【呪術廻戦】東堂葵の死亡フラグの真相とは？復活が可能か考察

呪術廻戦にて姉妹校交流会が行われると呪術高専京都校のメンバーが登場し、その内の1人として東堂葵も登場し、その後の圧倒的な強さや術式によって読者に強いインパクトを残しました。ここでは東堂葵のプロフィールをまとめていき、同時に『呪術廻戦』の作品概要とあらすじについてもまとめていきます。

東堂葵（とうどうあおい）は呪術高専京都校3年の呪術師です。筋肉質な体型とドレッドヘアが特徴的で額から左頬にかけて傷痕が残っています。非常に豪快で熱血漢な性格をしていますが、我が強いところもあり交流会では敵、味方関係なく厄介者扱いされていました。初対面の人に女性の好みを訊くという信条を持っており、虎杖に問いかけた際は彼と好みが合致し親友になるほど気に入っています。

東堂の術式は不義遊戯（ブギウギ）と呼ばれ、手を叩くことで一定以上の呪力を持ったモノと位置を入れ替えることができます。入れ替わる対象は生物・無生物を問わないため、呪力を含む武器・呪具と自分を入れ替えるという芸当もできます。術式の効果はシンプルなものながら、発動条件が手を叩くという1つの動作のみで、その上回数制限なども存在しないため連発も可能です。

呪術廻戦は芥見下々によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。呪いをテーマにしたダークファンタジー作品として知られており、奇抜な設定や予想できないシナリオ展開、呪力や術式による独特なバトル描写が評価されると2022年8月には累計発行部数7000万部を突破しました。様々な部門や店舗内で大賞を取るほど注目を向けられており、現在も連載が続けられ人気が続いています。

高校生の虎杖悠仁は祖父の逝去を看取った日の夜に、突如学校に現れた呪霊に襲われてしまい窮地を脱するために特級呪物・宿儺の指を飲み込み呪力を覚醒させました。ただし力を得た代わりに虎杖の体は特級呪霊・両面宿儺の器に成り果ててしまっていると、呪術界上層部から秘匿死刑を言い渡されてしまいます。そこに五条の提案があって猶予期間を設けてもらえると、虎杖は成り行きながら多くの人を助けるために呪術師として生きていくことを決断するのでした。

ここからは東堂葵の死亡フラグの真相についてまとめていきます。姉妹校交流会にて本格的に活躍が描かれ虎杖と共闘したことで読者から注目を浴びた東堂葵でしたが、物語が渋谷事変に突入するとそこで死亡フラグが噂されるようになりました。ここでは実際に見られる東堂葵の死亡フラグと、それらの結果がどうなったのかについて解説していきます。

東堂葵に死亡フラグが立ったきっかけは主に2つあります。東堂自身は1級呪術師で夏油が引き起こした百鬼夜行でも1級呪霊を術式なしでゴリ押したという伝説を持っていましたが、それほど猛者である彼の前に真人が現れたことによって死亡フラグが噂されるようになります。

呪術廻戦第127話の虎杖が真人と戦闘しているシーンにて、虎杖は友達だった順平を殺害した真人に憎しみを抱きながら戦っていましたが、その場に東堂が現れ共に真人に立ち向かおうとしました。その際、東堂の脳内セリフが記述されると「あのことを今の虎杖に言う必要はない」と記載されていました。「あのこと」が何を指していることなのか読者にとっても思い当たるところがなく、それを伝えられないまま死亡してしまうのではと囁かれました。

メカ丸が遺言を遺したミニメカ丸を三輪の所持品に紛れ込ませていると、そこで東堂の安否に不安を抱く三輪に対してメカ丸は「9割9分死なんと判断した」と言い切り彼女を安心させようとしました。ですが、一部の読者にとってこのセリフは返って死亡フラグだったのではないかと言われています。先に死なないという建前を強調しておいて結果的に死亡する可能性が十分あり得ると考えられていたのです。

呪術廻戦第129話にて真人と東堂が戦っていると、真人が一瞬だけ領域展開を発動し東堂の肉体に触れました。真人の術式・無為転変は触れた者の魂を自由に改造・変形できる能力で、やり方によっては直接殺害することも可能です。それを警戒していた東堂は機転の速さで死亡は免れたものの、代わりに左腕を失ってしまいました。

真人の術式を受けてしまった東堂は一命を取り留めることに成功しましたが、左腕を失ってしまったため術式が発動できなくなってしまいました。術式が発動できないのは呪術師にとって致命的なことで、おまけに東堂の戦闘スタイルはパンチや蹴りで敵を直接殴る武闘派でもあるため、左腕の欠損は彼にとって大きな痛手をなってしまいました。

