【東京リベンジャーズ】ぺーやん(林良平)の人物像まとめ！意外にも強い？

ぺーやんは『東京リベンジャーズ』に登場するキャラクターで、東京卍會に所属しています。彼は複数の猛者がいる東京卍會の中でも、トップクラスの強さを持つ不良です。ぺーやんのプロフィールと名前の由来を紹介します。

ぺーやん（林良平）は東京卍會の三番隊副隊長です。三番隊隊長のぱーちんの右腕として、『東京リベンジャーズ』に登場します。気性が荒く、強面とドスの効いた声で威圧してくるキャラクターです。しかし、同じ学校の手芸部の安田さんから注意された時は、たじろぐ姿を見せていました。

ぺーやんの本名は、林良平です。彼のあだ名の由来は、明かされていません。しかし、タレントの林家ぺー・パー子夫妻があだ名の由来なのではと言われています。また、相棒であるぱーちんこと林田春樹の名前にも「林」が含まれており、2人に「林」という関係があるのです。それも、林家ぺー・パー子夫妻からあだ名が付けられたと言われている理由の一つとなっています。

『東京リベンジャーズ』は、2017年から週刊少年マガジンで連載されていた漫画作品です。2022年に最終回を迎え、雑誌での連載は終了しました。2021年から放送されたアニメ『東京リベンジャーズ』は、2023年10月から天竺編がスタートしています。また、実写映画化もされており、原作でいう血のハロウィン編までが放映されました。

主人公のタケミチ（花垣武道）は、中学の頃に付き合っていたヒナ（橘日向）が暴走族同士の抗争に巻き込まれ、死亡したことをニュースで知ります。その後、電車のホームに突き落とされたタケミチは、死を覚悟した瞬間、ヒナを思い浮かべました。すると、何故か中学の頃にタイムリープしていたのです。タケミチは、ヒナを死亡させないため元凶の暴走族・東京卍會と接触するのでした。

『東京リベンジャーズ』では、メインとして描かれていないぺーやん（林良平）ですが、彼の強さは組織の中でもトップクラスです。ぱーちんを心から信頼していたり、仲間のために前線に出て戦ったり、真っすぐな心を持っている人物です。『東京リベンジャーズ』で描かれているぺーやんの人物像に迫ります。

ぺーやんは、真っ直ぐな性格をしています。仲間思いの彼は、慕っているぱーちんが警察に捕まっても何もしない東京卍會に反抗しました。また、天竺のやり方に納得いかない彼は、たじろぐ東京卍會を一喝します。彼は過去に自身が起こした過ちが恥であったため、総長のマイキーに恥じない喧嘩をしたいと宣言しました。

ぺーやん（林良平）は、参番隊の副隊長というポジションですが、意外に強いのです。黒龍の総長・柴太寿と互角に戦った東京卍會の弐番隊隊長の三ツ谷は、ぺーやんを腕っぷしなら自分よりも上であると断言しています。ぺーやんの喧嘩シーンが本格的に見られるのは、『東京リベンジャーズ』天竺編からです。

ぺーやんとキヨマサは、上司と部下の関係にあたります。喧嘩賭博を主催したキヨマサは、ぺーやんと同じ参番隊の構成員なのです。キヨマサは、突如現れたドラケンとマイキーによって、仕留められしまいます。参番隊の隊員が関わったことから、喧嘩賭博後にタケミチと初対面した際、ぺーやんは怖い顔で絡んでいました。

ぺーやんは、ぱーちんと深い関係があります。東京卍會結成前は、名前に「林」がついていることから、2つ（ダブル）の林で「ダブリン」と呼ばれ恐れられていました。2人の関係はそれだけでなく、ぺーやんは毎度ぱーちんの頭の悪さをいじるほど仲がよいです。作中では、ぺーやんがぱーちんをかなり慕っていると捉えられる発言をしています。

強面のぺーやんは、金髪の短髪です。しかし、タイムリープ後の大人になったぺーやんは、少し髪が伸びていました。2017年の幹部会に出席しているぺーやんが、アニメ『東京リベンジャーズ』第1期の最終回で見られます。中学時代から派手好きであったぺーやんは、大人になっても金髪のままでした。

参番隊隊長のぱーちんがいなくなった後、ぺーやんは良い意味でも悪い意味でも活躍します。ここでは、東京卍會が関わった抗争でのぺーやんの活躍と、タイムリープ後の未来のペーやんについて紹介します。

ぺーやんの活躍は、東京卍會を裏切った83抗争から始まります。ここでは、『東京リベンジャーズ』で描かれるぺーやんの活躍を4つ紹介します。

愛美愛主の長内を刺したぱーちんが警察に捕まったが、その後の東京卍會の対応に不満を抱いたぺーやんは、愛美愛主の残党と一緒になり、ドラケンを負傷させようとしました。ぺーやんは愛美愛主の一員として東京卍會と対峙しましたが、マイキーの言葉を聞いて落ち着きを取り戻したのです。

