【呪術廻戦】伏黒甚爾のかっこいい魅力やシーンまとめ!術式や声優も紹介
本記事では『呪術廻戦』に登場する敵キャラ・伏黒甚爾のかっこいい魅力やシーンについてまとめていきます。悪役ながら伏黒甚爾がかっこいいと言われ読者からの人気が高い理由についてはもちろん、作中で披露した術式やアニメ声優についても解説していきます。
目次
伏黒甚爾とは?
五条と夏油の学生時代の物語が描かれると2人にとって後の宿敵となる存在として伏黒甚爾が登場しました。伏黒甚爾は敵キャラながらかっこいい魅力が多く伏黒恵とも密接な関係にあることで、読者の間で高い人気を集めています。魅力についてまとめる前に、まずは伏黒甚爾のプロフィールや呪術廻戦の概要をおさらいしていきます。
伏黒甚爾のプロフィール
- 誕生日:12月31日
- 身長:188cm
- 趣味・特技:ギャンブル
- 好きな食べ物:肉とモツ
- 嫌いな食べ物:酒(全く酔わないため)
- ストレス:禪院家
- 天与呪縛:フィジカルギフテッド
伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は術師殺しの異名を持つ殺し屋です。筋骨隆々な肉体と細く鋭い目つきが特徴的で、口元についた傷は子どもの頃に呪霊の群れに放り込まれた過去を映しています。天与呪縛によって超人並みの身体能力を持っており、対人戦闘において無類の強さを誇ります。
伏黒甚爾の息子は伏黒恵
伏黒甚爾は禪院家の出身ですが術式を持たずに生まれたことで周囲の人間から嫌われ、酷い扱いに嫌気が刺して実家を出奔し多くの女性のところを転々とするようになりました。その内の1人の女性との間に恵を授かりますが、その後津美紀の母親に出会うとその人と蒸発し恵の前から姿を消しました。
呪術廻戦の概要
呪術廻戦は芥見下々によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。呪霊から人々を救うために闘う呪術師の物語が描かれており、ダークファンタジーな世界観や論理的で疾走感あるバトル描写などが好評を呼びました。2018年~2023年10月にかけて単行本24巻まで刊行されており、累計発行部数は8000万部を突破、メディアミックスとしてアニメ化や劇場映画化などが公開されています。
呪術廻戦のあらすじ
高校生の虎杖悠仁は育ての親だった祖父の逝去を看取った日の夜、部活の先輩が封印を解いてしまい恐ろしい呪霊に襲われてしまいます。ピンチを脱するために虎杖は特級呪物・宿儺の指を食べて特別な力・呪力を使って呪霊を祓ってみせましたが、それは体内に最強の呪霊・両面宿儺を復活させることでもあり呪術界から死刑を宣告されてしまいます。そこに呪術師・五条の介入があると全ての宿儺の指を食べてから死ぬという猶予を設けられ、呪術師としての生活が始まるのでした。
伏黒甚爾のかっこいい魅力やクズと言われる理由
伏黒甚爾は殺しを生業とする悪人でギャンブル好きかつ女を転々としている正真正銘のクズですが、その一方で読者の間ではかっこいいと評判を受けています。伏黒甚爾の人柄や作中での活躍を振り返ることで彼のかっこいい魅力に気付くことができることでしょう。ここでは伏黒甚爾のかっこいい魅力やクズと言われる理由についてまとめていきます。
伏黒甚爾のかっこいい魅力
伏黒甚爾は危険な雰囲気を漂わせた悪人ですが、そんな雰囲気がかっこいいと評判です。具体的に伏黒甚爾がかっこいいと言われている部分について、5つの観点に分けて解説していきます。
かっこいい魅力①ビジュアルの良さ
伏黒甚爾は殺し屋らしく目つきが鋭くて人相が悪い見た目をしていますが、伏黒恵と似てイケメンなルックスをしています。顔だけでなく強靭さが一目で分かるほど筋骨隆々な肉体をしておりマッチョ好きな人にはたまらない体つきをしています。服の上から筋肉が浮き出ているところも人気の理由の1つでしょう。
かっこいい魅力②悪そうな雰囲気
