【ヒロアカ】オールマイトの本名は八木俊典！名前の意味や年齢も調査

多彩な能力を持つヒーローが登場する『ヒロアカ』の中でも、特にトップクラスの強さを誇る謎多きヒーローとしてオールマイトが登場しました。まずはオールマイトの本名や年齢を含めた正体について触れる前に、基本的なプロフィールや『ヒロアカ』の簡単な概要などについて振り返ってみましょう。

『ヒロアカ』に登場するオールマイトが持つ個性はワン・フォー・オールです。ワン・フォー・オールは、自身が持つ個性を他人に譲渡することができる能力です。今まで受け継がれてきた力も引き継がれていることから、もともとオールマイトが持っている身体能力もくわわったことで超絶的な力を発揮しました。

『ヒロアカ』の愛称で親しまれている『僕のヒーローアカデミア』は、週刊少年ジャンプにて2014年から連載が続いているヒーローを題材にしたバトルアクション漫画で、作者は堀越耕平先生です。世界的人気が高い作品で、2018年にはアメリカで売れた日本発の漫画トップ10にて1位を獲得している他に、2023年2月時点で全世界累計発行部数は8500万部を突破しました。アニメシリーズも好評で、2016年から第1期の放送が開始され、2022年には第6期まで放送されています。

人類のほとんどが何らかの個性を持つ世界で、無個性として生まれた出久は、オールマイトに強い憧れを持っていました。ヒーローになるという夢を諦めることができず、国立雄英高校のヒーロー科の進学を目指します。ある日、出久はヘドロ・ヴィランに襲撃されましたが、憧れのオールマイトに救出されました。その後、逃走したヘドロ・ヴィランが幼馴染の勝己を人質にしたことを知ります。なりふり構わず救出に向かった出久を見て、オールマイトは出久の素質を評価し、ワン・フォー・オールの後継者として認めました。

『ヒロアカ』内では最強に等しいヒーローとして登場するオールマイトですが、その正体を知る人物は限られています。ここでは、作中で明かされたオールマイトの本名や名前の意味、年齢などについて詳しくチェックしてみましょう。

『ヒロアカ』に登場する、ヒーローでもあるオールマイトの本名を知る人物は限られています。その中で、6巻の職場体験編でグラントリノの発言によってオールマイトの名前が俊典であることが判明しました。続いて、11巻内ではグラントリノの回想にてオールマイトのことを八木と呼ぶシーンも描かれています。これにより、オールマイトの本名が八木俊典であることが初めて明かされました。

『ヒロアカ』内ではオールマイトの明確な年齢が描かれた描写は見受けられません。その一方で45歳のエンデヴァーが20歳の時点でオールマイトが最強のヒーローとして既に君臨していたことが明かされました。そこから40年ワン・フォー・オールを保有していることから、オールマイトの年齢は少なくとも50代後半以上であることは判明しています。

ワン・フォー・オールは、今までオールマイトを含めた合計8人のヒーローが受け継いできた個性です。オールマイトは8代目のワン・フォー・オール継承者に該当するため、本名の八木俊典には8の数字が含まれているとファンの間で考察されています。また、オールマイトからワン・フォー・オールを受け継いだことで9代目継承者となった緑谷出久の本名にも9の数字が含まれていることから、継承者の本名には数字に関連するワードが含まれていると考察されるようになりました。

オールマイトの本名には、歴代継承者の数字を表すワードが含まれている可能性が高いことを紹介しましたが、ヒーロー名のオールマイトにもその存在を示す意味が隠されています。オールマイトを別表記は、英単語のオールマイティ（almighty）です。オールマイティには全能という意味があるため、オールマイトは全能の存在という意味につながります。

素性を知る人物がほとんどいないオールマイトですが、『ヒロアカ』内にはオールマイト本名を知る数少ない人物として師匠の志村奈々や、ワン・フォー・オールと対峙する存在としてオールフォーワンも『ヒロアカ』内に登場しています。ここでは、オールマイトの本名を知る師匠の志村奈々や、オールフォーワンとの関係についてチェックしてみましょう。