芭流覇羅から場地圭介を連れ戻す戦いである血のハロウィンでは、ぺーやんは三ツ谷の弐番隊に移籍していました。理由は、稀咲が参番隊隊長を務めていたからです。東京卍會の参番隊隊長がぱーちん以外になったことが気に食わず、他の隊に移動したのでした。

タケミチ・芝八戒・三ツ谷・千冬がメインで黒龍と戦った聖夜決戦には、ぺーやんは直接関わっていません。しかし、抗争後の集会で参番隊の稀咲が東京卍會を追放されます。ぺーやんは、参番隊隊長代理となり、ぱーちんが戻ってくるまで参番隊を守ることになりました。

天竺との抗争である関東事変でぺーやんは、魁戦（さきがけせん）と呼ばれる全面対決前のタイマン勝負に名乗りを上げました。天竺側からは、9代目黒龍の元総長・班目獅音が参戦しますが、ぺーやんに瞬殺されてしまいます。ぺーやんは、天竺の四天王の1人をパンチ1つで倒すという活躍を見せました。

『東京リベンジャーズ』では、タイムリープによって物語が大きく変わります。ぱーちんと深い関係を築いているぺーやんは、未来でどのような人物になっているのでしょうか。ここでは、ぺーやんのタイムリープ後の未来について、3つ紹介します。

馬地圭介が死亡した血のハロウィンの後、タイムリープした世界でぺーやんは、東京卍會の幹部になり、幹部会に出席しています。隣には、ぱーちんがいました。しかし、幹部会の後、ぺーやんとぱーちんは射殺されてしまいます。

聖夜決戦後のタイムリープで戻った現代では、東京卍會の幹部クラスが全員殺されていました。斬殺や絞殺などで殺されたことや、すべてマイキーが仕組んだこと以外は明確になっていません。ぺーやんは前回のタイムリープで、幹部であったことから彼もマイキーに殺されていると推測されます。

関東事変後の未来では、タケミチやドラケンたちがぱーちんの結婚式に出席していました。ぺーやんは相変わらず、ぱーちんの頭の悪さをいじっています。ぺーやんは、不動産業を営んでいるぱーちんの補佐として描かれていました。

『東京リベンジャーズ』の最終回でぺーやんは、家業を継いだぱーちんの不動産会社で働いており、ぱーちんの側近でした。どのように過去が変わっても、2人の関係性は変わっていません。

ぺーやんは、アニメ『東京リベンジャーズ』の第1期から登場しています。ぺーやんは、ぱーちんのことを思い、83抗争を起こしたキャラクターです。仲間思いの人物を演じたのは、誰なのでしょうか。アニメ『東京リベンジャーズ』でぺーやんの声を演じている声優を紹介します。

アニメ『東京リベンジャーズ』でぺーやんの声を演じているのは、声優の野津山幸宏さんです。彼はアニメの声優だけでなく、映画の吹き替えや特撮ヒーローでも声を使った活動をしており、ABEMAでは2022カタールW杯のナレーターを務めました。

野津山幸宏さんは、高校2年生の頃に山寺宏一さんのモノマネを見て、声優に興味を持ち始めました。事務所に所属して間もなく、オーディションに合格しています。声優の速水奨さんとコンビを組み、M-1グランプリ予選に出場した経絡がある声優です。

野津山幸宏さんは、『はじめてのギャル』で声優デビューしました。キャラクターのコンセプトをしっかりと感じ取れるような演技が特徴です。また、作中ではシーンに合わせて、声の強弱をつけています。

ぺーやんは仲間思いのいい人という意見がありました。ぺーやんは一度、東京卍會を裏切っています。ぱーちんと深い関係があるぺーやんは、警察に捕まったぱーちんのために何もしない東京卍會に反抗したのです。

ぺーやんが見せるギャップが好きという意見がありました。東京卍會の参番隊副隊長のぺーやんは、組織の中でもトップクラスの強さがあります。しかし、女子からの言い寄られると、ぺーやんは反論すらできません。いつもと違うぺーやんの姿が、一部のファンから愛されていました。

ぺーやんと半間修二の対戦を望む声がありました。ぺーやんは、東京卍會を裏切った際、半間と関係を持っています。一度は東京卍會のメンバーになった半間は、『東京リベンジャーズ』の後半は敵対勢力になりました。副隊長クラスの強さを持つ2人が戦う描写を、『東京リベンジャーズ』で描いて欲しいというファンの思いが見られました。

ぺーやん（林良平）は、ぱーちん（林田春樹）を心の底から慕っていました。ぱーちんのために、東京卍會を裏切ったこともあります。また、総長不在の抗争で先陣を切って、総長代理のタケミチに気を使っていました。彼は『東京リベンジャーズ』に登場するキャラクターの中でも、上位に食い込むほどの喧嘩の強さを持ち合わせていました。アニメ『東京リベンジャーズ』でぺーやんの活躍を見たい方は、天竺編を見逃さないようにしましょう。