【ヒロアカ】飯田天哉の強さや個性は？担当する声優や人気の魅力を紹介

『ヒロアカ』の飯田天哉は、雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒です。誕生日は8月22日で、身長は179cmあります。四角い眼鏡と四角い目が特徴で、黒髪を七三に分けています。親子3代ヒーローというヒーロー一家に生まれたお坊ちゃんですが、普段はそれを隠そうと自分のことを「俺」と言っています。たまに素が出て、一人称が「僕」に戻ってしまうこともありました。ヒーロー名はインゲニウムで、これは兄から受け継いだ名前です。

ヒロアカは『僕のヒーローアカデミア』の略称で、週刊少年ジャンプに掲載されています。2014年から連載が始まり、現在でも連載は続いています。ヒロアカの世界では人類の8割が特異体質の持ち主で、さまざまな「個性」という能力を持ったヒーローが登場します。

また、個性を悪用する「ヴィラン」と呼ばれる敵も存在し、ヒーローたちは日々この敵と戦っています。作者は堀越耕平さんで、ヒロアカは3作目の連載作品です。2016年にはアニメ第1期が放送され、その後もアニメの制作は続きました。2022年の10月からは、アニメ第６期が放送中です。

ヒーローに憧れていた緑谷出久は、無個性の少年でした。同級生たちからもバカにされ、無個性であることを悩んでいました。しかし、ある日ヒーローのオールマイトに出会い、「君はヒーローになれる」という言葉をもらいます。そして、オールマイトの個性である「ワン・フォー・オール」の後継者として指名され、彼の個性を受け継ぎました。緑谷はその個性で高倍率の雄英高校の入学試験を突破し、ヒーローになるべく修練に励むのでした。

ヒロアカに登場するキャラには、それぞれ「個性」と呼ばれる能力があります。飯田天哉の個性は「エンジン」で、ふくらはぎに車のエンジンのような器官があります。このエンジンを使うと、50mを3秒で走るほどの爆速を生み出すことができます。エンジンには1速から3速までのギアがあり、ギアを変更することでさらに速度を増します。車のエンジンの燃料はガソリンですが、飯田のエンジンの燃料はオレンジジュースです。ただし、炭酸飲料を燃料にすると、エンストを起こしてしまいます。

ヒロアカの飯田天哉は、個性のエンジンを使った足技を得意としています。足のエンジンを使った蹴りは、凄まじい威力です。もともと強さがあるキャラですが、エンジンのマフラーを新しいものにしたことで、さらに強さが増しました。また、個性の強さだけでなく、飯田は冷静に状況を判断できる頭脳も持っています。この優れた頭脳も、飯田の強さの1つだといえるでしょう。

ヒロアカの飯田天哉が使える技の1つ目は、トルクオーバーレシプロバーストです。この技は飯田家に代々伝わるもので、トルクの回転数を無理やり上げることで発動させられます。瞬間的に超加速をして、敵の隙をついて攻撃します。相手の物を奪ったり動きを封じるといった目的で使うだけでなく、蹴りに応用することもできる便利な技です。ただし、一度使用してしまうと、数分間のインターバルが必要になるという欠点もあります。

トルクオーバーレシプロバーストは移動にも使える技でしたが、レシプロエクステンドは攻撃に特化した技です。1つ目の技であるトルクオーバーレシプロバーストを蹴りに応用したもので、相手を超加速で蹴って攻撃します。飯田がこの技を使ったのは、ヒーロー殺しのステインとの対戦でのことでした。そして、緑谷出久との同時攻撃で、見事ステインを気絶させることに成功しました。

レシプロターボは、飯田天哉の奥義とも呼べる技です。この必殺技は、トルクオーバーレシプロバーストを改良して生まれたものです。トルクオーバーレシプロバーストは短い時間しか使用できませんが、レシプロターボは最高速度を10分間維持することができます。このレシプロターボは、足にあるエンジンのマフラーを引き抜き、訓練によって新しい丈夫なマフラーを生やすことで使えるようになります。

マフラーを引き抜くときは激痛に襲われますが、飯田やこの激痛に耐えて新しいマフラーを生やすことに成功しました。ただ、あまりにも速いため、当の飯田にも制御しきれないという欠点もあります。もしもこの欠点を克服できれば、レシプロターボの強さは相当なものになるでしょう。

アニメ版のヒロアカでは、飯田天哉の声を声優の石川界人さんが演じています。石川界人さんはもともとヒーロー漫画好きで、ヒロアカの漫画も以前から読んでいたそうです。ヒロアカがアニメ化するときは、自分の声質が飯田向きだと考え、飯田役のオーディションに参加したと語っています。石川界人さんの息だけの演技も見事で、戦闘シーンに緊迫感を与えています。

