【呪術廻戦】天逆鉾(あまのさかほこ)は現在どこにある？能力や効果も調査

呪術廻戦作中にて伏黒甚爾が初登場すると、五条を倒すために特級呪具・あまのさかほこを手にして姿を現しました。ネット上では術式を強制解除するあまのさかほこが今後の物語において重要なアイテムになるのではないかと囁かれています。まずはあまのさかほこの概要や呪術廻戦のあらすじについておさらいしていきます。

あまのさかほこはは呪術界に残されている特級呪具です。折れた刀剣のような見た目をしており呪具には発動中の術式を強制解除する効果が付与されています。呪具本体からは異質な呪力が滲み出ており貨幣換算で数億円は下らないほどの価値があります。

あまのさかほこの初登場話は呪術廻戦単行本9巻の71話です。五条の学生時代を描いた過去編にて、伏黒甚爾が星漿体暗殺の依頼を受けると五条の無下限呪術を攻略するためにあまのさかほこを利用しました。

呪術廻戦は芥見下々によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。呪霊と呼ばれる化け物や呪詛師たちに立ち向かう呪術師の物語が描かれており、ダークファンタジーな世界観や魅力的なキャラクターなどが高く評価されました。2023年7月時点で単行本累計発行部数は8000万部を突破しており、アニメ化や舞台化など様々なメディアミックスが展開されています。

高校生の虎杖悠仁は祖父の逝去を看取った日の夜、部活の先輩が封印を解いてしまったことで呪霊に狙われてしまい命に危機に瀕してしまいます。窮地を脱するために虎杖は宿儺の指を食べることで呪力を手に入れ呪霊を祓うことに成功しますが、そのことをきっかけに特級呪霊・両面宿儺の器になってしまい呪術界から死刑を宣告されてしまいます。そこに五条の介入があって猶予を設けることが決定すると、虎杖は生き様で後悔しないことを誓い呪術師としての生活を始めるのでした。

伏黒甚爾と共に登場したあまのさかほこは小さな見た目に反して五条の無下限呪術すら無効化できるほどの武器で、ファンの間では度外視できない代物として注目されています。また、あまのさかほこは現在所持している人物やある場所などが明かされておらず、ネット上ではその予想や考察が話題になっています。ここでは呪術廻戦におけるあまのさかほこの現在についてまとめていきます。

呪術界の御三家・禪院家には忌庫が設置されています。忌庫には呪具を含めた財産が保管されており、本編中では禪院直哉を当主にする際に忌庫にあるもの全てを相続することを条件にするという話で登場しました。あまのさかほこが保管されている可能性は十分考えられましたが、145話の描写により禪院家の忌庫にはないことが判明しました。

禪院家の他に呪術高専にも忌庫があります。呪術高専の忌庫には特級呪物を保管していることが多く、忌庫の場所は天元の結界術によって毎日配置が変わっています。あまのさかほこほどの特級呪具が保管されている可能性は考えられますが、この忌庫には宿儺の指を求めて真人が忍び込んだことがあります。もしもあまのさかほこが保管されていたら一緒に盗んでいたことでしょう。

呪術総監部は五条が腐ったミカンのバーゲンセールと称するほど腐敗しており、一方で呪術総監部も五条のことを鬱陶しく思っています。このことから呪術総監部が五条をけん制するためにあまのさかほこを保管している可能性が考えられましたが、145話の描写により呪術総監部も保管していないことが判明しました。

あまのさかほこは元々伏黒甚爾が所持していましたが、息子の伏黒恵がどこかで受け継いだのではないかと考えられています。恵は影の中に式神を忍ばせていますが、影の中にあまのさかほこ本体やかけらを保管することが可能でしょう。また、恵は領域展開が安定していませんがそれはあまのさかほこの影響である可能性も考えられます。

145話にてあまのさかほこは11年前に五条が海外に封印したか破壊してしまったと明かされました。実際に封印及び破壊されたシーンが描かれていないため厳密に五条が処分したのかどうかは不明ですが、あまのさかほこほどの呪具が簡単に破壊できるかという疑問が残ります。そのため海外に封印した可能性が高いかもしれません。

ミゲルは百鬼夜行にて五条と対等に渡り合った呪詛師で、現在は行動を共にしていた乙骨と別れてどこかにいることが明かされています。ミゲルの目的は不明ですが、もしも五条があまのさかほこを封印したのであればその封印を解除しに、破壊されているのであればかけらを集めている可能性があります。

