【ヒロアカ】轟焦凍の声優は梶裕貴が担当!出演作品を一覧で紹介
轟焦凍は「ヒロアカ」に登場する人気キャラクターです。クールでありながらもヒーローに対する熱い思いを持つ彼を演じるのは、数々の作品で活躍する声優の梶裕貴さんです。轟焦凍のプロフィールや名言と、彼を演じる梶裕貴さんの声優としての出演作品を紹介していきます。
目次
轟焦凍とは?
轟焦凍は「ヒロアカ」の主人公である緑谷出久のクラスメイトの一人で、ともにヒーローを目指し雄英高校ヒーロー科に通う生徒です。登場当初はクールかつ一匹狼な面が目立ち、クラスの面々とも距離を置いていましたが、出久との衝突によって内に秘めていた「ヒーロー」への強い思いが発露し、以降、仲間想いな優しい一面や、抱いた信念を頼りに敵に立ち向かう熱い姿が垣間見えるようになりました。
轟焦凍のプロフィール
- ヒーロー名:ショート
- 個性:半冷半燃
- 誕生日:1月11日
- 身長:176cm
- 血液型:O型
- 出身地:静岡県あたり
- 好きなもの:蕎麦(温かくないやつ)
- 性格:クール&ホットな天然
轟焦凍は生まれつき「炎」と「氷」を同時に操ることができる、非常に強力な個性を持っていますが、これはNo.2ヒーローとして活躍してきた(後にNo.1ヒーローとなる)父・エンデヴァーの力を色濃く受け継いでいるためです。しかし、家族仲は決して良いとは言えず、轟焦凍は父のことを嫌い、「炎」の力を自ら封印していました。母から受け継いだ「氷」の力のみでNo.1ヒーローになることで、父を完全否定することが入学当初の彼の目標だったのです。
ヒロアカの概要
「ヒロアカ」とは2014年より週刊少年ジャンプにて連載中の漫画作品「僕のヒーローアカデミア」の略称になります。作者は堀越耕平さんで、2016年にはアニメ化、2018年には映画化されるなど、いまだなお根強い人気を誇っている作品です。特殊能力である「個性」を使ったバトルはもちろん、ヒーローを目指す人々の葛藤や成長劇、熱い信念のぶつけ合いが多くの人々の心を掴んでいます。
ヒロアカのあらすじ
舞台は世界総人口の八割が「個性」と呼ばれる特殊能力を持つようになった日本です。主人公、緑谷出久は子供の頃から個性を使って人々を助ける「ヒーロー」に強い憧れを持っていましたが、彼は生まれつき個性を持たない特異体質でした。一度はヒーローへの道を諦めかける出久ですが、ひょんなことから憧れのヒーロー、オールマイトの後継者に選ばれたことで、彼は自身が夢見たヒーローへの道を歩んでいくこととなります。
轟焦凍のアニメの声優は梶裕貴
「ヒロアカ」のアニメにて轟焦凍を演じるのは、声優の梶裕貴さんです。少年から青年まで、幅広く男性キャラクターを演じられる人気声優の一人で、普段は中性的な声質ですが「叫び」の演技の凛々しさに定評があり、その特徴は「ヒロアカ」のアニメで轟焦凍を演じる上でも強く表れています。
梶裕貴のプロフィール
- 生年月日:1985年9月3日
- 身長:170cm
- 血液型:O型
- 出身地:東京都(出身は埼玉県坂戸市)
- 愛称:ゆうたん、梶きゅんなど
- 所属事務所:VIMS(2013年10月1日から)
梶裕貴さんは2006年まで行われていた「アーツビジョン無料新人育成オーディション」に合格したことをきっかけに、17期特待生として声優の世界に足を踏み入れました。日本ナレーション演技研究所とアーツヴィジョンを経て、現在はVIMSに所属し、様々なアニメーション作品の声優として活躍しています。バラエティ番組やCMのナレーションも多く担当しており、声優としての活動の幅は非常に広いです。
梶裕貴の声優インタビューの答え
梶裕貴さんは声優インタビューの中で、声優に憧れを抱いたのは中学2年生の頃だったと回答しています。声優という職業は「何を頑張っても全部自分の力になる職業」であると聞き、自分にぴったりだと感じたそうです。また、人気声優となった現在でも仕事がなかったころの悔しさや切なさを忘れておらず、今もなお日々精進を続けているとのことです。声優としての梶裕貴さんのストイックな姿勢がインタビューから伝わってきます。
梶裕貴の結婚相手
梶裕貴さんの結婚相手は、同じく声優の竹達彩奈さんです。竹達彩奈さんはテレビアニメ「けいおん!」の中野梓役としてブレイクし、以降、アニメにて数々の主演、ヒロイン役やメインキャストを担当している人気声優の一人です。梶裕貴さんは竹達彩奈さんとの結婚を、2019年6月23日にTwitter上で直筆メッセージにて発表しました。
轟焦凍の声優・梶裕貴の出演作品や担当キャラ
