【ヒロアカ】2022年版・強さランキングTOP10！最新の最強キャラは誰？

本記事ではヒロアカの強さランキングについてまとめていきますが、まずはヒロアカ及び僕のヒーローアカデミアの作品概要について解説していきます。数々のキャラクターが登場している大人気作品を今一度おさらいしておきましょう。

ヒロアカを連載している作者は堀越耕平（ほりこしこうへい）さんです。1986年に愛知県で生まれ、名古屋芸術大学に在学している頃から自作漫画を公募に出し続けていました。その応募作品の中から『ヌケガラ』が手塚賞佳作を受賞したことで漫画家となり、打ち切りなどに悩まされながらも2014年に『僕のヒーローアカデミア』を手掛けました。

僕のヒーローアカデミアは堀越耕平によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。人類のほとんどが個性という能力を持つ社会にて主人公がヒーローを目指す物語が描かれており、発想に飛んだ能力の性質やヴィランとの熱いバトル描写が面白いと評判を呼び2014年の初掲載から瞬く間に人気を集めました。

総人口約8割が個性を持って生まれる超人社会にて、個性を悪用するヴィランたちの犯罪が流行するとそれを止めるために立ち上がったヒーローという職業が注目を集めていました。緑谷出久は誰もが認めるトップヒーロー・オールマイトに憧れを抱き自分の彼のようなヒーローになりたいと願っていましたが、無個性だった彼に周囲からは諦めるよう言われてしまいます。しかし、オールマイトとの出会いが奇跡を呼ぶと、そこから緑谷のヒーローになるまでの物語が始まるのでした。

ヒロアカには人々を脅威から守り社会の治安を守るヒーローと、それとは反対に個性を悪用し犯罪行為を犯すヴィランと呼ばれる存在が登場しています。まずはヒーローに限定してランキングを付けていきます。なお、ここで発表するランキングは公式から発表されたものではなく、ヒーローが持つ個性や作中での活躍を参考にして考察したものであることを予めご了承ください。

10位はショートこと轟焦凍です。オッドアイと右と左で髪色が分かれている容姿が特徴的で、あまり感情を出さないクールなヒーローとして知られています。作中ではエンデヴァーの息子として家庭環境にトラウマを抱いていたエピソードが描かれており、半冷半燃という実質2つの個性を持っていること、雄英高校ヒーロー科に推薦入学している生徒でもあることからランキングtop10に選ばれました。

個性・半冷半燃は炎と氷を発射する能力です。本来であれば長時間の使用により体温に影響が出て動きが鈍くなってしまう欠点がありますが、ショートの場合は2つの能力を使い分けることでその欠点を解消することができます。その上発動速度や範囲は規格外で雄英体育祭の時には競技用ドームを超えるほど巨大な氷を瞬時に形成し、現役ヒーローから「そこらのプロ以上」と評価されていました。

9位は大・爆・殺・神ダイナマイトこと爆豪勝己です。恵まれた個性を持つ天才肌な不良児として存在感を発揮している爆豪は、乱暴な言葉遣いや血気盛んな性格からヴィランぽいと言われがちですが、その内側にはオールマイトをも超えるトップヒーローになり、高額納税者ランキングに名を刻むことを夢見ている壮大な向上心を秘めています。

個性・爆破は掌の汗腺からニトロのような物質を出し、それを爆発させる能力です。個性の特性からヒット＆アウェイな戦い方を得意としており、相手を爆発で攻撃することはもちろん、高速で距離を詰めたり空中を移動できたり、閃光弾まがいの扱い方も可能だったりと応用の幅がとても広いです。また、個性の強さもさることながら本人のセンスもずば抜けており、高校に入学した頃からプロヒーローのサイドキックとして活躍できると評されていました。

8位はルミリオンこと通形ミリオです。雄英ビッグ3の1人に数えられている雄英生の首席で、初登場時はA組の生徒ほぼ全員と戦い難なく壊滅させたことで圧倒的な強さを証明していました。明るくお調子者な性格をしており、壊理救出編では積極的に壊理を助け出す意志を示しオーバーホールと激闘を繰り広げました。

個性・透過はあらゆる物をすり抜ける能力で、床や壁をすり抜け敵が予測できない方向から攻撃を仕掛けたり敵の攻撃を無効化することができます。実質無敵な能力とも言えますが、透過する際はとても精密で段階を踏んだ発動をしなければ地球の中心まで落ちてしまうという危険性があり、その個性を熟練した通形のセンスが逸脱していると言えます。