石川界人さんは、東京都文京区出身の声優です。1993年10月13日生まれのAB型で、2022年で29歳になります。小学5年生のときに演技をやりたいと思うようになり、中高一貫校に進学後は演劇部に入部します。アニメや洋画の吹き替え作品で声優に興味を持ち、プロ・フィット声優養成所に入所しました。2012年に『あの夏で待ってる』でアニメデビューを果たし、2012年には『翠星のガルガンティア』で主役を務めました。2014年には、第8回声優アワード新人男優賞を受賞しています。

声優の石川界人さんは、『ハイキュー!!』（影山飛雄）、『イナズマイレブン』（瞬木隼人）、『ポケットモンスター サン＆ムーン』（カキ）など、多くの人気作品に出演しています。他の主な出演作品には、『盾の勇者の成り上がり』（岩谷尚文）、『境界のRINNE』（六道りんね）、『ワールドトリガー』（出水公平）などがあります。

ヒロアカの飯田天哉は、とにかく真面目な性格をしています。意見するときはしっかりと挙手をし、廊下は絶対に走らないなど、常に規律を重んじています。真面目過ぎて他人にも厳しく注意するため、緑谷出久には怖い人だと勘違いされていました。しかし、本当は非常に友達思いな性格で、クラスメイトからも信頼されています。

また、熱い心を持ったキャラでもあり、緑谷たちが間違った行動をしようとしているときは本気で怒って諌めていました。そんな真面目で友達思いところが、読者からの人気が高い理由の1つです。また、真面目すぎてたまにボケた発言をしてしまうところも、飯田の魅力を増しています。

ヒロアカの飯田天哉には兄がいますが、兄はインゲニウムというヒーローとして活躍していました。しかし、兄のインゲニウムはヒーロー殺しのステインに襲われ、重傷を負わされます。そして、下半身に麻痺が残り、ヒーローを続けられなくなってしまいました。兄を尊敬していた飯田はステインに猛烈な怒りを覚え、恨みを抱くようになります。そんなとき、学校で職場体験が行われますが、その体験先をステインが現れた保須市に決めます。

そこで、思惑通りステインと遭遇した飯田は、兄の復讐を果たそうと1人でステインに立ち向かいます。ステインにまったく歯が立たない飯田でしたが、緑谷出久と轟焦凍が助けにきてくれたことでなんとか助かりました。普段は冷静な飯田が兄のために復讐に燃える姿は、読者の心を強く打ちました。また、この事件で飯田は自分の弱さと向き合うこととなり、さらにその魅力を増していくのでした。

ステインのせいで重傷を負った飯田天哉の兄は、自分がもうヒーローになれないことをわかっていました。そこで、飯田に自分の代わりにインゲニウムの名を継いでほしいと頼みます。しかし、飯田は自分に兄ほどの強さがないことを自覚しており、その名前をすぐに継ぐことはできませんでした。学校の授業でヒーロー名を決めたときも、「インゲニウム」と書けず、自分の名前である「天哉」と書きます。

そんな飯田が自分をインゲニウムと名乗ったのは、ステインと対峙したときです。ステインに1人で立ち向かった飯田は、とっさに自分がインゲニウムだと名乗るのです。そして、兄の意志とインゲニウムの名を絶やさないためにも、死にものぐるいでステインと戦うのでした。兄の意志を継ぐ覚悟を決めた飯田は普段以上にかっこよく、彼の人気をさらに押し上げることとなりました。

飯田天哉は、ヒロアカの中でも人気が高いキャラです。飯田の魅力についてコメントするファンも多く、飯田がいかに読者から愛されているかがわかります。飯田は真面目な性格が人気ですが、真面目すぎて逆に空振るところや、熱くて男気があるところも人気でした。

ヒロアカの飯田天哉には、「エンジン」という個性があります。この個性を使えば俊足になるため、飯田の個性が欲しいという人も多くいるようです。早く家に帰るときに使いたいというコメントや、朝ギリギリまで寝ていたいというコメントがありました。

ヒロアカの飯田天哉はもともと人気があるキャラでしたが、ステイン編での戦闘でさらに人気が上がりました。兄の復讐に目がくらんで突っ走ってしまった飯田でしたが、強い敵に1人で立ち向かう姿には胸が熱くなります。ステイン編での飯田の活躍には、思わず涙してしまった人もいるようです。

ヒロアカの飯田天哉は、「エンジン」という個性を持ったキャラです。このエンジンを使い、主に足技で相手を翻弄します。飯田は個性の強さだけでなく真面目な性格も人気で、作中でも仲間から信頼されているキャラです。これからも個性を活かした技を使いながら、ヒーローとして活躍してくれることでしょう。