伏黒甚爾は普段の言動が荒っぽく危険な雰囲気を纏っています。ガラが悪い人柄は悪印象を与えるように思われますが、堂々としているところやどんな場面でも物怖じしないところなどが却ってかっこいい魅力として描かれており人気を集めています。また、心理学的にも危ない雰囲気を持つ男性は女性からモテやすいと言われており女性にとっては魅力的なキャラクターに映っていると言えます。
かっこいい魅力③圧倒的な強さがある
伏黒甚爾は術式を持たない代わりに天与呪縛・フィジカルギフテッドを持っており、人間を遥かに上回る身体能力を身につけています。この実力は最強の呪術師と言われる五条を撃退できるほど強く、肉弾戦においては作中最強と言えるほどです。敵キャラであっても圧倒的な強さを持つキャラクターは魅力的に映ることでしょう。
かっこいい魅力④人間らしいところもある
術式を持たずに禪院家に生まれた伏黒甚爾は迫害の日々を送り続けた過去があり、限界が来た時に自尊心を捨てるという選択をしました。これによって全うな生き方をせず戦いにおいてもだまし討ちを好むようになった甚爾でしたが、五条を前にした時は呪術界の頂点である彼を倒すことで自身を肯定したいという思いが芽生えました。表面上では思ってなくとも本心には人間臭い一面を残しているところが魅力的です。
かっこいい魅力⑤少しだけ伏黒恵を気にかける
殺し屋として生きていた当時は実の息子である伏黒恵のことを名前すら忘れたような様子を見せていましたが、五条に敗れ「言い残すことはないか?」と聞かれた際に伏黒恵を彼に託すようなセリフを残して他界しました。また、渋谷事変の最中に降霊術で復活し伏黒恵本人と対峙した時は、彼の名前が伏黒になっていることを知って「禪院じゃねぇのか、よかったな」と言って自害しました。
伏黒甚爾がクズと言われる理由
かっこいい魅力の1つに悪い雰囲気があると説明しましたが、悪い雰囲気を纏っているだけでなく実際にクズと言われるに相応しい生き様を辿っています。伏黒甚爾の人柄を全て知るためにも、彼がクズと言われる理由について理解していきましょう。
クズと言われる理由①基本的にお金がないヒモ男
伏黒甚爾はお金の使い方が無計画的であり、ギャンブルに使い切っては女性にすがるというヒモ生活を送っています。伏黒恵が生まれた時も子どもに無関心だったため清々しいほどのクズと言えます。
クズと言われる理由②ギャンブル狂い
伏黒甚爾が殺しでお金を得るとそのほとんどをギャンブルに使うほどギャンブル狂いです。フィジカルギフテッドによって戦いや殺しの才能がある一方で、ギャンブルの才能はないとされており負け続けては再びお金を稼ぐ、または女性から貰ってギャンブルに使うことを繰り返していました。
伏黒甚爾の人気投票の順位
週刊少年ジャンプ本誌に掲載された呪術廻戦の人気投票の中で、伏黒甚爾は第2回が3384票で9位、第3回が1258票で11位と高順位につけています。この順位は悪役キャラの中ではトップであり、いずれも両面宿儺より高い順位になっています。呪術廻戦の敵キャラの中では伏黒甚爾が最も高い人気を博していると言えるでしょう。
伏黒甚爾のかっこいいシーン
呪術廻戦の過去編が描かれると五条と夏油の2人の関係性や天元の秘密などが明かされましたが、判明した事実が話題になっている隣でファンの間では初登場した伏黒甚爾の活躍シーンがかっこいいと評判になっていました。近年ではアニメでもその内容が公開されたことで話題性を耳にしたことがある人も多いことでしょう。ここでは伏黒甚爾のかっこいいシーンについてまとめていきます。なお、渋谷事変のネタバレを含んでいるため閲覧する際はご注意ください。
かっこいいシーン①8巻66話
8巻66話では盤星教・時の器の会から呼び出され星漿体である天内理子の暗殺を依頼されました。依頼を受けるだけの少ないシーンでしたが、依頼を受諾した伏黒甚爾は背筋がゾッとするほど恐ろしい悪人面で笑みを浮かべており、読者に強い衝撃を与えました。
かっこいいシーン②8巻67話