7位はミルコこと兎山ルミです。兎の能力を発揮するラビットヒーローとして活躍しているプロヒーローで、男勝りな言動と自信家な性格が目立つ女性キャラクターです。作中ではビルボードチャートにてNo.5に選ばれており、女性ヒーローの中では堂々の1位に輝いている名実共に最強のヒーローでもあります。

ミルコは個性・兎によって兎の能力を駆使して戦うスタイルを取っています。主に利用されているのは跳躍力と脚力で、着地の風圧と衝撃だけで荼毘の爆炎を吹き飛ばしたことがあります。また、移動速度もとても素早く彼女の移動は『跳ぶ』と表現されており、その速さから繰り出す蹴りもかなり強烈です。

6位はベストジーニストこと袴田維です。ヒーロービルボードチャート4位、下半期には3位に輝くほど作中で人気を集めているプロヒーローであり、全身口元までジーンズで固めたファッションが特徴的なキャラクターです。

個性・ファイバーマスターは服などにある繊維を自由自在に操る能力で、繊細なコントロールによって敵の拘束や強制移動することができます。本人曰くデニム生地が一番操りやすいようで、逆にスウェット生地は苦手としています。なお、操れる対象は衣服だけに限られておらず、オールフォーワンと対面した時には橋梁の炭素繊維ケーブルを利用して拘束や倒壊を支えていました。

ホークスは初登場時から常に先を見据えた速すぎる男と評され、その紹介に違わない迅速な事件解決を徹底しているプロヒーローです。ビルボードチャート下半期で2位に入賞する実績の持ち主で、才能溢れる期待の若手ヒーローとして注目されています。

個性・剛翼は背中に生えている翼から1枚1枚の羽根を自由自在に操れる能力です。空を飛ぶことはもちろん、羽自体が武器にして使えるほど頑丈であることから弾丸のように発射して攻撃したり、風切羽を二刀流のように振るって戦うことができます。また、羽には振動を感じ取る感性が備わっておりホークスの目に映っていない情報を俊敏に察知することが可能です。

4位はエンデヴァーこと轟炎司です。オールマイトが現役引退後No.1ヒーローに格上げされ、事件解決数史上最多記録を持っているトップヒーローです。堅苦しい言動や性格から冷ややかな視線を向けられることもありますが、メディアやファンに媚びない姿勢が魅力でもあり、新たなNo.1ヒーローとして着実に支持者を増やしています。

個性・ヘルフレイムは身体から溢れる炎を自在に操る能力で、作中における炎系統の個性の中では地上最強クラスと言われています。出力を自由に調節することで地上での高速移動や空中でのホバリングなどを可能にしますが、注目すべきは大量のエネルギーを消費して放つ最高火力で、脳無と戦った時に発動した必殺技PLUS ULTRAプロミネンスバーンは他に例を見ない威力を誇ります。

ここからはヒーローの強さランキングtop3をまとめていきます。4位の時点でビルボードチャート1位のエンデヴァーが登場していましたが、彼を上回っているであろうキャラクターがtop3に選ばれました。

top3の第3位はデクこと緑谷出久です。ヒロアカの主人公でオールマイトから個性を受け継いだ少年がtop3に入りました。作中では個性の扱いに苦悩しオールマイトや教師、プロヒーローから成長の糸口を見つけ着実に強くなっていき、個性の覚醒によって更に6つの個性を手に入れてパワーアップしたことがtop3に選ばれた主な理由です。

個性はオールマイトから受け継いだワンフォーオールで、物語初期では自らも破壊するほどの超パワーとして描かれていました。様々な経験を積んでいくとフルカウルを発動しても肉体が絶えるようになり、現在は歴代継承者たちの個性を扱えるようになるほどに成長しています。

top3第2位はスターアンドストライプことキャスリーン・ベイトです。アメリカ合衆国で活動するプロヒーローで、オールマイトが引退した現在において現役最強ヒーローとして呼び声が高いです。その強さの理由は国の管理が強制されているほど強大な個性に秘められています。

個性・新秩序は対象に触れて名前を呼ぶことで対象に新たなルールを設定できる能力です。ルール付けに制限がないため国から強く管理されているほど危険視されており、オールフォーワンからも「彼女の個性を奪えればあとは消化試合」と語るほど脅威的であることからtop3に選ばれました。

オールマイトは絶大な人気と実力を誇る圧倒的No.1ヒーローであり、緑谷の師匠として雄英生徒たちを導いている彼がランキング1位に選ばれました。どんな敵であろうとプルスウルトラで吹き飛ばすパワーを持ち、彼の代名詞である「私が来た！」の安心感は底知れないものがあるでしょう。

