【ヒロアカ】サー・ナイトアイの最期が泣ける？死亡理由や個性まで

サー・ナイトアイの死亡シーンについてまとめていく前に、まずはヒロアカに描かれているサー・ナイトアイの人物像や作中の立ち位置などについてまとめていきます。また、ジャンプ漫画として人気を博している『ヒロアカ』の作品概要とあらすじについても解説していきます。

サー・ナイトアイはヒーロー事務所を経営しているプロヒーローで、通形ミリオのインターンを引き受けている人物です。七三分けの緑髪と黄色のインナーカラー、細い目つきにメガネをかけていることが特徴的で、かつてオールマイトのサイドキッカーとして活躍した経験を持っています。

普段は自分や他人に厳しく接する態度が目立ちますが、仕事では元気とユーモアを第一に優先するような一面もあり、雇っているサイドキックの返答に元気がなければ専用のマシンでくすぐり攻撃をしかけ無理やり笑わせようとする変わり者な性格をしています。また、極度のオールマイトオタクでもあり、同じくオールマイトオタクである緑谷とマニアックな人でなければついていけないオタク会話を繰り広げたことがあります。

ヒロアカ及び僕のヒーローアカデミアは堀越耕平によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。無個性だった主人公が最高のヒーローを目指す学園物語が描かれており、日々成長しようと研鑽を積むキャラクターエピソードとヒーローと敵がぶつかり合う白熱したバトル描写が話題を呼んでいます。2022年1月時点で全世界累計発行部数は6500万部を突破しており、アニメ作品としても6期が放送されるほどの盛り上がりを見せています。

世界総人口約8割が超常能力・個性を持つ超人社会が訪れると、個性を悪用する敵（ヴィラン）事件が横行するようになり、それを取り締まる職業・ヒーローが注目されるようになりました。緑谷出久はトップヒーロー・オールマイトに憧れを抱き自身もいつか彼のようなヒーローになりたいと思っていましたが、無個性だった彼に周りのみんなは無理だと言い切ってしまいます。そんな時、オールマイトと偶然の出会いが彼の運命を変え、その日からトップヒーローに成長する彼の物語が始まるのでした。

サー・ナイトアイはヒロアカのインターン編にて登場しており緑谷の師匠的存在となって彼に指導を行ったり、未来予知の個性を利用して活躍する描写がされてきましたが、物語が進んでいくとまさかの死亡シーンが描かれてしまいました。ここではヒロアカにおけるサー・ナイトアイの最期や死亡シーンの考察をまとめていきます。

サー・ナイトアイはナイトアイ事務所を立ち上げ自ら経営者となってプロヒーロー活動をしています。ミリオはナイトアイ事務所にてインターンを受けている立場で、2人は同じ事務所で仕事をしている上司と部下の関係となっています。ヒロアカ主人公の緑谷は雄英高校の先輩であったミリオに誘われナイトアイ事務所でインターンをすることになりました。

プロヒーローたちを集めて治崎の計画を追っていたサー・ナイトアイは、紆余曲折を経てついに治崎本人と対峙するところまでたどり着きました。個性の未来予知を利用して治崎を追い詰めようとしたサー・ナイトアイでしたが、共にいたミリオは個性を失われてしまいサー・ナイトアイも治崎の個性・オーバーホールの強さに圧倒され、腹部に巨大な棘が刺さってしまう大けがを負ってしまいました。

緑谷たちの合流によって治崎を撃退できたプロヒーロー陣営でしたが、サー・ナイトアイの傷はとても深くリカバリーガールの個性でも治せないほどの致命傷でした。最期になってしまうことを悟ったミリオは柄にもなく取り乱してしまいますが、そんな彼にサー・ナイトアイは「笑っていろ」と言葉をかけてこれからの未来をミリオや緑谷たちに託して死亡したのでした。

ヒロアカでは個性と呼ばれる異能力が存在しており、どの能力が強いのかファンの間では議論されることもしばしばあります。その中でもサー・ナイトアイの個性は別格で最強ではないかと噂されています。ここではヒロアカにおけるサー・ナイトアイの個性やオールマイトとの関係についてまとめていきます。