8巻67話では仕事前に競艇に興じている伏黒甚爾が描かれました。仕事仲間の孔時雨(こうしう)は甚爾が勝っているところを見たことないと水を差しますが、甚爾は競艇の舟券を手に自信満々な表情とセリフを放ちました。かっこいい決め顔を見せましたが、結果的に競艇には負けました。
かっこいいシーン③8巻70話
8巻70話では初めて戦闘シーンが描かれており最強の呪術師と言われる五条に不意打ちを成功させ、胴体に刀を突き刺しました。五条は無下限呪術によって他人が触れることができませんが、彼の呪力が尽きるよう仕向けていた甚爾の作戦がハマり油断した隙をついて五条にダメージを与えることができました。
かっこいいシーン④9巻71話
9巻71話では五条との戦闘シーンが描かれました。傷を負いつつも生き永らえた五条が再び無下限呪術を発動し、伏黒甚爾もフィジカルギフテッドの能力を全開にしたことで激しい死闘が繰り広げられました。
かっこいいシーン⑤9巻72話
五条との戦いは9巻72話まで続きそこでついに終幕を迎えました。無下限呪術によって五条に触れることができなかった伏黒甚爾でしたが、特級呪具・天逆鉾によって五条の術式を強制解除し無下限呪術を破って彼に致命傷を負わせました。大量に出血した五条はその場に倒れそこで彼は死亡したかのように思われました。
かっこいいシーン⑥9巻73話
五条を撃破した伏黒甚爾は本来の目的である天内理子の後を追いかけ本殿に辿り着く前に射殺しました。護衛として付いていた夏油は五条が殺害されたことを知って甚爾に立ち向かいますが、甚爾のフィジカルギフテッドと豊富な戦闘経験によって圧倒され戦闘不能になりました。夏油が召喚した怨霊に「わたしきれい?」と聞かれた時に「趣味じゃねぇ」と答えたシーンはとても人気です。
かっこいいシーン⑦9巻74話
9巻74話では目的を果たした甚爾の前に倒したはずの五条が現れ、彼との再戦が描かれました。甚爾に致命傷を負わされた五条はその後、奇跡的に反転術式の境地に辿り着き傷を再生することに成功させていました。見開きのページで2人が対峙しているシーンは過去編屈指の名シーンと言えます。
かっこいいシーン⑧9巻75話
9巻75話では2人の激闘とその結末が描かれています。反転術式を自在に操れるようになった五条は術式反転・赫で伏黒甚爾を圧倒し、それに対抗すべく甚爾も天逆鉾と万里ノ鎖を合体させた鎖鎌のような武器で五条を殺しにかかりました。最終的に五条が虚式・茈を放つと甚爾の片腕を吹き飛ばしそれが決定打となりました。最後に五条は甚爾の遺言を聞くと、そこで伏黒恵の存在をほのめかし絶命しました。
かっこいいシーン⑨13巻111話
13巻111話では陀艮との戦いが描かれました。かつて五条によって死亡した伏黒甚爾でしたが、オガミ婆の降霊術によって甚爾は現世に召喚され一時的に復活を遂げました。本来復活した甚爾はオガミ婆に従う手下となるはずでしたが、降霊させた肉体が甚爾の魂に負けてしまい器を乗っ取られてしまいました。器を手に入れた甚爾は真希から奪った游雲で陀艮をボコボコにしてみせます。
かっこいいシーン⑩13巻113話
現世に復活した甚爾でしたが彼の身体に意識はなく、自動的に強い相手を認識してその存在を殺害しようとする殺戮人形と化していました。陀艮を撃破した後のターゲットに選ばれたのは伏黒恵で、甚爾は容赦なく彼に攻撃を仕掛けます。しかし、戦っている間に相手が伏黒恵であることに気付くと甚爾は意識を取り戻しました。そして彼の名前が「伏黒」であることを知ると、「良かったな」と言い残し自ら命を絶ちました。
伏黒甚爾の術式や呪具
呪術廻戦には呪力や呪術を持つ呪術師が多く登場していますが、それに反して伏黒甚爾は術式を持たないキャラクターとして描かれています。甚爾が術式もなしに五条と対等以上に渡り合えた理由は天与呪縛と呪具を利用していたからです。ここでは伏黒甚爾の術式や呪具についてまとめていきます。
伏黒甚爾には術式がない?
