【呪術廻戦】禪院扇は真希と真依の父親!使用していた術式や死亡理由は?
呪術廻戦に登場する禪院扇は呪術高専の真希と真衣の実の父親ですが、彼の素性が明かされていくと読者からはクズ呼ばわりされ最終的に死亡したことで賑わっています。本記事では呪術廻戦に出てくる禪院扇の概要や使用する術式、その強さや死亡理由などについてまとめていきます。
目次
【呪術廻戦】禪院扇は真希と真依の父親
禪院扇はその名の通り禪院家出身の人物であり、作中で先に登場していた禪院真希と真衣の実の父親でもありました。ここでは禪院扇の人物像についてまとめていき、『呪術廻戦』の作品概要についてもおさらいしていきます。
禪院扇のプロフィール
禪院扇(ぜんいんおうぎ)は呪術界御三家の1つである禪院家の呪術師です。等級は特別一級。長い髪を後ろでポニーテールに束ね道着ような和風衣装に身を包んでいます。作中で初めて姿が描かれたのは真衣の過去回想でしたが、実際に本人が登場したのは渋谷事変でのことで、禪院家での立場や財産に固執している頑固な性格をしていることが明らかにされました。
呪術廻戦の概要
呪術廻戦は芥見下々によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。ジャンプ漫画ならではの王道展開に呪いや人の死をテーマにした独特の世界観が組み合わされており、斬新で奇抜、それでいて安心感のある作風が人気を博しています。累計発行部数は7000万部を突破しており人気に伴ってアニメ化や映画化といったメディアミックスも展開されています。
呪術廻戦のあらすじ
高校生の虎杖悠仁はある日学校に現れた呪霊を祓おうと、封印されていた特級呪物・宿儺の指を飲み込みます。呪力を覚醒させて呪霊を呆気なく祓えた虎杖。しかし彼は既に特級呪霊・両面宿儺の器に成り果てていると、それを危険視する呪術界から死刑を言い渡されてしまいます。それを呪術師・五条の介入によって「すべての宿儺の指を食べてから死刑」という猶予を設けてもらうと、その日から虎杖は呪術師としての生活を始めるのでした。
【呪術廻戦】禪院扇の術式や強さ
ここからは呪術廻戦における禪院扇の術式や強さについてまとめていきます。禪院扇は刀を使う呪術師で呪力強化した剣術を駆使して戦います。会得している剣術や呪術は様々なものがあり、卓越した剣技で二級以下の呪霊たちを怯えさせたこともあるほど強いです。
禪院扇の術式解放「焦眉之赳」
焦眉之赳(しょうびのきゅう)は刀全体に炎を纏わせて敵を焼き切る技です。呪術廻戦作中で実際に発動した際には刀以外にも自分の周囲に炎を発生させており、炎を操作する術式だと推察できます。詳しい性質や特徴については詳しく記述されていませんが、純粋に威力増強を図れる術式のようです。
禪院扇の「落花の情」
落合の情(らっかのじょう)は御三家相伝の領域対策です。発動すると呪力のこもった攻撃が禪院扇に命中した瞬間、それに呪力を解放しカウンターの居合を繰り出します。シン・陰流のような簡易領域と性質が似ていますが、落花の情に呪力の中和効果は含まれていないという明確な違いがあります。
禪院扇は領域展開ができる?
呪術廻戦作中にて禪院扇が領域展開を発動したことはありません。領域展開は呪術戦の極致と言われており一握りの術師にしか会得できないとされています。禪院扇の場合、一級推薦を受けていた真希を下したり二級呪霊を怯えさせるほどの強さがありますが、真希に一太刀浴びせられていたり、直哉からは「パッとせぇへん」と言われていることから領域展開を会得している可能性は低いと見られます。
禪院扇が当主になれなかった理由
禪院扇は禪院家当主だった直毘人の弟でしたが、直毘人が決断した次期禪院家当主は伏黒恵でした。扇は自分が当主になれなかった理由を娘の真希と真衣が出来損ないだったからだと彼女らを恨みます。そうして扇は渋谷事変で五条封印を企てたのが伏黒恵、真希、真衣の3人だとでっち上げると彼らを抹殺しようとしました。
【呪術廻戦】禪院扇の活躍や死亡理由
ここからは呪術廻戦における禪院扇の活躍や死亡理由についてまとめていきます。禪院真衣の過去回想などでは直哉と対比して描かれることが多く、本人が登場するまでは堅実な父親という印象を読者に与えていました。しかし実際に登場し活躍が描かれると、まさかの素性が明かされ読者からクズ呼ばわりされるようになります。
禪院扇の活躍①5巻42話
姉妹校交流会にて、禪院真衣は双子の姉である真希との戦闘中に2人の過去を思い浮かべます。そこで禪院家において双子は忌み子であること、片方は術式どころか呪霊を見ることもできないと蔑まれてきた過去が明かされ、それと同時に2人の父親の名前が禪院扇であることが判明しました。
禪院扇の活躍②16巻138話
禪院直毘人が死亡する前、宗家の主要人物が禪院家に集まっているとその中に禪院扇の姿がありました。扇は直哉と甚壱と共に登場していると、次期当主が伏黒恵に決まり直哉から当主になれなかったことを煽られます。ただし扇はその決断に異議を唱えることはせず、静観した様子を見せていました。
禪院扇の活躍③最後の死亡シーン
