【ヒロアカ】麗日お茶子の声優は佐倉綾音！代表作や担当キャラは？

まずは、麗日お茶子の人物像やヒロアカの概要について見ていきましょう。赤いほっぺと茶髪のショートボブが特徴的な麗日お茶子は、ヒロアカのヒロインとして活躍する女性キャラです。そのかわいい容姿や天真爛漫なキャラクターから、ヒロアカファンの間で人気を集めています。

ヒロアカのヒロイン・麗日お茶子は、主人公の緑谷出久と同じ雄英高校ヒーロー科1年A組に所属する女性キャラです。その名の通り麗らかな性格で、基本的に誰とでも仲良くすることができます。しかし、裏表がない性格ゆえに、悪気なくきつい一言を放ってしまうこともあるようです。普段は標準語で話しますが、時折地元の方言が出ることがあり、そこに愛らしさを感じるファンも少なくありません。

麗日お茶子の個性は、無重力（セログラビティ）です。彼女の指先には肉球があり、その肉球で触れたものを宙に浮かせることができます。それにより、飛行能力を持っていない戦闘相手の動きを封じることが可能です。ただし、許容重量（3t程度）を超えるものや自分自身を浮かせた場合、身体に大きな負担がかかり嘔吐してしまうこともあります。しかし、作中では、そういった弱点を鍛錬によって克服する様子が描かれています。

『ヒロアカ』は堀越耕平氏による漫画作品『僕のヒーローアカデミア』の略称です。2014年から週刊少年ジャンプにて連載を開始、コミックス第1巻発売時は即完売するなど連載初期から爆発的な人気を誇っています。連載開始翌年の2015年にはテレビアニメ化が発表されました。アニメは2016年～2022年まで通算6期製作されています。

ヒロアカの舞台は、世界総人口の8割が「個性」と呼ばれる超常能力を持って生まれる社会です。そんな中「無個性」で生まれてきた主人公の緑谷出久は、ヒーローになることを夢見るも、周囲からは無理だと馬鹿にされていました。しかし、とある事件がきっかけで、出久は憧れのヒーローであるオールマイトから個性を受け継ぐことになります。個性を受け継いだ出久は、名門・雄英高校ヒーロー科に入学するのです。

麗日お茶子はほんわかとしてかわいいヒロインですが、意外と口が悪かったり、嘔吐したりとヒロインらしからぬ一面を見せることもあります。アニメ版ヒロアカで、そんな麗日お茶子を演じた声優は佐倉綾音さんです。ここでは、佐倉綾音さんのプロフィールや経歴を紹介します。

佐倉綾音さんは2010年から声優として活動しています。ラジオを聴くことが趣味で、『ラジオどっとあい』の第45代目パーソナリティも務めました。2018年3月3日には第12回声優アワード助演女優賞・パーソナリティ賞を受賞しています。特技は歯笛とパソコンいじりで、MOSやITパスポートなどパソコン関連の資格を複数所有しているとのことです。

佐倉綾音さんが声優になるきっかけを作ったのは、中学生の時に所属していた劇団の講師です。元々、さまざまな習い事をしていた佐倉綾音さんは、総合的な体力づくりを目的として劇団に入っていました。しかし、劇団でボイストレーニングの講師から声の仕事を勧められたことで、声優に興味を持ちます。そして、中学3年生の時に声優養成所『日本ナレーション演技研究所』に入所し、その翌年の2009年から『アイムエンタープライズ』に所属、2010年には声優デビューを果たしました。

佐倉綾音さんの最終学歴は大卒ですが、出身大学については公表されていません。ネット上では、青山学院大学か上智大学ではないかと噂されています。出身高校は東京都立翔陽高校です。テレビ番組で、ユーチューバーのフワちゃんと同じ高校に在籍していたことが明らかにされていました。しかし、クラスや部活は違ったため、在学中は佐倉綾音さんとフワちゃんが直接絡むことは無かったそうです。

佐倉綾音さんは多くのアニメ作品で、ヒロインやメインキャラの声優を担当しています。麗日お茶子のように明るく優しいキャラから、クールなキャラまでさまざまなタイプの役を演じ分けています。ここでは、佐倉綾音さんの代表作や担当キャラを見ていきましょう。

『ご注文はうさぎですか？』は『ラビットハウス』という名の喫茶店を舞台にした4コマ漫画です。2014年、2015年、2020年にアニメ化されています。佐倉綾音さんが演じたのはヒロインのココアこと保登心愛（ほと ここあ）です。ココアは、ラビットハウスに下宿しながら店員として働く女子高生で、明るく朗らかな性格をしています。少しドジな一面もありますが、意外にも理系科目が得意だったりとギャップのあるキャラです。