ここからは東堂葵の術式が復活する可能性や再登場についてまとめていきます。真人との交戦で左腕を失い呪術師として死亡してしまった東堂葵ですが、本人が生き残っているということは今後復活する可能性があるのではとネット上で囁かれています。

復活が望まれている東堂ですが、仮に復活することが可能だったとしたらそれはどういった経緯や方法なのでしょうか？ここでは東堂葵が復活できる方法について、ネット上に寄せられている考察の中から有力なものを2つ紹介していきます。

復活する可能性として最も高い方法が反転術式による治癒です。反転術式は肉体の傷を癒したり即時回復によって蘇生を行える術で、万能な能力である代わりに会得することがかなり難しいとされています。ただし呪術高専には乙骨や家入といった反転術式のエキスパートが存在しているため、彼らの手を借りれば東堂の左腕を元通りにできるかもしれません。

反転術式でも左腕が治せないとなった場合、術式を復活させるためにも義手をつけるという可能性がありそうです。反転術式が治せる傷の種類や深さについては詳細が明かされていないため、術では治せないという展開になる可能性は十分あり得ます。そうなった時の代案として出てきたものが義手をつけるというもので、これが最も現実的な方法ではないかと考えられています。

東堂葵の再登場があるかどうかについて、結論から書くと十分あり得ると考えられます。作中で東堂は「俺の不義遊戯はもう死んでいる」と語るシーンがあり、まるで呪術師から一線引くような雰囲気を漂わせていました。ですが、あくまで死亡したのは呪術師としての東堂葵であって、彼本人の活躍がそこで終わったことにはなりません。今後の展開で東堂がどのような再登場を見せるのか期待しておきましょう。

ここからは東堂葵と九十九由基や虎杖の関係についてまとめていきます。東堂葵と関係性を持っているキャラクターは比較的多くいますが、中でも彼に影響を与えるほど密接な関わりを持っているのは九十九由基と虎杖悠仁、そして長身アイドルの高田ちゃんです。

九十九由基は東堂が小学生の頃に出会った女性呪術師で、東堂にとっては師匠的な存在です。当時東堂が河川敷で高校生をボコボコしていた時に九十九由基と出会い、彼女に異性のタイプを訊かれたところから師弟関係になりました。実際に彼女からどんな知識や技術を学んだかは描かれていませんが、異性の好みを訊くところなど共通している特徴が多くあり、九十九由基のことを尊敬していたように見えます。

虎杖とは姉妹校交流会にて初めて出会い、彼に女性の好みを訊いた時に「尻と身長のデカい女の子」と返答されそこから一方的に距離を縮めていきました。虎杖がうろたえるのを無視して「ベストフレンド」「マイブラザー」と親友扱いしていましたが、虎杖に黒閃を習得させたり、花御が乱入した時は2人で息の合った共闘を見せつけ次第に虎杖も東堂を友達として認めるようになりました。

高田ちゃんは東堂が推しているアイドルです。東堂の女性の好みは尻と身長がデカい女の子となっていますが、高田ちゃんは身長180cmで尻も大きく、まさに東堂の好みと一致している女性です。作中で高田ちゃん本人が登場する場面はあまりなく、大方東堂の存在しない記憶の中に登場し、その都度東堂と独特なストーリーを展開しています。

東堂の死亡フラグについてまとめてきましたが、当時呪術廻戦を追っていた読者やその噂を聞きつけたファンたちは死亡フラグに対してどのような反応をしていたのでしょうか？ここでは東堂葵に対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを抜粋しながらまとめていきます。

多くの読者は東堂葵の死亡フラグを知った時に焦りを感じていたそうです。東堂葵が好きな人ほど焦燥感に駆られているコメントをしているようで、人によっては検索予想でその単語を目にして驚いたという意見を残しています。いずれも続きや真相を知るまで気が気でなかった様子でした。

結果的に左腕を失ってしまった東堂葵でしたが、そのシーンが切なさを感じさせる描写で描かれているとそれに悲しさや悔しさを訴える人も多くいました。術式を使えなくなってしまった東堂にどうにか復活する方法がないかと懇願する声も見受けられました。

東堂葵の死亡フラグで紹介した「あのこと」というセリフですが、それについて一部の人たちは考察や意見を交わしているようでした。現状、東堂葵が言った「あのこと」は詳細が描かれておらず謎のまま残っています。いつか「あのこと」について明かされる時が訪れるのか非常に気になるところでしょう。

東堂葵は実際に死亡していないものの、左腕を失ってしまい術式を発動できなくなったことで呪術師として死亡していました。東堂が深手を負ってしまったことに悲しむファンも多くいましたが、彼の信条やこれからの決断次第では、今後の呪術廻戦で再び活躍が描かれることでしょう。