あまのさかほこには強力な能力があり呪術廻戦に登場するどの呪具よりも強いのではないかと読者の間でも噂されています。あまのさかほこの強さについて理解しておくことで本作において呪具がどれほど重要な存在であるかを把握することができるでしょう。ここでは呪術廻戦におけるあまのさかほこの能力や特徴についてまとめていきます。

あまのさかほこは発動中の術式を強制的に解除する能力がありますが、解除できる術式に制限はなく五条の最強の術式・無下限呪術をも打ち破ることが可能です。呪詛師や一部の呪術界は五条の強さに頭を悩ませていますが、その悩みを唯一解決するための呪具と言っても過言ではありません。

術式を強制解除できるあまのさかほこですが、呪具を握るだけでその効果が発動されてしまうため戦闘中にそれを持ちながら術式を発動することができません。実際に呪術廻戦作中であまのさかほこを使っていた伏黒甚爾は呪力を全く持たない特異体質でした。

ミゲルは黒縄（こくじょう）と呼ばれる呪具を五条戦にて使用しており、発動中の術式を乱すことで五条の無下限術式を一時的に相殺していました。黒縄はミゲルが住んでいた国で何十年もかけてやっと1本ができるほど貴重な呪具とされており、効果があまのさかほこと似ています。

伏黒甚爾はあまのさかほこを呪霊の体内に格納できるようサイズを削ったと話していましたが、作中で描かれている本体をよく見てみると刃の一部が欠けているような状態であることが分かります。元々あまのさかほこは三叉状の武器だったとすれば、どこかに破片やかけらがあるのかもしれません。

ファンであればあまのさかほこが今後のストーリーにどのような影響を与えるのか気になるところでしょう。実際にあまのさかほこは作中で何度か話題に出されており、今後のストーリーに影響を及ぼす可能性が高いと考えられます。ここでは呪術廻戦におけるあまのさかほこの今後について考察をまとめていきます。

渋谷事変にて五条は獄門疆に封印されてしまいましたが、この封印を解除するためにあまのさかほこが使われるのではないかと多くのファンが予想していました。しかし、実際に獄門疆の封印をこじ開ける鍵となったのは天使の来栖華で、あまのさかほこは使用されませんでした。

五条の術式を解除できるあまのさかほこは宿儺の術式にも通用する可能性があり、宿儺を倒すために使われるのではないかという予想が囁かれています。呪霊の王があまのさかほこ1つで撃破される光景は少し想像しづらいですが、撃破するための1つの鍵になることはあり得そうです。

宿儺を倒すための他に噂されているのが羂索を倒す時に利用されるという説です。羂索は肉体移動を繰り返して何千年も生きていますが、あまのさかほこを使うことで魂が肉体から離れ羂索を倒せるようになるのではないかと考えられています。

これまであまのさかほこの現在や効果などについてまとめてきましたが、呪術廻戦を読んでいるファンの間ではどのような考察がされているのでしょうか。ここではあまのさかほこに対する世間での評判や人気などについて、実際にネット上に投稿されているコメントを参照しその内容をまとめていきます。

ネット上ではあまのさかほこによって宿儺が倒されるのではないかという考察が注目を集めていました。宿儺は呪霊の王と呼ばれているだけあってチート級の術式能力を持っていますが、それを打ち消すことができるあまのさかほこが鍵になるだろうと予想されています。

あまのさかほこのかけらがどこかにあるという考察も注目を集めていました。実際にあまのさかほこのかけらがあることは明言されていませんが、かけらが残っていた場合呪術廻戦の物語の行く末を大きく左右する場面で登場することになりそうです。

あまのさかほこは術師が使用するには難しいという意見も話題になっていました。あまのさかほこの能力と言われていますが、術師が使用すると術式が発動できないというデメリットがあり誰もが使えるというわけではありません。今後あまのさかほこが登場した際には、誰がどのように使うのかにも注目しておくべきでしょう。

呪術廻戦に登場するあまのさかほこは現在どこにあるのか不明になっていました。五条が破壊・封印した説やかけらが残っている説など様々な考察が唱えられていましたが、実際にどうなるかは呪術廻戦の本編をチェックするしかないでしょう。もしもあまのさかほこについて気になった人はネット上で呪術廻戦の考察を調べてみると面白いでしょう。