サー・ナイトアイの個性は『予知』で、特定の人物に触れて目線を合わせることで一時間の間その人物の未来を見ることができます。緑谷に使用した時は超人的な動きをする彼の動きを予知し、すべての攻撃を完全に避けきってみせました。数分後の近いものから数年先の遠いものまで見通すことができますが、遠い未来になるほど時間的なブレが生じていつ起こるのか明確に把握できなくなり、1度発動すれば24時間インターバルを挟まなければ再び発動することができません。

予知の的中率は100％ですが、サー・ナイトアイは予知で見た未来を変えられたことが1度もないと語っています。過去に予知を改変しようと行動してみたことが何度もありますが、その瞬間を変えられても帳尻を合わせるように別の出来事が挟まれ元の未来に戻されてしまうそうです。何度やっても変えられなかったことからいつしかサー・ナイトアイは自分で見たことによって未来が確定しているのではないかと解釈するようになり、以来個性の発動を控えめにしていました。

オールマイトがNo.1ヒーローだった頃にサー・ナイトアイは5年ほど彼のサイドキック兼ブレインとして活動していました。当時は事件解決後の事後処理や他ヒーローとの提携、オールフォーワンの捜索などを行っていたそうです。しかし、オールマイトに訪れる凄惨的な最期を予知したことで彼にヒーロー活動を引退するよう問い詰めましたが、オールマイトはそれに背き関係が悪化したことでコンビが解散されました。

オールマイトが緑谷を後継者に選んだことはサー・ナイトアイの耳にも届いていましたが、本人はあまり快く思っていませんでした。ミリオを通じて緑谷がインターンを申請してきた時も「雇うメリットがない」と言い切り無理難題な試験を押し付けました。しかし、高圧的な態度が目立つもののその言葉には緑谷を未来のオールマイトとして意識している部分があり、辛辣な評価をしつつもオールマイトのようなヒーローになりたいという彼の意志をしっかり尊重していました。

ここからはアニメ版ヒロアカにて、サー・ナイトアイの声を務めている声優についてまとめていきます。ヒロアカはアニメ作品としても人気を集めており、中でも個性的なキャラクターに声優の演技が当てられ迫力が増しているところが大きな魅力となっています。その中でサー・ナイトアイもインターン編にて登場すると厳しくも愛情深い彼の人柄がより鮮明に演出されファンから注目を浴びました。

サー・ナイトアイを演じている声優は三木眞一郎（みきしんいちろう）さんです。『鋼の錬金術師』のロイ・マスタングや『バーチャファイター2』の結城晶の声として有名な声優であり、特徴的なバリトンボイスと幅広い演技力で青年キャラや色っぽいイケメンキャラなどを主に担当しています。

1968年3月18日東京都生まれ。血液型はAB型、身長は180cm、現在の所属事務所は81プロデュースです。子どもの頃から声優として働いている自分の姿を思い描いており、家族の反対を押しのけて声優の道を歩んできました。初めは中々芽が出せず苦労していたそうですが、バーチャファイター2の主人公を演じたことで世界的に注目され以降様々な作品で主演を演じるようになりました。

これまでサー・ナイトアイの死亡シーンや個性の概要などをまとめてきましたが、ヒロアカ屈指のオールマイトオタクな彼のことをヒロアカファンたちはどのように思っているのでしょうか？ここではサー・ナイトアイに対する世間での評判や人気について、実際にネット上にあるコメントを参照しながらまとめていきます。

初めてサー・ナイトアイが本編中に登場すると長身でスリムな体格とクールでインテリな雰囲気がかっこいいと評判になっていました。その上戦う時には判子を使用するというギャップがユニークで面白いとも言われていました。

サー・ナイトアイの死亡シーンには多くのファンがこらえることができず泣いてしまったそうです。最後にミリオたちにかけた言葉には特に反響があり、最後の最期まで彼らの将来を気に掛ける心意気に胸を打たれた人が大勢いました。

既に死亡してしまったサー・ナイトアイですが、これからのヒロアカでもなんとか登場してほしいと願う声もありました。生きている状態で登場する可能性は極めて低いでしょうが、過去回想などで再び登場することは考えられそうです。

サー・ナイトアイは緑谷に厳しく接し独特のこだわりを持つ変わり者と思われていましたが、心根はヒーローの活躍によって社会が明るくなることを願っていた優しい人物で、そんな彼の最期を看取るシーンにはミリオたちと共に多くのファンが感動して涙を流していました。もしもサー・ナイトアイの活躍をしっかり見れていなかったという人は、今一度ヒロアカを見返してみてはいかがでしょうか。