伏黒甚爾は呪力や術式を持たない代わりに天与呪縛・フィジカルギフテッドが備わっています。天与呪縛とは特定の力を持つ代わりに強制的に何かを犠牲にする縛りが与えられており、フィジカルギフテッドは呪力を持たない代わりに超常的な身体能力を持つ能力のことを指します。
伏黒甚爾の天与呪縛
伏黒甚爾の天与呪縛・フィジカルギフテッドは極めて特殊であり常人を遥かに上回る身体能力を宿しています。呪力がないため呪具がなければ4級呪霊すら祓えませんが、一度呪具を手にすれば特級呪霊を容易く祓えるほどの戦闘能力があり呪術界でも『天与の暴君』と恐れられました。
伏黒甚爾の使用する呪具
呪具名 | 能力 |
---|---|
天逆鉾 | 刀身に触れた発動中の術式を強制解除する |
万里ノ鎖 | どちらか一方の末端が観測されない限り 無限に鎖が伸びる |
釈魂刀 | あらゆる物の硬度を無視して魂を切り裂く |
游雲 | 威力が使用者の膂力に左右される |
伏黒甚爾の声優
2023年7月に呪術廻戦アニメ第2期が公開されるとそこで五条と夏油の過去編が描かれ、伏黒甚爾が初めて登場しました。かっこいいと評判だった伏黒甚爾がついにアニメでも登場するということで、ファンの間では声優予想や実際の担当声優の発表などが話題を呼んでいました。ここでは伏黒甚爾の担当声優についてまとめていきます。
伏黒甚爾の声優は「子安武人」
伏黒甚爾を演じた声優は子安武人です。1988年から声優活動を続けているベテラン男性声優で数々の名作で主演を経験している有名声優でもあります。声優について詳しくない人の間でも声を聞けば子安武人と判別できるほど色気ある声質が特徴的で、シリアスキャラからギャグキャラ、美形悪役など幅広い役柄を巧みに演じ切ります。
子安武人のプロフィール
- 性別:男性
- 出身地:神奈川県横浜市
- 生年月日:1967年5月5日
- 血液型:A型
- 身長:176cm
- 事務所:ティアーズファクトリー(代表取締役)
- デビュー時期:1988年
子安武人の主な出演作品
- クラウディア・ホッジンズ(ヴァイオレット・エヴァーガーデン)
- ディオ・ブランドー/DIO(ジョジョの奇妙な冒険)
- ロズワール・L・メイザース(Re:ゼロから始める異世界生活)
- ピノキオバージョン3.0(スナックワールド)
- 手鬼(鬼滅の刃)
伏黒甚爾に対する世間での評判や人気
これまで伏黒甚爾のかっこいい魅力やシーンなどについてまとめてきましたが、実際に彼の魅力や術式のない戦闘シーンを目にしたファンはどのような印象を抱いたのでしょうか。ここでは伏黒甚爾に対する世間での評判や人気について、SNSへ投稿されているコメントを参照し内容をまとめていきます。
伏黒甚爾は多くのファンからかっこいいと言われており高い人気を博していました。悪役ながら色気を感じられるところやイケメンな顔が評判を受けており、女性読者を中心にファンを魅了しているようでした。
伏黒甚爾は術式を持たないため戦闘時は体術を主軸にしているわけですが、肉弾戦に特化した戦い方がかっこいいと評判でした。筋肉質な体型であることもあり、漫画やアニメで描かれた甚爾の圧倒的な強さに魅了されてしまった人は多いことでしょう。
かっこいいと言われている伏黒甚爾ですが初登場時はクズと言われ続けていた過去があります。しかし、禪院家の内情が明かされていったり伏黒恵のことを実は気にかけていた一面が描かれていくと、次第に甚爾の魅力が増していき実はかっこいいキャラクターだったと再評価されていったそうです。
伏黒甚爾はかっこいいキャラだった
呪術廻戦に登場する伏黒甚爾はクズで五条たちを追い詰めた恐ろしい敵キャラでしたが、かっこいい魅力や活躍シーンによってファンの心を掴んでいた人気キャラクターでした。クズと分かっていても伏黒甚爾に魅了されてしまったという人も多くいたことでしょう。伏黒甚爾の存在によって物語がどのように動くのか知るためにも、今後の本編を引き続きチェックしていきましょう。
この記事のライター
zeile
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