呪術廻戦17巻第148話にて、渋谷事変にて五条が封印されると禪院扇はそれを伏黒恵、真希、真衣の3人が企てたことだと捏造し3人の殺害を計画しました。禪院家に待ち伏せし訪れた真希を捕らえるところまでは成功しますが、その後149話にて真衣の死によって真希のフィジカルギフテッドが覚醒すると、懲罰房を抜け出した真希と対面した扇は一瞬で首を切られ呆気なく死亡しました。
【呪術廻戦】禪院扇の関係するキャラ一覧
ここからは呪術廻戦における禪院扇に関係するキャラについてまとめていきます。禪院扇は主に禪院家のキャラクターたちと関係性を持っており、呪術廻戦作中に登場しているキャラの中では合計6人との関わりが描かれています。ここでは6人それぞれのプロフィールと具体的な関係性について解説していきます。
関係するキャラ①禪院真希
禪院真希は呪術高専2年の呪術師で、禪院扇とは親子の関係です。真希は名門の出でありながら生まれつき呪力をほとんど持たず、術式が扱えない上に呪霊を視認することすらできない体質だったため、禪院家内でも落ちこぼれとして扱われ虐げられてきました。高校生になれる歳になると当時禪院家当主だった直毘人に家を出ていくことを告げ、自分が禪院家当主になって見返すために呪術高専に入りました。
関係するキャラ②禪院真依
禪院真衣は呪術高専京都校2年の呪術師で、禪院扇とは親子の関係です。先述した禪院真希とは双子の関係で真衣が妹に当たります。真希と違って生まれつき術式と呪力を持っていましたが、術式の強さと呪力量を理由に真希同様禪院家から迫害されていました。渋谷事変では真希が覚醒するきっかけを与えた人物として描かれましたが、2人を懲罰房に入れたのは扇であるため間接的に真衣の殺人に関与したことになります。
関係するキャラ③禪院甚壱
禪院甚壱は禪院家の幹部の1人で、禪院扇の甥に当たります。直毘人が遺言を伝達する場に扇と共に集結していました。直毘人の死後、遅れて到着したことを直哉に挑発されると殴りかかりましたが、次期当主が伏黒恵に決まったことを知ると異議を唱えることなくその場を引きました。その後、扇から伏黒恵ら3人の殺害計画の話を持ちかけられると甚壱はそれに協力することを決めました。
関係するキャラ④禪院直毘人
禪院直毘人は禪院家26代当主であり、禪院扇の兄でもあります。五条を除いた上で『最速の術師』という異名を持っており術式を駆使した瞬間移動を得意としています。扇との関係性は深く描かれていませんが、直毘人は真希を禪院家につなぎ留めず追い出したり、渋谷事変にて命を張って彼女を守ったりと、扇に比べて読者からの評価が上がり続けています。
関係するキャラ⑤禪院直哉
禪院直哉は直毘人の息子であり扇の甥に当たります。若く爽やかな容姿とは裏腹に男尊女卑を当然視するような思想の持ち主で度々女性のことを見下しています。血縁関係上禪院家27代当主の筆頭候補でしたが、周りからは人格に難ありと認識され実際に次期当主が伏黒恵に選ばれるとそれに納得されるほど人望に欠けています。なお、直哉は扇について『パッとしない』と評しており彼よりも卓越した強さを秘めていることがうかがえます。
関係するキャラ⑥伏黒恵
伏黒恵は呪術高専1年の呪術師です。苗字が伏黒となっていますが、父親が禪院家出身で禪院家の血を引いており、禪院家固有の術式を受け継いでいます。禪院扇とは直接的な関わりを持っていませんが、五条の提案と恵自身に才能があったことから禪院家27代目当主に選ばれた際、扇から五条を封印した謀反者に仕立て上げられ一方的に恨まれていました。
【呪術廻戦】禪院扇に対する世間での評判や人気
これまで禪院扇に関する情報をまとめてきました。扇がどのような人物で真希や真衣、伏黒恵とどういった関係だったのかが理解できたと思いますが、そんな彼に対して呪術廻戦ファンたちはどのように評価しているのでしょうか?ここでは禪院扇に対する世間での評判や人気について実際のコメントを参照しながら見ていきます。
呪術廻戦ファンからすると禪院扇は直哉に匹敵、もしくはそれ以上のクズと思われているようです。己の保身や権威に執着していたことや、そのせいで真希と真衣を苦しませたことがその評価に繋がっていました。
禪院扇の術式は炎を纏う派手でカッコイイものですが、その効果や威力が微妙であるとその要素にも不評が集まっていました。直哉からパッとしないと言われているのに納得する人も多く、弱くてクズで救いようがない、と散々な言い放つ意見もありました。
禪院家として落ちぶれ最終的に死亡した扇でしたが、彼の落ちぶれ方と妻の落ちぶれ方を対比している意見に興味・関心を寄せる人が多くいました。扇や真衣が死亡し禪院家も壊滅した今、真希が何を目的にするのか非常に気になるところでしょう。
【呪術廻戦】禪院扇の術式は「焦眉之赳」だった
禪院扇は焦眉之赳の使い手で禪院真希たちの父親という重要人物でもありましたが、突出した能力がないことや父親として人格が欠落していることがファンたちの不評を買っていました。扇は呪術廻戦作中で死亡しましたが、もしも彼の活躍について詳しく見れていなかったという人はこれまでの呪術廻戦を読み返してみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
zeile
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