『Charlotte』は2015年7月～9月に放送されたアニメ作品です。佐倉綾音さんは、ヒロインの友利奈緒（ともり なお）を演じています。『Charlotte』の舞台は一部の少年少女たちに不完全な特殊能力が発症する世界です。特殊能力を持つ友利奈緒は、同じく能力者である主人公を保護するため、自身が生徒会長を務める星ノ海学園に編入させています。普段はクールで淡々とした印象のキャラですが、感情が高ぶると口が悪くなったり、好きなバンドのライブではしゃいだりと、作中ではさまざまな表情を見せています。

『のんのんびより』は田舎にある小中併設の小さな分校を舞台にした漫画作品で、2013年、2015年、2021年にアニメ化されました。佐倉綾音さんが演じたのは、分校に通う中学1年生の越谷夏海（こしがや なつみ）です。越谷夏海は明るい性格でムードメーカー的存在ですが、イタズラ好きなためトラブルメーカーになってしまうこともあります。勉強は嫌いですが、雑学の知識は豊富で頭の回転も速く、いざという時頼りになるキャラです。

『5等分の花嫁』は、学業成績優秀ながら経済的に苦しい家庭に住む主人公が、富豪の五つ子姉妹の家庭教師をするという物語です。2019年にアニメ化されています。佐倉綾音さんが演じたのは五つ子の四女・中野四葉（なかの よつば）です。四葉は、明るく前向きでお人好しなキャラで、身内以外には丁寧語で話します。やる気はあるものの成績は姉妹の中で最も悪く、主人公を悩ませる存在です。一方で運動能力は非常に高く、さまざまな部活から助っ人を頼まれています。

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』はライトノベルが原作で、2013年、2015年、2020年にアニメ化されています。友達作りを諦めていた高校生が、生徒指導の教師によって「奉仕部」に入部させられ、高校生活が一変するというストーリーです。佐倉綾音さんは主人公の後輩・一色いろはを演じました。いろはは、サッカー部のマネージャーで小悪魔的な性格をしています。無理矢理候補にされた生徒会長を回避すべく「奉仕部」に依頼をしますが、最終的には主人公に乗せられて生徒会長になりました。

ヒロアカ作中で麗日お茶子は数々の名言を残しています。ヒロインらしい可愛らしいセリフから、ヒーローとしての信念を感じられる熱いセリフまでさまざまです。ここでは、麗日お茶子の魅力が特によく表れている名言3つを紹介します。

このセリフが登場するのは、緑谷出久たちが雄英高校の入学試験に向かうシーンです。試験に向かう途中で石に躓いて転びそうになった緑谷出久を、同じく試験会場に向かっていた麗日お茶子が自らの個性を使って助け、上記のセリフを述べています。明るく優しい麗日お茶子らしさがよく表れたセリフです。

『死穢八斎會』の若頭・治崎廻との戦いで緑谷出久が死亡することをサー・ナイトアイに予知されたときのセリフです。サー・ナイトアイの個性「予知」は的中率100%と言われています。そんな自らの個性で未来を知り絶望するサー・ナイトアイに、麗日お茶子は上記のセリフを言い放ち、緑谷出久を助けようとするのです。最終的に緑谷出久は、サー・ナイトアイの予知を覆し、治崎廻に勝利しています。

麗日お茶子の実家は建設会社を営んでいますが、経営状況は芳しくありません。そのため、麗日お茶子は自分の個性を生かして実家を手伝うことも考えていました。しかし、両親から「自分の夢を叶えてくれる方が何倍も嬉しい」と言われ、憧れのヒーローになることでお金を稼いで両親を楽させることを決意します。麗日お茶子の優しさと強い覚悟が垣間見えるセリフです。

元々かわいいヒロインとして人気の高い麗日お茶子ですが、佐倉綾音さんの声も相まってよりかわいく感じるという意見が出ていました。

数多くのアニメに出演している佐倉綾音さんは、既に知名度の高い声優です。Twitterでは、そんな佐倉綾音さんが麗日お茶子の声優に起用されたことに対し、歓喜する声が目立っていました。

佐倉綾音さんが麗日お茶子の声優を担当したことに対し、最初はイメージと違うと感じたものの、意外と声がマッチしていることに驚いたという意見が出ていました。佐倉綾音さんが声優として高い実力を持っていることがわかるコメントです。

ヒロアカのアニメで麗日お茶子を演じた声優は佐倉綾音さんでした。佐倉綾音さんは、さまざまなアニメ作品でメインキャラを担当しており、天真爛漫なキャラからクールなキャラまで幅広く演じています。SNSでは麗日お茶子の声についても「かわいい」「マッチしている」と好評でした。原作でもヒロインとして人気を集める麗日お茶子でしたが、アニメで声があてられたことによって、より多くのファンを惹きつけています。