梶裕貴さんは「ヒロアカ」の轟焦凍役以外にも、数々の作品にてキャラクターを演じています。その声質を活かし、少年から青年まで幅広い男性キャラクターを演じている梶裕貴さんの代表的な出演作品、担当キャラを紹介していきます。
出演作品①進撃の巨人(エレン・イェーガー)
社会現象まで巻き起こした大人気作品「進撃の巨人」より、主人公のエレン・イェーガーを演じています。第1部はもちろん、各キャラクターが成長した第2部についても、エレンを引き続き担当しています。「進撃の巨人」では戦うシーン以外にも感情の起伏が激しい演技が多いですが、主人公であるエレンの心の揺らぎや戦いに向けての覇気を見事に演じています。
出演作品②七つの大罪(メリオダス、ゼルドリス)
週刊少年マガジンにて連載されたファンタジーアクション漫画「七つの大罪」より、主人公のメリオダスと、彼の弟にあたるゼルドリスを兼役で演じています。声質にこそ差があるものの、劇中でメインキャラ二人を同時に一人二役で演じ分ける梶裕貴さんの手腕も見どころです。
出演作品③マギ(アリババ・サルージャ)
週刊少年サンデーにて連載されたファンタジー漫画「マギ」より、主人公の一人である青年、アリババ・サルージャを演じています。いい加減かつ軽薄そうに見えるも、実は責任感が強くしっかりとした芯を持つ好青年として、時に真剣で、時にギャグテイストな場面をそれぞれ演じ切っています。
出演作品④からかい上手の高木さん(西片)
「からかい上手の高木さん」では、メインヒロインである高木さんに終始翻弄され続ける男子学生、西片を演じています。根が素直で純朴なため、事あるごとに高木さんにからかわれ、その度にオーバーリアクションで反応してしまうコミカルな演技を見ることができます。
出演作品⑤ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない(広瀬康一)
「ヒロアカ」同様、週刊少年ジャンプで連載されていた「ジョジョの奇妙な冒険」の第4部より、主人公の友人であり、数々の場面で共闘する名脇役である広瀬康一も演じています。普段はおっとりした性格のキャラですが、戦いになると激情に突き動かされる場面があったりと、二面性の演じ分けに梶裕貴さんの声優としての力量の高さが窺えます。
出演作品⑥ハイキュー!!(孤爪研磨)
こちらも週刊少年ジャンプにて連載されたバレーボールを題材にしたスポーツ漫画「ハイキュー!!」に登場するキャラ、孤爪研磨を演じています。今まで紹介してきた好青年キャラから一変、内向的かつ脱力系のキャラになります。
轟焦凍の幼少期の声優
轟焦凍はヒーローとして優れた力を持ちつつも、No.2ヒーローとして活躍してきた父への強いコンプレックスも持ち続けています。「ヒロアカ」の劇中では、そんな轟焦凍の幼少期のエピソードも展開され、彼が今まで抱いてきた重く、複雑な家庭模様が描かれます。続いては、そんな幼少期の轟焦凍を演じる声優について詳しく見ていきます。
轟焦凍の幼少期の声優は「真堂圭」
幼少期の轟焦凍を演じたのは声優の真堂圭さんです。小さな子供から大人の女性まで演技の幅は非常に広く、「ヒロアカ」では他にも出久のクラスメイトの一人である耳郎響香や、B組の女子生徒である小森希乃子、轟焦凍の姉である轟冬美も演じています。
真堂圭のプロフィール
- 生年月日:1984年9月10日
- 血液型:A型
- 身長:151cm
- 出身地:千葉県
真堂圭さんは2005年のデビュー時はぷろだくしょんバオバブに所属していましたが、現在はアクセルワンに移籍しています。テレビアニメ「SPEED GRAPHER」ヒロインの天王洲神楽役に一般公募オーディションで挑戦したところ、専門学校や養成所でレッスンを受けることなく、いきなりメインヒロイン役にてデビューを果たすという、驚きの経歴の持ち主です。
真堂圭の主な出演作品
「ヒロアカ」内でも複数のキャラクターを演じ分けている真堂圭さんですが、その幅広い演技で他にも数々の作品のキャラを担当しています。デビュー作となった「SPEED GRAPHER」はもちろん、「機動戦士ガンダム00」の王留美役や、「隠の王」の黒岡野しじま役、「ポケットモンスター サン&ムーン」のリーリエ役など、有名作品のキャラを演じています。
轟焦凍の名セリフ
個性を用いた高い実力だけでなく、ヒーローへの熱い思いを心に抱いた轟焦凍は、劇中でも数々の名言を生み出しています。轟焦凍が「ヒロアカ」の中で口にした心を震わすセリフの数々を、紹介していきます。
轟焦凍の名セリフ①「俺だってヒーローに…」
俺だって……ヒーローに!