オールマイトは本来無個性でしたが、ワンフォーオールを継承したことで圧倒的なパワーを手に入れました。個性の能力は自らの肉体を強化するというシンプルなもので、持ち前の天才肌によってトップヒーローまで上り詰めていきました。捻りのない究極の脳筋とも言えますが、彼の存在自体がヴィラン犯罪を減らしている側面もあると評されるほど高い実力を持っていました。

ここからはヒーローたちの手を焼く悪党・ヴィランたちの強さランキングをまとめていきます。ヒロアカでは主に緑谷やA組メンバーたちの成長物語が描かれていますが、その裏でオールフォーワンの暗躍や彼を目指して成長しているヴィランたちが描かれることがありました。そんな彼らの個性や活躍をまとめ、ランキングにして紹介していきます。

黒霧は全身が黒い霧になっておりその上にバーテンダーのような衣服に身を包んでいるのが特徴的なヴィランであり、死柄木から信頼をおかれているヴィラン連合の幹部でもあります。彼は戦闘能力よりも個性の利便性や脅威性が際立っています。

個性・ワープゲートは自らの肉体である霧をワープゲートに変えて離れた空間を繋ぐ能力です。霧は任意の箇所に留めておくことができ、その上複数のゲートを生み出すことも可能であり敵に回せば非常に厄介な能力となります。実際にUSJを襲撃した時には彼の存在が大きく機能しており、吸い込み攻撃によって13号の攻撃を無効化しつつダメージを与えていました。

ステインはヒーローに粛清を与えるという名目でプロヒーローを襲撃した凶悪な犯罪者であり、ヒーロー殺しの異名をつけられたヴィランです。実際に殺害したヒーローは17人、再起不能に追いやったのは23人でかなりの凶悪性と実力を持っていることが窺えます。

個性・凝血は相手の血液を舐めることで相手の身動きの自由を奪える能力です。相手の血液型によって拘束できる時間が異なり、B型であれば最大時間である8分の間動きを封じることができます。個性だけならそこまでの強さはありませんが、ステイン自身の戦闘技術が高く1対1の勝負では初見殺しを受ける羽目になります。

8位はオーバーホールこと治崎廻です。指定ヴィラン団体・死穢八斎會の若頭である彼は自らの手で裏社会を支配する野望を持ち、壊理を利用してヒーロー社会を喪失させようと企んでいました。組織を恐怖によって率いるカリスマ性と個人の戦闘能力がとても高く作中では最凶の敵として描かれています。

個性・オーバーホールは手で触れたものを分解・修復することができる能力です。分解したものを瞬時に修復すれば怪我や疲労を回復させることができ、破壊したもの同士を融合させて未曽有の凶器を生み出すこともできます。また、人体ほどのサイズであれば一瞬で分解ができるため、人間を即死させることもできます。

7位は脳無のハイエンドです。脳無とはオールフォーワンから個性を与えられた改造人間であり、ヴィラン連合の人造兵器として利用されています。その中でもハイエンドは最高位の脳無であり、複数の個性を所有していることが特徴的です。

ハイエンドは全部で12体存在していることが明かされており、それぞれ超再生や筋肉増強といった複数の個性を所持しています。すべてのハイエンドが所持している超再生はエンデヴァーの攻撃を受けても瞬時に肉体が元通りになるほど万能で、並みはずれた火力を持つプロヒーローでなければ撃退することがまず不可能です。

6位は荼毘です。ステインの思想を継いだヴィランとして描かれており、ヴィラン連合のメンバーに本名や経歴を明かしていないことからあまり素性が知られていません。ただし、プロヒーローに対する憎悪は本物のようで轟とは何らかの因縁を持っているようです。

個性・蒼炎は全身から青白い炎を放出する能力です。炎本来の性質で対象物を燃やせることもさることながら、人間ほどのサイズのものは一瞬で消し炭にできるほど火力が高いです。この火力は地上最強と評されるエンデヴァーに匹敵するかそれ以上と言われており、非常に強烈な個性であると言えます。

5位は外典です。異能解放軍所属でロングコートを羽織りフードで顔を隠しているのが特徴的なヴィランであり、組織の中で最強格の存在として君臨しています。再臨祭では荼毘の足止め役として彼と交戦し、蒼炎という相性最悪な個性を相手に対等に渡り合った実績を残しました。

異能・氷操はその名の通り氷を自在に操れる能力で、遠隔操作で氷を操ることもできます。能力を際限なく発揮すれば竜を模った巨大な氷塊や街の一区画を覆うほどの氷山を生み出すことが可能で、氷系統の個性の中では最強格の強さを持っていると言えます。