オールフォーワンは、『ヒロアカ』に登場するヴィランの1人です。オールフォーワンは個性名でもあり、他者の能力を奪うことや個性を第三者に付与することができます。本名や年齢は明かされておらず、初代ワン・フォー・オールを保有していた人物の兄であることしか判明していません。

志村奈々は作中でも最強の存在として名高いオールマイトの師匠であり、7代目のワンフォーオール継承者です。作中では志村奈々に息子がいることが明かされましたが、自身のヒーロー業に危険が伴うことから、息子を里子に出したことが明かされています。その息子として志村弧太朗も登場しましたが、里子に出された本当の理由を知る術もなかったことで、ヒーロー業についてネガティブな印象を抱いていました。

オールマイトの活動の根源となる笑顔を大切にするスタイルは、師匠の志村奈々から受け継がれたものです。そんな志村奈々ですが、オールフォーワンとの戦闘で殺害されてしまいました。もともと自身のヒーロー業には危険がつきまとうことはわかっていたため、志村奈々は息子の弧太郎を里子に出していましたが、これをきっかけに弧太郎はヒーローの存在を嫌うようになります。

その意識は非常に根強く、さらに息子の志村転弧に対してヒーローに対する思想を厳しく制限されました。これをきっかけに転弧も個性の崩壊を発現させてしまい、最終的には家族を皆殺しにしています。

オールフォーワンとの戦闘中に師匠の志村奈々は死亡してしまいましたが、その直前に弟子のオールマイトに対してワン・フォー・オールを継承しています。オールマイト自身も戦闘中に瀕死の重傷を負っていますが、力に覚醒したことでオールフォーワンに勝利しました。この戦闘でオールフォーワンも死亡したかのように思えましたが、実際には生命維持装置を長時間外せないほどの深傷を負いながらも生存していたことが判明します。

本名や年齢などの情報がほとんど謎に包まれているオールマイトは、アニメ『ヒロアカ』シリーズにも登場しています。ここでは、アニメ『ヒロアカ』に登場するオールマイトを実際に演じている声優について、プロフィールや過去の出演作などを交えた上で詳しくチェックしてみましょう。

アニメ『ヒロアカ』シリーズに登場するオールマイトを演じているのは、声優の三宅健太さんです。三宅健太さんは1999年から活動している声優で、『ゾイド -ZOIDS-』の帝国兵士役を通じて声優デビューを果たしました。演技力の高さが評価されている声優でもあり、2019年には第13回声優アワードにて助演男優賞も受賞しています。

ここで、『ヒロアカ』に登場するオールマイトに対する世間での評判や人気を詳しくチェックしてみましょう。

『ヒロアカ』に登場するオールマイトについて、最初はアメリカ人だと思っていたというファンの声も見受けられます。オールマイトは日本人離れした逞しい風貌が特徴的なヒーローのため、本名が明かされるまでは日本人であることすらも明かされていませんでした。

オールマイトの本名でもある八木俊典や、主人公の緑谷出久にワン・フォー・オール継承者を表す数字が隠されていることを知ったファンからは驚きの声も見受けられました。7代目の志村奈々にも7の数字が隠されている他に、現時点で登場しているキャラクターに10代目継承者候補がいるとファンの間で考察されています。

オールマイトの平凡な本名の中にも、オールマイトの存在を象徴するような意味が隠されていることに好感を覚えるファンの声も見受けられました。作中では最強に等しい存在であるオールマイトですが、本名に関しては至って平凡なものです。その本名の中にも、オールマイトを表現するような言葉が使用されています。

謎が多い最強のヒーローでもあるオールマイトの本名は、八木俊典であることが判明しました。かつて壮絶な経験をした上で、現在でも大きなハンデを抱えながらも後世に続く人材を育てるために現在でも活躍し続けています。今後の『ヒロアカ』の展開次第ではオールマイトもさらなる活躍を残す可能性があるため、原作の連載やアニメの展開についても欠かさずチェックしてみましょう。