているのは和氣（わき）あず未さんです。中学生の頃から声優に興味を持ち始め、東京アニメ・声優専門学校入学を経て声優デビューを果たしました。2021年には第15回声優アワード新人女優賞を受賞しており、現在は歌手としても活動しています。

実写映画版東京リベンジャーズにてひなのキャストを務めたのは今田美桜（いまだみお）さんです。福岡のモデル事務所にスカウトされたことからテレビ出演するようになり、後にコンテンツ3の社長にスカウトされて所属を移し現在に至ります。テレビドラマや映画の出演の他、アニメ声優の経験もあります。

橘日向ことひなが生存する現在が訪れるまで様々なエピソードが描かれていきましたが、ひなの活躍などについてファンはどのように思っているのでしょうか。ここでは東京リベンジャーズファンが思うひなの印象について、SNS上に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。

ひな生存ルートが描かれた時、多くの読者は代わりに発生したマイキーの闇落ちに興味を示していました。マイキーの闇落ちは何の前触れもなく起きた出来事で、ひなの生存よりもマイキーが気になってしまった人が続出したと思われます。

ひなが何度も死亡していく連載当時は、どうすれば生存ルートに辿り着けるのか読者の間で考察が盛り上がっていました。過去にて原因を取り除いたとしても現在に戻れば新しい障害が出現するという流れを繰り返していたため、考察は様々なものが寄せられ賑わっていました。

最終回にてひなは生存しタケミチと結婚式を挙げるエンディングを迎えましたが、この結末に対してネット上では賛否両論の意見が寄せられていました。ひなが生存して結婚式をしていることに否定する意見は少なかったですが、他のメンバー全員も生存していることに都合の良さを感じてしまうと言われていました。

橘日向ことひなは9回目のタイムリープによって念願の生存ルートが描かれました。ついにタケミチとひなの幸せが実現した瞬間に、多くの読者が感動したことでしょう。今後の東京リベンジャーズはアニメ化や実写映画化などの公開が予定されているので、原作を読み込んでおくとメディアミックス作品をより楽しめるはずです。