出典: phoenix-wind.com
「ヒロアカ」のコミック第5巻にて、主人公・出久と轟焦凍が激突することになります。父・エンデヴァーに対する思いから、彼の個性である炎を封印して戦う轟焦凍でしたが、出久との戦いの中でかつて抱いていた純粋なヒーローへの憧憬が蘇り、父への意地を捨て、上記のセリフと共に封じていた炎を解き放ちます。轟焦凍の中に眠っていた、ヒーローへの熱い思いが滲み出る名言です。
轟焦凍の名セリフ②「やめて欲しけりゃ…」
やめて欲しけりゃ立て!!! なりてえもん ちゃんと見ろ!!
出典: note.com
「ヒーロー殺し」と称されるヴィランの一人、ステインとの戦いの中で轟焦凍が仲間の一人、飯田天哉に向けて叫んだセリフです。ステインに敗北し、さらに仲間を傷付けられることに心を折られかける飯田天哉に対し、彼の心を奮い立たせるだけでなく、復讐という目的のためにヒーローであることを忘れかけたことを叱咤するために、轟焦凍のこの一言は熱く、強く響き渡りました。
轟焦凍の名セリフ③「なんだよその面…」
なんだよその面 責任が涙を許さねぇか その責任 俺たちにも分けてくれよ
出典: phoenix-wind.com
「ヒロアカ」のコミック320話にて登場したセリフです。たった一人で戦い続ける出久を止めるべく、A組の面々が駆け付けます。仲間達を巻き込みたくない一心から必死に逃亡する出久ですが、轟焦凍は彼を氷漬けにして足止めし、そして上記の一言を叩きつけます。たった一人で背負い込もうとする出久に対しての厳しくも、温かい一言です。
轟焦凍の声優に対する世間での評判や人気
轟焦凍のキャラクターとしての格好良さに、梶裕貴さんの声が組み合わさることで、その魅力が倍増しているようです。バトルなどで垣間見える激情的な部分と、普段のクールでありつつも優しい一面が、梶裕貴さんの声によって絶妙に表現されています。
轟焦凍を始め、梶裕貴さんが演じるキャラクターはどこか重い過去を持った若者という共通点に着目するファンもいるようです。通常の演技の中に、キャラクターが過去から受け継いだ「華」を表現できるのは、梶裕貴さんの声優としての高い技量のなせる業と言えるでしょう。
また、梶裕貴さんは同じく声優の下野紘さんと深い交流があるということも、ファンには周知の事実のようです。梶裕貴さんから下野さんに「ズッ友」宣言があったことから、お二人の仲の良さが伝わってきます。
轟焦凍の声優は梶裕貴だった
「炎」と「氷」を操り、クールな中にも熱い闘志を秘めたヒーロー、轟焦凍を演じたのは、実力派声優の梶裕貴さんでした。梶裕貴さんは声優として、時に静かに、そして時に激しく、「ヒロアカ」にて活躍する轟焦凍を演じ、命を吹き込んでいます。
この記事のライター
創也慎介
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