4位はギガントマキアです。オールフォーワンによって育てられた最強の配下であり合計7つの個性を持っているという規格外の怪物です。主人であるオールフォーワンの指示にのみ従うヴィランであり、知能が低い分暴れ出したら麻酔でも止まらない凶暴性を秘めています。

ギガントマキアは無改造でありながら7つの個性を持っているという異例の存在であり、その脅威性から作中では歩く災害と評されています。巨大化すればMt.レディを上回り、剛筋によって荼毘の蒼炎をほぼ無傷に済ませられ、1度に活動できる時間は48時間以上で3時間の睡眠で再び行動可能になるという紛れもない化け物です。

ここからはヴィランの強さランキングtop3をまとめていきます。オーバーホールやギガントマキアといったそうそうたるキャラクターがランキングに入っていましたが、残りのtop3にはヒロアカ作中でも常軌を逸した強さを持ち読者やヒーローたちに絶望を与えたヴィランが揃っています。

top3第3位はリ・デストロこと四ツ橋力也です。異能解放軍のリーダーにして国内トップシェアのライフサポートメーカー・デトネラット社の社長でもあるヴィランです。頂上社会の歴史に名を遺すデストロの血を継いでおり、その凶悪性からデストロの再来を意味するヴィラン名が名付けられています。

異能・ストレスはストレスをパワーに変える能力です。ストレスをため込めばため込むほど肉体が強靭なものに変化していき、戦闘時には全身を筋骨隆々な姿になります。そのパワーはトゥワイスの分身を一瞬でかき消すほど強力で、覚醒する前の死柄木も敗北寸前まで追い詰められていました。

top3第2位は死柄木弔です。トップヒーローを目指す緑谷とは逆に最悪のヴィランになることを目指している対の存在であり、ヴィラン側の主人公とも言えるキャラクターです。USJ襲撃や爆豪勧誘などの作戦を実行しては失敗に終わっている死柄木でしたが、異能解放軍との戦いによってついに個性を覚醒させることに成功し高順位につきました。

個性・崩壊は5本の指で触れた人や物を崩壊させる能力です。崩壊できるものに制限はなく、雄英高校が誇る強固なシェルターや巨大なタワービル1棟を数秒で粉々にした実績があります。また、リ・デストロ率いる異能解放軍との戦いで覚醒した現在はついに指で触れずとも崩壊させることが可能になり、その力でスターアンドストライプに勝利してみせました。

top3第1位はオールフォーワンです。ヒロアカにおける最強最悪のヴィランであり裏社会を支配する悪の帝王がヴィランの強さランキング1位になりました。素性を隠した正体不明なキャラクターでもあり、神野区でオールマイトと対決した時はあまりの強さに世間や読者に底知れない絶望感を与えました。

個性・オールフォーワンは人から個性を奪い、それを他人に与えられる能力です。奪った個性は自分で使うことも可能で、実質無限の個性を使えるということができる上に複数の個性を重ねて使用することまでできます。彼の実力はベストジーニストを呆気なく撃破するほど強大で、オールマイトでなければ彼を倒すことは不可能だったと考えられます。

これまでヒロアカのキャラクター強さランキングをまとめてきましたが、ファンの間ではキャラの強さをどのように評価・分析しているのでしょうか？ここではキャラの強さや個性に対する世間での評判や人気について、実際にあるコメントを参照しながらまとめていきます。

ヒロアカファンの間ではオールマイトが最強という意見が比較的多くありました。作中でも平和の象徴と評され不動のNo.1ヒーローと言われているオールマイトでしたが、彼が最強であることは読者にとっても納得されているようでした。

ある人の意見では強さを比較・分析する上で個性の存在よりも、その人物の身体能力の高さがランキングに直結するのではないかと指摘されていました。実際に個性の相性によって勝負の優劣がつく場面があり、それを覆せる身体能力があるキャラクターが上位に選ばれやすいでしょう。

緑谷が覚醒したことを受け今後の活躍に期待を抱くコメントも多く寄せられていました。今後のヒロアカではヒーローとヴィランの全面戦争が描かれていきますが、覚醒した緑谷と死柄木によってどのような戦いが展開されるのか非常に楽しみです。

ヒロアカの強さランキングやtop3をまとめてきましたが、ヒーロー側、ヴィラン側それぞれの最強はやはりオールマイトとオールフォーワンだと考えられます。なお、今後のヒロアカの展開次第ではこのランキングが覆る可能性も十分考えられるため、ヒロアカの動向をしっかりチェックしておきましょう。